2018-02-02(Fri)
アイカツスターズ! #92 私たちのエピソード ソロ
おんなじ勇気を持ってる仲間がいる。

歴代S4伝統の曲、今ここに。

前回の引きどおりアイカツランキング決勝進出者がさっそく発表! 発表イベントにスタジアムの特設ステージとはかなり豪勢ですがこのまま決勝トナメの舞台になるのかな。ってな中継を固唾を呑んで見守るみなさん、なぜいきなりアリスちゃんも?と一瞬思ったけどそういやランキングに参加してたんだっけね(忘れてた。せっかく紆余曲折の末に四ツ星へ来たのだからアリスちゃんの奮闘劇をもっと見たかったなあ。一方お船では外テーブルにいつもの3人、中テーブルにエルザ様と相変わらずの断絶状態で発表を待っていました。カフェ自体が全面ガラスなのでこのアングルだと内外が判りにくい(笑
「第1位、ヴィーナスアーク、エルザ・フォルテさん!」
「第2位、四ツ星学園、虹野ゆめさん!」
「第3位、ヴィーナスアーク、騎咲レイさん!」
「第4位、四ツ星学園、香澄真昼さん!」
ほどなく発表さた4人はやはり以前からの噂どおりのメンツでした。アニメオリジナルで変えてくる?と僅かに期待したけれどやはりそうもいかないか。人選としては順当なれど例のマラソン大会のポイント調整を思うときららが気の毒な結果ではあります。というかあれだけポイント表記・ランク表記を続けた末にこんなあっさり紋切り発表ではどうにも気分が盛り上がらない。実質無意味なテンプラ数字としてもせめて最終ポイントの表示くらいしてくれれば。というかそもそもスターズ世界の住人たちはリアルタイムでランキングをチェックできるのだから発表を待たなくても決勝進出者が判るはず(実も蓋も

「決勝トーナメント楽しみだゾ! その前にS4ライブをやるゾ!」
いつものS4TVにてゆめ&真昼の決勝進出を告知&お祝いしつつ、気合いの瓦割りを披露しつつ、ってなトコでゆず様が突然S4ライブの宣言を! 作中では事あることに見え隠れしていた第26代S4のライブですが大抵止め絵1枚でダイジェストにすらならないもの、つまり正式なライブムービーとしてようやく日の目を見るわけですが…これはいくら何でも遅きに失したと思う。S4に憧れて四ツ星に入って1年経ってS4になれた! その高揚が冷めないうちにお披露目ライブをしてくれれば視聴者的にも感慨深かったでしょうに何故10ヶ月も寝かせたのか? 前述どおりS4ライブ自体はやっているのにきちんと描かれない歯がゆさ、さんざ焦らして「待ってました!」の頃にはインパクトも残っていません。
「どうして急に?」
「だってこのメンバーでのS4はもうすぐ卒業でしょ?」
ゆず様に言われるまでこの事に気付かない無神経さに絶句。普通なら逆ですよ逆! もうすぐ卒業してしまうゆず先輩のために現S4のラストライブを盛り上げよう!って普通は後輩が言い出すの! それどころか卒業生自ら言わないと卒業ライブすら「どうして?」なんて…いくら本編中の存在感が無いからってゆず様が気の毒すぎて言葉もない。そういやさりげなく「もうすぐS4戦か」なんて言ってましたがそっちはどうなってんだろ。もはやローラに逆転の目はゼロ、美組・劇組は他にライバルらしい子もおらず、結局ゆず様が抜ける舞組にハルカ☆ルカが収まってシャンシャン?
「ローラ、大丈夫?」
「ん? ああ、決勝トーナメントに出られなかった事?」
「アメージングアイドルフェスでポイント取れなかったから出場は難しいだろうなって思ってた」
「これが今の私の実力。私は大丈夫」
ともあれ開催まで時間がないS4ライブへ向けて大至急の作戦会議、するとローラは落選のショックも見せず率先して仕事を引き受け、周りのみなさんはそんなローラに気を回し…第86話での悔し涙にグッと来たものの、その後 口だけは決勝進出への意気を表し、しかし実際には客席を温めるだけだった謎行動の真実がようやく語られる?

