2017-10-13(Fri)
アイカツスターズ! #77 花言葉にのせて♪
私の幸せがみんなを笑顔にしている。

見に行かない? 世界中が笑顔に染まるところを。

「お久しぶり、ジャパン!」
前回のアリア参戦をサラリと振り返ったアバン入りからシーンはパッと変わってヴィーナスアーク。第71話できらきら港を旅立っていった例のお船は作中のスケジュール表によれば西太平洋から欧州へ数ヶ月掛けてのワールドツアーに出たはずなのにもう日本に帰ってきました。そうでなくとも第74話のニューヨーク入港で何事と思っていたのに、早々の再来日とは驚いたというかどうなってんの?というか。
末期の別れとまでは言わずともそれなりの期間日本を離れる=せっかく再会した小春ちゃんと再び引き裂かれてしまう!そんなのイヤだ!的な状況があってこその今、なのに1ヶ月ちょいでフツーに帰ってきちゃったらあの騒動は何だったんだ?としか思えない。またヴィーナスアークがメイン舞台だった2ndシーズン前半は四ツ星の描写が非常に少なく、せっかくS4になったのに本拠地でのS4カツドウがほぼ見られなかった。ってなトコでお船出港を機に四ツ星学園の描写に暫く力を入れる?と予想していたためこちらもフイに。せめてクリスマス前、そうでなければ年明けくらいまで離れていればアリバイ(?)が成立したと思うのだけれど。まあこれとてメイン視聴者層の体内時計を基準とした設定と言われればグゥの音も出ません。小さいお友達にとっての1ヶ月強は果てしなく長い時間でしょうし、1年が3日で終わってしまうおっさんの時計を基準にしちゃダメなのかも。
「アリアちゃん凄い事になってるよ!」
さてマクラから苦言を並べてしまったため気を取り直して本編レビューへ。ついに残り1枠となったSPRへ野望満ち満ちのエルザ様からシーン変わってS4テラス、ここでの話題はいきなり3位にランクインしたアリアの超絶アイドルパワーとスペシャルライブ開催について。
1:エルザ フォルテ 574280
2:花園きらら 523690
3:双葉アリア 482660
4:ジャスミン・T 443200
5:香澄真昼 440370
パッと映ったランキングの注目点は急浮上のアリアですが私的にはゆめを落として5位にランクインした真昼も大ニュースであります。ちなみに3週前の第74話時点では――
1:エルザ フォルテ 568720
2:花園きらら 489856
3:J・J・エリカ 447990
4:マーガレット・S 420360
5:虹野ゆめ 408810
ワールドツアーのプロモートが忙しかったのかエルザ様の上積みが意外と少ない? 2位キープのきららは何度も来日して動物バラエティに出演した効果かな(笑。それはそうとポイント的には上積みなしでも今週3位のJ・J・エリカはどこいった? だからこういうトコきちんと作りましょうよ。

Aパート冒頭はヴィーナスアーク号が到着したきらきら港の桟橋にてゆめ&きららのゆる~い挨拶、ってな傍らで姿を消したキャロをきっかけにきらら&アリアの顔合わせへ。何やらひめ様に連れられてヴィーナスアークへ来たとの事ですが件のひめ様はエルザ様と密談中で…話題のアリアをわざわざ連れてきた辺り思惑含み? またひめ様自身のアイカツについて迫られても「時が来たら」と茶を濁すのみ。ひめ様の思惑や先の成り行きがサッパ読めません。ううむ。
一方桟橋ではアリアの素直な褒め言葉に機嫌上々のきららがヴィーナスアークの案内を名乗り出てみなさん揃って船内へゴー! アリアの図抜けたナチュラル成分の反動か今回のきららが常識人に見えてちょっと笑った。

