2017-01-20(Fri)

アイカツスターズ! #40 プリンセスダイヤを追え!!

いつの日か必ず一人前と言われるように、

stars_40_00.jpg

早乙女あこ、頑張りますわ!

stars_40_01.jpg

stars_40_011.jpg

好物のチョコマフィンを注文しかけた真昼の手をギュッと握って連行し、既にちんまり座っているゆめ&ローラの前に立ったあこはさっそくキラキラ全開で…というテイで始まった今年最初のドラマ回は例によって「みんなで鑑賞スタイル」での放映であります。まあスターズも40話を数えてキャラもそこそこ定着し、このスタイルでのドラマ回が違和感なく見られる時期にはなったものの、オーディションや撮影四方山話が入らない完パケ鑑賞パターンは、そのドラマが如何に面白かろうと二次創作の範疇にしかならないのだなあ。特に今回はドラマ鑑賞中のコメントカットすら無く、本当に完パケドラマを流していただけ(最後の最後にダメ出しでオチを付けたけれど)なので余計そう感じた。

ともあれ普段から影が薄い劇組へ唯一スポットが当たるドラマ回なのだから、せめてAパート冒頭5分くらいは稽古の厳しさや本番撮影に臨む緊張感など裏話エピソードを見せて劇組の存在感を打ち出して欲しかった。何より貴重な劇組アピールの場なのに出演しているのがツバサ先輩とあこだけという時点でもったいない事この上ない。普段はほぼ出番が無い劇組アイドルだってきちんとカツドウしているんですよ的な視点をここで見せんでドコで見せるの? 平たく言うと劇組の他の子たち、特に幹部ありさ先輩の芝居を見たかった。有莉ちゃん先輩大活躍の巻はファンとして非常に嬉しく楽しかった反面、そもそも最も演技力が要求されるあの役どころこそ歌組幹部ではなく劇組幹部がやるべきだったのでは?との思いが拭えない。またここでありさ先輩を前に出しておけば来るS4戦でのハードル設定として滑り込みセーフだったでしょう。現状ポテンシャルが不明すぎるありさ先輩がS4戦で突然浮上してきても全く説得力がありませんし。などなど一通りグチった所でドラマ「アイカツ刑事 プリンセスダイヤ事件」始まります! フフッヒ。

ってなわけで始まったドラマ本編冒頭は夜のS4城を切り裂く悲鳴、回転ベッドで脚を晒すひめお嬢様の御寝所に謎のカードが飛び込んでくる所から。お約束どおりそれは怪盗シャドウスターズからの犯行予告で…このテイの予告状って何が発祥なんだろね?(笑。お付きメイド役の有莉ちゃん先輩ってばオイシイ役どころだなあと思ったら予想を大胆に超えた大立ち回りに驚くやら笑うやら。あとロケ地がS4城なので普段見られないひめ様の自室や付帯設備がチラホラ見られて良い良い。さすがS4はヒラ生徒の寮と違っていい部屋に住んでます。

シーン変わって時間を気にして走りながらついついテンプレ的な人助け(笑)を続けて時間を取られるあこのカットを挟みつつ、閉じたブラインドを指で広げて外を窺う裕次郎的テンプレを見せる学園長(ボス役)を挟みつつ、刑事役の4人(ツバサ・ゆず・夜空・真昼)がバッと登場。そして件の予告状を調べながら真昼が瓦を割ったトコで遅れてきた新米刑事:あこ刑事が登場してドラマタイトルへ。転属したハルカ刑事の後任という設定ですが…ハルカはドラマ内でも流浪の民扱いでちょっと笑った。どうでもいいけどタイトル画面のダイヤは白いのに実際のプリンセスダイヤはピンクダイヤってのはどうなんだろ(笑

stars_40_02.jpg

配属初日から遅刻してシオシオのあこ刑事は厳しすぎる刑事ツバサ先輩と組んで捜査に出る事となり、その道中にて今回事件の予告主「怪盗 シャドウスターズ」の説明をサクッと。月を背負った三人娘のシルエットは泥棒業界では有名なあの三姉妹にクリソツ、続いて示された掃除機強盗やサーチライトから逃れるポーズはいかにも有名なあの大泥棒…泥棒イメージのセンスが昭和すぎる! そのまま二人はひめ様の部屋を訪れて聞き込み捜査を始めます。ここはさっそくひめ様&有莉ちゃん先輩の演技が光り、何というかこうなると歌組も劇組も無いよなあと思わなくなくも。件のプリンセスダイヤを前にしたやり取りでは思わず不謹慎発言を続けるあこのへっぽこぶりを強調。とはいえこちらの二人を見ていると普段マンマ=全然演技していないような(笑

