2017-02-10(Fri)
アイカツスターズ! #43 チョコっと歌にこめる想い☆
私の気持ち、チョコに書いたから。

きゅんきゅんハッピーバレンタイン。

アバン冒頭はM4のみなさんによるラブキュンチョコのCM…を見てさっそく蕩けるあこにゃんこから。いきなり飛ばしてます(笑。などと蕩けているのはあこにゃんこだけではなく、隣のテーブルではこころちゃんやナナちゃんなどなどM4の話題で盛り上がっていました。さすがアイドル学校だけにかわいい子がたくさんいるのだからメインが霞まない程度(笑)に賑やかしていってほしい。などと今回のバレンタインネタを軽く振ったトコでゆめが学園長に呼び出されてOPへ。今度はどんな無茶振りを?と思ったら。
「ザ・ベストミュージックショーという番組を知っているか?」
アンナ先生と共に馳せ参じたゆめへ学園長は歌番組のオファーを伝えます。全国放送の人気番組、しかもバレンタインデーに合わせた3時間スペシャルってコトでゆめは驚き言葉を失い…それ以上に驚いた子たちがドアから雪崩れ込み(笑
「だってまた学園長がゆめに意地悪するかもしれないから…と思って!」
突然呼び出されたゆめを心配してドアにミミアリーは良いけれど、ローラってばまさか学園長本人に向かってこんなド直球を! テヘペロ! お堅い学園長を相手に全く萎縮しないやり取りは初回のローラ(アンナ先生とのシーン)を思い出したり。そういやローラvs学園長では「私だ」「誰?」の流れもありましたっけ(笑
「私はこの学園の生徒たちの成長を願いこそすれ貶めようなどと思った事は一度もない」
このテのキャラが大好物の私としては学園長の思惑など最初っから判っていたとはいえ、真正面から改めて言われると何だか背中がむずがゆい(笑。まあ虹ブーストの一件でいろんな事が明るみになってしまったためイマサラ外面を取り繕っても仕方ないってトコでしょうか。なんて話を聞いた四人の中であこだけジト目なのがなかなか深い。オファー理由である「チョコレートをもらいたいアイドル1位」にもジト目のあこ、カラスが飛んでる演出は何だか昭和チックな…と思ったら今回はこだまコンテでありました。なるほど。それにしてもかなーり謎なランキングとはいえトップを取るとは大したもの、実家が洋菓子屋という情報まで全国的に浸透しているとすれば現時点でもかなり売れっ子なのでは?

階段教室の後に集まってクラスメイトと番組出演について賑やかに話すゆめたち。こういう何気ないカットの有無で学園感がえらい違うものです。
「気が付いたらいつも目でお前を追っていた」
そんな教室シーンのゆめのアップにすばる君の口説きセリフが重なるあからさまな演出にニマニマが止まらない。もちろんそのセリフは撮影中のヒトコマなれど思いっきりドンズバです。その後のM4のやり取りを見るに判っていないのは本人だけ、本人以外の三人はいろいろ気付いちゃってる風なのもこのテのテンプレでしょう。学園へ戻ったランニングシーンでゆめの事を思い出しては否定し、それでも「ミュージックショー初出演」と聞いて放っておけない辺り既に手遅れです(笑

番組出演に向けてドレスメイクにダンスレッスンにアイカツしまくるゆめ。顎に指を当てて考え込むカットのオンナノコっぽさや某珠璃ばりに三段キメ(笑)で迫るダンスレッスンカットなどなど本家作画が光ってます。ってなトコへ現れたすばる君の所へトテトテと寄り、番組の録画データを受け取って満面笑顔→手を握って大喜びのカットもかわいかった。というかかわいすぎ! 天然ジゴロすぎ! こんな顔見せられたらすばる君じゃなくても落ちるって。
「いちばん大事なのはお前が視聴者に何を伝えたいかじゃねえの?」
全国番組出演のチャンスを活かし自己アピールを目論むゆめへ釘を刺すすばる君のヒトコト。アイドルたるもの自分ばかりではなく見ている人を意識しなければいけない、どれほどアピールしても何も伝わらなければ視聴者の心に残らないのです。などと突然言われてもピンと来ないゆめ、ってなトコへナナちゃんが現れてチョコ作りのヘルプ要請!
手作りチョコなんて溶かして型に流すだけじゃん? 手作りを謳うならカカオ豆から作るべき! と思う方がほとんどだと思いますが、これって実際にやってみると結構難しいんですよね。湯煎の温度一つとっても結構シビアで、混ぜ物の調合や成形・仕上げなどなど、綺麗で美味しい手作りチョコへのハードルは意外と高い。その点小さい頃から店を手伝っていた洋菓子屋の娘はレシピに載っていないコツも判っていて、上手く作れず落ち込むみんなを笑顔でサポート! というチョコ作り展開からこの日だけの特別なチョコ=「気持ちを伝えるチョコ」を通してすばる君の言葉の意味に気付く流れはベタながらスッと落ちました。こういう風にキャラの思考ポイントがお話にきちんと沿っていると見ていて安心できます。それはそうと刻んで溶かして生クリームを入れてなどなどチョコ作り行程を細かく描く拘りは本シリーズの伝統(?)を感じたり。そしてこのシーンのこころちゃんも大変かわいい。このレベルのキャラをクラスメイトポジションに使う贅沢さたるや。

