2017-08-11(Fri)
アイカツスターズ! #68 ヴィーナスアークのこわ~いウワサ!
学力テストはスペシャル家庭教師で乗り切れ!

…勉強って何がどこで役に立つか判らない。

一応(?)学園モノではありますが日常の授業シーンなど学校らしいイベントはほぼオミットされちゃっている本作、アイドル学園という特性を活かした学校行事描写をもっと入れればいいのに…ってな事を常々思っていたトコで今回は学生の本分たる「お勉強」について、それもアイドル科目ではなく国数英の定期学力テストのお話が来ました。アイドル学園のお話で普通科目の授業風景を映しても何の見栄えもせず、とはいえ義務教育期間の彼女たちが普通科授業を受けていないはずもなく、それに連れて定期テストが行われるのもこれまた当然の流れですが、ぶっちゃけ唐突っちゃ唐突なネタ振りではあります(笑
「まぁ四ツ星学園でもときどきテストはあったけど…」
「どんなテストなんだろう?」
中学生なら中間・期末の定期テストが普通だろうに「ときどきテストはあった」程度の認識とはさすが真昼は大物としか(笑。スマホに表示されたお知らせによるとテスト期間は「8月17日(木)~8月22日(火)」、普通の学校なら夏休みド真ん中の時期に定期テストをぶちかますなんて気が休まる時が無いなあ。などなどアバン早々のヒトコマから作画のかわいさが目に付き、夏枯れ時期にも関わらず作画リソースを惜しまない体制にちょっと感心。ああ今年は映画が無いからか(痛痒。みんなかわいかったけど特にローラがかわいい、いやローラはいつもかわいいけど今回は特に。
「コングラッチュレーション、おめでたい人たちだわ」
などなどテストの話題で盛り上がっているトコへ突き刺さった厳しい声。ストレッチの姿勢をキープしながら数学の問題集をサラサラと解くユーリ先輩の超人的文武両道がシュールすぎる(笑。続いてVA学力テストの厳しさを突き付けられたみなさんのいい顔でアバン引き。手刀を構える真昼を始めに各々キャラの個性が浮かぶ息呑み顔が良い良い。ローラってばナメきってるし(かわいい

「きららも勉強してるの?」
「うん、テスト前だもん」
Aパート冒頭はテス勉で賑わうデッキ、ってなトコへキャロラインに乗ったきららが登場。勉強とは無縁に思えるきららが「当然でしょ?」と言わんばかりに勉強しているってのはある意味キャラ崩壊レベルのショックではあります(笑。何だかんだ真面目なのね。科目数や配点は不明なれど「800点以上で合格」という結構大変そうな合格ラインをサラリと語り、するときららが――
「しかもこのテストのいちばん怖い所はね…合格できないと世にも恐ろしい開かずの間に成績が上がるまで閉じ込められちゃうんだよ~」
「お、おもしろいじゃない!」
というわけで今回サブタイである「ヴィーナスアークのこわ~いウワサ!」は不合格者へのペナルティの噂でした。地下にあるず~っと使われていない部屋、何かいるかもしれないから絶対に近付いたらメーッ!…VA首脳の一角である彼女の言葉はそれなりの信憑性を感じさせます。ところがその後のモーニングステーキシーンでは不合格者への処遇については開かずの間に言及せず「スペシャルメーッ!」と言葉を濁していました。ってなやり取りから不自然さを覚えるものの、「一切容赦しない」とほくそ笑むエルザ様の表情が絶品すぎて僅かな違和感などコロッと飛んでしまった(ちょろい

「はい、テスト範囲の問題集だよ」
「えっ、こんなに!?」
さてテス勉! となったや稲や山積みの問題集にゲンナリのみなさん。仕事と並行しながらこの量を勉強するのは確かに大変そうで、効率よく頭に入れないとテスト期間に間に合わない…ってな対策についてローラが「優秀な家庭教師」の案を挙げ、するとゆめが係る人材を思い付き、ここから臨時教師(笑)を交えたテスト対策のドタバタが始まります。ああローラかわいい。
「僭越ながら私が家庭教師として国語のレッスンをさせていただきます」
まず国語教師として白羽の矢が立ったリリエンヌ。真夏に一人で出歩いても大丈夫になったのだな。文学少女のリリエンヌが国語教師ってのはなるほどな流れではありますが、肝心のレッスン内容が漢字対策の書道パフォーマンスという絶妙なズレっぷりには思わず笑った。今年明けの書道パフォーマンスがまさかの再び。身体で覚える効率重視でこうなったらしいけれど、これだけ手間かけて一回四文字ではあまり効率良くないような(笑。というか普通の書き取り自体が「身体で覚える」そのもの、字を手書きしなくなって久しい私はシャレにならないほど漢字を忘れてしまったよ…。