「レッツ、エルザサイズ!」
まずは例のハイテクトレーニングルームへ。きららの号令一発でホログラムが起動すると崖シチュエーションでのアイカツを見学開始。するとアリアは眼前に広がる風景に驚きながらも「崖、なぜですか?」と素朴な疑問を向けます。まあ確かに(笑。一方きららは設備の優秀さを自慢したいらしく再びの一声でフィンランドの森へエルザサイズ! 懐かしく綺麗な景色にアリアは感激するものの――
「でも風や木々の音が聞こえません。偽物ですか?」
どれほど精巧に再現された風景も所詮は作り物、本物を知っている者にとっては「偽物」でしかない。もちろんそれはアリアの鋭敏な知覚があってこそで…実も蓋も無い天然無垢をアピールするコメディのようで、実は彼女が持つ特殊能力の鍵となるヒトコマなのかもしれない。余談として天候(気圧)に敏感なひめ様との関連も何かあるような? それら含めてアイカツシステムを凌駕し得る「あの力」の正体は? みたいな。だとすればゆめにも何か関連ネタが欲しいけれど今のトコ何も浮かばず苦しい。
「次は何ですか? 見たいです! びっくりするアイカツ!」
知らなかった物を体験してテンション上げ上げのアリアは子供のように好奇心の塊、一方ガイド役は何を見せようか思案…しているうちにアリアがどこかへ消えてしまいました。だから小さい子は目を離しちゃダメだってば!(笑
「かっこいい…とてもかっこいいです!」
姿を消したアリアはレイさんが稽古に励む剣道場に出現。竹刀を振るプリンス様(笑)に感激し例のお花を手渡して挨拶&顔合わせを済ませ、しかし次の瞬間再び姿を消してしまいます。一瞬で間合いに入られ一瞬で姿を消す、これをしてレイさんは「不思議な子」と評していましたが…これまで描かれた特殊能力に加えてこの神出鬼没、そもそもよく判らない出自やランキングの超上昇を鑑みると、アリアの正体についてナントモ不穏な予感が止まらなくなってしまった。かわいらしく無垢な見た目に反して実はアイカツシステムが生み出したホログラムの申し子的な? これに前述の「あの力」の曰くを絡めれば面白い存在になりそう。

さてきららの見立てどおりじいやの植物園にいたアリアはお花に囲まれ幸せそうな笑顔を綻ばせていました。水をあげながら珍しい花との出会いに目を輝かせるアリア。ここまでならば普通の花好きっ子なのですが、虫に食われてしおれている花へ歌を聴かせると見る見る元気を取り戻し、周りのお花まで生き生きと…数々の特殊能力に加え「花に歌を聴かせるとよく育つ」という都市伝説をリアルで実現してしまうアリアの描写は、あこのネコ化やリリエンヌのブリザード(笑)と違って演出の枠を超えたものでありましょう。
「私の幸せがみんなを笑顔にしている」
「いっぱい勉強して世界中の人を笑顔にしたいんです」
お礼のお菓子を頬ばりながら日本へ来た経緯やアイドルとしての信条を語るアリア。幼い頃にひめ様と知り合った事は前回軽く触れられましたが、それを機に「歌う幸せ」と「みんなの笑顔」の繋がりに気付いたアリアは別れた後も歌(アイカツ)を続け、ってなトコへ再び訪れたひめ様の誘いによって今に至ると。これまたここだけ見ると特段特異な経緯でもなく、アリア自体も歌が上手な普通の女の子っぽいのだけれど…自分探しで世界を巡っていたはずのひめ様がわざわざ人里離れたフィンランドの森へ出掛け、旧知のアリアを連れ帰って自ブランドの次代に据え、次代S4たるゆめと引き合わせた意味を想像するとなかなか奥深いかも。それはそうと白樺の森に囲まれたナウシカアリアがかわいい。キラキラのドレスも良いけどこういう素朴な服がよく似合う子です。