寒風吹きすさぶS4テラスでゆず様を待つみなさん、この寒い時期にわざわざ外でやらんでも…と思っているうちゆず様がゲストを連れて登場! ツバサ先輩お久しぶり、しかしお姉ちゃんは頻繁に電話が来るし、ひめ様はこのところ普通に登場しているのであまりサプライズ感が無い(笑。前回もゆめと並んで観戦してましたからね。ともあれわざわざ帰国して会いに来た先輩衆の思惑は? ってなトコでひめ様が豆升を手にニンマリ、というわけで今年の節分ネタは広告代理店が無理くり流行らそうとしてもネガティブ面ばかり浮き出てしまってソッポ向かれぎみな恵方巻きではなく基本に返った豆まきです。
「はぁ…ヴィーナスアークも降ろされて決勝トーナメントにも残れなかった。私にはアイドルの素質は無いのかも…」
「泣く子はいねが!? 一人で泣いてる子はガオ~!だゾ!」
成績不振で退学になってる時点でアレですが…環境が変わった事で大化け=ドベからトップへ上り詰めた前作ぉ天気お姉さんの再来を期待したのに本編ではほとんど出番無し、いや彼女の本番は3rdシーズンだ!と仄かに期待していたアリスちゃんの嘆き。2ndシーズンで終了が確定した今となっては彼女の頑張りがほぼ見られなかった事を私も嘆きたい。ほんと期待してたキャラなのに。
「はぁ…」
「溜息を吐いたな」
続いて図書館にて一人曲リストを作りながらつい溜息を漏らしてしまうローラ。みんなの前では強がっていても一人になると…予選落ちのショックはもちろんの事、かつて自分も目指した第26代S4の「自分の名が無い曲リスト」を作る虚しさを想像すると溜息の重さはさらに倍!に感じます。これは地味にキッツイ。
「アイカツ豆まき大会やるゾ!」
そんなこんなで腹にいろいろ抱えた子たちを集めた先代衆はかわいらしい鬼コスに着替えて豆まき大会を宣言。その真意は自分の中の弱い心、普段押し殺している思いを「鬼」として吐き出させるメンタルケアで、思いを叫びながら豆をまいて「鬼」を追っ払え!という粋な計らいであります。

お団子に纏めた髪にツノをちょんと付けたひめ様がめっちゃかわいい。しかしせっかく鬼コスなら虎縞ビキニを(寒

「負けて悔しい! めちゃくちゃ悔しい!」
「負けるかもって思ってたけど、でも仕方ないなんて思えない!」
「やっぱり決勝トーナメント残りたかった!」
まずは悔しい悔しいローラの叫び。エルザ様に負けて事実上の予選敗退が決まった第86話での悔し涙、しかしこれは楽屋内で完結していて、直後のゆめやその後のみなさんには胸中を隠したまま決勝進出への意気を見せていた。だからローラの本音を知る視聴者的には不自然な「まだまだがんばるぞー!」に思えた。なるほど本音を隠して無理に強がっているのだから不自然に見えて当然で、ここだけ捉えるとローラの辛い心境は察するに余りあるわけです。ところが実際の本編描写では意志がコロコロ変わる謎行動に見えてしまった。それはランキングルールが全く判らない中でローラ的ラストチャンスを早く設定しすぎた=表向きの意気はあるのに後のイベントを総スルーという言行不一致に原因があると思う。他キャラとの兼ね合いや大筋の都合もあって難しいトコとは思いますが、だとしても、最初から敗退予定者だとしても、クライマックスへの誘導をもう少し繊細に作れなかったのだろうか? と思わざるを得ません。というか単純に「ポイントを獲得できるイベントは上限○回まで」とリミットを明記しておけば各々のラストチャンスを自然に設定できたのでは?
「一人で溜息吐いてる私。鬼は外!」
「でも絶対これで終わらせないから。福は内!」
ってなトコからの豪快すぎる豆まき作画、大きく振りかぶって思いを放つ作画の異常な気合いについ笑った。福は内の豆が七色に輝いているのも芸コマであります。まあこのテの作画は九分九厘森田原画だろう?と思ったら本当にそうでまた笑った。
「泣き虫な私、鬼は外!」
「弱気な私、鬼は外!」
「頑固すぎる私、鬼は外!」
続いてアリスちゃん、小春ちゃん、そして真昼が溜め込んだ思いを放ちます。普段楽しくアイカツしているみなさんが密かに抱えていた様々な思いは各々腑に落ちるものの、しかしそれぞれ1話かけて描ける内容を一叫びで片付けてしまった事は非常にもったいない。3rdシーズンがあればなあ(それは言うまい

