2017-08-18(Fri)
アイカツスターズ! #69 広げよう、アイカツの「WA」!
前アイカツ!とのコラボがまさかの実現!?

まずはLuminas登場です。

「私たちの…! アツいアイドルカツドウ、アイカツスターズ!始まります!」
夏頃にコラボやるって言ってたけどどーなったんだろ? TVで? それとも劇場版? なーんてつい最近コメント欄で軽く話題になった前アイカツ!とのコラボ企画。結局特番ではないTVシリーズの正規話として通常どおり放送される形に相成りました。ならば世界観の辻褄合わせとかどうすんの? と若干の心配を抱えながら臨んだ今回でしたが、定時の画面から飛び出してきた新旧コラボバージョンのトビラを見た瞬間…あかりが動いてる! 喋ってる! たったこれだけで頬が緩んで細かいコトは結構どーでも良くなってしまった(笑。そんなスタンスで見始めた本編は予想以上に大らかな共演(笑)で、子供アニメの他作品コラボの齟齬に神経を尖らせる野暮の極みを思い知るコトに。そうそう子供番組のコラボ企画って(言い方は悪いけど)こんな感じよね~、ここまで割り切って作られたモノにツッコんだら負けよね~みたいな。久しぶりにTV画面に現れたキャラに対しお子さまたちが「あかりちゃんだ~!」「いちごちゃんだ~!」って喜んでくれたらそれだけで成功なのです。ゴーカイジャーにブラックコンドルが出た時に感涙したおっさんのように(笑
「今年もやってきました! アイカツアイランド!」
今回コラボネタの舞台は昨年四ツ星学園の経営に大きな打撃を与えたアイカツアイランドであります。またやんのか! 学園長懲りないな! 心配してるアンナ先生かわいい! と思ったら今年のイベントは他アイドル学校との共催で、またそれは今年のテーマである「みんなで広げよう、アイカツのWA!」に沿ったものでもあるとか。リスク分散とイベントテーマを上手く絡めた企画ではありましたが、賑やかな看板の割りにイベント描写(表裏含めて)があまり無かったのは少々残念だったかも。今回の内容だったら別に無理してアイカツアイランドやらなくても…と言ってしまえばシマイか。アイドル学校大集合!の中にスターライト学園が含まれていたならともかく。
さて先ほどまでステージ設営をしていた三人娘が何故か現場から遠く離れた島外れに佇み、ってなトコへ通りがかったド派手なワゴン(笑)をヒッチハイクしたらLuminasが出てきてコンニチハ。ここで窓から顔出す三人が思いっきり高橋作画、スターズでも作監ローテに入っているのについ「懐かしい!」と思ってしまった。おそらく高橋氏も描いてて懐かしかったでしょう。それはそうとして予告などで判っちゃいたけど真夏の冬制服はやはり違和感が凄い。S4みたく夏服設定が無いなら仕方ないけどスターライトは夏服があるのだから。

というわけでアイカツワゴンに乗り込んで新旧キャラの交流スタート。両陣ともそれなりに売れているアイドルのはずなのに互いの認識が全く無いという世界観の相違はサラッと流され、詳細にツッコまず和やかな雰囲気で互いに自己紹介=旧作を知らないお友達へのキャラ説明をナチュラルに入れ込んだ流れは子供アニメの他作品コラボ回として良くできていた気がする。とはいえオフのあかりたちがイベントの事を知らず偶然通りがかる、こんな離島に「たまたま来た」という設定は結構無茶ではあります(笑。と同時にツッコミの無意味さを悟った。
「みんなで広げよう、アイカツのWA!」
イベントテーマで盛り上がったみなさんは立ち寄ったカフェテラスにてさらに話に花を咲かせます。他のみんなはステージ準備にテンテコなのに何のんびりお茶してんの?と思わなくなくも(略。というか三人娘はどういうテイで設営現場から離れたのだろう? Luminas絡みのふわふわ感はともかく、キャラの行動についてはそれなりの理由付けがほしかった。ともあれそんな会話からLuminasが件のイベントを見物をする運びとなり、するとすばる工作員から連絡がきました。
「彼女たちが欲しいのは四ツ葉のクローバーだそうです」
それはイベントステージに立つ先代S4への差し入れを画策していたゆめへの情報でした。幸運を運ぶ四ツ葉のクローバー、サプライズプレゼントとして素敵なアイテムではありますがステージまでに見つけられるか? ってなトコでお約束どおりLuminasたちが手伝いを申し出、対するゆめは大感激で飛び付いてテーブルへベッターン! 反動で飛んだグラスをしっかりキャッチするローラ、ジト目の真昼も地味にいい味出してます(笑。各キャラの輪郭が窺えるヒトコマを挟んで――