「世界のドレスや音楽・ダンスの歴史を集めたワールドアイカツルームだよ!」
次なるびっくりを欲して止まないアリアにワールドアイカツルームをご案内。初めて見るドレスや初めて触れる音楽に知識欲魔神アリアはことごとく食い付いてノーブレーキハイテンション! 瞳を輝かせながら一生懸命ノートへ書き込む様子は心底楽しそうです。サンバやフラなど音楽の目的を瞬時に読み取る優れた感性もアリアらしい。ってな具合に次々と食い付くアリアを「今日はもう遅いから~」と宥めるきららがやっぱりいつになく常識人のお姉さんでちょっと不思議な感じ(笑
「ここには知らない事がたくさんあります。なぜですか?」
「それはエルザ様がオーナーだからだよ」
「世界中からパーフェクトを集めるエルザ様の学校だからいろんなアイカツが詰まってるんだよ」
多様な展示物の曰くとしてエルザ様の名や学園の方針をナチュラルに伝え、そしてそれら全てを――
「もちろんアイカツだよ!」
歌やダンスや体力トレーニングは言うに及ばず、関連する様々な知識の吸収も全てアイカツに繋がっている。そう聞いたアリアはヴィーナスアークにびっくり&ますます瞳を輝かせて歓喜のピルエットを回り始めるのでした。ほっこり。確かにアリアのシアワセそうな姿には見ているこっちもシアワセになりますね(笑。そして船からの帰り道、ゆめは自然を愛するアリアのためのアイデアを思い付きます。


「アリアちゃんを見てると何だか目が離せないんです」
シーン変わって夜のS4テラス。1stシーズンでは当たり前だったひめ様がここに座っている絵面が今となっては懐かしい。夜のテラスのツーショットというゆめにとっての特別な空間も久しぶり。そんなシチュにて語られたゆめの言葉。遠くの国からやってきて文化の差に右往左往、しかし常に前向きな笑顔を絶やさず全力で楽しんでいるアリアに感銘を受けたゆめは何かしてあげたい、アリアの魅力をもっと知りたい知ってもらいたい。そう、ひめ様が自分にしてくれたように…この瞬間1stシーズンでの二人の関係が脳内ピルエットして迂闊にも目頭が熱くなってしまった。きっと第1話のひめ様も、初ステージでいきなり虹を出してぶっ倒れた後輩(笑)に対してこういう気持ちだったのでしょう。という流れからしてアリアは四ツ星歌組に入るのが道理っぽいのだけれど。
「あら? ホールでやる予定でしたわよね?」
「急に変更になったみたいだよ」
そんなこんなでアリアのスペシャルライブ当日へ。なるほどこれがゆめのアイデア、緑に囲まれた屋外ステージでの開催はナチュラリストアリアへ何よりのプレゼントでしょう。フラワーティアラやはだしコーナーなど自然に親しむプログラムも用意され、お客さんが自然に癒されたトコでステージ開幕であります。それはそうとミニスカ素足で寝転がる四人娘が無防備すぎて実にナントモ。こんな場面に居合わせたら癒されるどころか(以下自重
客席の中央に設えられた緑のテントのリボンを解いてアリア登場! は良いのだけれど、繋がるカットで瞬時にステージへ移動し、何も無かったステージにピアノが現れているのはどういうこっちゃ? というかピアノの作画にどうしてこんな力入れてんの?(笑
「ドレスは綺麗のおまじない」
アリアのピアノに誘われて輝くオーロラ、ってなトコからコーデチェンジシーケンスへ。前回ツバサが発動したためアクセカードがSPR仕様となり、カードセットの追加セリフやキメでのツバサ発動など、他のツバサ持ち同様SPR仕様のシーケンスに進化しました。花を散らしたステンドグラスのような美しいツバサが濃紺バックによく映えます。

