2017-02-03(Fri)

アイカツスターズ! #42 幼なじみのふたり

約束とは自分自身への誓いの言葉。

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遠い日の約束を今ここに。

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アバンは幼い日のリリエンヌ&ゆず様。リリエンヌはこんな小さい頃から例の静養施設(?)で過ごしていたのですね。というか部屋の設えからして避暑用の常部屋なのかも。それはそうと本好きのベッドの君へたくさんの本を差し入れするゆず様、一方リリエンヌはその優しさに感謝すると共に真夏の太陽のような笑顔に思わず手をかざす。なーんて幼い日の夢を見たリリエンヌの枕元に例の本が置かれ、ページ間に謎の紙片が…というわけで今回のテーマたる「幼い日の約束」の仕込みをサラリと完了。そういや何故か幼少リリエンヌ&ゆず様回は高橋作監が多いような気がする。高橋絵のチビエンヌかわいい。

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「二人なら最強!」

Aパート冒頭は舞組ミュージッククリップの撮影前日。いつものプロデューサーがいきなり言い出した「ダンスダンスペア」の企画にさっそく目ぇキラキラさせて食い付くゆず様、この表情からして全力で楽しそうです。なーんてエンジンが掛かったら待ってられないゆず様はオーディションなんて面倒な行程をすっ飛ばしてこの場で相方を決めるよ! ところがヒラの構成員はゆず様に付いて行けず次々と倒れ、ならばと立った幹部ーズは炎を立ち上げダンシングモンスターに挑み…この思いっきりな振りからの即オチがお約束すぎて笑った。倒れた二人の隈が痛々しい(笑

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舞組メンツが全員倒されゆず様の相方は未だ決まらず、さてどうしましょう?と思ったらサーヤ相手に「例のものを!」と指示。またバズーカか!と思ったらサッと渡されたスマホを使い舞組の最終兵器へ帰国指令を伝え…ハルカってば先週日本にいたのにまたLAへ戻ったのか(笑。ところがハルカはダンススクールビデオ撮影のため結局南極に滞在中、何やら一週間くらい戻れないとか。留学生なのにこんな仕事を任されるハルカってば意外と優秀なのかもしれない。いや特待扱いで留学しているのだから当然ちゃ当然なのかもだけど(笑。無理と判った瞬間に電話ガチャ切りのミッキー先輩おそるべし。

ならばS4の他メンツは? と話を振るとS4のスケジュールを網羅しているあこによって即却下。いいドヤ顔です。また突然浮上したリリエンヌ案の後で必死に自己アピールしている姿もそそります(笑。スルーされながらチラチラと様子を窺い、それでもアピールを止めないあこ…ってな様子をチラチラ見ている真昼のアクションも地味にいい味でした。一方あこを完全スルーでリリエンヌ案を押し通すゆめはプロットどおりの動きとはいえかなり強行に見えて正直ビミョー。

「私は歌組です。舞組のアイカツに出しゃばる訳にはいきません」

その後四人娘がレッスン室へ押しかけて事のあらましを伝えるも、リリエンヌは斜に構えて丁重にお断り、続く名言語りも視線を逸らせ…この様子からして本心からの言葉ではないと判りますが言うてる事は正論中のド正論なのでナントモ。そのままサッサと掃けてしまうツンドラ歌姫、一方リリエンヌの内心をきっちり察した(笑)ゆめは再度の説得を宣言してAパート引き。などなど主人公のゆめがお話を引っ張るってのはまあ良いとしても、この場に舞組メンツが一人もいないってのはどうなの?と思わなくなくも(略

そもそもダンシングモンスターのダンス力に付いて行ける人材がいないから困っているのに虚弱が売りのリリエンヌを推してどうする? というよりこれらシーンを堺にゆず様の相手が見つからない理由が「相性問題」にすり変わってしまったのはどうにもスッキリしない。それなら最初からそこにポイントを置いたお話を作るべきだったと思う。ダンス技術や体力の問題ではなく微妙なトコで息が合わない→最高のステージを作るためピッタリ合った人を探す→リリエンヌに白羽の矢、とすればナチュラルにテーマに沿えたはず。また今回の流れでは幹部含めた舞組メンバーが揃いも揃って「リリエンヌ以下のダンス力」って事になってしまいダンス特化組の面目丸潰れでしょう?

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Bパート冒頭はリリエンヌの部屋を訪れたゆめ&ローラから。再度話してもリリエンヌの答えはもちろん変わらず、それでも二人は諦めず――

「幼なじみのゆず先輩が困ってるんです!」
「助けてあげてください!」

いやいやいやそういう問題ではないでしょう? 体力面でふるい落とされた舞組メンツの一連や組の違いを全く意に介さず、相方選定の基準がいつの間にかリリエンヌの気持ち一つになっている=ゆめの思い付き人事が既定事項になっちゃっている事に違和感を禁じ得ない。

「大地を照らし、生きとし生けるもの全てに力を与える夏の太陽。対して私は冷たい雪を降らす暗い冬の雲。同じステージに立てばゆずの魅力を曇らせてしまいかねません」

ともあれ二人に詰め寄られて明かされたリリエンヌの本心はゆず様との相性を懸念したものでした。正反対の持ち味を「魅力を打ち消し合う」と取るか「引き立て合う」と取るか。するとゆめは言葉足らずながら後者について必死に訴え、さらに「大切な幼なじみと一緒に歌いたい」という思い伝え…今やED以外すっかり出番が無くなった小春ちゃんとのキラキラツーショットに感激しきり、早く帰ってきて!