続いて数学教師はまさかのあこにゃんこ! カタカタピンポンアイドル(笑)という二つ名からして数字に強いのは判ろうものの…もしかしてこれは知能指数の高さと人としての賢さが比例しない体現だろうか(酷。などと超シツレイな第一印象はこの後の授業シーンで見事にひっくり返されるのでした。
「この図形問題は実際に紙を使って考えればすぐに判りますわよ」
いきなりリアルな図形問題にちょっと笑った。こういうの懐かしい。メイン視聴者層の小さいお友達にはさぞかし難しい問題に見えるでしょうね。ともあれ意外に的を射た教え方のあこ先生に対し、教材の折り紙で鶴を折って遊んでいるローラが馬鹿すぎてまた笑える。そもそも数学に興味が無いときた。
「1本120円のペン X本が売れて残りがY本である。これを聞いてどう思いまして?」
「どうでもいいじゃない」
この正直すぎるやり取りには本気で吹いた。お馬鹿ローラが果てしなくかわいい(笑。対するあこの呆れ顔も良い味出してます。まあ数学に興味が無い子にこんなん聞いてもそう返ってくるのが道理、ところがあこ先生は馬鹿な生徒に決して折れずへこたれず。
「ではこうすれば如何ですこと? ローラのライブでX枚のチケットが売れて残りはY枚である。さあ、自分のライブに当てはめて考えるとどんな数式になりまして?」
「えっと、会場が500席だったとして…」
「ほら興味湧きましたでしょ? ホールの客席、チケットの枚数、ファンの満足度などなど…アイドルの周りに数学や計算はたくさんありますわ」
今になって思えば結局全ての勉強ってのはこういう事。机上の問題集は考え方のベースであって、それによって手に入れた考え方を後の人生に応用する所までが勉強なのです。こういう事を中学時代に気付いていれば私の人生もだいぶ変わっただろうに…でもリアルタイムの中学生は「勉強イヤだ!」で終わっちゃう、仮に中学生に戻れてもおそらく私は勉強なんてしないだろうし(笑。というわけであこ先生の意外な適性に驚くヒトコマでした。
「あの部屋…あれが噂の開かずの間」
一方ヴィーナスアークでは小春ちゃんとユーリ先輩が「開かずの間」から漏れ聞こえる声に遭遇! はたしてこの声の主は!? と緊迫を煽って一旦CMへ。

「エルザ様に余計な事を言っちゃメーッ!」
CM明けてBパートは開かずの間の噂で賑わうデッキから。そんな噂話を遠目に眺めていたレイさんは、明らかに挙動不審なきららをジト目で見つめていました。あはは。きらら判りやすすぎ(笑
さてラストのテスト対策レッスンはゆず先生による英語の授業。全く勉強せずとも何となく英語を話せてしまう、S4時代を一緒に過ごした夜空様もゆず先輩が勉強している所を見た事が無いというお墨付きであります。これまでの描写からしていかにも天才肌のゆず先輩、しかし何らかのきっかけが無ければ英語を話せるはずもなく…そのヒミツは英語版のミュージカルビデオにありました。なるほど洋楽を聴いて英語に馴染むようなもの、そういや私が英語にアレルギーが無いのは中学時代に聴いてた英HRが源流なのだろうなあ。アイスの棒みたいなビデオプレイヤーはアイカツワールドらしいハイテクデバイス、おやつの抹茶パフェはKo-cafe(幸花堂)のステマと思ったら意外にも後の重要アイテムで感心するやら笑うやら。
「ミュージカルを観ているうちに自然と英語に耳が慣れて苦手意識が無くなる。そういう勉強法なんじゃない?」
「ゆずが観たかっただけだゾ! 付き合ってくれてサンキュー!」
前述の理屈をフォローとして語るローラに対し実も蓋も無いゆず先輩さすがです。

