2017-03-03(Fri)

アイカツスターズ! #46 炎のS4決定戦!

先輩、負けませんわ! 

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S4決定戦開幕。まずは舞組・劇組から。

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というわけでアイカツスターズ!1年のクライマックスたるS4決定戦が始まりました。現S4を含めた対戦ルールははたして? もし現S4が勝っちゃったらどうすんの? とあれこれ頭を悩ませましたが、解説の真昼さんによると「3年生は仮にトップになったとしても卒業しちゃうから2位になった人がS4になるのよね」とヒトコマで論破。やはりそういうシステムでしたか。とはいえ「決定戦」と銘打つ割りにエキシビション色が強すぎて少々シラけてしまったのが正直なトコ。最強の現S4を倒して次代を襲名したい心境は判らんでもありませんが、だとしても現S4がトリを務める今回のやり方では事実上のエキシビションになってしまう(トリ前の在校生トップがS4確定)ため肝心の「次代S4決定戦」自体があまり盛り上がらないというか、実際に「大トリ決勝への予選」みたいな印象になってしまった。その勝負に勝っても負けても新S4ですと言われたらS4自体の威光(ありがたみ)が薄まってしまいそう。どうしてもこの展開で行くのなら最初に現S4を持ってくれば真剣勝負の緊張感を最後までキープできたかもしれない。しかしいきなり高いハードルをぶち立てられちゃ萎え萎えかもしれない。ううむ難しい。

1. 二階堂ゆず:28923pt
2. ハルカ☆ルカ:24357pt
3. 桂ミキ:23925pt
4. 明石咲耶:22176pt
5. 宮小路たまき;19752pt

「舞組のトップは二階堂ゆず!」

そんなこんなで始まったS4決定戦初日は舞組の勝負! と言ってもアバン数コマでゆず様のステージをチラリと映してCM明けにはあっさり続投決定、最後に一花咲かせたいミッキー先輩や同期の意地を見せたいサーヤ先輩やLAから参じたハルカなどなど何の引っ掛かりもなく当然の如くゆず様がトップを取ってしまって何ともはや。そりゃゆず様が続投するのは九分九厘判っちゃいたけどこのやっつけ完勝ではせっかくキャラが立っていた舞組の面々が不憫でならない。まさか止め絵の一枚も無いとは思わなかった。特に一年生ながら幹部二人を上回ったハルカのパフォーマンスを少しでも見たかったなあ。

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その後リリエンヌとのヒトコマにて歌組対決への意気込みをチラリ。本筋としてはゆめvsローラのガチンコ対決、そこから鉄板王者ひめ様との決戦が見せ場のはずですが、実力的に大本命の伏兵(変なニホンゴ)たるリリエンヌがどう絡んでいくか? もちろんその結果は次期のキャラ地盤にも繋がるため非常に悩ましい歌組対決であります。続くS4庭園では後輩たちを迎え撃つ現S4たちの心持ちをチラリ。私を乗り越えて行け、しかしそうやすやすとは倒されんぞガハハ! みたいな超定番のスタンスです。会話によれは前回のS4戦もこのシステムだったようですが…当時一年生だったゆず先輩は先代を倒してS4になった事が確定、その前年一年生でS4になったひめ様も同様、では夜空様とツバサ先輩はどういう経緯でS4になったのかちょっと気になる。イメージ的に夜空様は勝ち抜け組のような気がするけど以下自重。

「やはりツバサ先輩は完全無欠!」

明日の決定戦に備えて台本チェックに念を入れるあこ。部屋を飾っていたすばるきゅんグッズを箱に詰めて集中する様子はなかなか殊勝ではありますが…すばるきゅん人形とアツい会話を交わしているトコでいきなりゆめが訪れてあわわわ!みたいなハプニングを予想したのに何も無くてちょっと残念。決戦前日に何かしていないと落ち着かない→レッスン室へという定番の流れから、ツバサ先輩にどうにかして勝てる方法は無いか?と弱点を検索するも何も浮かばずポカーン。とはいえ作中に於けるツバサ先輩の完全無欠強者イメージがほとんど無いため私的には違う意味でポカーンだったり。やはりこういうトコからも劇組の描写不足を痛感します。そもそもゆめのひめ様越え・真昼の夜空様越えに比べ、この土壇場になって突然ツバサ先輩越えに焦点を当てても全くピンと来ませんて。それにしてもあこの視界にすら入っていないありさ先輩が不憫すぎ。幹部の立場が無い!