CM明けてBパート冒頭はバレンタインデー当日の賑わいから。こころちゃんが気持ちを込めて作ったチョコはツバサ先輩用だったのか! たまきちゃんとチョコを渡してキャッキャ抱き合うカットはついつい頬が綻んでしまった(笑。かわいい。続いて真昼から夜空様へのチョコ贈呈…素っ気なく手渡す真昼の照れ、対して思いがけない真昼チョコに暫し感動→真昼の呟きをスルーして全力で抱きつく夜空様のアクションもニマニマが止まらない。もうお姉ちゃんってば! その頃男子部ではメートル級の巨大チョコに驚くM4、その大きすぎる愛に戸惑いつつもお礼の言葉を忘れないすばる君はさすがイケメンアイドルであります。その言葉を影で聞いて蕩けるあこは幸せ全開ですが、このシーンをラストの対比と考えるとなかなか切ないヒトコマに思えたり。というかあこのチョコに関してメガネくんの絡みが無かったのは残念。特大チョコの端に他三名用の小っさいチョコが置いてあって、そのうち一つを手にしたメガネくんは…みたいなコマがあればかなりキュンキュンだったのに。
「が ん ば れ ゆめちゃん!」
などなど賑やかなバレンタインデーの一方で仕事に出掛けるゆめ。ついに送迎付きポジションまで昇りましたか(笑。すると出発寸前にローラ&真昼と手作りチョコ教室の6人が駆け付け、手作りの応援メッセージチョコをゆめへプレゼント。頑張る仲間を応援しその応援に力をもらうスパイラルを今回の季節ネタである手作りチョコできっちり示したシナリオ運びはさすが成田先生としか。

「みなさんこんばんは。司会の巻杉マキコです」
「ザ・ベストミュージックショー バレンタイン3時間スペシャル! 生放送でお送りします」
そしてシーンはいきなり放送本番へ。名前どおり巻きすぎているマキコさんスゲー(笑。出演者登場シーンではまず現れたM4の手慣れ感がいかにも売れっ子アイドルぽく、続いて登場したゆめも張り切り笑顔で歩を進めるも…階段で足を滑らせ真っ逆さまの大ピンチ! いきなりやらかし!? すると足をパッと送ってクルクルッとターン→おっとっと!となりながら無事着地してセーフ! やはりアイドルにバランス感覚は必須なのか! テヘペロ!

番組本編のM4の出番ではさっそく季節ネタであるバレンタインの話題。トラック10台分のチョコというベッタベタ昭和な描写から、それを全部食べると言い切る=ファンへの感謝を忘れないスタンスはさすが売れっ子アイドルであります。とはいえこれだけの量だと食べきる前に次のバレンタインが来ちゃいそう(野暮
「それではM4のみなさんで『僕らの奇跡』」
トークシーンが一段落したトコで歌へ、43話目にしてようやくM4のライブが解禁であります。そりゃTVで見ているあこもテンションも上がります。突然暴れ出した患者に引いてる二人がいい味(笑。ほどなく始まったステージ曲は紹介どおり「僕らの奇跡」、作詞:前沢希氏、作・編曲はお馴染みの南田健吾(onetrap)氏、歌唱は女子ステージと違って中の人がそのまま歌っています。CGではない手描きライブ&中の人歌唱ってコトは女子ステージより正統派と言えなくなくも(略。歌唱力がイマイチなのも男子アイドルとして妙にリアルかも(笑。ともあれ作中ではそれなりに大物扱いだったM4がようやく人気・実力を披露できたのは良かった。できればもう少し早くこういうシーンを見せてくれれば作中での存在感も上がっただろうけれど、肝心の女子アイドルすら尺が足りない状態だったのでどーにもこーにも。
《そういえばM4のステージ見るのって初めてだ…》
《こんなにファンを笑顔にさせるなんてM4って凄い!》
作中のゆめですら今回がライブ初体験なのでM4絡みの後回しは仕方ないか。いやこれまで全く気にしていなかったM4の実力をこのタイミングで体験させるため溜めていたのかもしれない(超々好意的解釈。でも朝陽くん以外は3月いっぱいでM4を卒業しちゃうんだよね? すると地味に蒔いてた種の収穫はどうすんだろ? ともあれM4のアイドルパワーを体感したゆめはようやく彼らの大物っぷりを理解し、そしてその思いはラストシーンで…(あああ