stars_40_03.jpg

そんなこんなで犯行予告当日となり、予定どおり開かれたホームパーティの客としてM4のみなさんや劇組担当桃子先生が出演。ドレス姿の子は蓮見さん? バッグ下げてるのも劇組の子っぽいけれどありさ先輩の出番は無し。ううむ。そしてほどなく始まったゲストタイムではゆめ・ローラ・リリエンヌが有名アイドル役で登場…視聴者的にはもはや正体丸バレの三人がはたしてどんな手で?ってなトコですね。というか三人とも作画が常軌を逸したレベルでかわいい。城内警備に向かうあこと謎のマントがギリギリすれ違ういかにもな布石を置きつつ、アイドルたちのステージをガラス窓に張り付いて見ているあこもまたかわいい。

「キャー!」

するとどこからともなく絹を裂くような悲鳴が聞こえ、特急で駆け付けたあこの前に有莉ちゃんメイドがバタリと倒れ、息も絶え絶えの声に従い室内を覗くと犯行済みのガラスケースが無残な姿で…この状況で現場に警備員を配置しないとはザル警備にも程がある(笑。ともあれ犯行のタイミングであこはアイドルたちを見ていた=明らかにシャドウスターズである三人娘のアリバイが確定してしまい、すなわちこの盗難の犯人が他にいる事も確定。いや容疑者は一人しかいないわけですけど(笑

stars_40_04.jpg

CM明けてBパート冒頭は被害者サイドの聞き込みから。犯人にやられた右手がいかにも痛々しい有莉ちゃんメイド、しかしてこれが真犯人追求の決め手になるとは(お約束。一方ベテラン刑事たちはこの犯行をシャドウスターズではないと判断。根拠として「予告遂行のカードが無い」&「シャドウスターズは人を傷付けない」というこれまた怪盗モノのテンプレどおりであります。続いて捜査に散った各刑事のカットも古き良き刑事ドラマのテンプレマンマで懐かしいやら微笑ましいやら。

桃子先生の屋敷すげー。街角の赤電話なんて今どきの子供は見た事無いんじゃ?(笑。赤電話シチュといえばタバコ屋、長い張り込みで切れたタバコを買うついでに店先の婆ちゃんと世間話をしながら電話連絡ってのが定番ですがこのご時世ではさすがに出せない、いやそれ以前に女子中学生がタバコ吸っちゃダメか(笑。取り調べ室でカツ丼食べてるあこには笑ったけれど、そのギャグをいちいち解説していたのは野暮だなあ…と思いつつ、視聴者層的には解説が入らないと意味が判らないだろうから仕方ないか。続いて物証捜査&鑑識部屋をチラリ、ここはリンゴではなく桃マークのPCが芸コマでした(笑。そういやメガネくんだけ警察側なのね。というか今回はすばる君だけ出てないのか! 犯人役にすばる君、刑事役にあこだったらまた違ったドラマが見られただろうに(笑。あとひたすら走っている真昼がいかにも往年の刑事ドラマぽくて笑った。

stars_40_05.jpg

stars_40_051.jpg

イマイチ進まぬ捜査に表れた転機は「うちのタマダイヤ知りませんか?」のポスターを貼っていた有莉ちゃんメイドのやり取りでした。包帯巻きの不自由さゆえにポスターを落とし転がしてしまったトコへあこたちが行き会ってのヒトコマ、ここであこ刑事はポスターの字を見て何かに気付いた様子をチラリ窺わせます。なるほどなかなか鋭い。しかしせっかくこういう布石を散らすなら逃亡用コペンの所在にも何か欲しかったトコ。

 うちのダイヤ知りませんか?
 とくちょう:
  固いです。
  落としても割れません。
  プリンセスの風格があります。
  白鳥家の大切なダイヤです。
  見つけた方は、ご連絡をください。

ポスター文面の書き起こし。この脱力感は元ネタに勝るとも劣らんなあ(笑。そういやこれも視聴者層的には判らんネタでしょうね。サクッと調べたら1993~94年のアニメって事で逆に驚きましたが…懐かしいとは思ったけど20年以上前なんて!

