2016-07-03(Sun)
ラブライブ!サンシャイン!! #01 輝きたい!!
スクールアイドルって、こんなにも、こんなにも、キラキラ輝けるんだ!

新しいスクールアイドルプロジェクトがスタート!
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新しいスクールアイドルプロジェクトがスタート!
予想外の大ヒット作となった「ラブライブ!」TVアニメ終了から2年、これまた大ヒットした「ラブライブ!The School Idol Movie」公開から1年経った2016年7月の今、後継コンテンツ「ラブライブ!サンシャイン!!」がスタートしました。前作はプリティーリズム繋がりの京極尚彦監督絡みって事でTVアニメ開始前からコンテンツにそれなりに馴染んでいて、要するにTVアニメ開始時にはキャラを含めた世界観が判っていたのですが、このサンシャインに至っては私の興味ポイントである京極氏&AS姉が抜けた事もあってほぼ完全スルー、「ラブライブ!」と共通する世界観はともかくキャラも舞台設定もほぼ白紙からの視聴スタートです。
原作者は例によってサンライズオリジナルを表す「矢立肇」、監督は「ガンダムAGE」の助監督や前作「ラブライブ!」の演出を手掛けたメーター上がりの演出家酒井和男氏…うちでは酒井香澄(そばこさん)氏の旦那さんと言った方が通りがいいかも。キャラデはシリーズ続投の室田雄平氏、シリーズ構成も花田十輝氏が続投です。サンシャインのキャラデはμ'sに酷似していて、同じ世界観の別のお話とすれば同系デザインも道理なのですが、正直似すぎているため前作キャラのイメージを思いっきり引きずってしまいそうな子がちらほら…。ではでは新生ラブライブ!のレビューをカンタンに。

「普通な私の日常に突然訪れた奇跡」
ファーストカットは主人公「高海千歌(2年生・CV.伊波杏樹)」の教室へ長い髪を靡かせた少女が入ってきた瞬間、その姿に瞳を輝かせてポーッと見つめるヒトコマでした。結果から言うとこのカットは今回ラストのハイライトシーン入口で、これを皮切りに今回は時系列が忙しく前後し各々シーンを際立たせる演出が駆使されています。などと言っている間に次のシーンはいきなりアキバハラへ飛び、千歌の幼馴染みであり親友である「渡辺曜(2年生・CV.斉藤朱夏)」が超ハイテンションで駆け出した後、メイドさんからチラシを受け取る千歌へ一陣の風が吹き、舞い散ったチラシを追いかけてるうちに本作お馴染みのUTXビルへ行き着き、そこで再び吹いた風によって「Love Live! second winner」のムービーに導かれ…この偶然に偶然が重なった奇跡的な出会いが本作ストーリーの起点となります。しかしこうして見ると前作はもう「歴史」の内なのだなあ。判っちゃいても何だか少々切ない気分。


ってなトコから始まったOPは二代目グループ「Aqours」歌唱の「青空Jumping Heart」、新シリーズ初回から普通にOPムービーが始まってちょっと驚きでした。サイリウムの海を掻き分けて現れたステージ上の9つのシルエットから1年生→3年生→2年生と学年ごとの3人組がパッと振り返って頭サビからタイトルへ。そこからのイントロでは本作名物(?)のキワキワキャッチーなカットをパッと入れて目を引き、歌に入るとこれまた本作名物の2D作画&3DCGの混成ムービーが華やかなステージを魅せます。
相変わらず美麗作画でよう動く2Dパートはもちろん、この数年のCG技術の進化を反映してか3Dパートの質もかなり向上したようで、ミドルアップくらいならほぼ違和感無く見られるレベルに達した印象です。ここまで来たらフル3DCGでもいけそうですが…どれほどCGが進化しても顔アップは2D作画には敵わんでしょうし、そもそも2D作画との融合が本シリーズの要なのでそうもいかないか。ていうかやっぱりウインク多いよ。またウインク回数を集計しようかな(笑。ライブムービーの合間合間に各キャラのオフショットをインサートする作りも前作OP同様で、学年ごとのノリの違いや個性をワンカットでチラリと見せています。三年生組は何故こんなブルーなのだろう。
あざといあざとい一年生組はあざといと判っていてもかわいいな(ちょろい。歌詞に合わせた黒板の「れっつごー」から光のトンネルを抜けてサビへ。パッと入った屋上レッスンのカットにお約束のことりアングル(笑)が継承されていて笑う。クライマックスでのダイコン畑アングルにもラブライブらしさが溢れていて、このキワキワミニスカで決して見せない拘りも本編含めて継承されています。そして例によって9人揃ってポーズをキメて締め。9人中3人ウインクしてら(笑