続いてゆめの出番。持ち前のバイタリティでフリートークを上手くこなし、実家の宣伝をさりげなく入れ(笑)、そして仲間からの応援チョコへの感謝を満面笑顔で語るゆめ。一方TVの前でゆめの笑顔を受け取ったローラもまた嬉しさ溢れる笑顔に。チョコに込めた気持ちが伝わった喜びに溢れる笑顔でした。
「だから私は歌でみんなに喜びを伝えたいと思います!」
そしてゆめはみなさんからの応援に歌でお返しと気合いマシマシ、ってなトコからコーデチェンジしステージへ…と思ったらキメカットが丸ごと新規映像に差し替えられていて驚き。他キャラもチョイチョイ修正されていますが丸ごと差し替えってのはさすが主人公パワー?(笑。やはり変身バンクのキメは引きの全身カットの方が締まります。そーいやこのポーズってどこかで見たような…と思ったら劇場版のティザーポスターでした。

始まったソロステージは「スタージェット!」、例の虹ブーストを乗り越えた第36話以来の披露…ってあれからもう2か月近く経つのか!? ともあれターニングポイントとなった復活ステージから、ゆめのさらなる成長を示すようにステージ全編大幅にクオリティアップされてこれまた驚き。ステップの度に煌めく足元はキラキラ☆が重なり、前回(第36話ver.)はサビ入りで発動したブーストキャンセル=アイドルオーラ打ち消しの代わりに二段目オーラが発動! ステージの煌めきを見る限りもはやS4レベルのキラッキラ☆であります。スターズのCGライブもえらく進化したなあ。しみじみ。
「特別なグレードアップグリッターだよ」
「これは世界に一つしかない虹野専用のグリッターさ」
ステージを終えた控え室にてゆめのアイカツスマホに現れた謎のグリッター。そういや販促ネタのはずなのにグリッターの描写って久しぶりだなあ。グリッターはストーリーに活かせば面白い設定だと思ったけれど結局ほとんど使われないまま1年目終盤を迎え、ようやく使いどころが来たって感じ?

「はい、バレンタインのチョコレート」
そして今回のクライマックスへ。とっぷり日が暮れいかにもな雰囲気でのツーショット、仕事後に大急ぎで作ったチョコレートをわざわざ届けに来た上に「友チョコじゃないよ、だって友達っていうか…特別だから!」なーんて思わせぶりなセリフ付き、しかも相手は最近いろいろ気になってるオンナノコときたら、そりゃすばる君だってドキドキしちゃうよね(笑。いつになく緊張しながら「チョコに書かれた気持ち」を確かめるべくラッピングを開けるヒトコマもニマニマが止まらない。
「ラ イ バ ル 決 定!」
ところがチョコに書かれていたのは期待(?)と違って、先のM4ステージを見てスイッチが入ったゆめからのライバル宣言でした。チョコを見た瞬間の戸惑いから脱力までの表情変化もいい味出しまくり、一方すばる君の七転八倒に全く関知せずシアワセいっぱいのゆめも良い良い。まさに天使のような悪魔の笑顔、すっかり気勢を削がれたすばる君へグーッと顔を寄せる無防備な仕草も悪魔すぎる。ああもう! こんなんされたらデコピンでもしないと理性を保てないよ(笑
「ライバルは倒し甲斐がある方がいいでしょ?」
「じゃ、どっちが先に一番星になれるか競争だ」
分不相応なライバル宣言でもこう言われては受けて立つしか。というわけで夜空にひときわ輝く一番星を二人で見上げて締め。成田先生本領発揮のきゅんきゅん溢るるバレンタイン回でした。ニマニマ。
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きゅんきゅんハッピーバレンタイン。