「私、絶対にS4になりたいと思ってますの」
「なれるんじゃないか? 今の早乙女なら」

決死の意気込みを見せるあこを軽くいなすツバサ先輩。何だかんだあこの実力を認めながらも、握手を断って立ち去る辺り現S4の余裕とプライドを感じさせます。この勝負前の線引きはS4という立場以前の「ツバサ先輩の個」も感じさせますね。一人のアイドルとして誰にも負けたくない的な。ともあれここまでに描かれた数少ない実力描写からしてあこの在校組トップはご尤もとはいえ、前回示された不利要素(特別なグリッター無し)をカタカタカタカタ計算するとはたして? と思っていたのに結局全く影響しないまま決戦に進んでしまって結構拍子抜けではありました。あれほど悩んだグリッターのジレンマは何だったのか。

決戦期間の夜が更けて各キャラの動向をチラチラと。歌唱レッスンに打ち込むローラ、コーデに悩む真昼、ドレスデザイン(決戦用?)に精を出すリリエンヌ、お肌の手入れに余念がない夜空様、物思いに耽るひめ様、などに続いて一人ガーッと眠っているゆず様は勝負疲れか勝者の余裕か。しかしまさかこのタイミングで髪下ろしゆず様を見られるとは。髪下ろしてると普通に美少女じゃん(笑。そんな中で一人ランニングに励むゆめはヨゾラノムコウの小春ちゃんへS4取りの決意を誓い…ゆめの最も深いトコにいる同志、熾烈な歌組勝負に挑むゆめの心を支えるであろう存在の大きさを感じさせます。平たく言うと再降臨の前振りか(笑。早よ帰ってきて。

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「デイサファリコーデ、これが私の勝負ドレスですわ」

Bパートは劇組の決定戦当日の朝。あこは前回の小さいフアンへの思いを重ねて勝負ドレスに決意を込めていました。手元にあるのはツルシのレアドレスなれど「フアンの笑顔」という特別なグリッターで一際輝く勝負ドレス…と綺麗に纏めておこう。ステージ順のくじ引きではあこの神妙な顔つきからしてお約束どおりラス前を引いたようです。そして劇組も他キャラ総オミットであこの演技審査シーンへ。前夜の台本読みシーンで振ったとおり劇組らしい審査があったのは良いけれど、あことツバサ先輩の実力差が明確に表れていたか?と言われればううむ。いや逆に実力が拮抗している事を表していた?

《早乙女、私から奪い取ってみろ》
《先輩、負けませんわ》

そして緊張を振り払って決戦ステージへ挑むあこ。ツバサ先輩とすれ違い様のエスパー会話(笑)はお約束というか木村氏らしいというか、前作第177話を思い出す一瞬でしたが…件のシーンを見返すと段違いに濃くて思わず引き込まれ。ちなみに前作第177話は絵コンテ:木村隆一氏、演出:安藤尚也氏、つまり安藤氏の味付けの濃さが窺えます(笑

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あこの勝負曲は前話と同じ「アニマルカーニバル」のあこソロバージョンでした。まあコーデからしてこの曲しか無い感じですが、曲入りからカメラアングルを変え…というかほぼ丸ごと作り直されている辺り決戦ステージへの気合いを感じられて良い良い。曲の肝であるステップを強調し、振り付けの躍動感が一層伝わってくるリファインでした。さすがこういう拘りは本作ならではと感心したのだけれど。

1. 早乙女あこ:25726pt
2. 坂本ありさ:24752pt
3. 松岡はな :21826pt
4. 有村みらい:20753pt
5. 鷲谷美乃里:20074pt

ほどなく表示されたポイントはありさ先輩を抜いて一躍トップに。グリッター無しの不利などどこ吹く風のトップ踊出劇には少々置いてかれてしまった。いやそもそもあこ以外のエントリーが特別なグリッターを使っているかすら判らず、またありさ先輩以外のランカーは作中で何の言及も無いモブたちなので、トップに立ちました!と言われてもあまり感慨が…張り合う相手が実質いないS4レースは見ているこっちもアツくなれません。オーラスのツバサ先輩を残してトップのあこはS4確定なのに心ここに在らず、の心境は判るもののヒトコトくらい言及が欲しかった。どーでもいいけどこれありさ先輩がグリッター使用だったら幹部の面目丸潰れっぽい(笑