「リリエンヌ来てくれるの!?」
「いえ…丁重に断られたそうです」
「そっか…それはそうだゾ!」

リリエンヌへの声掛けを聞いて一瞬開いた花がスッと萎み、それでも二人の手前明るく切り返すゆず様。この一瞬の笑顔は例の約束を覚えていた事の表れですね。また断られたと知っても沈み込まない心の強さが窺えます。ダンスの実力に加えてこういうトコがゆず様の人徳に繋がっているのでしょう。だから幹部二人もゆず様のためこの実を捧げる覚悟を示し――

「でも大事な二人に倒れられたらゆず困っちゃうな~」
「大事な…」「二人…」

尊敬するゆず様にこんなん言われちゃ目ぇウルウルさせて感激するのも判ります。ってなトコでお約束のオチ(テヘペロ。もうゆず様ってば。

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「元気になったらゆずと一緒に歌って踊ろう!」

一方自室のリリエンヌは件の本に挟まれていた幼い日の写真を見つけ、当時の事を思い浮かべていました。楽しく歌っていたゆず様は咳き込むチビエンヌを心配しながら太陽の笑顔で未来の共演を夢見て、対するチビエンヌも笑顔で答える。その「約束」を思い出したリリエンヌはグッと溜めつつ決意の表情を見せ…ここで今度は「相性問題」に「約束」が選択ポイントに加わってしまいます。これは「幼い日にゆず様と共演の約束をしたけれど二人の方向性が真逆なので共演は無理(約束と相性の葛藤)」ってなトコから約束成就を選んだという流れならこれで正解ですが、相性問題で断った後に約束を思い出して共演という今回の流れだと、要するに写真を見るまで親友と交わした大切な約束を忘れていたという薄っすい話になってしまう。この写真はあくまでリリエンヌの意識下にある「約束」の補強アイテム(葛藤の中で約束を選択する後押し)にすべきだったと思う。まあ二人が今のポジションに収まるまでに共演の機会などいくらでもあったような気がしますがそこはツッコんではいけないのだろうな(笑

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そんなこんなでシーンはミュージッククリップ撮影当日のスタジオへ。ハチマキ巻いた特攻幹部(笑)がスタンバり、何故か見学している四人娘は現場を心配げに見守り、ってなトコへ例の冷気(笑)が流れてきて――

「約束とは自分自身への誓いの言葉でもある」

次の瞬間ドカーン!と爆発した冷気煙から特撮ヒーローの如く現れたツンドラ歌姫。この大仰な演出にはちょっと笑った。そこからミッキー&サーヤへ話を通すと両手を握って大歓迎、もちろんゆず様はリリエンヌとの共演に太陽笑顔を輝かせていざステージへ。コーデチェンジではシャイニースマイル「ナイトサファリコーデ」を纏ったリリエンヌのコレジャナイ感が凄い(笑。カラフルクマミミ&カラフルヘソ出しコーデのリリエンヌなど後にも先にももう見られない気がする。

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約束の共演ステージは新曲「アニマルカーニバル」でした。作詞:秋浦智裕氏、作曲:中野領太氏、編曲:成瀬裕介(onetrap)氏、歌唱はキャラどおり かな&ななせさんです。イントロから賑やかなサンバのリズムが響き、全体的に何となく懐かしさを感じる曲調&アレンジはまさにタイトルまんまと申しましょうか。ともあれ曲名どおりジャングルの木漏れ日が注ぐステージにてこの賑やかな曲を満面笑顔で歌って踊るリリエンヌのいちいちが新鮮すぎて(笑

さすが舞組トップを繰り出したステージだけに振り付けはなかなかハードで、サンバステップを織り込んだダンスはかなり見応えがあります。デュオに割り振った各々の振り付けも面白く、またシンクロダンスでは数コマ単位のズレでキレの差を表す芸コマっぷりも相変わらず。この二人はキャラクターモデルが新しい事もあってアップにも耐え、合間合間にアイコンタクトを送り合う仲の良さもよく伝わってきました。二人揃ってスペシャルアピール「スマイリースプラッシュ」をキメてフィニッシュ。通常のリリエンヌから想像付かないポップなステージを堪能させてくれました。

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異なる個性のぶつかり合いによって生まれた最高のステージ。幹部ーズも四人娘もそのステージに感激し、リリエンヌは遠い日の約束を果たせた事に感激し、ゆず様もまたこの約束をきちんと覚えていて…リリエンヌがゆず様を「太陽」と思っていたように、ゆず様もまたリリエンヌを「太陽」と思っていたというオチはベタながら綺麗な落とし所でした。それだけにここへ至る道中の迷走(?)がじつに惜しまれます。何というかもう少しスッキリとこのオチへ導いてほしかったってのが正直なトコ。そんな先輩二人を見ていた四人娘は来るS4戦へ気合いを入れ、仲良く夕陽にジャンプして締め。





