2016-11-11(Fri)

アイカツスターズ! #31 はばたけ、SKY-GIRL!

三人の心を一つにして羽ばたけ空へ。

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秋フェス開幕、まずは真昼のユニットです。

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アバン冒頭は主のいない下ベッドをじっと見つめるゆめ。背景に映る空っぽの机も合わせて「小春ちゃんがいない」重さをじんわり感じさせます。ずっと一緒だった親友と離れてタダでさえ寂しいだろうに見送りライブの大失態が重なり、寂しさ&不安にすっかり沈んでいる姿がナントモ辛い。

「ここの部屋は…香澄?」
「しまった!」

ってなトコへツバサ先輩の声が響いて恒例(?)の身だしなみチェックが始まり、しかし寝過ごして起きてこない者が…ドア越しの声を聞いて煩げに布団に潜り、次の瞬間ハッと気付いて飛び起きる一連がいかにも寝起きな感じでした。わかるわかる(笑。大急ぎで着替えて部屋を出るも後の祭り、緩んだタイを締められながら集会後の出頭命令を受ける真昼のやらかし感がまた。おしゃれ番長がタイを直されるってのは余程の事、いかに大慌てで着替えたか判ろうというものです。そういや真昼もローラも一人部屋なんですよね。小春ちゃんがいなくなって寂しいゆめのトコへ誰か…と思ったけれどそれはそれで小春ちゃんが帰ってくる場所が無くなってしまうのでやっぱり無しで。

「諸君! 秋と言えば読書か? それとも食欲か? 否…秋フェスだ!」

その全校集会にて学園長直々の秋フェスのおしらせ。学年や組の枠を越えた3人ユニットを組み、課題曲(One Step)のステージで競うフェスとの事。なるほど雪崩れの勢いで孤独の谷底へ落ちているゆめの気持ちを再び浮上させるにグッドタイミングのユニット展開であります。ところがフェスの説明をボーッと聞いてたゆめは自身の現状を鑑みたかふっと俯いてしまいます。小春ちゃんとローラがいれば楽しいフェスだっただろうにそれはもう叶わない。ああ辛い。そんな俯き顔を並び席のあこがじっと見つめ、一方真昼は真昼で三人ユニットに興味を表し、フェス展開の仕込みは完了。

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Aパート冒頭は一人黙々とランニングを続けるゆめの前にふっと現れたあこにゃんこから。相変わらず高飛車な物腰なれど、先の描写&後ろ手から覗く紙からしてゆめへの気遣いは明らかです。

「ゆめは秋フェスどうするんですの?」
「うーん…ちょっと今はレッスンに集中したいんだ。だから出ないつもり」

山手線逆回りなみの遠回しに誘うあこをスッパリ一斬のゆめ。早々に記名済みのエントリーシートを手にしながら、素直に「一緒に出よう」と言えず、「いろんな方から一緒に~」とついつい虚勢を張ってしまう辺りあこらしいくてかわいらしい(笑。そんなツンゼリフを額面どおり受け止めて素直に応援の言葉を掛けるとランニングに戻ってしまうゆめ、一方言い出すタイミングを完全に失ってポツンと残されるあこの切なさったら。ツンデレのお約束とはいえ全く面倒くさい性格です(笑。そんな一部始終を木の上から見ているS4の誰か(丸バレ)をチラリと映し、シーンは先の振りどおり寝坊のお説教を受ける真昼へ。

「1 廊下掃除一週間、2 料理当番一週間、3 私と夜空とユニットを組む」
「さあ、お仕置きはどれがいい?」

しっかり者の真昼には珍しい寝坊の理由は長時間レッスンの疲労との事でしたが、寝坊は寝坊なので潔く罰を受ける覚悟を決め、するとツバサ先輩は例の調子で「おしおきターイム!」を発動するとお仕置きメニューをザッと並べ…お仕置き扱いでユニット結成を持ち掛けるとは意外な流れでした。強ばり顔をキョトンと緩める真昼に対し満面笑顔のツバサ先輩が、相変わらず「厳しすぎるアイドル」ならぬ「かわいすぎるアイドル」でナントモ(笑