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そしてトリを務めるツバサ先輩のステージへ。こちらは第20話で使われた「Dancing Days」がまんまリサイクルでした。曲が始まった瞬間は久しぶりのツバサ先輩ソロステージ&昨年8月の初出曲を「フユコレ」まで引っ張った意味が明らかになりテンションが上がったけれど、曲が進むにつれて「20話マンマ?」と判って少々ダウン。作品的にもキャラ的にもクライマックスたるS4決定戦ステージなのにカット割りからアングル取りまで過去まんまってのはかなり寂しい。

卒業予定のキャラに予算を割けないと言ってしまえばシマイですが、過去と全く同じムービーを見たみなさんが「これがS4の力」「力がみなぎっていた」「意地を感じた」などなど驚嘆している様子にはどうしても茶番臭が拭えなかった。まあムービー自体の出来は良いのでツバサ先輩の魅力・実力は十二分に伝わるでしょうし、見比べてブツブツ言うてる私が狭量なのだろうけれど、実際「S4として最後の対戦」なのだから最後の花火をドーン!と打ち上げてほしかったのが正直なトコ。これで夜空様とひめ様のステージがリファインものだったらツバサっちの不遇が際立ってしまうな(笑

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1. 如月ツバサ:29135pt

というわけでほどなく発表されたツバサ先輩のポイントはあこに約3500ptの大差を付けたダントツのトップでした。ここまで違うともはやグゥの音も出ず、あこは遥か高みのツバサ先輩へ遠目から拍手を贈るのみ。ステージのツバサ先輩を遠く見つめる距離感はベタながら好演出で、勝つ気で挑んだ相手との実力差を思い知らされた子猫ちゃんの胸中が伝わってくるヒトコマです。出待ちの仲間もその心境を心配するも、ほどなく現れた当人はいつもどおりの大上段から余裕綽々の受け答え…みんなの前で弱みを見せないプライド高き子猫の意地に思わずニヤマリ。そしてここで初めて「S4おめでとう」となるわけですが、この一年間 目指せS4!目指せS4!と言うてた割りにあまりに淡泊な決定劇は正直拍子抜け。「先代に勝てずに襲名した新S4」の消化不良感はステージ上で新S4の紹介すら無い事で決定的になってしまった気がする。ゆめたちもゆめたちで、天上人の如く崇めていた「S4」に仲間がなったというのに妙に淡泊で何だかなあ。このシーンは作画がみんな美人で目を引きましたが、今回は全体的に(忙しい時の)高橋作監回の難点である一列並びレイアウトが多くて少々苦笑い。作画自体も真正面と真横アングルばかりなので三面図を見てるみたい。

「私たちは卒業するがアイドルを卒業するわけではない」

ってなトコへツバサ先輩が現れて夕陽の展望台へ。戦い済んで日が暮れて互いの思いを伝え合い、先の言葉どおりノーサイドの握手で締める劇組S4の世代交代シーンはなかなかドラマチックな良い雰囲気。とはいえあこがここまで思い入れるほどツバサ先輩へのリスペクトがこれまでの本編中にあまり見られなかったのは残念としか。そういうバックグラウンド無しでこういうシーンを描いても感慨まで及ばないのだなあ。ううむ。その点では先輩へのリスペクトがクドいほど描かれてきた美組・歌組に期待したい所。

勝てずに終わった心残りを「またいつか」とリベンジの含みを持たせる辺り次期での出番もありそう? というか朝陽くん以外のM4も卒業を期にサヨナラって事はありますまいし、卒業組もそれなりに出番がありそうな…まさか人知れず高等部が!?(笑

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「でも…本当は…本当は…勝ちたかったんですわ…」

寮に帰ってすばるきゅん人形へ本心を吐露するあこ。仲間の前でもツバサ先輩の前でも普段どおりを貫いていたあこが一人の部屋で見せた悔し涙は前回に続いてあこの株価を突き上げました。ベタな演出だけどおっさんはこういうのに弱いのです。また「負けてS4」となったあこの存在は華やかさばかりではないS4の裏側を窺わせるスパイスになりそうで、さらなる成長を期待させる次期への布石にもなった感じ。