さっそく四ツ葉のクローバーを探し始めたみなさん。こうして見るとスターライト制服スカートのギリギリさがよう判りますね。放映当時も短いと思っていたけど他作に入ると一層際立ちます(笑。ここでゆめとあかりは先輩へのリスペクト話で盛り上がり、しかしそんな会話の一方で尊敬する先輩へのプレゼントはそうカンタンには見つからない。
「お昼の空の星みたいにちょっと見えないだけじゃないかな」
ここで前作第97話にていちご先輩から頂いた名言がきました。緑一色の草原に隠れた四ツ葉、それは昼間の星と同じで見えなくてもちゃんとあるはず…という教えは今もあかりの中で活きているのですね。というか件のエピソードからもう3年も経つのか。そんなこんなで再び探し始めた二人は草むらから飛び出してきたカエルにびっくり! するとその横に四ツ葉を大発見であります。カエルが教えてくれた!?
「あかりちゃん、今日のお空はどんな空?」
「それがこの辺りでは一時的に強い雨が降るって予報なんだ」
「空模様も怪しいしカエルも鳴いてるしね…」
そのカエルはまさかの前振り(笑。ここで「何と何とあかりちゃんはお天気アイドルなのでした!」と発表するも「面白いじゃない」のヒトコトで流される切なさ。誰も「大空ぉ天気」を見てないのか…きっときらきら市にはTKYがネットされていないんです。ともあれその予報どおり空は瞬く間に雲に覆われ、雨が降り始めてしまい一時退却。

その頃イベント現場ではすばる君の応援準備に余念がないアドベンチャーペアの姿ががが。小春ちゃん付き合い良いな。しかしすばる団扇を振ってるトコを朝陽くんが見たらショック受けそう…そういうシーンはありません(残念。ってなトコへゆめからの協力依頼が届き、するとあこはM4ファンのみなさんへ情報を流してファン総動員で四ツ葉探しへ。
その後雨宿りのおみやげ屋にてスミレの「いいこと占い」ネタをサラッと描き、占いどおり意外な場所(カウンターの鉢植え)で四ツ葉を発見! 一方真昼はネットで調べたダウジング棒を構え、しかし隣のひなきは「イケてないぜ!」と…ひなきは確かにフレンドリーな子でしたが今回はキャラ立て語尾を連発させすぎて少々ウザかったかも。出会って間もない正体不明の子からいきなりこんな馴れ馴れしくされたら普段の真昼なら瓦を割るトコでしょう(笑
「憧れているからこそ越えられないんじゃないかって思うから?」
続いて隣のテラスのゆめ&あかり。ひめ先輩のステージが楽しみだけど見るのは怖いと語るゆめへあかりは自分の体験を重ねてこう返しました。入学試験でモノマネしちゃうほど憧れていた先輩への意識変化、前作3期で描かれたあかりの成長過程が走馬灯の如く蘇るヒトコトです。ああ懐かしい。
「先輩はもう憧れじゃなくて…」
アイドル坂を登り続けて辿り着いた「憧れの先」を言いかけたトコで店内から四ツ葉発見!の声が上がってウヤムヤに。まあこの流れではっきり言葉にしちゃうとダサくなっちゃいますし(笑。そんなこんなでいつしか雨が上がって再び四ツ葉探しに繰り出すのでした。