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アイカツ!「第42話 船上のフィナーレ☆」

アイカツ!「第42話 船上のフィナーレ☆」に関するアニログです。

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No title

 今回見ながらnobumaさんが悶々としながら見てる様子を想像してしまいましたョ。

 リリィに白羽の矢が立つという流れは病弱設定の彼女になぜ・・・、シナリオの都合でごり押し以外の言葉が浮かばず、残念感たっぷりの展開だったのですが、ステージのすばらしさで何とか収まったという感じでしょうか。
 というか、ステージすばらしすぎです。ゆずのキレキレ元気いっぱいな感じは今回のストーリー最初からの発言や行動と一貫していて安心して見ていられたことと、リリィのゆずほどではないものの初めて見るような笑顔やアクションに幼い時の約束とつながりが見えたとき、家族で見ていて不覚にも目が潤むのを隠すのに精いっぱい・・・。ぁぁ大満足。

 でも終わって冷静になると改めて強引な展開が残念・・みたいなもやもやした感じもありました。

 2年目に向けて商業的にうまくいっていないこととか、いろいろ言われていますが、よいストーリーだったら盛り返すことも十分あり得ると思うので、これからも楽しみにしつつ応援したいと思っています。

No title

なんかもう一押しって感じでしたね。舞組は好きですしベタなオチもとても良かったですが、そこに至るまでの道のりがちょっと…。もう少し工夫すればリリィに白羽の矢が立つ展開もスルッと入ってきそうなものですがどうしちゃったんだろ。あとあまり言われてませんがステージシーンはリリィ先輩のキャラとどうしても整合せず、しばらく誤発注かと思っていた(笑)

しかしそれでも全体を雑だとは感じなかったのは、高橋絵のパワーかなと思います。作監が違うとここまで原画をコントロールできるんだなあと驚きますね(小並。きりりと整った顔や姿勢とコミカルな表情やポーズのギャップが好きですね。特に今回はサーヤとミキティのあたふたが見てて気持ちよかった。この2人好きなんですけど幹部がフィーチャーされる組とされない組って何が違うんだろ。

れすれす

>アイカツスターズパパさん
設問に対する解答がズレているとどうにもスッキリしないというか、済し崩し的にポイントが変わっていく中途半端さにモニョモニョしまくりでした。久しぶりの舞組回だったのにこの扱いも無いでしょうし。リリエンヌのポップステージは私も堪能しました。いつもの荘厳な空気から一転して笑顔&ダンスが弾けるリリエンヌには目尻が下がるばかり(笑。商業的な不振は着せ替えアイドルゲームのブーム終焉が見えているので辛いトコ。スーパーやおもちゃ屋でも関連商品をあまり見かけませんしバンダイ自体スターズを売る気が無い感じ。

>tamanoさん
まあ今回のライターさんは(以下自重。柿原・待堂・成田先生の三人で回してくれるのが理想ですがなかなか、というかこの三人と他の差が大きすぎていろいろツラい事になっちゃっているような。今回ステージはリリエンヌのミスマッチを楽しんだクチですがダメでしたか? ユリカ様の「fashion check!」みたいな(笑。ミッキー&サーヤはトップがフリーダム(笑)という事もあってサポート役としてスポットが当てられているのでしょう。反面劇・美組はトップが絶対的すぎて幹部を出す理由を作り難いとか? また劇組回はメインキャラたちに乗っ取られ気味ですし、美組回はほぼ香澄姉妹回になってしまうため、そもそも劇・美組の内側をきちんと描いた回が無いという実情も…。

ちょっとだけご返事を・・・。

ステージそのものの出来は全然悪くない、というか好きな部類なのですが、リリィのキャラからしてミュージカル風味のものを期待していたというのがあります。プリリズで言うとジュネ&りんねデュオみたいな。あとシナリオ的にもキャラ崩れには相応の伏線が必要かな、という気もします。ずっとクール(+微妙に天然)なキャラで通していたので。ユリカ様は伏線に満ち満ちていたというか(笑)。ゴシック系のゆずは見てみたいですね。
そういえばアイカツ1期は各アイドルのブログなんかもあって面白かったですね。「エンジェリーシュガーのユリカ様」とか、思い出すだけでも笑えてきます。

ついでに脚本はほんと仰るとおりというか…。今回担当の方はそこまで悪くないと思っているのですが(小春ちゃんサプライズとか良かった)、それだけに今回のシナリオは謎の穴が残ったような印象です…。

れすれす

>tamanoさん
確かにステージ全体がポップ過ぎた感はありましたね。同じダンスステージにしてもミュージカル風のものだったら互いのキャラを引き出せたかもしれません。まあ私的には珍しいものを見た的な楽しさがあったので良しとします。ななせさん歌唱のアニマルカーニバルも貴重ですし(笑
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