「今回の秋フェス、目指すは優勝のみ」

続いていつもの東屋にてユニット結成の理由語りへ。真昼はともかく夜空様にもブッツケのお誘いのようです(笑。ともあれ香澄姉妹を誘った理由はまず優勝を目指すため、そしてユニットの可能性を試すため。秋フェスって勝ち負けがある大会だったのね。普通に必勝態勢を築くならS4のうち3人で組めば良さそうなものだけど、いくら何でもそれでは芸が無い(笑)上にチートすぎ、ってなトコで浮上したのが…第15話での姉妹デュオから二人の絆を感じ取ったツバサ先輩がその先にあるものを見たくなり、ユニットの可能性を見据えて誘ったという理由付けであります。でもS4が二人いる時点でチートユニットだよねえ。というかこのメンツってばショーダンサー舞台裏計画&オープニングアクトまんまで、要するにゆめディレクターの慧眼が証明されたようなもの?

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「ひめは昨日から地方公演で秋フェスには出場できないらしい」

S4二人を含むユニット話を聞いたゆず先輩はひめ様と…と思ったらひめ様は不在で参加できないとか。ガガントス! それでも負けじと「打倒S4!」を叫ぶゆず先輩ってば自分は何者のつもり?(笑。その傍らにて真昼勧誘のもう一つの理由「ユニットの楽しさを教えてあげたい」が語られ、それを聞いたゆず先輩がいかにも一計を案じ=ゆずユニットをチラ付かせてシーン締め。なるほど。ひめ様が参加してしまうと現状ゆめひめが組まないのは不自然すぎ、つまりここでもゆめの拠り所をバッサリ切って先が見えない孤軍奮闘を加速し、と同時にゆず先輩の出番を自然に入れ込むシナリオ立てって事。まあ少々力技っぽいけれどこうするしか無い感じではあります。

「記念すべき第一回ユニット会議を始めま~す! いえーい!」

妙にテンションが高いお姉ちゃんの司会によるユニット会議が開幕! どんぱふ! と盛り上がっているのは夜空様だけ、真昼&ツバサ先輩とのテンション差がじつにナントモ。揃って落ち着く二人に拗ねちゃう夜空様かわいいなあ(笑。ともあれまずは「コンセプト」について話し合いが始まります。セクシー&クールの属性をどう活かすか? いやいや属性はともかくツバサ先輩も十分セクシーなのでその路線を突き詰めて頂ければ(個人的願望。すると真昼は大人な感じと女の子な感じの共存を提案し、ツバサ先輩が「大人カワイイ」と要約してユニットのコンセプトが決定。続いて肝心のユニット名もまた真昼が浮かべたイメージ「空」を活かした「SKY-GIRL」に決まり、ステージ衣装も任されて真昼大活躍であります。この二人から信頼されて任されちゃ真昼も張り切ろうというもの。

「私とツバサのによる特別レッスン、楽しみにしておいてね(はぁと」

そしてお約束どおり(?)謎特訓の前振りをチラリ。夜空様ってば愛する妹と一緒のユニットが嬉しくて仕方ない感じ。全力でノリノリです(笑

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一方エントリーシートを手に溜息のあこ。持ち前の面倒くさい性格もあってゆめを上手く誘えずどうしましょう? ってなトコでエントリーシートが風に飛ばされさあ大変!

「ゆず先輩! も、申し訳ありませんですわ!
「ぜ~んぜんオッケーだゾ! それよりも、うふふ…」

大木の間から矢の如く飛び出したゆず先輩が舞い飛ぶエントリーシートをガシッと掴むとスタッ!とヒーロー着地。ゆず先輩の野生ってば相変わらずハンパ無い! スカート内を絶妙に隠すエントリーシートにちょっと笑った。というか今回はカットの端々がいつも以上に脚アニメです(笑。そんなこんなでエントリーシートを手にしたゆず先輩が意味深な笑みを見せてAパート引き。