「もう~っ! 四ツ葉はどこですの~っ!」
「はい、何かご用ですか?」
一方出店ストリートにて小春ちゃんと一緒に四ツ葉を探すあこの叫び。まあ「四ツ葉」と言ったトコでこのネタはお約束みたいなものでしょう(笑。さりげなくミニスカのあこと小春ちゃんの美脚が目を引くバックショットでもあります。四ツ葉シェフと学園長の接近遭遇(二役)はどうするどうなる?と思いきや、平川さんのカンペキな演じ分けに感じ入るばかりでした。声優さんて凄いね。しかしこの二人が「知り合い」ってのはメタ的には面白ネタだけど世界観的にはどうなのだろう。並行世界の特異点が☆ドーナツだった!とか浪漫だけれど…そのネタのため学園長に☆ドーナツ食べさせとくくらいの仕込みがあれば。
さて四ツ葉クローバーの声が聞こえる四ツ葉さんの協力によって捜索範囲が絞られると後はトントン拍子。これって探偵ナイトスクープの「四ツ葉のクローバーの声が聞こえる少女!?」ですよね(笑。派手にデコられたダウジング棒の導きでオサレ番長ペアがまず見つけ、あこサイドはM4ファンとの人海戦術でナニゲに発見。これにて無事に4枚揃って25代目が待つイベント会場へゴー! グラスヒルをダンボールソリで滑り降りる近道作戦は元気があってよろしいけれど立ち姿勢でも限界のミニスカでこれは危険が危ない! そのせいかスタライ組の姿勢やダンボールが無理くりすぎて笑った。

そんなこんなでイベント会場へ到着しLuminasと25代目のご対面へ。先代はゆめ世代と比べものにならないくらい世界的に売れている超トップアイドルのはずで、また海外で活躍していたエルザ様やレイさんと顔見知りであるほどギョーカイに精通しているはずなれど…パラレル世界の住人同士が何かの拍子に顔合わせしてしまったようなよそよそしさというか、お互い核心部分に触れないふわっふわの上辺会話でやり取りする対面シーンはナントモ据わりが悪かった。まあ実際パラレル住民の鉢合わせ案件なんだけど。
「久しぶりの四人のステージの記念に!」
そんなこんなで件のクローバーを先代へ進呈して今回のミッションコンプリート。その裏側で申し訳程度に映るM4ステージ、そして客席で盛り上がってるあこ&小春ちゃんをチラッと映して先代のステージが始まります。そういや上でも書いたけどここはすばる団扇を振る小春ちゃんへ朝陽くんからのリアクションが欲しかったなー。団扇に気付かず「小春ちゃんが『僕を』応援してくれてる!」みたいな勘違い展開でも良かった(笑
ほどなくS4制服に着替えた26代目がステージに立って先代を紹介、一方小春ちゃんとローラはスタッフとしてサポートしていました。日常では同格でもこういう時に明らかな格差を突き付けられる、判っちゃいてもこの二人が裏方専任=日の当たる場所に出られない現実はじんわりとキッツイ。だからローラを応援したくなっちゃうんだなあ。
日本中を渡り歩く大人気アイドルのLuminasが制服姿で客席に紛れても誰も騒がない不思議(それは言わない

今回のステージは先代S4の「episode Solo」、1stシーズンを締めた第50話以来のステージであります。ムービーは衣装を変えただけの使い回し?と思いきやカメラ割りやカット割りなど全編に渡ってリファインされた新バージョンでした。4人ライブを作り直すの大変だっただろうなあ。元々が劇場版クオリティですが1年以上の技術蓄積もあってか全体的に表情が良くなっていたような気がする。それにしてもやっぱりウインクが多い、カメラに抜かれる度にウインクしてる感じ?(笑