ほどなく始まったステージ曲は前回と同じく「森のひかりのピルエット」でしたが、ツバサ持ちの慣例どおりフルタイムツバサ仕様のムービーにバージョンアップ。ステージオンのシルエットからツバサが出ていてちょっと感動、そこからサビ入りまでの前半部分がカメラワークを含めてツバサ仕様に変更されています。バレエアクション独特のステップやピルエットを輝くツバサが華麗に引き立て、全体的に優雅で美しいムービーに仕上がっています。カメラアングルが変わった事で描かれた表情も良し良し。足運びに合わせて揺れる波紋や水の滴りが際立つ足元アップも目を引き付けます。前述どおりサビ以降は前ver.の使い回しのようですが、よーく見比べるとエフェクトの掛かり方に違いがあるのでマンマ使い回しという訳ではなさそう。

ライブ終了直後のステージはコーデ&ホログラムステージが解除されたスッピンでした。ほぼ期待していなかったけれどやはり統一する気は無いようです。ううむ。そんなこんなでイベントも無事終わり、客が退けた会場にてハイタッチで大成功を祝う三人。アリアはゆめたちの気遣いに感謝し、そんなアリアに笑顔を綻ばせるゆめたちというシアワセスパイラル、そして次は四ツ星を案内するよ!と話を振ったトコで。
「これがあなたのすべて?」
三人の前に突然現れた全裸痴女(笑)は厳しい表情でこう言い放ちます。一方アリアは来日して出会った新しいアイカツへの探求心を包み隠さずエルザ様へ投げかけ―
「アリア・フタバ。ヴィーナスアークへいらっしゃい」
我が意を得たりとばかりのド直球な誘いにアリアは返事代わりのカーネーションを手渡し、一方急展開に驚くゆめの傍で見守っていたひめ様は満面笑顔で送り出し…ゆめひめとの関係を鑑みれば四ツ星歌組に入るのが道理と思われたアリアがあれよあれよという間にヴィーナスアークへ入ってしまいました。公式サイトのキャラ紹介では既にヴィーナスアーク生として紹介されていましたが、まさかこんな鳶に油揚げをさらわれるような入り方とは(笑。ともあれ遠い異国から連れてきた秘蔵っ子、自分探しの結果をあっさり手放したひめ様の真意は果たして?

今回の新規アイキャッチはアリアのPR。
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見に行かない? 世界中が笑顔に染まるところを。

「お久しぶり、ジャパン!」
前回のアリア参戦をサラリと振り返ったアバン入りからシーンはパッと変わってヴィーナスアーク。第71話できらきら港を旅立っていった例のお船は作中のスケジュール表によれば西太平洋から欧州へ数ヶ月掛けてのワールドツアーに出たはずなのにもう日本に帰ってきました。そうでなくとも第74話のニューヨーク入港で何事と思っていたのに、早々の再来日とは驚いたというかどうなってんの?というか。
末期の別れとまでは言わずともそれなりの期間日本を離れる=せっかく再会した小春ちゃんと再び引き裂かれてしまう!そんなのイヤだ!的な状況があってこその今、なのに1ヶ月ちょいでフツーに帰ってきちゃったらあの騒動は何だったんだ?としか思えない。またヴィーナスアークがメイン舞台だった2ndシーズン前半は四ツ星の描写が非常に少なく、せっかくS4になったのに本拠地でのS4カツドウがほぼ見られなかった。ってなトコでお船出港を機に四ツ星学園の描写に暫く力を入れる?と予想していたためこちらもフイに。せめてクリスマス前、そうでなければ年明けくらいまで離れていればアリバイ(?)が成立したと思うのだけれど。まあこれとてメイン視聴者層の体内時計を基準とした設定と言われればグゥの音も出ません。小さいお友達にとっての1ヶ月強は果てしなく長い時間でしょうし、1年が3日で終わってしまうおっさんの時計を基準にしちゃダメなのかも。
「アリアちゃん凄い事になってるよ!」
さてマクラから苦言を並べてしまったため気を取り直して本編レビューへ。ついに残り1枠となったSPRへ野望満ち満ちのエルザ様からシーン変わってS4テラス、ここでの話題はいきなり3位にランクインしたアリアの超絶アイドルパワーとスペシャルライブ開催について。
1:エルザ フォルテ 574280
2:花園きらら 523690
3:双葉アリア 482660
4:ジャスミン・T 443200
5:香澄真昼 440370
パッと映ったランキングの注目点は急浮上のアリアですが私的にはゆめを落として5位にランクインした真昼も大ニュースであります。ちなみに3週前の第74話時点では――
1:エルザ フォルテ 568720
2:花園きらら 489856
3:J・J・エリカ 447990
4:マーガレット・S 420360
5:虹野ゆめ 408810
ワールドツアーのプロモートが忙しかったのかエルザ様の上積みが意外と少ない? 2位キープのきららは何度も来日して動物バラエティに出演した効果かな(笑。それはそうとポイント的には上積みなしでも今週3位のJ・J・エリカはどこいった? だからこういうトコきちんと作りましょうよ。