というわけで学力テスト当日へ。広い机の斜向かいに2人ずつ配した席は絶対にカンニングを許さない厳格さが表れていますが1度に受けられる人数が限られる=効率は悪そう。なるほどだから試験期間が6日もあるのか。国語・数学と試験科目がサクサク進んで残すは英語のみ、ってなトコで試験官のレイさんから突然のテスト内容変更ががが!
「学力テストの代わりにアメリカのスタッフから実際に英語のインタビューを受けてもらう事にする」
エルザ様のステージを撮影しに来た海外スタッフがヴィーナスアーク生の撮影も希望していて、ならばそのインタビューを英語テストにしてしまおうという大胆な企画であります。なるほど単なるペーパーテストより遥かに実戦的ではあるけれどこの変更は結構シャレにならないかも(笑。読んだり聞いたりはともかく喋るのはハードル高いって。とはいえエルザ様の提案を蹴る術は無く、みなさん揃ってカフェへ移動し英語インタビューへの挑戦が始まります。まず席に着いた小春ちゃんはナニゲに普通に会話をこなしていてさすがの海外歴を感じさせたり。そもそもヴィーナスアークの公用語は何語なのか?(それは言わない約束。というわけでゆめたちの番がきました。え? ゆめたち? そう、個人テストのはずなのに何故かこの子たちだけ3人組で受けてる。
「Please tell me some japanese culture」
「日本の文化を紹介してくださいだって…」
「いきなり言われても…」
「何を紹介すればいいの?」
あれほど厳格なカンニング対策をしていたのにここでは3人で相談しちゃったりしていいのかね(笑。ともあれ僅かな相談タイムの後に閃いた日本文化は――
「This is "Syodo" and "Karate"」
「This is "Origami"」
「This is japanese sweets and "Sukonbu"」
真昼は書道と空手、ローラは折り紙、そしてゆめは抹茶パフェを紹介。ここへ至るテス勉の成果がまさかこんな形で表れるとは! ほんと何がドコで役に立つか判らんものです(今回の教訓
「I have a "Azuki" , I have a "parfait"」
そしてまさかのPPAPに笑った。

「世界中にファンがいるってどんな気持ちだろう?」
試験も無事に終わってエルザ様のライブ収録へ。ここでゆめはエルザ様のワールドワイドな人気を羨望し、例によってキラキラの瞳で将来像を妄想…広い会場がぎっしり埋まった世界的ライブカットは後の伏線となり得るか? そんなこんなで始まったエルザ様のステージ曲はおなじみの持ち歌「Forever Dream」、今や4回目となるライブムービーは第51話ver.と第60話ver.の絶妙なチャンポンでした。今回ver.は両者のうち「こっちのカットが好み」と感じていた分で編集されていて驚き、私的にはパーフェクトな出来だと思う。ただやっぱりライブ終了と共に制服に戻ってしまうのはデジタルすぎる。絢爛な天空ステージから飾り気ゼロのリアルステージへのいきなりな落差(?)は仕方ないとして、せめてドレスくらいは余韻を楽しみたいトコです。
「ミュージックタイム凄く良かったね!」
「私たちのインタビューもバッチリ映ってたし」
「海外のファンが増えたみたい」
会場のフィナーレがTV画面に移ってVAカフェへのシーンチェンジはベタながらナチュラルで良かった。どうやら件のインタビューも無事に放送されたようでゆめたちの世界デビューも滞りなく…そういやゆめたちは「ヴィーナスウェーブ」で世界デビューしてるのよね。今回はキラキラインにたくさんの反響があったようだけれど、先の世界32ヶ国放送後には何も反響無かったのだろうか? ともあれそんな会話の流れから今回のネタである学力テストの結果発表、どうやら全員無事に合格したようでみなさん揃って小さい胸をなで下ろして平穏な日々へ。と思ったら――