最近毎度言っているようなステージ終了後の衣装の件。今回は第50話のステージ後と同様にドレスが解除されませんでした。さすが先代は徳が高いのか!? やはりステージ直後のMCくらいはドレス姿でやってもらった方が余韻が残って良い感じです。理屈としてはステージ終了=ドレス解除が正解だろうけど、これに関しては理屈を曲げても空気感を優先してほしかったり。ともあれステージを終えてなお盛り上がる会場にさらなるブースト、客席のLuminasをステージへ呼んでMCタイムが始まります。
「今私たちの新しい仲間がステージに到着されました。スターライト学園のアイドル、大空あかりちゃん、氷上スミレちゃん、新条ひなきちゃんです!」
登壇の紹介は当然としても、スターズの世界線に於ける「スターライト学園」「Luminas」の扱いがますます判らなくなったシーン。大観衆を前に立つあかりへ黄色い声が飛んでいた辺りあかりの存在を知っている客がいるのか? それとも単なるレスポンスか? ともあれステージに立ったあかりは「憧れとライバル」について語り始め…前作を通して描かれたテーマを次作ヒロインに直接伝えるという飛び道具シナリオは前作からの視聴者には限りなく説得力がありますが、前作を知らない子には何が何だかの諸刃の剣かもしれない。さらに言うならこういう重要テーマを同シリーズとはいえ他作品ヒロインに教導させてしまうのは如何なものか?と思わなくなくも(略。などなど語るあかりを挟んだゆめ&ひめ様のアイコンタクトにほっこり、女神の如くひめ様の微笑みが直接対決で鬼神と化す所を早く見たい。そんなこんなでみなさん揃ってイベントテーマをご唱和しステージを締めるといつしか日が暮れLuminasの旅立ちへ。
「また会えるよね?」
「お昼の星だよ、ゆめちゃん」
「そうか、見えなくても…」
「そう。遠くにいてもきっとどこかで輝いてる」
「お昼の星を見たら思い出してね、私たちのこと」
新旧世界線の相違について今回キーワードたる「お昼の星」で纏めたオチはなかなか深かった。見えないけれどアイカツワゴンはずっと走り続けている、ずっとどこかで輝いてる。これはアイカツ!が終わって寂しい旧作ファンへのメッセージでもあるのでしょうね。
元々キャラが濃くないLuminasとのコラボは期待よりも薄味な印象でした。コラボステージも無く、キャラがガンガン絡むわけでもない無難な出来、とはいえ世界線が異なる作品をいきなり同居させるにはこれくらいが…と思ったら。

何この次回の濃さ(笑

今回のアイキャッチはまさかのあかり! B頭でこれが出た時はLuminasのコラボステージを期待したのだけれど見事に空振りでした。あらら。
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まずはLuminas登場です。

「私たちの…! アツいアイドルカツドウ、アイカツスターズ!始まります!」
夏頃にコラボやるって言ってたけどどーなったんだろ? TVで? それとも劇場版? なーんてつい最近コメント欄で軽く話題になった前アイカツ!とのコラボ企画。結局特番ではないTVシリーズの正規話として通常どおり放送される形に相成りました。ならば世界観の辻褄合わせとかどうすんの? と若干の心配を抱えながら臨んだ今回でしたが、定時の画面から飛び出してきた新旧コラボバージョンのトビラを見た瞬間…あかりが動いてる! 喋ってる! たったこれだけで頬が緩んで細かいコトは結構どーでも良くなってしまった(笑。そんなスタンスで見始めた本編は予想以上に大らかな共演(笑)で、子供アニメの他作品コラボの齟齬に神経を尖らせる野暮の極みを思い知るコトに。そうそう子供番組のコラボ企画って(言い方は悪いけど)こんな感じよね~、ここまで割り切って作られたモノにツッコんだら負けよね~みたいな。久しぶりにTV画面に現れたキャラに対しお子さまたちが「あかりちゃんだ~!」「いちごちゃんだ~!」って喜んでくれたらそれだけで成功なのです。ゴーカイジャーにブラックコンドルが出た時に感涙したおっさんのように(笑
「今年もやってきました! アイカツアイランド!」
今回コラボネタの舞台は昨年四ツ星学園の経営に大きな打撃を与えたアイカツアイランドであります。またやんのか! 学園長懲りないな! 心配してるアンナ先生かわいい! と思ったら今年のイベントは他アイドル学校との共催で、またそれは今年のテーマである「みんなで広げよう、アイカツのWA!」に沿ったものでもあるとか。リスク分散とイベントテーマを上手く絡めた企画ではありましたが、賑やかな看板の割りにイベント描写(表裏含めて)があまり無かったのは少々残念だったかも。今回の内容だったら別に無理してアイカツアイランドやらなくても…と言ってしまえばシマイか。アイドル学校大集合!の中にスターライト学園が含まれていたならともかく。
さて先ほどまでステージ設営をしていた三人娘が何故か現場から遠く離れた島外れに佇み、ってなトコへ通りがかったド派手なワゴン(笑)をヒッチハイクしたらLuminasが出てきてコンニチハ。ここで窓から顔出す三人が思いっきり高橋作画、スターズでも作監ローテに入っているのについ「懐かしい!」と思ってしまった。おそらく高橋氏も描いてて懐かしかったでしょう。それはそうとして予告などで判っちゃいたけど真夏の冬制服はやはり違和感が凄い。S4みたく夏服設定が無いなら仕方ないけどスターライトは夏服があるのだから。