OP明けてAパート冒頭は千歌が通う「裏の星女学院」の入学式当日、新入生相手の部活勧誘合戦に賑わう中でひときわ異質な声を上げる千歌の姿がありました。ミカン箱に乗ってハチマキ&メガホン、そして手に持つ看板は「スクールアイドル陪部」…誤字を直した跡を時系列整理のポイントとする芸コマさに笑うやら感心するやら。一方曜は通りすがりの生徒たちにチラシを配るもことごとくご遠慮され、結局誰一人として話を聞いてくれる者は無く、満開の桜の下でココロを散らす二人でありました。しょんぼり。
「ドスーン!」
そこから空パンを経てシーン一転、千歌の実家の「十千万(旅館)」がパッと映った次の瞬間キワキワMAXの尻もちカットは何事かと思った。このアングルで見えないってのはもはやシュレディンガーのパンツみたいなものかも。何をしているのかと思いきやどうやらμ'sの振り付けを練習していたらしく、襖に貼られたポスターを含めてこのワンシーンで千歌がμ'sファンである事が判ります。そうそうこういう和造りの部屋って壁が少ない=ポスターを貼るトコが無いんだよね。畳敷きにベッドとカーペットってのも妙にリアルだったり。ここで千歌が示した「スクールアイドル陪」の看板は誤字のまま、つまり修正済みだった勧誘シーンより前の時間という事で、具体的にはバスの時間に大慌てからの通学シーンで勧誘当日の朝という事が判ります。
「ああ…でも…」
「なになに?」
「よっしゃ! 今日は千歌ちゃんのために一肌脱ぎますか!」
チラシを作って張り切る千歌に対し難しい顔をチラリと見せ、そこから表情をパッと変えて付き合う宣言の曜。いかにも判りやすい溜めはやはり後への布石になっていました。この時点で曜はダイヤさん(生徒会長)攻略の難しさを知っていて、しかし意気揚々の千歌に水を差せず、無理を承知できっちり手伝うことにした。万が一上手くいくかもしれませんし。


そして時系列は再び桜の下へ。張り切りMAXのバス内からこのしょんぼりカットへの落差は収穫ゼロの悲哀がマシマシでありました。あはは。ってなトコへ通りすがった美少女二人、さっそく食い付いた千歌に対し「ずら?」と返すカーディガンちゃんは1年生の国木田花丸(CV.高槻かなこ)。今どきの沼津っ子は「ずら」なんて言うの? なーんて野暮は言いますまい。パッと見おっとり系のようで実は結構な天然娘? 後のヨハネ(笑)との絡みはいい味出してました。千歌が振り回すチラシに思いっきり食いつく赤髪小動物ちゃんは同じく1年生の黒澤ルビィ(CV.降幡愛)。こちらは極度の人見知りとの事で、千歌が親しげに手に触れた瞬間絶叫マシンのスイッチが入って涙目紅潮大絶叫…O次郎か!
そして一部始終を木上から見ていた謎の少女が大絶叫に驚いて落下! このアングルでももちろん決して見せません。ガツン!と着地し足がビリビリ、さらに続けて落ちてきたカバンを頭に受け止めて下から上からいろいろ大丈夫? と心配している千歌に対してキッと表情を変えて中二演説を始める不思議ちゃんは同じく1年生の津島善子(CV.小林愛香)。1年生組ってばキャラ濃いぃなあ。初見時には絵面と声のミスマッチに何事!? と思ったけれど、2周目にはこれが(喜子による)ムリムリなキャラ造りをデフォルメしたものと判って、何だかとっても微笑ましいヒトコマに昇華されました。あはは。自らヨハネと名乗って憚らない中二病患者へ「よしこちゃん?」と天然水をぶっかける花丸の容赦無さ、対する喜子はそのリアクションからして幼稚園時代の花丸と何か因縁があるっぽい? というかこのチョキは返って難しいよ(指が攣る

ドタバタと走り去った1年生組をターゲットに据える千歌、ってなトコを後ろから見ていた黒髪美人は生徒会長の黒澤ダイヤ(3年生・CV.小宮有紗)。無許可の部活勧誘に関して生徒会室へしょっ引かれ、冷徹に迫るダイヤさんに対してあくまで軽く流そうとする千歌のアバウトさが各キャラの性格を際立たせます。あはは。
「部の申請は最低5人は必要というのは知っていますわよねえ?」
「だ~から勧誘してたんじゃないですかぁ」
お約束どおりの最低人数問答へ千歌の返しは思わず納得してしまった。そりゃそーです(笑。このちゃらんぽらんな返答に思わず机を叩いて立ち上がるダイヤさん、これも結構お約束の転換ですが、強く叩きすぎていたたたた!ってなポンコツっぷりをさりげなく発揮。
「私が生徒会長でいる限り、スクールアイドル部は認めないからです!」
人数問題をクリアしても絶対にノゥ!を宣言するダイヤさん。もう生徒会長という役職はこのスタンスが運命付けられているのでしょう(笑。もちろん後のシーンでダイヤさんなりの理由がある事を匂わせ…というか3年生組全員が何らかの因縁を抱えていそう?
「嫌い、みたい」
「クラスの子が前に作りたいって言いに行った時も断られたって…」
シーン変わって渡し船にて先のバス内シーンのネタバラシ。すまなそうに謝る曜に「先に言ってよ~」と全力脱力の千歌はご尤も。あはは。続いて「古風な家だからチャラチャラした感じのものは嫌ってる?」とダイヤさんの噂を語り…その語りに合わせて遠い目をしたダイヤさんを映す辺り判りやすい演出です。