Aパート冒頭はヴィーナスアーク号が到着したきらきら港の桟橋にてゆめ&きららのゆる~い挨拶、ってな傍らで姿を消したキャロをきっかけにきらら&アリアの顔合わせへ。何やらひめ様に連れられてヴィーナスアークへ来たとの事ですが件のひめ様はエルザ様と密談中で…話題のアリアをわざわざ連れてきた辺り思惑含み? またひめ様自身のアイカツについて迫られても「時が来たら」と茶を濁すのみ。ひめ様の思惑や先の成り行きがサッパ読めません。ううむ。
一方桟橋ではアリアの素直な褒め言葉に機嫌上々のきららがヴィーナスアークの案内を名乗り出てみなさん揃って船内へゴー! アリアの図抜けたナチュラル成分の反動か今回のきららが常識人に見えてちょっと笑った。

「レッツ、エルザサイズ!」
まずは例のハイテクトレーニングルームへ。きららの号令一発でホログラムが起動すると崖シチュエーションでのアイカツを見学開始。するとアリアは眼前に広がる風景に驚きながらも「崖、なぜですか?」と素朴な疑問を向けます。まあ確かに(笑。一方きららは設備の優秀さを自慢したいらしく再びの一声でフィンランドの森へエルザサイズ! 懐かしく綺麗な景色にアリアは感激するものの――
「でも風や木々の音が聞こえません。偽物ですか?」
どれほど精巧に再現された風景も所詮は作り物、本物を知っている者にとっては「偽物」でしかない。もちろんそれはアリアの鋭敏な知覚があってこそで…実も蓋も無い天然無垢をアピールするコメディのようで、実は彼女が持つ特殊能力の鍵となるヒトコマなのかもしれない。余談として天候(気圧)に敏感なひめ様との関連も何かあるような? それら含めてアイカツシステムを凌駕し得る「あの力」の正体は? みたいな。だとすればゆめにも何か関連ネタが欲しいけれど今のトコ何も浮かばず苦しい。
「次は何ですか? 見たいです! びっくりするアイカツ!」
知らなかった物を体験してテンション上げ上げのアリアは子供のように好奇心の塊、一方ガイド役は何を見せようか思案…しているうちにアリアがどこかへ消えてしまいました。だから小さい子は目を離しちゃダメだってば!(笑
「かっこいい…とてもかっこいいです!」
姿を消したアリアはレイさんが稽古に励む剣道場に出現。竹刀を振るプリンス様(笑)に感激し例のお花を手渡して挨拶&顔合わせを済ませ、しかし次の瞬間再び姿を消してしまいます。一瞬で間合いに入られ一瞬で姿を消す、これをしてレイさんは「不思議な子」と評していましたが…これまで描かれた特殊能力に加えてこの神出鬼没、そもそもよく判らない出自やランキングの超上昇を鑑みると、アリアの正体についてナントモ不穏な予感が止まらなくなってしまった。かわいらしく無垢な見た目に反して実はアイカツシステムが生み出したホログラムの申し子的な? これに前述の「あの力」の曰くを絡めれば面白い存在になりそう。