「絶対にお化けがいるんです!」
「判った、確かめてみよう」
開かずの間の恐怖を体験したユーリ先輩の声がカフェに響いて今回サブタイの回収が始まります。そのまま件の開かずの間へ向かうみなさん、一同不安気な表情の中で一際ビビっている小春ちゃんがかわいい。A引きでユーリ先輩と一緒に怪しい声を聞いちゃったからね。ともあれ開かずの間に到着すると先と同様怪しい音と声がドア外まで聞こえてきました。意を決して部屋へ入るといかにも怪しい物体が蠢いて悲鳴が響き、ってなトコで勇猛果敢に飛び出したレイさんが正体見たり!
「あは…見つかっちゃった」
開かずの間のお化けの正体はゲーム機に夢中のきららでした。エルザ様に隠れてゲームをするため係る噂を流して人を払い、わざわざ白布まで被ってお化けカモフラをしていたものの、先から怪しんでいたレイさんには通用せず見事御用というわけ(笑。真相を知ったみなさんの脱力顔もいい味を醸し、これにてほんわか一件落着~と思いきや。
「みんなを怖がらせたらメーッ!」
まさかのレイさんメーッ!からテヘペロきららで綺麗な締め、サブタイからしてもっとサスペンス色が高いお話と思っていたらきらららしいゆる~いオチでした。まあこれはこれで面白かったから良いか(笑

そして次回は噂どおり前作とのコラボ回、まずはあかりたちとの共演ですか。アイカツワゴンがまだ走ってる! しかし前S4ですらTシャツ姿なのに冬服着ている違和感がハンパない(笑。アイカツアイランドお約束のあこ&小春ちゃんペアはハッピ姿で登場!? 声援の向こう側はおそらくM4、これは声援を聞いた朝陽くんと小春ちゃんの進展フラグだろうか? まあ各作品の設定ギャップをどう埋めるか気がかりではありますが、あまり面倒なことを考えず素直に楽しもうかと。

今回の新規アイキャッチはエルザ様の制服。
#51:ゆめスクドレ、エルザスクドレ
#52:ゆめスクドレ、ローラスクドレ
#53:リリエンヌ幹部服、リリエンヌスクドレ
#54:きらら制服、きららスクドレ
#55:エルザスクドレ、きららスクドレ
#56:エルザスクドレ、エルザPR
#57:ゆめスクドレ、ローラスクドレ
#58:エルザスクドレ、きららスクドレ
#59:ゆめS4制服、ゆめスクドレ
#60:エルザスクドレ、エルザPR
#61:あこS4制服、ゆめS4制服
#62:ローラ幹部服、ローラスクドレ
#63:リリエンヌスクドレ、リリエンヌPR
#64:真昼S4制服、真昼スクドレ
#65:ローラスクドレ、ローラPR
#66:きららPR、ゆめPR
#67:ゆずS4制服、PR
#68:エルザ制服、PR
※コンプ状況
ゆめ;S4制服、スクドレ、PR
ローラ:幹部服、スクドレ、PR
真昼:S4制服、スクドレ
あこ:S4制服
ゆず:S4制服、PR
リリエンヌ:幹部服、スクドレ、PR
エルザ:制服、スクドレ、PR
きらら:制服、スクドレ、PR
ゆめ、ローラ、リリエンヌ、エルザ様、きららが3種コンプ、あとレイさんの制服が出たらとりあえず制服版を纏めようか。
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…勉強って何がどこで役に立つか判らない。

一応(?)学園モノではありますが日常の授業シーンなど学校らしいイベントはほぼオミットされちゃっている本作、アイドル学園という特性を活かした学校行事描写をもっと入れればいいのに…ってな事を常々思っていたトコで今回は学生の本分たる「お勉強」について、それもアイドル科目ではなく国数英の定期学力テストのお話が来ました。アイドル学園のお話で普通科目の授業風景を映しても何の見栄えもせず、とはいえ義務教育期間の彼女たちが普通科授業を受けていないはずもなく、それに連れて定期テストが行われるのもこれまた当然の流れですが、ぶっちゃけ唐突っちゃ唐突なネタ振りではあります(笑
「まぁ四ツ星学園でもときどきテストはあったけど…」
「どんなテストなんだろう?」
中学生なら中間・期末の定期テストが普通だろうに「ときどきテストはあった」程度の認識とはさすが真昼は大物としか(笑。スマホに表示されたお知らせによるとテスト期間は「8月17日(木)~8月22日(火)」、普通の学校なら夏休みド真ん中の時期に定期テストをぶちかますなんて気が休まる時が無いなあ。などなどアバン早々のヒトコマから作画のかわいさが目に付き、夏枯れ時期にも関わらず作画リソースを惜しまない体制にちょっと感心。ああ今年は映画が無いからか(痛痒。みんなかわいかったけど特にローラがかわいい、いやローラはいつもかわいいけど今回は特に。
「コングラッチュレーション、おめでたい人たちだわ」
などなどテストの話題で盛り上がっているトコへ突き刺さった厳しい声。ストレッチの姿勢をキープしながら数学の問題集をサラサラと解くユーリ先輩の超人的文武両道がシュールすぎる(笑。続いてVA学力テストの厳しさを突き付けられたみなさんのいい顔でアバン引き。手刀を構える真昼を始めに各々キャラの個性が浮かぶ息呑み顔が良い良い。ローラってばナメきってるし(かわいい