アバン冒頭はM4のみなさんによるラブキュンチョコのCM…を見てさっそく蕩けるあこにゃんこから。いきなり飛ばしてます(笑。などと蕩けているのはあこにゃんこだけではなく、隣のテーブルではこころちゃんやナナちゃんなどなどM4の話題で盛り上がっていました。さすがアイドル学校だけにかわいい子がたくさんいるのだからメインが霞まない程度(笑)に賑やかしていってほしい。などと今回のバレンタインネタを軽く振ったトコでゆめが学園長に呼び出されてOPへ。今度はどんな無茶振りを?と思ったら。
「ザ・ベストミュージックショーという番組を知っているか?」
アンナ先生と共に馳せ参じたゆめへ学園長は歌番組のオファーを伝えます。全国放送の人気番組、しかもバレンタインデーに合わせた3時間スペシャルってコトでゆめは驚き言葉を失い…それ以上に驚いた子たちがドアから雪崩れ込み(笑
「だってまた学園長がゆめに意地悪するかもしれないから…と思って!」
突然呼び出されたゆめを心配してドアにミミアリーは良いけれど、ローラってばまさか学園長本人に向かってこんなド直球を! テヘペロ! お堅い学園長を相手に全く萎縮しないやり取りは初回のローラ(アンナ先生とのシーン)を思い出したり。そういやローラvs学園長では「私だ」「誰?」の流れもありましたっけ(笑
「私はこの学園の生徒たちの成長を願いこそすれ貶めようなどと思った事は一度もない」
このテのキャラが大好物の私としては学園長の思惑など最初っから判っていたとはいえ、真正面から改めて言われると何だか背中がむずがゆい(笑。まあ虹ブーストの一件でいろんな事が明るみになってしまったためイマサラ外面を取り繕っても仕方ないってトコでしょうか。なんて話を聞いた四人の中であこだけジト目なのがなかなか深い。オファー理由である「チョコレートをもらいたいアイドル1位」にもジト目のあこ、カラスが飛んでる演出は何だか昭和チックな…と思ったら今回はこだまコンテでありました。なるほど。それにしてもかなーり謎なランキングとはいえトップを取るとは大したもの、実家が洋菓子屋という情報まで全国的に浸透しているとすれば現時点でもかなり売れっ子なのでは?

階段教室の後に集まってクラスメイトと番組出演について賑やかに話すゆめたち。こういう何気ないカットの有無で学園感がえらい違うものです。
「気が付いたらいつも目でお前を追っていた」
そんな教室シーンのゆめのアップにすばる君の口説きセリフが重なるあからさまな演出にニマニマが止まらない。もちろんそのセリフは撮影中のヒトコマなれど思いっきりドンズバです。その後のM4のやり取りを見るに判っていないのは本人だけ、本人以外の三人はいろいろ気付いちゃってる風なのもこのテのテンプレでしょう。学園へ戻ったランニングシーンでゆめの事を思い出しては否定し、それでも「ミュージックショー初出演」と聞いて放っておけない辺り既に手遅れです(笑

番組出演に向けてドレスメイクにダンスレッスンにアイカツしまくるゆめ。顎に指を当てて考え込むカットのオンナノコっぽさや某珠璃ばりに三段キメ(笑)で迫るダンスレッスンカットなどなど本家作画が光ってます。ってなトコへ現れたすばる君の所へトテトテと寄り、番組の録画データを受け取って満面笑顔→手を握って大喜びのカットもかわいかった。というかかわいすぎ! 天然ジゴロすぎ! こんな顔見せられたらすばる君じゃなくても落ちるって。
「いちばん大事なのはお前が視聴者に何を伝えたいかじゃねえの?」
全国番組出演のチャンスを活かし自己アピールを目論むゆめへ釘を刺すすばる君のヒトコト。アイドルたるもの自分ばかりではなく見ている人を意識しなければいけない、どれほどアピールしても何も伝わらなければ視聴者の心に残らないのです。などと突然言われてもピンと来ないゆめ、ってなトコへナナちゃんが現れてチョコ作りのヘルプ要請!
手作りチョコなんて溶かして型に流すだけじゃん? 手作りを謳うならカカオ豆から作るべき! と思う方がほとんどだと思いますが、これって実際にやってみると結構難しいんですよね。湯煎の温度一つとっても結構シビアで、混ぜ物の調合や成形・仕上げなどなど、綺麗で美味しい手作りチョコへのハードルは意外と高い。その点小さい頃から店を手伝っていた洋菓子屋の娘はレシピに載っていないコツも判っていて、上手く作れず落ち込むみんなを笑顔でサポート! というチョコ作り展開からこの日だけの特別なチョコ=「気持ちを伝えるチョコ」を通してすばる君の言葉の意味に気付く流れはベタながらスッと落ちました。こういう風にキャラの思考ポイントがお話にきちんと沿っていると見ていて安心できます。それはそうと刻んで溶かして生クリームを入れてなどなどチョコ作り行程を細かく描く拘りは本シリーズの伝統(?)を感じたり。そしてこのシーンのこころちゃんも大変かわいい。このレベルのキャラをクラスメイトポジションに使う贅沢さたるや。