さてきららの見立てどおりじいやの植物園にいたアリアはお花に囲まれ幸せそうな笑顔を綻ばせていました。水をあげながら珍しい花との出会いに目を輝かせるアリア。ここまでならば普通の花好きっ子なのですが、虫に食われてしおれている花へ歌を聴かせると見る見る元気を取り戻し、周りのお花まで生き生きと…数々の特殊能力に加え「花に歌を聴かせるとよく育つ」という都市伝説をリアルで実現してしまうアリアの描写は、あこのネコ化やリリエンヌのブリザード(笑)と違って演出の枠を超えたものでありましょう。
「私の幸せがみんなを笑顔にしている」
「いっぱい勉強して世界中の人を笑顔にしたいんです」
お礼のお菓子を頬ばりながら日本へ来た経緯やアイドルとしての信条を語るアリア。幼い頃にひめ様と知り合った事は前回軽く触れられましたが、それを機に「歌う幸せ」と「みんなの笑顔」の繋がりに気付いたアリアは別れた後も歌(アイカツ)を続け、ってなトコへ再び訪れたひめ様の誘いによって今に至ると。これまたここだけ見ると特段特異な経緯でもなく、アリア自体も歌が上手な普通の女の子っぽいのだけれど…自分探しで世界を巡っていたはずのひめ様がわざわざ人里離れたフィンランドの森へ出掛け、旧知のアリアを連れ帰って自ブランドの次代に据え、次代S4たるゆめと引き合わせた意味を想像するとなかなか奥深いかも。それはそうと白樺の森に囲まれたナウシカアリアがかわいい。キラキラのドレスも良いけどこういう素朴な服がよく似合う子です。

「世界のドレスや音楽・ダンスの歴史を集めたワールドアイカツルームだよ!」
次なるびっくりを欲して止まないアリアにワールドアイカツルームをご案内。初めて見るドレスや初めて触れる音楽に知識欲魔神アリアはことごとく食い付いてノーブレーキハイテンション! 瞳を輝かせながら一生懸命ノートへ書き込む様子は心底楽しそうです。サンバやフラなど音楽の目的を瞬時に読み取る優れた感性もアリアらしい。ってな具合に次々と食い付くアリアを「今日はもう遅いから~」と宥めるきららがやっぱりいつになく常識人のお姉さんでちょっと不思議な感じ(笑
「ここには知らない事がたくさんあります。なぜですか?」
「それはエルザ様がオーナーだからだよ」
「世界中からパーフェクトを集めるエルザ様の学校だからいろんなアイカツが詰まってるんだよ」
多様な展示物の曰くとしてエルザ様の名や学園の方針をナチュラルに伝え、そしてそれら全てを――
「もちろんアイカツだよ!」
歌やダンスや体力トレーニングは言うに及ばず、関連する様々な知識の吸収も全てアイカツに繋がっている。そう聞いたアリアはヴィーナスアークにびっくり&ますます瞳を輝かせて歓喜のピルエットを回り始めるのでした。ほっこり。確かにアリアのシアワセそうな姿には見ているこっちもシアワセになりますね(笑。そして船からの帰り道、ゆめは自然を愛するアリアのためのアイデアを思い付きます。