「無病息災でアイカツ!」
鬼も福も自分次第と節分でもマイウェイを貫くリリエンヌのド迫力豆まき! くわっ!と見開いた瞳から続くラフなモノクロ作画は迫力マシマシ、なのに的へ届いた豆がポコンと1個だけって辺りリリエンヌらしい(笑
「私はすばるきゅん一筋なのに…一筋だったのに…」
「ん?」
「吉良かなたのアホ~!」
そしてあこにゃんこの叫びは言わずと知れた男関係。呟くあこをニヤニヤ見つめるゆめ&小春ちゃんと男関係に全く疎いローラ&真昼の温度差が笑えます。そういや後者二人は言い寄る男がいないのだな。意外なトコで女子力ヒエラルキーが(笑。これまた豪快な作画で豆を放るあこでしたが的へは届かず、つまり「吉良かなたのアホ~!」が本意ではない事を示している? 扇子ぱたぱた夜空様かわいい。
「私アイカツ武道館のライブで『episode Solo』を歌いたいです」
みなさん心の鬼を放り投げてスッキリしたトコでゆめがS4ライブの選曲を宣言。アイドル各々のエピソードを聞き、それらの物語が紡がれた結果今の自分があると悟ったゆえの選曲であります。決して大人の事情ではありません(笑
「でもあの曲ってお姉ちゃんやひめ先輩たちも歌った曲よね?」
「私がS4だった時も歌ったよ?」
「アンナ先生!」
先輩とのカブリを危惧する真昼へポッと現れたアンナ先生のお言葉。実はこの曲は代々S4が歌い継いできた曲との事で…そういうのは新S4就任時にやるネタでしょう!? 代替わりから約1年経ってそろそろ次代ってタイミングで伝える事ではありません。そもそもこれまでの第26代S4カツドウでエピソロを歌った事ないのだろうか? んなアホな。S4の伝統を示す格好のネタなのにこういう雑なブッコミをするから後付け・取って付けの印象を拭えないんです。ううむ。

一方お船はきららまで抜けてますます寂しいステーキタイム。落選の悔しさを味わったアリアは早々に気持ちを切り替え前向きな姿勢を見せていましたが、同じく落選したきららは暗い部屋で膝を抱えて閉じこもってしまいます。そりゃラストチャンスのマラソンでせっかく優勝したのに鳶に油揚げを攫われちゃ落ち込む気持ちも判るかも。その当人たるレイさんがきららの部屋を訪れたらどんな会話が繰り広げられたやら(だから行かない。なーんてきららの様子を伝え聞いたエルザ様はスッと立って直々にきらら部屋を訪れ――
「おいしいステーキの食べ方は?」
「え?」
暗闇へ埋没しているきららへ禅問答のような問いを投げかけるのでした。曰く「ステーキは熱々のうちの食うべし」、すなわち鉄は熱いうちに打て的な? 決勝進出を目指して頑張る姿を影から見守っていたエルザ様はまだまだ伸び盛りのきららをこのまま放置などできない、無理くり連れ出し肉を食わせて今後の示唆からおかわりを指示してサッサと掃ける姿は素っ気なくも愛に満ち、対するきららはエルザ様の気持ちを理解し涙ながらにステーキを貪るのでした。などとここだけ見るとエルザ様の密かな慈愛を察するけれど、延々と続いた用済み放置描写を思うとやはり後付け・取って付けのようにしか見えなくてツライ。冷徹さの裏の優しさみたいなカットがもう少し存在すれば印象が違っただろうけど、あまりそれを入れてしまうとエルザ様のラスボス感が薄れてしまう諸刃の剣。難しいね。
「あそこから初めてひめ先輩たちのステージを観たんだ」
憧れのスタート地点であるアイカツ武道館、かつて遠目に眺めたステージに「S4」として立った感慨は幾何だろうか。そして当時の自分が受け止めた輝きを今度はみんなへ…ふとアニマス第25話の春香さんを思い出して不意にじんわりしてしまった。小さい頃の感激をついに返せたこのシーンは思いっきり刺さったっけ、ってもう6年も前なのか!?