というわけでアイカツワゴンに乗り込んで新旧キャラの交流スタート。両陣ともそれなりに売れているアイドルのはずなのに互いの認識が全く無いという世界観の相違はサラッと流され、詳細にツッコまず和やかな雰囲気で互いに自己紹介=旧作を知らないお友達へのキャラ説明をナチュラルに入れ込んだ流れは子供アニメの他作品コラボ回として良くできていた気がする。とはいえオフのあかりたちがイベントの事を知らず偶然通りがかる、こんな離島に「たまたま来た」という設定は結構無茶ではあります(笑。と同時にツッコミの無意味さを悟った。
「みんなで広げよう、アイカツのWA!」
イベントテーマで盛り上がったみなさんは立ち寄ったカフェテラスにてさらに話に花を咲かせます。他のみんなはステージ準備にテンテコなのに何のんびりお茶してんの?と思わなくなくも(略。というか三人娘はどういうテイで設営現場から離れたのだろう? Luminas絡みのふわふわ感はともかく、キャラの行動についてはそれなりの理由付けがほしかった。ともあれそんな会話からLuminasが件のイベントを見物をする運びとなり、するとすばる工作員から連絡がきました。
「彼女たちが欲しいのは四ツ葉のクローバーだそうです」
それはイベントステージに立つ先代S4への差し入れを画策していたゆめへの情報でした。幸運を運ぶ四ツ葉のクローバー、サプライズプレゼントとして素敵なアイテムではありますがステージまでに見つけられるか? ってなトコでお約束どおりLuminasたちが手伝いを申し出、対するゆめは大感激で飛び付いてテーブルへベッターン! 反動で飛んだグラスをしっかりキャッチするローラ、ジト目の真昼も地味にいい味出してます(笑。各キャラの輪郭が窺えるヒトコマを挟んで――

さっそく四ツ葉のクローバーを探し始めたみなさん。こうして見るとスターライト制服スカートのギリギリさがよう判りますね。放映当時も短いと思っていたけど他作に入ると一層際立ちます(笑。ここでゆめとあかりは先輩へのリスペクト話で盛り上がり、しかしそんな会話の一方で尊敬する先輩へのプレゼントはそうカンタンには見つからない。
「お昼の空の星みたいにちょっと見えないだけじゃないかな」
ここで前作第97話にていちご先輩から頂いた名言がきました。緑一色の草原に隠れた四ツ葉、それは昼間の星と同じで見えなくてもちゃんとあるはず…という教えは今もあかりの中で活きているのですね。というか件のエピソードからもう3年も経つのか。そんなこんなで再び探し始めた二人は草むらから飛び出してきたカエルにびっくり! するとその横に四ツ葉を大発見であります。カエルが教えてくれた!?
「あかりちゃん、今日のお空はどんな空?」
「それがこの辺りでは一時的に強い雨が降るって予報なんだ」
「空模様も怪しいしカエルも鳴いてるしね…」
そのカエルはまさかの前振り(笑。ここで「何と何とあかりちゃんはお天気アイドルなのでした!」と発表するも「面白いじゃない」のヒトコトで流される切なさ。誰も「大空ぉ天気」を見てないのか…きっときらきら市にはTKYがネットされていないんです。ともあれその予報どおり空は瞬く間に雲に覆われ、雨が降り始めてしまい一時退却。