続いて捜査対象を屋敷内部に進めて関係者を取り調べ開始。メタ的には真っ黒(笑)のアイドル三人娘は堂々と応じ、当主たるひめ様ももちろん応じ、残された有莉ちゃんメイドもまた笑顔で応じるわけですが――

「ごめんなさい、左手だとちょっと…」

あこ刑事が書かせた誓約書は有莉ちゃんメイドの利き手の確認、つまり綺麗に書かれた先のポスターをどうやって書いた? ってなトコから有莉ちゃんメイドの嘘を見破る流れは子供アニメの推理劇として結構いい線いってるような。嘘がバレた有莉ちゃんメイドの溜め芸もかなり堂に入ってます。ところが有莉ちゃんの本領はここからだった!

stars_40_06.jpg

据わった目で一瞥の後 カメラへグッと迫って見せた凶悪な表情から極彩色の拳銃を構えて睨み合いの一連は、もはやどっちが劇組なのか判らなくなるほどの演技力でありました。有莉ちゃん先輩演技派女優すぎる! しかもそこからの逃亡劇ではノンスタントで手すりを滑り宙を舞い、ひらりと着地した後はアクションもののお約束どおりシーツを広げて目眩まし。一方瓦ならぬシーツを一閃する真昼のアクションも格好良かった。ああ劇組メンバーが全然活躍しない!(笑

「あこ刑事! 四ツ星署専用ポリスドレスにチェンジだ!」

stars_40_061.jpg

ってなトコで劇組の見せ場到来。コートを豪快に脱ぎ捨てて現れたポリスドレスはヘソから脚から肌色面積が大幅に増量されたもので…わざわざこれに着替える理由がよく判りませんがおそらくこのキメがあってこその「アイカツ刑事」、金さんの遠山桜みたいなものなのでしょう。いやコーデチェンジ後のアクションを見ると魔法少女的に運動能力をサポートする機能もありそう?

stars_40_071.jpg

ポリスドレスの二人もまたノンスタントで高いテラスからの飛び降りアクションをキメます。第20話でノンスタントがどうこう騒いでいたのが嘘みたい(笑

stars_40_07.jpg

一方迫真の逃亡劇を演じる有莉ちゃん先輩。脇を賑わす「ゆずも木から落ちる」カットは頸椎骨折を危惧するレベルの熱演でした(笑。そしてまた高いテラスからノンスタントで飛び降り、隠し置いてた逃亡用コペンに着地するアクションも凄い。コペンかわいい。ところがグローブボックスに置いてたキーが無い!…そんなトコに入れてたらキーの意味が無いんじゃ?

「やるぞあこ刑事!」
「はい!」
「「逮捕!」」

先回りしてキーを抜き取ったドヤ顔から二人揃って逮捕のアクション、対する有莉ちゃん先輩は紐付き手錠に絡められて身体をくねらせる動きがじつにナントモ素晴らしかった。この色気は一年生では出せますまい、というか割と本気で劇中ナンバーワンの演技力だった気が。これはまさかの劇組転向があるかも?

「無い! 本当よ! さっきまでここに!」

パトカーに乗せられ連行の際、盗んだはずのプリンセスダイヤが消えている事にようやく気付いた有莉ちゃんメイド。はてさて件のダイヤは何処に?

stars_40_08.jpg

ってなトコでシャドウカードがハラリと落ちて、次の瞬間夜空に浮かんだド派手な気球から犯行完了宣言は気持ちいいくらいテンプレどおりであります。このカットの怪盗三人みんなかわいいな。また犯行イメージでチラリと映したゆめの口元ニヤリも良かった。今回はえりあるのグロスにも関わらず全体的に水準以上の作画品質で意外…と思ったら山本脩斗氏が作監に入っていたのね。

制作協力(グロス受け)一覧
03話:ダブ
04話:エル
07話:アモ
08話:ダブ
09話:PINE JAM
11話:えりある
13話:ダブ
15話:エル
17話:アモ
18話:ダブ
20話:PINE JAM
23話:ダブ
24話:えりある
26話:エル
28話:ダブ
30話:サンライズ
33話:ダブ
38話:ダブ
39話:エル
40話:えりある