「きららも勉強してるの?」
「うん、テスト前だもん」
Aパート冒頭はテス勉で賑わうデッキ、ってなトコへキャロラインに乗ったきららが登場。勉強とは無縁に思えるきららが「当然でしょ?」と言わんばかりに勉強しているってのはある意味キャラ崩壊レベルのショックではあります(笑。何だかんだ真面目なのね。科目数や配点は不明なれど「800点以上で合格」という結構大変そうな合格ラインをサラリと語り、するときららが――
「しかもこのテストのいちばん怖い所はね…合格できないと世にも恐ろしい開かずの間に成績が上がるまで閉じ込められちゃうんだよ~」
「お、おもしろいじゃない!」
というわけで今回サブタイである「ヴィーナスアークのこわ~いウワサ!」は不合格者へのペナルティの噂でした。地下にあるず~っと使われていない部屋、何かいるかもしれないから絶対に近付いたらメーッ!…VA首脳の一角である彼女の言葉はそれなりの信憑性を感じさせます。ところがその後のモーニングステーキシーンでは不合格者への処遇については開かずの間に言及せず「スペシャルメーッ!」と言葉を濁していました。ってなやり取りから不自然さを覚えるものの、「一切容赦しない」とほくそ笑むエルザ様の表情が絶品すぎて僅かな違和感などコロッと飛んでしまった(ちょろい

「はい、テスト範囲の問題集だよ」
「えっ、こんなに!?」
さてテス勉! となったや稲や山積みの問題集にゲンナリのみなさん。仕事と並行しながらこの量を勉強するのは確かに大変そうで、効率よく頭に入れないとテスト期間に間に合わない…ってな対策についてローラが「優秀な家庭教師」の案を挙げ、するとゆめが係る人材を思い付き、ここから臨時教師(笑)を交えたテスト対策のドタバタが始まります。ああローラかわいい。
「僭越ながら私が家庭教師として国語のレッスンをさせていただきます」
まず国語教師として白羽の矢が立ったリリエンヌ。真夏に一人で出歩いても大丈夫になったのだな。文学少女のリリエンヌが国語教師ってのはなるほどな流れではありますが、肝心のレッスン内容が漢字対策の書道パフォーマンスという絶妙なズレっぷりには思わず笑った。今年明けの書道パフォーマンスがまさかの再び。身体で覚える効率重視でこうなったらしいけれど、これだけ手間かけて一回四文字ではあまり効率良くないような(笑。というか普通の書き取り自体が「身体で覚える」そのもの、字を手書きしなくなって久しい私はシャレにならないほど漢字を忘れてしまったよ…。

続いて数学教師はまさかのあこにゃんこ! カタカタピンポンアイドル(笑)という二つ名からして数字に強いのは判ろうものの…もしかしてこれは知能指数の高さと人としての賢さが比例しない体現だろうか(酷。などと超シツレイな第一印象はこの後の授業シーンで見事にひっくり返されるのでした。
「この図形問題は実際に紙を使って考えればすぐに判りますわよ」
いきなりリアルな図形問題にちょっと笑った。こういうの懐かしい。メイン視聴者層の小さいお友達にはさぞかし難しい問題に見えるでしょうね。ともあれ意外に的を射た教え方のあこ先生に対し、教材の折り紙で鶴を折って遊んでいるローラが馬鹿すぎてまた笑える。そもそも数学に興味が無いときた。
「1本120円のペン X本が売れて残りがY本である。これを聞いてどう思いまして?」
「どうでもいいじゃない」
この正直すぎるやり取りには本気で吹いた。お馬鹿ローラが果てしなくかわいい(笑。対するあこの呆れ顔も良い味出してます。まあ数学に興味が無い子にこんなん聞いてもそう返ってくるのが道理、ところがあこ先生は馬鹿な生徒に決して折れずへこたれず。
「ではこうすれば如何ですこと? ローラのライブでX枚のチケットが売れて残りはY枚である。さあ、自分のライブに当てはめて考えるとどんな数式になりまして?」
「えっと、会場が500席だったとして…」
「ほら興味湧きましたでしょ? ホールの客席、チケットの枚数、ファンの満足度などなど…アイドルの周りに数学や計算はたくさんありますわ」
今になって思えば結局全ての勉強ってのはこういう事。机上の問題集は考え方のベースであって、それによって手に入れた考え方を後の人生に応用する所までが勉強なのです。こういう事を中学時代に気付いていれば私の人生もだいぶ変わっただろうに…でもリアルタイムの中学生は「勉強イヤだ!」で終わっちゃう、仮に中学生に戻れてもおそらく私は勉強なんてしないだろうし(笑。というわけであこ先生の意外な適性に驚くヒトコマでした。
「あの部屋…あれが噂の開かずの間」
一方ヴィーナスアークでは小春ちゃんとユーリ先輩が「開かずの間」から漏れ聞こえる声に遭遇! はたしてこの声の主は!? と緊迫を煽って一旦CMへ。