さてその渡し船が着いた先はあわしまマリンパークの淡島水族館、ああこれ昔行った事あるわ。行った事あるトコがアニメに出ると何だか嬉しいな(ちょろい。回覧板とみかんのお使いを渡した相手は3年生の松浦果南(CV.諏訪ななか)。どうやら彼女は休学中らしく、父ちゃんが骨折した影響で家業のダイビングショップを手伝っているとのこと。そんな話をしながらスクールアイドル部について話を振る千歌、すると果南はあからさまに動揺し、顔に影を落としていかにも何かありそうな? 構わずスクールアイドルの話を続ける千歌へ干物を押し付けて遮るヒトコマもいかにもです。それはそうと沼津の干物食べたい。
「小原家でしょ?」
ってなトコへヘリコの音が鳴り響き、すると果南はこれまた何か曰くありそうな、不穏な表情で空を見上げます。その機上の金髪ちゃんは3年生の小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)、今回の外人枠(笑)はマンガみたいなカタコトで「ニネンブリデスカ…」と、つまり二年前に(現3年生組が1年生の時)スクールアイドル絡みの何かがあった?

その帰り道の桟橋に佇む少女と千歌のファーストコンタクト。ドラマチックなピアノBGMが響く中、長い髪を靡かせる横顔はかなりの美少女…アバン冒頭で教室に入ってきた子との偶然の出会いが描かれます。アングル変わって映った桟橋少女の制服はどこかで見た事がある、ってこれ音ノ木坂じゃん! そうこうしているうちにブレザーを脱ぎ、スカートを脱ぎ、ブラウスをバッと脱ぎ捨てて水着姿に変わると、まだ四月だってのにそのまま海へ飛び込む勢いです。凄い勢いで海へダッシュ!の回転カメラがいかにもラブライブっぽくてちょっと笑った。すると千歌は桟橋へ瞬間移動(笑)し件の少女の腰に抱きついて寒中ダイブを阻止! この一瞬にどんだけ作画カロリーを割いてんだ?と思わず唸るほど迫真に迫ったカットでした。しなやかな腰つきや内ももの影を目に焼き付けつつ、一方必死にしがみ付く千歌の動きには思わずこっちも力が入ってしまう(笑。そしてお約束どおり二人揃ってドボン!でAパート引き。あはは。

というわけで二人揃ってずぶ濡れの浜辺へシーンが移ります。ここで海へダイブした理由を絡めて件の少女がピアノ奏者である事が明らかになり、また学校について「東京の高校…」と言葉を濁し、千歌がスクールアイドルについて熱く語るもイマイチ話に乗って来ず、μ'sの映像を見せられても「普通」と率直なお返し。しかしこの一言が千歌の「きっかけ語り」に繋がるのでした。
「そう、だから衝撃だったんだよ」
作曲のため見境無く海へ飛び込む子や、小さい頃から高飛び込みで注目されていた幼馴染みと違って自分はどこまでも普通の子。そのうち何かある?と思いながら高二になってしまって焦りが募り…「まずっ! このままじゃ本当にこのままだぞ!」というセリフはそんな千歌の胸中をズバリ放っていました。そしてそんな時、普通の高校生がキラキラ輝く「スクールアイドル」に出会い…これがアバンで描かれたアキバハラシーンに繋がるのでした。なるほどかなり凝った見せ方です。
「一生懸命練習して、みんなで心を一つにしてステージに立つと、こんなにも格好良くて、感動できて、素敵になれる」
千歌は何者でもない自分を変えるため、「普通の少女」が輝くために動き出した。偉大な先人の効力とはいえスクールアイドルを目指すきっかけとしてはなかなか説得力があります。その話によって打ち解け合った二人の間を白い羽根が舞うカットはいかにも運命の出会いっぽく、これだけドラマチックな出会いなら…と思わせちゃう辺りもズルいね(笑。というわけでアバン冒頭に千歌のクラスへ入って来た長い髪の少女、千歌と同じ2年生の「桜内梨子(CV.逢田梨香子)」とのファーストコンタクトでした。