CM明けてBパート冒頭はバレンタインデー当日の賑わいから。こころちゃんが気持ちを込めて作ったチョコはツバサ先輩用だったのか! たまきちゃんとチョコを渡してキャッキャ抱き合うカットはついつい頬が綻んでしまった(笑。かわいい。続いて真昼から夜空様へのチョコ贈呈…素っ気なく手渡す真昼の照れ、対して思いがけない真昼チョコに暫し感動→真昼の呟きをスルーして全力で抱きつく夜空様のアクションもニマニマが止まらない。もうお姉ちゃんってば! その頃男子部ではメートル級の巨大チョコに驚くM4、その大きすぎる愛に戸惑いつつもお礼の言葉を忘れないすばる君はさすがイケメンアイドルであります。その言葉を影で聞いて蕩けるあこは幸せ全開ですが、このシーンをラストの対比と考えるとなかなか切ないヒトコマに思えたり。というかあこのチョコに関してメガネくんの絡みが無かったのは残念。特大チョコの端に他三名用の小っさいチョコが置いてあって、そのうち一つを手にしたメガネくんは…みたいなコマがあればかなりキュンキュンだったのに。
「が ん ば れ ゆめちゃん!」
などなど賑やかなバレンタインデーの一方で仕事に出掛けるゆめ。ついに送迎付きポジションまで昇りましたか(笑。すると出発寸前にローラ&真昼と手作りチョコ教室の6人が駆け付け、手作りの応援メッセージチョコをゆめへプレゼント。頑張る仲間を応援しその応援に力をもらうスパイラルを今回の季節ネタである手作りチョコできっちり示したシナリオ運びはさすが成田先生としか。

「みなさんこんばんは。司会の巻杉マキコです」
「ザ・ベストミュージックショー バレンタイン3時間スペシャル! 生放送でお送りします」
そしてシーンはいきなり放送本番へ。名前どおり巻きすぎているマキコさんスゲー(笑。出演者登場シーンではまず現れたM4の手慣れ感がいかにも売れっ子アイドルぽく、続いて登場したゆめも張り切り笑顔で歩を進めるも…階段で足を滑らせ真っ逆さまの大ピンチ! いきなりやらかし!? すると足をパッと送ってクルクルッとターン→おっとっと!となりながら無事着地してセーフ! やはりアイドルにバランス感覚は必須なのか! テヘペロ!

番組本編のM4の出番ではさっそく季節ネタであるバレンタインの話題。トラック10台分のチョコというベッタベタ昭和な描写から、それを全部食べると言い切る=ファンへの感謝を忘れないスタンスはさすが売れっ子アイドルであります。とはいえこれだけの量だと食べきる前に次のバレンタインが来ちゃいそう(野暮
「それではM4のみなさんで『僕らの奇跡』」
トークシーンが一段落したトコで歌へ、43話目にしてようやくM4のライブが解禁であります。そりゃTVで見ているあこもテンションも上がります。突然暴れ出した患者に引いてる二人がいい味(笑。ほどなく始まったステージ曲は紹介どおり「僕らの奇跡」、作詞:前沢希氏、作・編曲はお馴染みの南田健吾(onetrap)氏、歌唱は女子ステージと違って中の人がそのまま歌っています。CGではない手描きライブ&中の人歌唱ってコトは女子ステージより正統派と言えなくなくも(略。歌唱力がイマイチなのも男子アイドルとして妙にリアルかも(笑。ともあれ作中ではそれなりに大物扱いだったM4がようやく人気・実力を披露できたのは良かった。できればもう少し早くこういうシーンを見せてくれれば作中での存在感も上がっただろうけれど、肝心の女子アイドルすら尺が足りない状態だったのでどーにもこーにも。
《そういえばM4のステージ見るのって初めてだ…》
《こんなにファンを笑顔にさせるなんてM4って凄い!》
作中のゆめですら今回がライブ初体験なのでM4絡みの後回しは仕方ないか。いやこれまで全く気にしていなかったM4の実力をこのタイミングで体験させるため溜めていたのかもしれない(超々好意的解釈。でも朝陽くん以外は3月いっぱいでM4を卒業しちゃうんだよね? すると地味に蒔いてた種の収穫はどうすんだろ? ともあれM4のアイドルパワーを体感したゆめはようやく彼らの大物っぷりを理解し、そしてその思いはラストシーンで…(あああ