以前書いた制作協力一覧に追記してみました。全40話中20話が外注ってのも何だか凄い気がする。そういや年明け3話連続で外注だったのだな。逆に言うと次回以降暫くは本家の気合い作画が続くと思われます。

さておき。わざとらしく(笑)逃亡現場に現れたあの一瞬でダイヤを抜いた怪盗のお仕事、言ってしまえばいいオトナなら100人中120人が読めていたであろう展開でしたが、有莉ちゃんメイドの内部犯行を絡めた怪盗劇は視聴者層を考慮すればなかなか上手く作られていたと思います。それにしても登場当初は単なる説明キャラと思われた有莉ちゃん先輩がまさかここまで存在感あるキャラに育つなんて誰が予想しただろう。これだから長期シリーズは面白いのだなあ。

一件落着(?)した刑事部屋にてお約束どおりのエピローグを見せ、ラストにコートを背負った刑事長が先に立って止め→「この番組はフィクションであり~」のテロップまで往年の刑事ドラマテンプレで笑った。おもしろかったじゃない! その後リアルに戻って賞賛を求めるあこ→ツバサ先輩に褒められて浮かれ→お小言タ~イム!の流れもお約束どおりの綺麗なオチでした。表情がコロコロ変わるあこの締めもかわいらしかった。冒頭に書いたとおりいろいろ思う所はあるけれど、クライマックス前の息抜き回とすればまあ良かったのではないかと。

stars_40_09.jpg

次回っから1期目ラストに向けて飛ばしまくりみたい。冬フェスは破壊神ハルカ☆ルカ参戦!? そしてまさかこの真冬に水着とは(笑



関連記事
スポンサーサイト

↓記事が役立ったら一票どうぞ。
にほんブログ村 アニメブログ 深夜アニメ

comment form

管理者にだけメッセージを送る

comment

No title

いやー、小ネタは良かったですがわりと雑でしたね(笑)。まあ小ネタも面白くなかったら悲惨なので良しとしたいところです。

ツバサとあこの関係、わりとはまってましたね。普段からあのノリでやってるんだろうなあ。劇組はほんと日常が謎な感じが否めないので(笑)もっとたびたび絡ませてあげればいいのにと思います(ツバサはおそらく有莉ちゃんとの接触の方が多い笑)。あと坂本ありさちゃんは不遇すぎて泣けてくる(笑) 来年のS4はどうオチをつけていくのか全く分らないというのが正直なところですがどうなるんでしょう。

しかし有莉ちゃんはコードギアスみたいな表情といい超人的な身のこなしといい、初めから劇組候補にしておけばよかったのではという位です。誰よりも演技がうまかった(というよりほかのキャラは一切役作りせず出てきたような感じ、笑)。強いて言えばリリエンヌは怪盗っぽかったですけどこれも素だし(笑)

れすれす

>tamanoさん
昭和の泥棒アニメ&刑事ドラマのテンプレを入れ込みまくった作劇はおっさん世代には面白かったけど視聴者層的にはどうなんでしょうね(笑。メインキャラたちを向こうに回して大活躍の有莉ちゃん先輩には恐れ入りつつ、やっぱりありさ先輩の出番がゼロってのは残念至極でありました。ほんと劇組の日常風景をもう少し見たいですよね。おっしゃるとおり有莉ちゃん以外のキャストはほぼ素のマンマなので「劇組」の存在アピールに全くなっていなかったのも残念。というか警察と怪盗だったら怪盗役のが演技力を要求されるので、ツバサ先輩が警察ならあこに怪盗役を割り振れば見応えあったような。今回の配役だと劇組vs歌組みたいで、しかも歌組の方が芝居を見せているという(笑
プロフィール

nobuma


Author:nobuma
リンク、TBはご自由にどうぞ。
※連絡先(☆を@に):
seaside_megane☆yahoo.co.jp

イヴの時間
当blogはイヴの時間を応援しています。
アイカツスターズ! ステージソングまとめ

アイカツ! ステージソングまとめ

アイカツ! ライブステージムービーの変遷

Twitter
最近の記事
カテゴリ
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08 
ブログ内検索
Bookmark
RSSフィード
Amazon
Powerd by FC2