「アリアちゃんを見てると何だか目が離せないんです」
シーン変わって夜のS4テラス。1stシーズンでは当たり前だったひめ様がここに座っている絵面が今となっては懐かしい。夜のテラスのツーショットというゆめにとっての特別な空間も久しぶり。そんなシチュにて語られたゆめの言葉。遠くの国からやってきて文化の差に右往左往、しかし常に前向きな笑顔を絶やさず全力で楽しんでいるアリアに感銘を受けたゆめは何かしてあげたい、アリアの魅力をもっと知りたい知ってもらいたい。そう、ひめ様が自分にしてくれたように…この瞬間1stシーズンでの二人の関係が脳内ピルエットして迂闊にも目頭が熱くなってしまった。きっと第1話のひめ様も、初ステージでいきなり虹を出してぶっ倒れた後輩(笑)に対してこういう気持ちだったのでしょう。という流れからしてアリアは四ツ星歌組に入るのが道理っぽいのだけれど。
「あら? ホールでやる予定でしたわよね?」
「急に変更になったみたいだよ」
そんなこんなでアリアのスペシャルライブ当日へ。なるほどこれがゆめのアイデア、緑に囲まれた屋外ステージでの開催はナチュラリストアリアへ何よりのプレゼントでしょう。フラワーティアラやはだしコーナーなど自然に親しむプログラムも用意され、お客さんが自然に癒されたトコでステージ開幕であります。それはそうとミニスカ素足で寝転がる四人娘が無防備すぎて実にナントモ。こんな場面に居合わせたら癒されるどころか(以下自重
客席の中央に設えられた緑のテントのリボンを解いてアリア登場! は良いのだけれど、繋がるカットで瞬時にステージへ移動し、何も無かったステージにピアノが現れているのはどういうこっちゃ? というかピアノの作画にどうしてこんな力入れてんの?(笑
「ドレスは綺麗のおまじない」
アリアのピアノに誘われて輝くオーロラ、ってなトコからコーデチェンジシーケンスへ。前回ツバサが発動したためアクセカードがSPR仕様となり、カードセットの追加セリフやキメでのツバサ発動など、他のツバサ持ち同様SPR仕様のシーケンスに進化しました。花を散らしたステンドグラスのような美しいツバサが濃紺バックによく映えます。

ほどなく始まったステージ曲は前回と同じく「森のひかりのピルエット」でしたが、ツバサ持ちの慣例どおりフルタイムツバサ仕様のムービーにバージョンアップ。ステージオンのシルエットからツバサが出ていてちょっと感動、そこからサビ入りまでの前半部分がカメラワークを含めてツバサ仕様に変更されています。バレエアクション独特のステップやピルエットを輝くツバサが華麗に引き立て、全体的に優雅で美しいムービーに仕上がっています。カメラアングルが変わった事で描かれた表情も良し良し。足運びに合わせて揺れる波紋や水の滴りが際立つ足元アップも目を引き付けます。前述どおりサビ以降は前ver.の使い回しのようですが、よーく見比べるとエフェクトの掛かり方に違いがあるのでマンマ使い回しという訳ではなさそう。

ライブ終了直後のステージはコーデ&ホログラムステージが解除されたスッピンでした。ほぼ期待していなかったけれどやはり統一する気は無いようです。ううむ。そんなこんなでイベントも無事終わり、客が退けた会場にてハイタッチで大成功を祝う三人。アリアはゆめたちの気遣いに感謝し、そんなアリアに笑顔を綻ばせるゆめたちというシアワセスパイラル、そして次は四ツ星を案内するよ!と話を振ったトコで。
「これがあなたのすべて?」
三人の前に突然現れた全裸痴女(笑)は厳しい表情でこう言い放ちます。一方アリアは来日して出会った新しいアイカツへの探求心を包み隠さずエルザ様へ投げかけ―
「アリア・フタバ。ヴィーナスアークへいらっしゃい」
我が意を得たりとばかりのド直球な誘いにアリアは返事代わりのカーネーションを手渡し、一方急展開に驚くゆめの傍で見守っていたひめ様は満面笑顔で送り出し…ゆめひめとの関係を鑑みれば四ツ星歌組に入るのが道理と思われたアリアがあれよあれよという間にヴィーナスアークへ入ってしまいました。公式サイトのキャラ紹介では既にヴィーナスアーク生として紹介されていましたが、まさかこんな鳶に油揚げをさらわれるような入り方とは(笑。ともあれ遠い異国から連れてきた秘蔵っ子、自分探しの結果をあっさり手放したひめ様の真意は果たして?

今回の新規アイキャッチはアリアのPR。
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