というわけで第26代S4のライブステージがついにお披露目であります。ここまでよう引っ張った。曲は宣言どおり「episode Solo」、歌唱は先代のるか・ななせ・かな・みほさんからせな・みき・かなさんへ…かなさんが真昼&ゆず様の兼役なのでS4なのに3人歌唱という不思議な形態に。これって生ライブでも声色変えながら3人で歌うのだろうか?(大変。
なかなか感慨深い26代揃い踏みのコーデチェンジ→キメからステージオン! 暗いステージに逆光シルエットが浮かぶ曲入りは雰囲気アリアリ。先代S4のムービーから約1年半経っているだけあって、ブラッシュアップされた表情描写&モーションやカメラ割り、さらなる盛り盛りエフェクトなど、ゆず様以外の各組トップが入れ替わった新生S4の華やかなステージは見応え十分。って代替わりからもうすぐ1年経っちゃうけど(笑。正直このステージを1stシーズン最終話で見せてくれたらメッチャ綺麗な締めだったと思う。

「私はパーフェクト。優勝、それ以外ありえません」
「全力で戦い、必ず勝ちます。全てはエルザのために」
「私は自分のために、そして応援してくれる全てのみなさんのために優勝を目指します」
「私の夢は…世界一のアイドルになる事です」
ステージ後はいつもの会見場へシーンが移って決勝進出者の意気込みインタビュー。相変わらずパーフェクトなエルザ様に続いてレイさんもまたいつもどおりの受け答え、しかしエルザのために必ず勝つ=エルザに勝つとはなかなか意味深ではありますね。続く真昼は優等生なコメントを語り、そしてゆめは自身の夢へ繋がる優勝を見据えながらも「観客や出場者が一緒に輝けるステージ」を目指すと…そんな甘さに睨みを効かせるエルザ様へ一歩も引かず笑顔を返すゆめはずいぶん強くなりました。以前だったらビビって固まるトコですよ(笑。そんなこんなで決勝トナメの火蓋が切られ、次回からいよいよ最終決戦…と思ったらヴィーナスアークの乱? 予告を見るとセミファイナル1戦目はゆめvsレイさんでしょうか。まあ同門対決を避けた上でファイナルをゆめvsエルザ様へ持っていくにはこの組合わせしか無いのだけれど、真昼vsレイさんの武道家対決も見てみたかったので少々フクザツだったり。

ここへ来て新規アイキャッチは意外にもゆず様のスクドレでした。
※コンプ状況
ゆめ;S4制服、スクドレ、PR、PR2
ローラ:幹部服、スクドレ、PR
真昼:S4制服、スクドレ、PR
あこ:S4制服、スクドレ
ゆず:S4制服、スクドレ、PR
リリエンヌ:幹部服、スクドレ、PR
小春:制服、幹部服
エルザ:制服、スクドレ、PR
きらら:制服、スクドレ、PR
レイ:制服、スクドレ、PR
アリア:PR
後は小春ちゃんのスクドレとアリアの制服・スクドレが来ればほぼコンプだけど期待薄? どちらにせよ最終話後に無理くり纏める予定(笑
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

歴代S4伝統の曲、今ここに。

前回の引きどおりアイカツランキング決勝進出者がさっそく発表! 発表イベントにスタジアムの特設ステージとはかなり豪勢ですがこのまま決勝トナメの舞台になるのかな。ってな中継を固唾を呑んで見守るみなさん、なぜいきなりアリスちゃんも?と一瞬思ったけどそういやランキングに参加してたんだっけね(忘れてた。せっかく紆余曲折の末に四ツ星へ来たのだからアリスちゃんの奮闘劇をもっと見たかったなあ。一方お船では外テーブルにいつもの3人、中テーブルにエルザ様と相変わらずの断絶状態で発表を待っていました。カフェ自体が全面ガラスなのでこのアングルだと内外が判りにくい(笑
「第1位、ヴィーナスアーク、エルザ・フォルテさん!」
「第2位、四ツ星学園、虹野ゆめさん!」
「第3位、ヴィーナスアーク、騎咲レイさん!」
「第4位、四ツ星学園、香澄真昼さん!」
ほどなく発表さた4人はやはり以前からの噂どおりのメンツでした。アニメオリジナルで変えてくる?と僅かに期待したけれどやはりそうもいかないか。人選としては順当なれど例のマラソン大会のポイント調整を思うときららが気の毒な結果ではあります。というかあれだけポイント表記・ランク表記を続けた末にこんなあっさり紋切り発表ではどうにも気分が盛り上がらない。実質無意味なテンプラ数字としてもせめて最終ポイントの表示くらいしてくれれば。というかそもそもスターズ世界の住人たちはリアルタイムでランキングをチェックできるのだから発表を待たなくても決勝進出者が判るはず(実も蓋も