その頃イベント現場ではすばる君の応援準備に余念がないアドベンチャーペアの姿ががが。小春ちゃん付き合い良いな。しかしすばる団扇を振ってるトコを朝陽くんが見たらショック受けそう…そういうシーンはありません(残念。ってなトコへゆめからの協力依頼が届き、するとあこはM4ファンのみなさんへ情報を流してファン総動員で四ツ葉探しへ。
その後雨宿りのおみやげ屋にてスミレの「いいこと占い」ネタをサラッと描き、占いどおり意外な場所(カウンターの鉢植え)で四ツ葉を発見! 一方真昼はネットで調べたダウジング棒を構え、しかし隣のひなきは「イケてないぜ!」と…ひなきは確かにフレンドリーな子でしたが今回はキャラ立て語尾を連発させすぎて少々ウザかったかも。出会って間もない正体不明の子からいきなりこんな馴れ馴れしくされたら普段の真昼なら瓦を割るトコでしょう(笑
「憧れているからこそ越えられないんじゃないかって思うから?」
続いて隣のテラスのゆめ&あかり。ひめ先輩のステージが楽しみだけど見るのは怖いと語るゆめへあかりは自分の体験を重ねてこう返しました。入学試験でモノマネしちゃうほど憧れていた先輩への意識変化、前作3期で描かれたあかりの成長過程が走馬灯の如く蘇るヒトコトです。ああ懐かしい。
「先輩はもう憧れじゃなくて…」
アイドル坂を登り続けて辿り着いた「憧れの先」を言いかけたトコで店内から四ツ葉発見!の声が上がってウヤムヤに。まあこの流れではっきり言葉にしちゃうとダサくなっちゃいますし(笑。そんなこんなでいつしか雨が上がって再び四ツ葉探しに繰り出すのでした。

「もう~っ! 四ツ葉はどこですの~っ!」
「はい、何かご用ですか?」
一方出店ストリートにて小春ちゃんと一緒に四ツ葉を探すあこの叫び。まあ「四ツ葉」と言ったトコでこのネタはお約束みたいなものでしょう(笑。さりげなくミニスカのあこと小春ちゃんの美脚が目を引くバックショットでもあります。四ツ葉シェフと学園長の接近遭遇(二役)はどうするどうなる?と思いきや、平川さんのカンペキな演じ分けに感じ入るばかりでした。声優さんて凄いね。しかしこの二人が「知り合い」ってのはメタ的には面白ネタだけど世界観的にはどうなのだろう。並行世界の特異点が☆ドーナツだった!とか浪漫だけれど…そのネタのため学園長に☆ドーナツ食べさせとくくらいの仕込みがあれば。
さて四ツ葉クローバーの声が聞こえる四ツ葉さんの協力によって捜索範囲が絞られると後はトントン拍子。これって探偵ナイトスクープの「四ツ葉のクローバーの声が聞こえる少女!?」ですよね(笑。派手にデコられたダウジング棒の導きでオサレ番長ペアがまず見つけ、あこサイドはM4ファンとの人海戦術でナニゲに発見。これにて無事に4枚揃って25代目が待つイベント会場へゴー! グラスヒルをダンボールソリで滑り降りる近道作戦は元気があってよろしいけれど立ち姿勢でも限界のミニスカでこれは危険が危ない! そのせいかスタライ組の姿勢やダンボールが無理くりすぎて笑った。