さて千歌の奮闘をずっと近くで見ていた曜は水泳部との掛け持ちでスクールアイドル部への入部を決めて名簿の二人目に。ところが大感激して抱き付いた勢いで大切な申請書が水たまりにドボン…水面に映った表情が先行きを暗示している?(笑
「だいたい、やるにしても曲は作れるんですの!?」
その申請書を持って生徒会へ馳せ参じるもダイヤさんは宣言どおり断じてノゥ!の姿勢を崩しません。顔近いよ! これは傍から見ると仲良くケンカしているようにしか(笑。ともあれ理由を訊いても「この学校にはスクールアイドルは必要無い」の一点張りで、さらにスクールアイドル最初の難関である「オリジナル曲」の問題を語り始め…ダイヤさんってば妙にスクールアイドルに詳しいっすね(判りやすい布石
「東京の音ノ木坂という高校から転校してきました…桜内梨子です」
「奇跡だよ!」
「あ…あなたは!」
ダイヤさんの言葉を受けて「おんがく」の勉強を始めた千歌の撃沈(笑)から暫し。教室の戸がガラッと開いて入って来た長い髪の女の子→見入る千歌の図はアバン冒頭からの続きで、言うてしまえば結構ベタな演出ではありますが、パズルのピースがパシッとハマった感じのこういう作りはなかなか嫌いじゃありません。率直に気持ちいい。くしゃみしながら自己紹介を始めた編入生の声に重ねてAqoursメンバーの様子をパッパと映し、再びシーンが教室に戻るとバッと立ち上がって手を差し伸ばす千歌…対する梨子の超オーバーなリアクションに思わず笑ってしまった。ミュージカルか! ミュージカルです。
「それが全ての始まりだった!」


曜のハンドクラップで始まったED曲は「決めたよHand in Hand」、伝統(?)どおり二年生三人による歌唱&ライブムービーであります。中庭での制服ライブから舞台は教室に戻って先のシーンの続き、戸惑う梨子を誘ってライブに引き込むくだりはスクールアイドル部の第一歩を象徴するようなヒトコマでしたが(笑。ダンスムービーに目を移すと何より不揃いなダンスが印象的で、いかにもド素人の初っ端ライブっぽく、あまりの微笑ましさに思わず頬が緩みっぱなし。ビシッと揃ったダンスよりもこんな風に中途半端な不揃いダンスの方が作るの大変でしょう。戸惑いながら踊っている梨子の表情も良し。例によってバストアップ以上のカットは手描きメインなれど、後のカメラワークが存在するカットではこのアングルでも3DCGが使われています。これは止め絵で比べると明らかな差が見られますが動画だとそれほど気にならず、ダイナミックな動きとのバーターと思えば十分許容できるレベルでしょう。あとは衣装の皺(伴う陰影)の描写がもう少し上がればさらに溶け込めると思う。
背景の桜がパッパと咲くとサビに入って盛り上がり。ローアングルからグルッとナメるお約束からベンチでピョンピョン跳ねる地味な際どさも良い。それにしてもローアングルが多く、フレームキワキワで脚を映し込む拘りといい、バストアップではバストや脇を強調する振り付けといい、キャッチーなパーツショットといい、監督が替わってもライブムービーへのスタンスは変わらんなあと。まあこういう演出も数年前ならいざ知らず今や業界標準になりつつあるので、新たなるラブライブらしさを模索していく事になるのでしょうね。

「一緒にスクールアイドル始めませんか!?」
三人手を繋いだ曲終わりからシーンは再び教室へ戻って手を差し伸ばす千歌、対する梨子は一瞬の驚きからたおやかな笑顔へ転じて溜め、そして期待の笑顔を向ける千歌へ返したお答えは――
「ごめんなさい」
「え?」
九分九厘参加の流れから一転してゴメンナサイという、じつに花田先生らしいドンデン返しでした。あはははは。前述どおりサンシャインをほぼ知らなかった私でも顔と名前とキャラ性をひととおり理解でき、時間軸を前後させる事で各シーンの印象が強まり=話の起点も判りやすく、そしてラストのベッタベタな引きで次回への期待も十二分。メイン視聴者層である中高生向きの色を強く感じつつも、予想以上に楽しく良く出来た第1話だったと思います。


※「青空Jumping Heart」ウインクまとめ。
タイトル直前ヨハネパチ、Aメロ頭で千歌パチ、まっすぐに千歌&曜パチ、勢いよく梨子パチ、ちょっと無理花丸パチ、5人並びで千歌パチ、サビ頭で梨子→ヨハネ→鞠莉→果南→梨子→曜パチ、再び鞠莉パチ。夢を抱き締めてヨハネパチ、青春まっしぐら千歌パチ、サビ2cho梨子→曜→果南→梨子→ヨハネパチ、再びヨハネパチ、三年生並びで鞠莉パチ、作画カットで果南パチ(ノーカン)、大詰めズームで鞠莉パチ、ラストキメで果南&ルビィ&曜パチ。
計24カット(1カットノーカン)
内訳
善子:5回
梨子:5回
千歌:4回
曜:4回
鞠莉:4回
果南:3回
花丸:1回
ルビィ:1回