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Bパートは前振りどおりの特別レッスンから。一人黙々とレッスンしている真昼の前へ主役登場!とばかりドドーン!と現れた夜空様&ツバサ先輩、前作第31話でも登場した伝統の(?)アイドル養成ギプス、夜空様曰く「ルンルンボディメーカー」を装着していました。アイカツシステムやホログラムTVなどハイテク機器が普通に使われている割に特訓器具は相変わらずアナログであります。デーブ先生による特訓風景をチラリ描いたデフォルメ絵かわいい。というかこんな風にダンスレッスンはデーブ先生みたく、本編描写でも教師の専任をきちんと描いてほしいトコ。現状だと教師含めて組分けの意味がほとんどありませんし。ともあれ真昼も例のギプスをさっそく装着して特訓開始…ギプス姿で「ルンルン♪」の手本を示す夜空様&ツバサ先輩がシュールすぎて変な笑いが出てしまう。あははは。

「三人で優勝するんだ…ルンルンル~ン!」

きついギプスに打ちのめされながらも歯を食いしばり、瓦を割る勢いの回り込みからルンルンル~ン! の一連は、もの凄い眼力と妙な色気が同居して真昼のキャラを立てまくり。どんな子だ(笑。デフォルメ絵からのコントラストも効いて、ギプスに立ち向かう真昼の気合いが乗りに乗ってます。そんな真昼に驚くお姉ちゃんもいい顔してる(笑

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そこから暫し特訓風景が続きます。ギプスをしたまま階段登り、ペットボトルを吸い込んで呼吸器の特訓…軽く潰しちゃってるS4さすが(笑。トランポリンならぬ豪快な宙乗りにてSpAの特訓は結構危険が危ない? そして巨大書道で精神鍛錬(?)を積み、光に包まれギプスが解かれると真昼最後の任務「衣装選び」を残して特訓プログラムは終了。

「大事なのはユニットとして私たち三人をどう表現するかよ」
「真昼のセンスに期待しているぞ」

妹相手にウインクで語るお姉ちゃんったらもう! ともあれS4二人に大切な任務を任されて気合いを入れる真昼。ステージや今回レッスンで培った真昼なりのS4イメージを反映すべく衣装選びへ進むわけですが…。

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その前にチラリと入ったゆめの現在の様子。引き続き一人黙々とトレーニングを続けている所へふと現れたアンナ先生の衝撃のヒトコトにまたしてもガガントス!であります。

「桜庭は実家に帰ったそうだ」

いきなりこんなん言われたら四ツ星を引き払って出ていったのかと思うって! 結局特訓に集中するため一時的に帰っただけとの事。紛らわしい(笑。しかし実家の方が集中できるとなったら学園の意味が無い気がしなくなくもないけれど…著名な音楽一家たる桜庭家なら設備も充実しているだろうし、こういう時によくある「山ごもり」みたいなノリと考えておけばいいか。

小春ちゃんが去り、ひめ様は地方巡業、そしてローラは実家に帰ってしまった。つまりユニット展開真っ最中だってのにゆめの近しい人が全ていなくなってしまったのですね。秋フェスに盛り上がる学園の片隅で一人きりでもがく姿は、S4二人に囲まれ伸び伸びと成長を見せる真昼との対比でより「孤独」が強調され、大変革前のホップステップ状態とはいえ見ていて辛い痛ましい。傍目にはいつ切れるか判らない糸みたいな危なっかしさすら感じます。

一方その真昼はドレスメイクルームにてユニット用のコーデをあれこれアレンジ、一通り決定すると部屋に戻って満足の笑みを浮かべ…ってなトコへ夜空様から合宿のお誘いが来ました。

 from お姉ちゃん
 title 招待状(o´∪`o)

 やっほー真昼ヾ(●´∀`●)ノ
 最後の夜は
 私の部屋で合宿しましょう♪
 まってるね~|´∀`●)

         夜空

お姉ちゃんってば顔文字使いすぎ(笑。真昼は真昼で夜空様を「お姉ちゃん」と登録している辺りかわいいものです。何だかもうアレ以来すっかり仲良し姉妹だなあ。ほっこり。などと油断していたら――

「いらっしゃ~い」
「あ、真昼。お疲れ」
「ほら、とりあえずこれに着替えて」

フェス本番前夜の合宿って事でそれなりの気構えで訪れただろうに、出迎えた夜空様はいつも以上にゆったりとした構え(笑)で、既に来ていたツバサ先輩もラムネ片手に寛ぎ中…髪を下ろした部屋着姿が思いっきりリラックスムードで見ているこっちもほんわか気分。厳しすぎるアイドルの私生活は全然厳しくなかった。いや普段から看板に偽りアリだけれど(笑。ていうか脚!