「エルザ様に余計な事を言っちゃメーッ!」
CM明けてBパートは開かずの間の噂で賑わうデッキから。そんな噂話を遠目に眺めていたレイさんは、明らかに挙動不審なきららをジト目で見つめていました。あはは。きらら判りやすすぎ(笑
さてラストのテスト対策レッスンはゆず先生による英語の授業。全く勉強せずとも何となく英語を話せてしまう、S4時代を一緒に過ごした夜空様もゆず先輩が勉強している所を見た事が無いというお墨付きであります。これまでの描写からしていかにも天才肌のゆず先輩、しかし何らかのきっかけが無ければ英語を話せるはずもなく…そのヒミツは英語版のミュージカルビデオにありました。なるほど洋楽を聴いて英語に馴染むようなもの、そういや私が英語にアレルギーが無いのは中学時代に聴いてた英HRが源流なのだろうなあ。アイスの棒みたいなビデオプレイヤーはアイカツワールドらしいハイテクデバイス、おやつの抹茶パフェはKo-cafe(幸花堂)のステマと思ったら意外にも後の重要アイテムで感心するやら笑うやら。
「ミュージカルを観ているうちに自然と英語に耳が慣れて苦手意識が無くなる。そういう勉強法なんじゃない?」
「ゆずが観たかっただけだゾ! 付き合ってくれてサンキュー!」
前述の理屈をフォローとして語るローラに対し実も蓋も無いゆず先輩さすがです。

というわけで学力テスト当日へ。広い机の斜向かいに2人ずつ配した席は絶対にカンニングを許さない厳格さが表れていますが1度に受けられる人数が限られる=効率は悪そう。なるほどだから試験期間が6日もあるのか。国語・数学と試験科目がサクサク進んで残すは英語のみ、ってなトコで試験官のレイさんから突然のテスト内容変更ががが!
「学力テストの代わりにアメリカのスタッフから実際に英語のインタビューを受けてもらう事にする」
エルザ様のステージを撮影しに来た海外スタッフがヴィーナスアーク生の撮影も希望していて、ならばそのインタビューを英語テストにしてしまおうという大胆な企画であります。なるほど単なるペーパーテストより遥かに実戦的ではあるけれどこの変更は結構シャレにならないかも(笑。読んだり聞いたりはともかく喋るのはハードル高いって。とはいえエルザ様の提案を蹴る術は無く、みなさん揃ってカフェへ移動し英語インタビューへの挑戦が始まります。まず席に着いた小春ちゃんはナニゲに普通に会話をこなしていてさすがの海外歴を感じさせたり。そもそもヴィーナスアークの公用語は何語なのか?(それは言わない約束。というわけでゆめたちの番がきました。え? ゆめたち? そう、個人テストのはずなのに何故かこの子たちだけ3人組で受けてる。
「Please tell me some japanese culture」
「日本の文化を紹介してくださいだって…」
「いきなり言われても…」
「何を紹介すればいいの?」
あれほど厳格なカンニング対策をしていたのにここでは3人で相談しちゃったりしていいのかね(笑。ともあれ僅かな相談タイムの後に閃いた日本文化は――
「This is "Syodo" and "Karate"」
「This is "Origami"」
「This is japanese sweets and "Sukonbu"」
真昼は書道と空手、ローラは折り紙、そしてゆめは抹茶パフェを紹介。ここへ至るテス勉の成果がまさかこんな形で表れるとは! ほんと何がドコで役に立つか判らんものです(今回の教訓
「I have a "Azuki" , I have a "parfait"」
そしてまさかのPPAPに笑った。