※「決めたよHand in Hand」ウインクまとめ。
桜木前のイントロダンスで曜パチ、Aメロ頭で千歌パチ、気付いて~千歌→梨子→梨子パチ、Bメロ入って曜パチ、サビに入って千歌パチ、アングル変わって千歌&曜パチ、決めたよ千歌パチ。
計9カット
内訳
曜:3回
千歌:5回
梨子:2回
原作者は例によってサンライズオリジナルを表す「矢立肇」、監督は「ガンダムAGE」の助監督や前作「ラブライブ!」の演出を手掛けたメーター上がりの演出家酒井和男氏…うちでは酒井香澄(そばこさん)氏の旦那さんと言った方が通りがいいかも。キャラデはシリーズ続投の室田雄平氏、シリーズ構成も花田十輝氏が続投です。サンシャインのキャラデはμ'sに酷似していて、同じ世界観の別のお話とすれば同系デザインも道理なのですが、正直似すぎているため前作キャラのイメージを思いっきり引きずってしまいそうな子がちらほら…。ではでは新生ラブライブ!のレビューをカンタンに。

「普通な私の日常に突然訪れた奇跡」
ファーストカットは主人公「高海千歌(2年生・CV.伊波杏樹)」の教室へ長い髪を靡かせた少女が入ってきた瞬間、その姿に瞳を輝かせてポーッと見つめるヒトコマでした。結果から言うとこのカットは今回ラストのハイライトシーン入口で、これを皮切りに今回は時系列が忙しく前後し各々シーンを際立たせる演出が駆使されています。などと言っている間に次のシーンはいきなりアキバハラへ飛び、千歌の幼馴染みであり親友である「渡辺曜(2年生・CV.斉藤朱夏)」が超ハイテンションで駆け出した後、メイドさんからチラシを受け取る千歌へ一陣の風が吹き、舞い散ったチラシを追いかけてるうちに本作お馴染みのUTXビルへ行き着き、そこで再び吹いた風によって「Love Live! second winner」のムービーに導かれ…この偶然に偶然が重なった奇跡的な出会いが本作ストーリーの起点となります。しかしこうして見ると前作はもう「歴史」の内なのだなあ。判っちゃいても何だか少々切ない気分。


ってなトコから始まったOPは二代目グループ「Aqours」歌唱の「青空Jumping Heart」、新シリーズ初回から普通にOPムービーが始まってちょっと驚きでした。サイリウムの海を掻き分けて現れたステージ上の9つのシルエットから1年生→3年生→2年生と学年ごとの3人組がパッと振り返って頭サビからタイトルへ。そこからのイントロでは本作名物(?)のキワキワキャッチーなカットをパッと入れて目を引き、歌に入るとこれまた本作名物の2D作画&3DCGの混成ムービーが華やかなステージを魅せます。
相変わらず美麗作画でよう動く2Dパートはもちろん、この数年のCG技術の進化を反映してか3Dパートの質もかなり向上したようで、ミドルアップくらいならほぼ違和感無く見られるレベルに達した印象です。ここまで来たらフル3DCGでもいけそうですが…どれほどCGが進化しても顔アップは2D作画には敵わんでしょうし、そもそも2D作画との融合が本シリーズの要なのでそうもいかないか。ていうかやっぱりウインク多いよ。またウインク回数を集計しようかな(笑。ライブムービーの合間合間に各キャラのオフショットをインサートする作りも前作OP同様で、学年ごとのノリの違いや個性をワンカットでチラリと見せています。三年生組は何故こんなブルーなのだろう。
あざといあざとい一年生組はあざといと判っていてもかわいいな(ちょろい。歌詞に合わせた黒板の「れっつごー」から光のトンネルを抜けてサビへ。パッと入った屋上レッスンのカットにお約束のことりアングル(笑)が継承されていて笑う。クライマックスでのダイコン畑アングルにもラブライブらしさが溢れていて、このキワキワミニスカで決して見せない拘りも本編含めて継承されています。そして例によって9人揃ってポーズをキメて締め。9人中3人ウインクしてら(笑