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そこから始まった合宿は後に真昼が叫んだとおり本当に単なるパジャマパーティでした。ムートンラグの上でゆるりと開かれたお茶会はリラックスムードを超加速、サンダル履きのままぺたんと座って床で飲み食いなんてお行儀の悪さは普段のS4から想像も付きません。ていうか例の出で立ちで焼き菓子を頬ばるツバサ先輩の脚が大変! 三人中唯一のクール属性が最もセクシーってのはどうなの? 対する夜空様のあらあらまあまあ感も素敵(笑。戸惑いながらもお菓子に餌付けされた真昼は場の空気に次第に馴染み、某ETのような映画を並んで観て涙ナミダ、アロマオイルの香りに包まれてさらにリラックス…などとゆったりした時間を過ごしながらもハッと我に返り――

「ってこれ、ただのパジャマパーティじゃない!」
「そうよ?」
「そうよって…合宿じゃなかったの!?」
「ええ、これも立派な合宿だもの」

気付くの遅いって(笑。すると夜空様は戸惑う真昼へゆったりとした笑顔を湛え「ユニットの何たるか」を語り始めます。曰く「ユニットで一番大切なのはそれぞれが輝き心を同じにする事」。そのために三人で同じ時間を過ごし、同じ夢を見る。各々の輝きを示す薔薇キャンドルを一つに合わせる演出は幻想的で綺麗、且つテーマが判りやすく示された好カットでした。そして真昼はこれをきっかけにユニットに対する意識変化が現れます。三人同衾のベッドにて夜空様の言葉を思い出すと何かを決意し、夜の夜中にベッドを抜け出し一人ドコかへ…この時お姉ちゃんがしっかり気付いている辺りもニクい。

ギリギリまで追い込んで勝利を掴むスポ根展開もまたアイカツだけれど、本番前にゆったりした時間を過ごして気持ちと身体をリラックスさせつつ絆を深めるってのもトップランナーの貫禄を感じさせてこれはこれで悪くない。只今絶賛追い込み中のゆめと並行しているだけに余計そう感じます。

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「さあ始まったよ、四ツ星学園の秋フェス!」
「合計10組のユニットがエントリーしたこのイベント」
「トップバッターは夜空・ツバサ・真昼のユニット…カモン!『SKY-GIRL』だ!」

明けて翌日、アンナ先生のMCによって賑々しく幕を開けた秋フェス。10組エントリーと聞けば結構盛況っぽいけれど、アイドル学校の伝統行事(?)なのに30人しか参加していないと考えると少々ビミョー? また課題曲制のサダメとはいえ同じ曲(One Step)を1延々と見続けるってのは観客視点だと途中で飽きそうではあります(笑。その点初っ端出番の「SKI-GIRL」は有利かも。

「代役を立てる? それともエントリーを取り止める?」
「どちらも選びません。真昼は絶対に来ます!」

さすが「ショーダンサー舞台裏計画」マンマのメンバーだけに(?)出番直前の楽屋レポートが始まり…すると玉五郎レポーターがカメラを遮っていきなり中継中断。ハテサテ何が起きているのか?と思ったらどうやら真昼がまだ来ていないというお約束の展開へ。とはいえこの状況なら普通は出場順を後送りして時間を稼ぎ、それでも間に合わなそうならば例の二択へ進むでしょうけど、開始早々「時間が無い」と言われてもイマイチ説得力がありません。何かに目覚めた妹を信じて待つお姉ちゃん=静かに強まる姉妹(ユニット)の絆を表すワンシーンってトコですが…あんな夜中に抜け出した後 今までコーデを考えていたとは想像し難く、また結構強引に遅刻展開を入れ込んだ割にドキハラする間もなくあっさり到着しちゃって拍子抜けってなもの。コーデ変更に絡めた絆ネタをやるならやるでもっとドラマを盛り上げる形でやればいいのにと思わなくなくも(略