「決勝トーナメント楽しみだゾ! その前にS4ライブをやるゾ!」
いつものS4TVにてゆめ&真昼の決勝進出を告知&お祝いしつつ、気合いの瓦割りを披露しつつ、ってなトコでゆず様が突然S4ライブの宣言を! 作中では事あることに見え隠れしていた第26代S4のライブですが大抵止め絵1枚でダイジェストにすらならないもの、つまり正式なライブムービーとしてようやく日の目を見るわけですが…これはいくら何でも遅きに失したと思う。S4に憧れて四ツ星に入って1年経ってS4になれた! その高揚が冷めないうちにお披露目ライブをしてくれれば視聴者的にも感慨深かったでしょうに何故10ヶ月も寝かせたのか? 前述どおりS4ライブ自体はやっているのにきちんと描かれない歯がゆさ、さんざ焦らして「待ってました!」の頃にはインパクトも残っていません。
「どうして急に?」
「だってこのメンバーでのS4はもうすぐ卒業でしょ?」
ゆず様に言われるまでこの事に気付かない無神経さに絶句。普通なら逆ですよ逆! もうすぐ卒業してしまうゆず先輩のために現S4のラストライブを盛り上げよう!って普通は後輩が言い出すの! それどころか卒業生自ら言わないと卒業ライブすら「どうして?」なんて…いくら本編中の存在感が無いからってゆず様が気の毒すぎて言葉もない。そういやさりげなく「もうすぐS4戦か」なんて言ってましたがそっちはどうなってんだろ。もはやローラに逆転の目はゼロ、美組・劇組は他にライバルらしい子もおらず、結局ゆず様が抜ける舞組にハルカ☆ルカが収まってシャンシャン?
「ローラ、大丈夫?」
「ん? ああ、決勝トーナメントに出られなかった事?」
「アメージングアイドルフェスでポイント取れなかったから出場は難しいだろうなって思ってた」
「これが今の私の実力。私は大丈夫」
ともあれ開催まで時間がないS4ライブへ向けて大至急の作戦会議、するとローラは落選のショックも見せず率先して仕事を引き受け、周りのみなさんはそんなローラに気を回し…第86話での悔し涙にグッと来たものの、その後 口だけは決勝進出への意気を表し、しかし実際には客席を温めるだけだった謎行動の真実がようやく語られる?

寒風吹きすさぶS4テラスでゆず様を待つみなさん、この寒い時期にわざわざ外でやらんでも…と思っているうちゆず様がゲストを連れて登場! ツバサ先輩お久しぶり、しかしお姉ちゃんは頻繁に電話が来るし、ひめ様はこのところ普通に登場しているのであまりサプライズ感が無い(笑。前回もゆめと並んで観戦してましたからね。ともあれわざわざ帰国して会いに来た先輩衆の思惑は? ってなトコでひめ様が豆升を手にニンマリ、というわけで今年の節分ネタは広告代理店が無理くり流行らそうとしてもネガティブ面ばかり浮き出てしまってソッポ向かれぎみな恵方巻きではなく基本に返った豆まきです。
「はぁ…ヴィーナスアークも降ろされて決勝トーナメントにも残れなかった。私にはアイドルの素質は無いのかも…」
「泣く子はいねが!? 一人で泣いてる子はガオ~!だゾ!」
成績不振で退学になってる時点でアレですが…環境が変わった事で大化け=ドベからトップへ上り詰めた前作ぉ天気お姉さんの再来を期待したのに本編ではほとんど出番無し、いや彼女の本番は3rdシーズンだ!と仄かに期待していたアリスちゃんの嘆き。2ndシーズンで終了が確定した今となっては彼女の頑張りがほぼ見られなかった事を私も嘆きたい。ほんと期待してたキャラなのに。
「はぁ…」
「溜息を吐いたな」
続いて図書館にて一人曲リストを作りながらつい溜息を漏らしてしまうローラ。みんなの前では強がっていても一人になると…予選落ちのショックはもちろんの事、かつて自分も目指した第26代S4の「自分の名が無い曲リスト」を作る虚しさを想像すると溜息の重さはさらに倍!に感じます。これは地味にキッツイ。
「アイカツ豆まき大会やるゾ!」
そんなこんなで腹にいろいろ抱えた子たちを集めた先代衆はかわいらしい鬼コスに着替えて豆まき大会を宣言。その真意は自分の中の弱い心、普段押し殺している思いを「鬼」として吐き出させるメンタルケアで、思いを叫びながら豆をまいて「鬼」を追っ払え!という粋な計らいであります。