続いてゆめの出番。持ち前のバイタリティでフリートークを上手くこなし、実家の宣伝をさりげなく入れ(笑)、そして仲間からの応援チョコへの感謝を満面笑顔で語るゆめ。一方TVの前でゆめの笑顔を受け取ったローラもまた嬉しさ溢れる笑顔に。チョコに込めた気持ちが伝わった喜びに溢れる笑顔でした。
「だから私は歌でみんなに喜びを伝えたいと思います!」
そしてゆめはみなさんからの応援に歌でお返しと気合いマシマシ、ってなトコからコーデチェンジしステージへ…と思ったらキメカットが丸ごと新規映像に差し替えられていて驚き。他キャラもチョイチョイ修正されていますが丸ごと差し替えってのはさすが主人公パワー?(笑。やはり変身バンクのキメは引きの全身カットの方が締まります。そーいやこのポーズってどこかで見たような…と思ったら劇場版のティザーポスターでした。

始まったソロステージは「スタージェット!」、例の虹ブーストを乗り越えた第36話以来の披露…ってあれからもう2か月近く経つのか!? ともあれターニングポイントとなった復活ステージから、ゆめのさらなる成長を示すようにステージ全編大幅にクオリティアップされてこれまた驚き。ステップの度に煌めく足元はキラキラ☆が重なり、前回(第36話ver.)はサビ入りで発動したブーストキャンセル=アイドルオーラ打ち消しの代わりに二段目オーラが発動! ステージの煌めきを見る限りもはやS4レベルのキラッキラ☆であります。スターズのCGライブもえらく進化したなあ。しみじみ。
「特別なグレードアップグリッターだよ」
「これは世界に一つしかない虹野専用のグリッターさ」
ステージを終えた控え室にてゆめのアイカツスマホに現れた謎のグリッター。そういや販促ネタのはずなのにグリッターの描写って久しぶりだなあ。グリッターはストーリーに活かせば面白い設定だと思ったけれど結局ほとんど使われないまま1年目終盤を迎え、ようやく使いどころが来たって感じ?

「はい、バレンタインのチョコレート」
そして今回のクライマックスへ。とっぷり日が暮れいかにもな雰囲気でのツーショット、仕事後に大急ぎで作ったチョコレートをわざわざ届けに来た上に「友チョコじゃないよ、だって友達っていうか…特別だから!」なーんて思わせぶりなセリフ付き、しかも相手は最近いろいろ気になってるオンナノコときたら、そりゃすばる君だってドキドキしちゃうよね(笑。いつになく緊張しながら「チョコに書かれた気持ち」を確かめるべくラッピングを開けるヒトコマもニマニマが止まらない。
「ラ イ バ ル 決 定!」
ところがチョコに書かれていたのは期待(?)と違って、先のM4ステージを見てスイッチが入ったゆめからのライバル宣言でした。チョコを見た瞬間の戸惑いから脱力までの表情変化もいい味出しまくり、一方すばる君の七転八倒に全く関知せずシアワセいっぱいのゆめも良い良い。まさに天使のような悪魔の笑顔、すっかり気勢を削がれたすばる君へグーッと顔を寄せる無防備な仕草も悪魔すぎる。ああもう! こんなんされたらデコピンでもしないと理性を保てないよ(笑
「ライバルは倒し甲斐がある方がいいでしょ?」
「じゃ、どっちが先に一番星になれるか競争だ」
分不相応なライバル宣言でもこう言われては受けて立つしか。というわけで夜空にひときわ輝く一番星を二人で見上げて締め。成田先生本領発揮のきゅんきゅん溢るるバレンタイン回でした。ニマニマ。
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