OP明けてAパート冒頭は千歌が通う「裏の星女学院」の入学式当日、新入生相手の部活勧誘合戦に賑わう中でひときわ異質な声を上げる千歌の姿がありました。ミカン箱に乗ってハチマキ&メガホン、そして手に持つ看板は「スクールアイドル
「ドスーン!」
そこから空パンを経てシーン一転、千歌の実家の「十千万(旅館)」がパッと映った次の瞬間キワキワMAXの尻もちカットは何事かと思った。このアングルで見えないってのはもはやシュレディンガーのパンツみたいなものかも。何をしているのかと思いきやどうやらμ'sの振り付けを練習していたらしく、襖に貼られたポスターを含めてこのワンシーンで千歌がμ'sファンである事が判ります。そうそうこういう和造りの部屋って壁が少ない=ポスターを貼るトコが無いんだよね。畳敷きにベッドとカーペットってのも妙にリアルだったり。ここで千歌が示した「スクールアイドル陪」の看板は誤字のまま、つまり修正済みだった勧誘シーンより前の時間という事で、具体的にはバスの時間に大慌てからの通学シーンで勧誘当日の朝という事が判ります。
「ああ…でも…」
「なになに?」
「よっしゃ! 今日は千歌ちゃんのために一肌脱ぎますか!」
チラシを作って張り切る千歌に対し難しい顔をチラリと見せ、そこから表情をパッと変えて付き合う宣言の曜。いかにも判りやすい溜めはやはり後への布石になっていました。この時点で曜はダイヤさん(生徒会長)攻略の難しさを知っていて、しかし意気揚々の千歌に水を差せず、無理を承知できっちり手伝うことにした。万が一上手くいくかもしれませんし。


そして時系列は再び桜の下へ。張り切りMAXのバス内からこのしょんぼりカットへの落差は収穫ゼロの悲哀がマシマシでありました。あはは。ってなトコへ通りすがった美少女二人、さっそく食い付いた千歌に対し「ずら?」と返すカーディガンちゃんは1年生の国木田花丸(CV.高槻かなこ)。今どきの沼津っ子は「ずら」なんて言うの? なーんて野暮は言いますまい。パッと見おっとり系のようで実は結構な天然娘? 後のヨハネ(笑)との絡みはいい味出してました。千歌が振り回すチラシに思いっきり食いつく赤髪小動物ちゃんは同じく1年生の黒澤ルビィ(CV.降幡愛)。こちらは極度の人見知りとの事で、千歌が親しげに手に触れた瞬間絶叫マシンのスイッチが入って涙目紅潮大絶叫…O次郎か!
そして一部始終を木上から見ていた謎の少女が大絶叫に驚いて落下! このアングルでももちろん決して見せません。ガツン!と着地し足がビリビリ、さらに続けて落ちてきたカバンを頭に受け止めて下から上からいろいろ大丈夫? と心配している千歌に対してキッと表情を変えて中二演説を始める不思議ちゃんは同じく1年生の津島善子(CV.小林愛香)。1年生組ってばキャラ濃いぃなあ。初見時には絵面と声のミスマッチに何事!? と思ったけれど、2周目にはこれが(喜子による)ムリムリなキャラ造りをデフォルメしたものと判って、何だかとっても微笑ましいヒトコマに昇華されました。あはは。自らヨハネと名乗って憚らない中二病患者へ「よしこちゃん?」と天然水をぶっかける花丸の容赦無さ、対する喜子はそのリアクションからして幼稚園時代の花丸と何か因縁があるっぽい? というかこのチョキは返って難しいよ(指が攣る

ドタバタと走り去った1年生組をターゲットに据える千歌、ってなトコを後ろから見ていた黒髪美人は生徒会長の黒澤ダイヤ(3年生・CV.小宮有紗)。無許可の部活勧誘に関して生徒会室へしょっ引かれ、冷徹に迫るダイヤさんに対してあくまで軽く流そうとする千歌のアバウトさが各キャラの性格を際立たせます。あはは。
「部の申請は最低5人は必要というのは知っていますわよねえ?」
「だ~から勧誘してたんじゃないですかぁ」
お約束どおりの最低人数問答へ千歌の返しは思わず納得してしまった。そりゃそーです(笑。このちゃらんぽらんな返答に思わず机を叩いて立ち上がるダイヤさん、これも結構お約束の転換ですが、強く叩きすぎていたたたた!ってなポンコツっぷりをさりげなく発揮。
「私が生徒会長でいる限り、スクールアイドル部は認めないからです!」
人数問題をクリアしても絶対にノゥ!を宣言するダイヤさん。もう生徒会長という役職はこのスタンスが運命付けられているのでしょう(笑。もちろん後のシーンでダイヤさんなりの理由がある事を匂わせ…というか3年生組全員が何らかの因縁を抱えていそう?
「嫌い、みたい」
「クラスの子が前に作りたいって言いに行った時も断られたって…」
シーン変わって渡し船にて先のバス内シーンのネタバラシ。すまなそうに謝る曜に「先に言ってよ~」と全力脱力の千歌はご尤も。あはは。続いて「古風な家だからチャラチャラした感じのものは嫌ってる?」とダイヤさんの噂を語り…その語りに合わせて遠い目をしたダイヤさんを映す辺り判りやすい演出です。