お団子に纏めた髪にツノをちょんと付けたひめ様がめっちゃかわいい。しかしせっかく鬼コスなら虎縞ビキニを(寒

「負けて悔しい! めちゃくちゃ悔しい!」
「負けるかもって思ってたけど、でも仕方ないなんて思えない!」
「やっぱり決勝トーナメント残りたかった!」
まずは悔しい悔しいローラの叫び。エルザ様に負けて事実上の予選敗退が決まった第86話での悔し涙、しかしこれは楽屋内で完結していて、直後のゆめやその後のみなさんには胸中を隠したまま決勝進出への意気を見せていた。だからローラの本音を知る視聴者的には不自然な「まだまだがんばるぞー!」に思えた。なるほど本音を隠して無理に強がっているのだから不自然に見えて当然で、ここだけ捉えるとローラの辛い心境は察するに余りあるわけです。ところが実際の本編描写では意志がコロコロ変わる謎行動に見えてしまった。それはランキングルールが全く判らない中でローラ的ラストチャンスを早く設定しすぎた=表向きの意気はあるのに後のイベントを総スルーという言行不一致に原因があると思う。他キャラとの兼ね合いや大筋の都合もあって難しいトコとは思いますが、だとしても、最初から敗退予定者だとしても、クライマックスへの誘導をもう少し繊細に作れなかったのだろうか? と思わざるを得ません。というか単純に「ポイントを獲得できるイベントは上限○回まで」とリミットを明記しておけば各々のラストチャンスを自然に設定できたのでは?
「一人で溜息吐いてる私。鬼は外!」
「でも絶対これで終わらせないから。福は内!」
ってなトコからの豪快すぎる豆まき作画、大きく振りかぶって思いを放つ作画の異常な気合いについ笑った。福は内の豆が七色に輝いているのも芸コマであります。まあこのテの作画は九分九厘森田原画だろう?と思ったら本当にそうでまた笑った。
「泣き虫な私、鬼は外!」
「弱気な私、鬼は外!」
「頑固すぎる私、鬼は外!」
続いてアリスちゃん、小春ちゃん、そして真昼が溜め込んだ思いを放ちます。普段楽しくアイカツしているみなさんが密かに抱えていた様々な思いは各々腑に落ちるものの、しかしそれぞれ1話かけて描ける内容を一叫びで片付けてしまった事は非常にもったいない。3rdシーズンがあればなあ(それは言うまい

「無病息災でアイカツ!」
鬼も福も自分次第と節分でもマイウェイを貫くリリエンヌのド迫力豆まき! くわっ!と見開いた瞳から続くラフなモノクロ作画は迫力マシマシ、なのに的へ届いた豆がポコンと1個だけって辺りリリエンヌらしい(笑
「私はすばるきゅん一筋なのに…一筋だったのに…」
「ん?」
「吉良かなたのアホ~!」
そしてあこにゃんこの叫びは言わずと知れた男関係。呟くあこをニヤニヤ見つめるゆめ&小春ちゃんと男関係に全く疎いローラ&真昼の温度差が笑えます。そういや後者二人は言い寄る男がいないのだな。意外なトコで女子力ヒエラルキーが(笑。これまた豪快な作画で豆を放るあこでしたが的へは届かず、つまり「吉良かなたのアホ~!」が本意ではない事を示している? 扇子ぱたぱた夜空様かわいい。
「私アイカツ武道館のライブで『episode Solo』を歌いたいです」
みなさん心の鬼を放り投げてスッキリしたトコでゆめがS4ライブの選曲を宣言。アイドル各々のエピソードを聞き、それらの物語が紡がれた結果今の自分があると悟ったゆえの選曲であります。決して大人の事情ではありません(笑
「でもあの曲ってお姉ちゃんやひめ先輩たちも歌った曲よね?」
「私がS4だった時も歌ったよ?」
「アンナ先生!」
先輩とのカブリを危惧する真昼へポッと現れたアンナ先生のお言葉。実はこの曲は代々S4が歌い継いできた曲との事で…そういうのは新S4就任時にやるネタでしょう!? 代替わりから約1年経ってそろそろ次代ってタイミングで伝える事ではありません。そもそもこれまでの第26代S4カツドウでエピソロを歌った事ないのだろうか? んなアホな。S4の伝統を示す格好のネタなのにこういう雑なブッコミをするから後付け・取って付けの印象を拭えないんです。ううむ。