そんなこんなでイベント会場へ到着しLuminasと25代目のご対面へ。先代はゆめ世代と比べものにならないくらい世界的に売れている超トップアイドルのはずで、また海外で活躍していたエルザ様やレイさんと顔見知りであるほどギョーカイに精通しているはずなれど…パラレル世界の住人同士が何かの拍子に顔合わせしてしまったようなよそよそしさというか、お互い核心部分に触れないふわっふわの上辺会話でやり取りする対面シーンはナントモ据わりが悪かった。まあ実際パラレル住民の鉢合わせ案件なんだけど。
「久しぶりの四人のステージの記念に!」
そんなこんなで件のクローバーを先代へ進呈して今回のミッションコンプリート。その裏側で申し訳程度に映るM4ステージ、そして客席で盛り上がってるあこ&小春ちゃんをチラッと映して先代のステージが始まります。そういや上でも書いたけどここはすばる団扇を振る小春ちゃんへ朝陽くんからのリアクションが欲しかったなー。団扇に気付かず「小春ちゃんが『僕を』応援してくれてる!」みたいな勘違い展開でも良かった(笑
ほどなくS4制服に着替えた26代目がステージに立って先代を紹介、一方小春ちゃんとローラはスタッフとしてサポートしていました。日常では同格でもこういう時に明らかな格差を突き付けられる、判っちゃいてもこの二人が裏方専任=日の当たる場所に出られない現実はじんわりとキッツイ。だからローラを応援したくなっちゃうんだなあ。
日本中を渡り歩く大人気アイドルのLuminasが制服姿で客席に紛れても誰も騒がない不思議(それは言わない

今回のステージは先代S4の「episode Solo」、1stシーズンを締めた第50話以来のステージであります。ムービーは衣装を変えただけの使い回し?と思いきやカメラ割りやカット割りなど全編に渡ってリファインされた新バージョンでした。4人ライブを作り直すの大変だっただろうなあ。元々が劇場版クオリティですが1年以上の技術蓄積もあってか全体的に表情が良くなっていたような気がする。それにしてもやっぱりウインクが多い、カメラに抜かれる度にウインクしてる感じ?(笑

最近毎度言っているようなステージ終了後の衣装の件。今回は第50話のステージ後と同様にドレスが解除されませんでした。さすが先代は徳が高いのか!? やはりステージ直後のMCくらいはドレス姿でやってもらった方が余韻が残って良い感じです。理屈としてはステージ終了=ドレス解除が正解だろうけど、これに関しては理屈を曲げても空気感を優先してほしかったり。ともあれステージを終えてなお盛り上がる会場にさらなるブースト、客席のLuminasをステージへ呼んでMCタイムが始まります。
「今私たちの新しい仲間がステージに到着されました。スターライト学園のアイドル、大空あかりちゃん、氷上スミレちゃん、新条ひなきちゃんです!」
登壇の紹介は当然としても、スターズの世界線に於ける「スターライト学園」「Luminas」の扱いがますます判らなくなったシーン。大観衆を前に立つあかりへ黄色い声が飛んでいた辺りあかりの存在を知っている客がいるのか? それとも単なるレスポンスか? ともあれステージに立ったあかりは「憧れとライバル」について語り始め…前作を通して描かれたテーマを次作ヒロインに直接伝えるという飛び道具シナリオは前作からの視聴者には限りなく説得力がありますが、前作を知らない子には何が何だかの諸刃の剣かもしれない。さらに言うならこういう重要テーマを同シリーズとはいえ他作品ヒロインに教導させてしまうのは如何なものか?と思わなくなくも(略。などなど語るあかりを挟んだゆめ&ひめ様のアイコンタクトにほっこり、女神の如くひめ様の微笑みが直接対決で鬼神と化す所を早く見たい。そんなこんなでみなさん揃ってイベントテーマをご唱和しステージを締めるといつしか日が暮れLuminasの旅立ちへ。
「また会えるよね?」
「お昼の星だよ、ゆめちゃん」
「そうか、見えなくても…」
「そう。遠くにいてもきっとどこかで輝いてる」
「お昼の星を見たら思い出してね、私たちのこと」
新旧世界線の相違について今回キーワードたる「お昼の星」で纏めたオチはなかなか深かった。見えないけれどアイカツワゴンはずっと走り続けている、ずっとどこかで輝いてる。これはアイカツ!が終わって寂しい旧作ファンへのメッセージでもあるのでしょうね。
元々キャラが濃くないLuminasとのコラボは期待よりも薄味な印象でした。コラボステージも無く、キャラがガンガン絡むわけでもない無難な出来、とはいえ世界線が異なる作品をいきなり同居させるにはこれくらいが…と思ったら。

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今回のアイキャッチはまさかのあかり! B頭でこれが出た時はLuminasのコラボステージを期待したのだけれど見事に空振りでした。あらら。
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