さてその渡し船が着いた先はあわしまマリンパークの淡島水族館、ああこれ昔行った事あるわ。行った事あるトコがアニメに出ると何だか嬉しいな(ちょろい。回覧板とみかんのお使いを渡した相手は3年生の松浦果南(CV.諏訪ななか)。どうやら彼女は休学中らしく、父ちゃんが骨折した影響で家業のダイビングショップを手伝っているとのこと。そんな話をしながらスクールアイドル部について話を振る千歌、すると果南はあからさまに動揺し、顔に影を落としていかにも何かありそうな? 構わずスクールアイドルの話を続ける千歌へ干物を押し付けて遮るヒトコマもいかにもです。それはそうと沼津の干物食べたい。
「小原家でしょ?」
ってなトコへヘリコの音が鳴り響き、すると果南はこれまた何か曰くありそうな、不穏な表情で空を見上げます。その機上の金髪ちゃんは3年生の小原鞠莉(CV.鈴木愛奈)、今回の外人枠(笑)はマンガみたいなカタコトで「ニネンブリデスカ…」と、つまり二年前に(現3年生組が1年生の時)スクールアイドル絡みの何かがあった?

その帰り道の桟橋に佇む少女と千歌のファーストコンタクト。ドラマチックなピアノBGMが響く中、長い髪を靡かせる横顔はかなりの美少女…アバン冒頭で教室に入ってきた子との偶然の出会いが描かれます。アングル変わって映った桟橋少女の制服はどこかで見た事がある、ってこれ音ノ木坂じゃん! そうこうしているうちにブレザーを脱ぎ、スカートを脱ぎ、ブラウスをバッと脱ぎ捨てて水着姿に変わると、まだ四月だってのにそのまま海へ飛び込む勢いです。凄い勢いで海へダッシュ!の回転カメラがいかにもラブライブっぽくてちょっと笑った。すると千歌は桟橋へ瞬間移動(笑)し件の少女の腰に抱きついて寒中ダイブを阻止! この一瞬にどんだけ作画カロリーを割いてんだ?と思わず唸るほど迫真に迫ったカットでした。しなやかな腰つきや内ももの影を目に焼き付けつつ、一方必死にしがみ付く千歌の動きには思わずこっちも力が入ってしまう(笑。そしてお約束どおり二人揃ってドボン!でAパート引き。あはは。

というわけで二人揃ってずぶ濡れの浜辺へシーンが移ります。ここで海へダイブした理由を絡めて件の少女がピアノ奏者である事が明らかになり、また学校について「東京の高校…」と言葉を濁し、千歌がスクールアイドルについて熱く語るもイマイチ話に乗って来ず、μ'sの映像を見せられても「普通」と率直なお返し。しかしこの一言が千歌の「きっかけ語り」に繋がるのでした。
「そう、だから衝撃だったんだよ」
作曲のため見境無く海へ飛び込む子や、小さい頃から高飛び込みで注目されていた幼馴染みと違って自分はどこまでも普通の子。そのうち何かある?と思いながら高二になってしまって焦りが募り…「まずっ! このままじゃ本当にこのままだぞ!」というセリフはそんな千歌の胸中をズバリ放っていました。そしてそんな時、普通の高校生がキラキラ輝く「スクールアイドル」に出会い…これがアバンで描かれたアキバハラシーンに繋がるのでした。なるほどかなり凝った見せ方です。
「一生懸命練習して、みんなで心を一つにしてステージに立つと、こんなにも格好良くて、感動できて、素敵になれる」
千歌は何者でもない自分を変えるため、「普通の少女」が輝くために動き出した。偉大な先人の効力とはいえスクールアイドルを目指すきっかけとしてはなかなか説得力があります。その話によって打ち解け合った二人の間を白い羽根が舞うカットはいかにも運命の出会いっぽく、これだけドラマチックな出会いなら…と思わせちゃう辺りもズルいね(笑。というわけでアバン冒頭に千歌のクラスへ入って来た長い髪の少女、千歌と同じ2年生の「桜内梨子(CV.逢田梨香子)」とのファーストコンタクトでした。