「最高のドレスよ、真昼」

組み直したコーデを見たお姉ちゃんはもちろん全力で感心するのですが、あのお姉ちゃんなら真昼が何を持ってきても「うまい!最高!」と褒めるような気がするのでナントモ。三人の個性だけを元にしたコーデを「良いんだけど何か違うわね…」とやんわり否定した上で例のパジャマパーティを過ごし、ご覧どおりの展開でユニットの何たるかに目覚めた真昼がコーデを組み直し、それを見た夜空様に「最高のドレスよ」と言わせれば真昼の変化にさらにスポットが当たった気がする。ユニット会議や特訓・合宿風景は確かに楽しかったけれど、今回の主題である真昼の意識変化についてもう少し丁寧に描いてほしかった。

「SKY-GIRL Fly together!」

というわけで円陣から気合いを入れて秋フェスステージへ。美人が三人並んだ端麗なフィッティングシーケンスのキメもまたキラッキラの華やかさで、パッと見た限りフェス初っ端から最強ユニット降臨?とさえ。いきなりこんなん出てきたら後のユニットがやりづらそう。

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ほどなく始まったSKY-GIRLのライブはもちろん課題曲の「One Step」。この曲はYou tubeのアイカツTVで既にヘビロテ済みなのでスッと入ってきました。ただしボーカルが今回のキャラどおり ななせ(ツバサ)・みほ(夜空)・かな(真昼) バージョンのため少々不思議な感じ。件のムービーの かな・せな・みき バージョンに比べるとSKY-GIRLのコンセプトどおり大人カワイイと申しましょうか。作曲・編曲はシリーズ通して初参戦のMitsu.J氏。ちょいと調べてみたら様々なジャンルを手掛ける洋行帰りの方らしく、なるほどアイドル曲のセオリーから少々外れた独特のサウンドを聴かせてくれます。オクターブ飛びのキャッチーな頭サビ入り、そしてBメロの凝ったドラムをピタッと止めて件のテーマメロを際立たせるサビ入りなど思わずニヤマリ。全体的に抑揚抑え目のメロをポップに仕上げたアレンジも絶妙で、本シリーズ楽曲のレベルの高さにはイマサラながら驚くばかり。早くフルバージョンを聴きたい。

映像的にはまず美人三人の強キャラ感が凄い(笑。ただダンス特化の振り付け&ポップ一色のステージングはこの三人のキャラにイマイチ合っておらず、絵面の美しさとキレすぎるダンスのマッチングに難を感じなくなくも(略。その反面、サビ入り後の照明落ち&☆ホログラムがステージを覆うファンタジックな演出は、曲アレンジの流れと共に大人カワイイ三人の魅力を際立たせていた感じ。サビ終わり付近の激しいステップも格好良かった。やはり香澄姉妹は夜の蝶なのか。

どうでもいいけどチラチラ映るフェブリスメーターを見るに、ルーキー真昼とS4二人のゲージが常にほぼ同じなのはいったい…ライブ映像そのものから実力差を見出し難い以上、せめてゲージくらいは互いの実力差を示してほしいトコ。というかこれまでのライブステージもゲージが映る度にチェックしていますが、ほぼほぼキャラの実力が反映されておらず、せっかくのゲージがお飾りになっちゃっててもったいない。あとせっかく「ユニットの絆」を主題としたのだからライブでのアイドルオーラも一つにまとめた方が判り易かったかも。平たく言うと真昼のチョコオーラが存在感ありすぎて笑う。

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「S4の輝きに照らされて香澄真昼の輝きが増したか」
「ああ…これだからユニットイベントはやめられない」