そんなあこの悔しさ辛さを察してそっとしておく仲間たちの心遣いも良し。ドアを挟んだ明暗差も互いのポジションが際立って良かった。しかし晴れてS4になったのに「残念会」は無いなあ。落ち込んだ気分は「S4祝勝会」で吹き飛ばしちゃえ!みたいなノリの方がゆめらしかったと思う。あとこんな時でも酢コンブを持ってくるローラの拘りには笑った。というわけで次回は美組の決定戦、明日は我が身と気を引き締める真昼の明日はどっちだ? 重なる夜空に一番星が光っていないのが気になる引きでした。



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No title

はじめまして。
チョコ回であこの後ろにカラスが飛ぶのを見て、すぐにシティハンター
→こだまさんを思い浮かべて懐かしくなったくらいのおばさんです。
こちらのレビューをお供に旧アイカツ全178話を見終わり、
その勢いでスターズを見進めてようやくリアルタイムに追いつきました。
やはり誰かの意見も交えて見たほうが楽しめますね。
しかしCGモデルの退化が辛い・・・だいぶこなれてきましたけど。

S4第一戦、割り切りっぷりが凄かったw
しかしギッチリ詰まった戦いを4週にわたって見せられても
疲れて息切れしそうなので(本来の視聴者層にとっては特に)
ホップ・ステップ・ジャンプくらいの流れでちょうどいいのかも。

個人的にはリリエンヌが勝ち抜いてゆずとのゴシック寄りステージを
見たいと思うのですが・・・ゆめとローラが同じポジションのままだと
二年目の展開が難しそうなので、ローラがS4になって追う者と
追われる者との話になるのかな?
(ゆめがS4になったら話が終わってしまうし)
いや、二人で幹部のお仕事をもっと掘り下げる?
それともあっさりゆめをS4にして、新入生にシフトするのか。
小春の動向がわからないのでさっぱり先が読めません。

なんにしろ、すばるたちとの話はしっかりやって欲しいですね。
するとは思いますが。
旧アイカツのウイングあかりは、ある意味不自然すぎましたw

No title

はじめまして。
今まで描かれていたS4の扱いからすると、1年目ではまだ早いんじゃないかと感じました。1年目ではS4になれずに、2年目でもっと掘り下げてからラストにS4になるという流れのほうが納得しやすいんじゃないかなと。
しかしそうすると歌組はリリエンヌがS4で違和感はありませんが、他の組は現幹部がS4?それもいまいちぱっとしませんね。どうも組分けやS4、幹部といった制度には扱いづらい面もあるように感じます。

No title

うーん…S4の地位自体が軽くなっていたのがなんとも…。
前回が良かっただけに正直残念です。展開の盛り上げと設定の整合性との匙加減が難しいのはわかるのですが…。

れすれす

>小春日和さん
はじめましていらっしゃいませ。その連想でこだま氏を思い出すとはなかなかのベテランさんとお見受けします(笑。アイカツ178話完走→スターズ追い付きとは凄い! うちのレビューはもちろんオンタイム時のものなので今読み返すと結構ハズしていたりしますがその辺はご愛敬って事で。というかうちのダラダラレビューを読むだけで大変だったのでは?(笑

S4戦に関しては真昼の美組がやや濃、そして歌組が超濃になりそうなのでおっしゃるとおり今回はその分を見越して軽めに収めたのかもしれませんね。そもそもこれまで作中での扱いもそんな感じ(酷)なので取っ掛かりとしてはこの位で良かったのかも。それにしても歌組に関してはどうなるか本当に判りません。私としても次期はリリエンヌに取ってもらいたいトコですがローラにも頑張ってほしいし…ゆめはあと1年がむしゃらに走ってほしかったり。M4との云々は心底同感。あれだけ振っといてフェードアウトでは何がなんだか。

>OPLさん
はじめましていらっしゃいませ。私もゆめのS4取りは来年の方が自然というか盛り上がる気がします。というわけで次期S4は舞組:ゆず、劇組:あこ、美組はおそらく真昼、歌組はリリエンヌorローラと、結局1期のメインキャラで固めるような。歌組以外の幹部の立場無し(笑。と言った所で次期のS4の扱いがよく判らないのでいったいどうなりますやら。

>tamanoさん
S4戦はこれからの美組・歌組が本番です(笑。まあ一年通して見ると組分け設定自体を上手く扱い切れていなかった感じ。もっと組ごとの色をガンガン描写してくれれば係るS4戦も盛り上がったでしょうね。せっかくの幹部設定もあまり活かされませんでしたし。ミッキー先輩が最後のS4戦に挑むドラマとか余裕で1本書けそうなのにもったいない。
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