さて千歌の奮闘をずっと近くで見ていた曜は水泳部との掛け持ちでスクールアイドル部への入部を決めて名簿の二人目に。ところが大感激して抱き付いた勢いで大切な申請書が水たまりにドボン…水面に映った表情が先行きを暗示している?(笑
「だいたい、やるにしても曲は作れるんですの!?」
その申請書を持って生徒会へ馳せ参じるもダイヤさんは宣言どおり断じてノゥ!の姿勢を崩しません。顔近いよ! これは傍から見ると仲良くケンカしているようにしか(笑。ともあれ理由を訊いても「この学校にはスクールアイドルは必要無い」の一点張りで、さらにスクールアイドル最初の難関である「オリジナル曲」の問題を語り始め…ダイヤさんってば妙にスクールアイドルに詳しいっすね(判りやすい布石
「東京の音ノ木坂という高校から転校してきました…桜内梨子です」
「奇跡だよ!」
「あ…あなたは!」
ダイヤさんの言葉を受けて「おんがく」の勉強を始めた千歌の撃沈(笑)から暫し。教室の戸がガラッと開いて入って来た長い髪の女の子→見入る千歌の図はアバン冒頭からの続きで、言うてしまえば結構ベタな演出ではありますが、パズルのピースがパシッとハマった感じのこういう作りはなかなか嫌いじゃありません。率直に気持ちいい。くしゃみしながら自己紹介を始めた編入生の声に重ねてAqoursメンバーの様子をパッパと映し、再びシーンが教室に戻るとバッと立ち上がって手を差し伸ばす千歌…対する梨子の超オーバーなリアクションに思わず笑ってしまった。ミュージカルか! ミュージカルです。
「それが全ての始まりだった!」


曜のハンドクラップで始まったED曲は「決めたよHand in Hand」、伝統(?)どおり二年生三人による歌唱&ライブムービーであります。中庭での制服ライブから舞台は教室に戻って先のシーンの続き、戸惑う梨子を誘ってライブに引き込むくだりはスクールアイドル部の第一歩を象徴するようなヒトコマでしたが(笑。ダンスムービーに目を移すと何より不揃いなダンスが印象的で、いかにもド素人の初っ端ライブっぽく、あまりの微笑ましさに思わず頬が緩みっぱなし。ビシッと揃ったダンスよりもこんな風に中途半端な不揃いダンスの方が作るの大変でしょう。戸惑いながら踊っている梨子の表情も良し。例によってバストアップ以上のカットは手描きメインなれど、後のカメラワークが存在するカットではこのアングルでも3DCGが使われています。これは止め絵で比べると明らかな差が見られますが動画だとそれほど気にならず、ダイナミックな動きとのバーターと思えば十分許容できるレベルでしょう。あとは衣装の皺(伴う陰影)の描写がもう少し上がればさらに溶け込めると思う。
背景の桜がパッパと咲くとサビに入って盛り上がり。ローアングルからグルッとナメるお約束からベンチでピョンピョン跳ねる地味な際どさも良い。それにしてもローアングルが多く、フレームキワキワで脚を映し込む拘りといい、バストアップではバストや脇を強調する振り付けといい、キャッチーなパーツショットといい、監督が替わってもライブムービーへのスタンスは変わらんなあと。まあこういう演出も数年前ならいざ知らず今や業界標準になりつつあるので、新たなるラブライブらしさを模索していく事になるのでしょうね。

「一緒にスクールアイドル始めませんか!?」
三人手を繋いだ曲終わりからシーンは再び教室へ戻って手を差し伸ばす千歌、対する梨子は一瞬の驚きからたおやかな笑顔へ転じて溜め、そして期待の笑顔を向ける千歌へ返したお答えは――
「ごめんなさい」
「え?」
九分九厘参加の流れから一転してゴメンナサイという、じつに花田先生らしいドンデン返しでした。あはははは。前述どおりサンシャインをほぼ知らなかった私でも顔と名前とキャラ性をひととおり理解でき、時間軸を前後させる事で各シーンの印象が強まり=話の起点も判りやすく、そしてラストのベッタベタな引きで次回への期待も十二分。メイン視聴者層である中高生向きの色を強く感じつつも、予想以上に楽しく良く出来た第1話だったと思います。


※「青空Jumping Heart」ウインクまとめ。
タイトル直前ヨハネパチ、Aメロ頭で千歌パチ、まっすぐに千歌&曜パチ、勢いよく梨子パチ、ちょっと無理花丸パチ、5人並びで千歌パチ、サビ頭で梨子→ヨハネ→鞠莉→果南→梨子→曜パチ、再び鞠莉パチ。夢を抱き締めてヨハネパチ、青春まっしぐら千歌パチ、サビ2cho梨子→曜→果南→梨子→ヨハネパチ、再びヨハネパチ、三年生並びで鞠莉パチ、作画カットで果南パチ(ノーカン)、大詰めズームで鞠莉パチ、ラストキメで果南&ルビィ&曜パチ。
計24カット(1カットノーカン)
内訳
善子:5回
梨子:5回
千歌:4回
曜:4回
鞠莉:4回
果南:3回
花丸:1回
ルビィ:1回

※「決めたよHand in Hand」ウインクまとめ。
桜木前のイントロダンスで曜パチ、Aメロ頭で千歌パチ、気付いて~千歌→梨子→梨子パチ、Bメロ入って曜パチ、サビに入って千歌パチ、アングル変わって千歌&曜パチ、決めたよ千歌パチ。
計9カット
内訳
曜:3回
千歌:5回
梨子:2回
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