SKY-GIRLのステージを見届けた学園長のお言葉。ゆめ関連での不穏さから一転して真正面から生徒の成長を喜ぶ様から、心底生徒思いであろう彼の本性がよく見えてきます。だからこそ「あの力」が関わった時の豹変が際立つわけですが…長期アニメのサダメとはいえホント真相バクロまで溜めるよなあ(笑。とりあえず机の君のヒントくらいそろそろ欲しいトコ。

「三人の心が同じになったからこそ得られた結果だ」
「今回真昼にそれを感じてもらえて良かったな」

大成功のユニットステージを終えて感無量な真昼は先輩二人から温かい言葉をもらってさらに感激。良かったね真昼。一方その頃ゆめは秋フェスの開催すら忘れ、会場の外を一人で走り続けていました。仲間と心を合わせる喜びを知った真昼と、たった一人でトレーニングを続けるゆめとの差が際立ちます。これは辛い。

「こんなんじゃダメ、もっと頑張らないと」
「じゃあさ。一緒に秋フェスに出るゾ!」

さらに厳しい表情で自分を追い詰めるゆめの前へパッと舞い降りたスーパーヒーロー。ニカッ☆と笑って差し出されたエントリーシートには既にゆめの名前が書かれていて…各教師の承認印がきちんと押してある辺り、要するにこの三人でエントリーが済んでいるという事。ここぞとばかりに現れた(笑)あこが言うとおり「選択の余地はありませんわよ」なのですね。というわけでゆず先輩・あこ・ゆめによる「ゆずこしょう」が急遽結成されて次回へ。たった一人でもがき苦しむゆめを救うスパイスたるか?

それはそうと予告でチラ見せしたドヤ顔カンブーズ(笑)が気になりすぎる。控え目に言って最強じゃん?





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アイカツ!「第31話 母の日はアイドル!」

アイカツ!「第31話 母の日はアイドル!」に関するアニログです。

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No title

うーんちょっと今回はややメインの脚本は微妙だったかも…。前回のこともあるので、いきなり新路線をバンと打ち出すよりは、もうみんなの衝撃をソフトランディングするような回がよかったような。まああんまりマイナスな事ばかりいってもしょうがないのですが。

あこは可愛いですね。友達になって欲しいけど言い出せない(しかもそれがミエミエ)、こういうシチュエーションにいつになったら釣られなくなるのかという感じです。ただこういう仲間選び系の脚本は、「ユリカ、私かそらの名前書いたのか?」事件のトラウマが疼きますね(キャラも若干被ってますし……笑) あの回の様な大事故が起らなくて良かった。災い転じて、ではないですが、ここで小春以外のメンバーとのしっかり距離を縮めて欲しいかと。あとツバサは自分とこの生徒の面倒を見ろ(笑)

ローラ、実家に帰るってちょっとただごとじゃないですね。修行に集中するというのは建前で普通にホームシックになってるだけでは。ゆめもこのままだと心病みそうな感じだし、ちょっと2人を大々的にフォローしてあげてほしいですね。

あとカンブーズがもうちょっとメインストーリーに有機的に絡んでこられる構造を作って欲しいですね(笑) 一番いいのはユニットなのですが、このあからさまなカンブーズ組だとどうも「ステージが無い」以上のことは意味していない感じがして…(笑) いや、もちろんこの3人カンブーズのステージがあったら最高なんですけどね。

れすれす

>tamanoさん
落ち込むゆめを復活・覚醒させるイベントとしてユニット展開は悪くないのですが、話の端々に力技が見え隠れしてイマイチ入り込み難いかもですね。ゆめを気にするあこ、二人を見守りながら動き出すゆず先輩など新しい関係性も面白ので、贅沢言えばもう少し練ったプロットで見たかったです。注目(?)のカンブーズステージは止め絵があれば御の字でしょう。というかあの虚弱氷結姫が「One Step」の激しい振り付けに挑んだら十中八九途中リタイアしそう。有莉ちゃん先輩はもちろんコブシ効かせた演歌調、そしてミッキー先輩はバズーカの発射命令…どんなカオスライブか(笑
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