一方お船はきららまで抜けてますます寂しいステーキタイム。落選の悔しさを味わったアリアは早々に気持ちを切り替え前向きな姿勢を見せていましたが、同じく落選したきららは暗い部屋で膝を抱えて閉じこもってしまいます。そりゃラストチャンスのマラソンでせっかく優勝したのに鳶に油揚げを攫われちゃ落ち込む気持ちも判るかも。その当人たるレイさんがきららの部屋を訪れたらどんな会話が繰り広げられたやら(だから行かない。なーんてきららの様子を伝え聞いたエルザ様はスッと立って直々にきらら部屋を訪れ――
「おいしいステーキの食べ方は?」
「え?」
暗闇へ埋没しているきららへ禅問答のような問いを投げかけるのでした。曰く「ステーキは熱々のうちの食うべし」、すなわち鉄は熱いうちに打て的な? 決勝進出を目指して頑張る姿を影から見守っていたエルザ様はまだまだ伸び盛りのきららをこのまま放置などできない、無理くり連れ出し肉を食わせて今後の示唆からおかわりを指示してサッサと掃ける姿は素っ気なくも愛に満ち、対するきららはエルザ様の気持ちを理解し涙ながらにステーキを貪るのでした。などとここだけ見るとエルザ様の密かな慈愛を察するけれど、延々と続いた用済み放置描写を思うとやはり後付け・取って付けのようにしか見えなくてツライ。冷徹さの裏の優しさみたいなカットがもう少し存在すれば印象が違っただろうけど、あまりそれを入れてしまうとエルザ様のラスボス感が薄れてしまう諸刃の剣。難しいね。
「あそこから初めてひめ先輩たちのステージを観たんだ」
憧れのスタート地点であるアイカツ武道館、かつて遠目に眺めたステージに「S4」として立った感慨は幾何だろうか。そして当時の自分が受け止めた輝きを今度はみんなへ…ふとアニマス第25話の春香さんを思い出して不意にじんわりしてしまった。小さい頃の感激をついに返せたこのシーンは思いっきり刺さったっけ、ってもう6年も前なのか!?

というわけで第26代S4のライブステージがついにお披露目であります。ここまでよう引っ張った。曲は宣言どおり「episode Solo」、歌唱は先代のるか・ななせ・かな・みほさんからせな・みき・かなさんへ…かなさんが真昼&ゆず様の兼役なのでS4なのに3人歌唱という不思議な形態に。これって生ライブでも声色変えながら3人で歌うのだろうか?(大変。
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「私はパーフェクト。優勝、それ以外ありえません」
「全力で戦い、必ず勝ちます。全てはエルザのために」
「私は自分のために、そして応援してくれる全てのみなさんのために優勝を目指します」
「私の夢は…世界一のアイドルになる事です」
ステージ後はいつもの会見場へシーンが移って決勝進出者の意気込みインタビュー。相変わらずパーフェクトなエルザ様に続いてレイさんもまたいつもどおりの受け答え、しかしエルザのために必ず勝つ=エルザに勝つとはなかなか意味深ではありますね。続く真昼は優等生なコメントを語り、そしてゆめは自身の夢へ繋がる優勝を見据えながらも「観客や出場者が一緒に輝けるステージ」を目指すと…そんな甘さに睨みを効かせるエルザ様へ一歩も引かず笑顔を返すゆめはずいぶん強くなりました。以前だったらビビって固まるトコですよ(笑。そんなこんなで決勝トナメの火蓋が切られ、次回からいよいよ最終決戦…と思ったらヴィーナスアークの乱? 予告を見るとセミファイナル1戦目はゆめvsレイさんでしょうか。まあ同門対決を避けた上でファイナルをゆめvsエルザ様へ持っていくにはこの組合わせしか無いのだけれど、真昼vsレイさんの武道家対決も見てみたかったので少々フクザツだったり。

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