「世界中にファンがいるってどんな気持ちだろう?」
試験も無事に終わってエルザ様のライブ収録へ。ここでゆめはエルザ様のワールドワイドな人気を羨望し、例によってキラキラの瞳で将来像を妄想…広い会場がぎっしり埋まった世界的ライブカットは後の伏線となり得るか? そんなこんなで始まったエルザ様のステージ曲はおなじみの持ち歌「Forever Dream」、今や4回目となるライブムービーは第51話ver.と第60話ver.の絶妙なチャンポンでした。今回ver.は両者のうち「こっちのカットが好み」と感じていた分で編集されていて驚き、私的にはパーフェクトな出来だと思う。ただやっぱりライブ終了と共に制服に戻ってしまうのはデジタルすぎる。絢爛な天空ステージから飾り気ゼロのリアルステージへのいきなりな落差(?)は仕方ないとして、せめてドレスくらいは余韻を楽しみたいトコです。
「ミュージックタイム凄く良かったね!」
「私たちのインタビューもバッチリ映ってたし」
「海外のファンが増えたみたい」
会場のフィナーレがTV画面に移ってVAカフェへのシーンチェンジはベタながらナチュラルで良かった。どうやら件のインタビューも無事に放送されたようでゆめたちの世界デビューも滞りなく…そういやゆめたちは「ヴィーナスウェーブ」で世界デビューしてるのよね。今回はキラキラインにたくさんの反響があったようだけれど、先の世界32ヶ国放送後には何も反響無かったのだろうか? ともあれそんな会話の流れから今回のネタである学力テストの結果発表、どうやら全員無事に合格したようでみなさん揃って小さい胸をなで下ろして平穏な日々へ。と思ったら――

「絶対にお化けがいるんです!」
「判った、確かめてみよう」
開かずの間の恐怖を体験したユーリ先輩の声がカフェに響いて今回サブタイの回収が始まります。そのまま件の開かずの間へ向かうみなさん、一同不安気な表情の中で一際ビビっている小春ちゃんがかわいい。A引きでユーリ先輩と一緒に怪しい声を聞いちゃったからね。ともあれ開かずの間に到着すると先と同様怪しい音と声がドア外まで聞こえてきました。意を決して部屋へ入るといかにも怪しい物体が蠢いて悲鳴が響き、ってなトコで勇猛果敢に飛び出したレイさんが正体見たり!
「あは…見つかっちゃった」
開かずの間のお化けの正体はゲーム機に夢中のきららでした。エルザ様に隠れてゲームをするため係る噂を流して人を払い、わざわざ白布まで被ってお化けカモフラをしていたものの、先から怪しんでいたレイさんには通用せず見事御用というわけ(笑。真相を知ったみなさんの脱力顔もいい味を醸し、これにてほんわか一件落着~と思いきや。
「みんなを怖がらせたらメーッ!」
まさかのレイさんメーッ!からテヘペロきららで綺麗な締め、サブタイからしてもっとサスペンス色が高いお話と思っていたらきらららしいゆる~いオチでした。まあこれはこれで面白かったから良いか(笑

そして次回は噂どおり前作とのコラボ回、まずはあかりたちとの共演ですか。アイカツワゴンがまだ走ってる! しかし前S4ですらTシャツ姿なのに冬服着ている違和感がハンパない(笑。アイカツアイランドお約束のあこ&小春ちゃんペアはハッピ姿で登場!? 声援の向こう側はおそらくM4、これは声援を聞いた朝陽くんと小春ちゃんの進展フラグだろうか? まあ各作品の設定ギャップをどう埋めるか気がかりではありますが、あまり面倒なことを考えず素直に楽しもうかと。

今回の新規アイキャッチはエルザ様の制服。
#51:ゆめスクドレ、エルザスクドレ
#52:ゆめスクドレ、ローラスクドレ
#53:リリエンヌ幹部服、リリエンヌスクドレ
#54:きらら制服、きららスクドレ
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#58:エルザスクドレ、きららスクドレ
#59:ゆめS4制服、ゆめスクドレ
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#61:あこS4制服、ゆめS4制服
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