2018-02-23(Fri)
アイカツスターズ! #95 孤独な太陽
アイカツランキング ファイナルラウンド!

世界中 みんな憧れる 強く紅い太陽に。

長きに渡ったアイカツランキングもいよいよファイナルラウンド、セミファイナル2戦を経て勝ち残ったゆめvsエルザ様の一騎打ちであります(既定どおり。頂点を決する戦いを前にエルザ様は夕陽に佇み勝利を誓い、とはいえ「沈む太陽」って辺り何か暗喩のような気がしなくなくも(略
「決勝ステージで私は必ず優勝する。そしてアイカツランキングで優勝した暁には…」
「私 エルザフォルテはアイドルを辞めるわ」
《エルザ…君は突然…何を言い出したんだ!?》
続いて呼び出した三人へ衝撃のお言葉。VA解散!に続いてアイドル辞める!とはエルザ様ってば毎度毎度いきなりです。そりゃレイさんも焦ります(笑。頂点を取って母親に振り向いてもらえたらアイドル稼業に未練無し? それともVA解散の引責としてアイドル引退という形を選んだのか? ここは今さら良い人ぶらず用済み解散→用済み引退の鬼畜コンボを真意としていただきたい(笑

Aパート冒頭はS4テラスを訪れたレイさんから事情を聞いてびっくりのみなさん。すると「勝ったら引退」という言い草にあこが激高、続いて真昼もS4のプライドを踏み付けられてお怒りMAXであります。毎度どおり好戦的、というか「勝ったら引退」の話をそういう風に捉えるのだな。ところが二人以上に好戦の雄であるローラはじっとゆめを見つめ…S4のプライド以上に「アイドルを辞めてほしくない」から勝ちたいと語るゆめにアツく同意。ここの表情描写が絶妙で、ローラなりのエルザ様に対する思いやゆめとの共鳴が窺えるヒトコマでした。
「もう私たちにできる事はない…」
必死の説得も聞く耳持たないエルザ様には届かない。例えVAが解散となっても離れる気は無かったのに…と言われても延々居座る訳にもいきますまい、まして本当に解散となったらレイさんを信じて離脱を留まった他生徒たちをどうするつもりなのか? そもそも絶対解散なんてさせないと言っていた人が解散後のプランを言っちゃダメです。ともあれケンもホロロに突き放されたレイさんはもうゆめに縋るしかなく、引退阻止のためエールを贈り固い握手を交わすのでした。しかしこれって二言目には「全てはエルザのため」と言い続けてきた人が取る行動としてどうなのだろう。どうも解散阻止にしろ引退阻止にしろ私利のためにやっているように見えてしまうのだなあ。しかもあれほど一緒に過ごし永遠の従属を誓った割りにほとんど意思疎通できていない=主君のハラが読めず、諦めて敵方(?)へ全てを委ねるなんて自称騎士がやる事とは思えない。

夕暮れの学園長室にひめ様の姿あり。いかにもな表情でファイナルの行方を読む学園長はゆめの成長を認めながらも太陽ドレスの脅威を語り――
「でもだからと言ってエルザちゃんが絶対に勝つとは言い切れないのでは?」
おいおいおい! あなたついこないだ世界を巡った結論として「ドレスを制する者がアイカツを制す」って言ってたじゃないか! 逆にひめ様の言葉に真理があるとして、上位ドレスにこそ勝機があるとすれば…まさかゆめのステージ前に何かドーピング(笑)でもするつもり? というか残り5話しかないのにひめ様全然動かんね。
「思い上がるのもいい加減にしなさい! あなたに私の何が判るっていうの?」
「下がりなさい」
一方お船では相変わらず何も語らず聞く耳も持たないエルザ様vs縋り付くレイさんの丁々発止が繰り広げられていました。VA設立の主旨や係る思いについて強く糾すレイさん、ところがエルザ様は強い強い瞳を向け「下がりなさい」とピシャリであります。まあ「私の何が判る?」と問われても何も判らないから四ツ星に縋ったので返す言葉もございません。どれほど叫んでもエルザ様には届かない、今や幻と化した絆にレイさんは唇を噛むしか。
《真昼ちゃんとローラに背中を押されて曲が決まった》
《リリィ先輩と小春ちゃんのおかげでドレスが決まった》
ファイナルを控えて曲選びに悩むゆめ。今さら何を悩んでいるのか? と言いたいトコですが、それはそうとして「今から新曲は難しい」のヒトコトが効いた。せっかくの大ヤマステージに新曲無しが確定です。まあ終了が決まっているコンテンツに新曲を奢る訳がないと判っていても寂しいモノがあります。結局二人のススメで「MUSIC of DREAM!!!」に決まり、続いてドレスも星のツバサドレスに決まり…そりゃ今に至って他の選択肢は無いだろう? これらはエルザ様の孤立を際立たせる「四ツ星総力戦」的な演出と思われますが、それにしたって少々無理くりな描写だったような気がする。この大一番でSPR以外何を着る?と小さいお友達だって判るでしょうに。

「今から見せるエルザキラーステップをマスターすれば絶対負けないんだゾ!」
続いてダンスレッスンに汗を流しながら決め手を探るゆめ。ってなトコへファイナル用の必殺ステップを伝授すべくあこ&ゆず様が現れました。もうこの二人ってだけでオチなのは判る(笑)けれど、ダンスマスターゆず様をして「完全に精神集中しないと3回に1回失敗してしまう」らしい超絶ステップをいったいどうしろと?(笑。その待ち時間であこの裏事情をチラリ、今回やたら勝ちに拘っていたのは盟友きららの頼みがあったからでした。生粋の勝ち気ゆえじゃなかった。しかし四ツ星に乗り込んで直訴!ではなくあこだけ呼び出して泣きつく辺り妙に奥ゆかしいけどきららってこういう子だっけ? そしてほどなくご教授された件の必殺ステップは(爆裂音。これでムービーのステップがリニューアルされていたら拍手喝采だけどおそらくマンマなので気にシナーイ。
「眠れないの? ゆめちゃん」
決戦前夜に眠れず「S4の木」を訪れたゆめ。この季節にパジャマ1枚で外出なんて風邪引いちゃうよ! そういやこの木も曰くありげに出てきた割りにあまり活用されなかった印象です。何だったんだろこれ。ってなトコへひめ様がにこやかに現れてAパート引き。そういやひめ様ってどこに寝泊まりしてるんだろ?

「ゆめちゃんはゆめちゃんらしくって事かしら」
「答えになってませんよ」
「そうかしら? ただパーフェクトな事が必ず一番じゃないと私は思うわ」
「もうゆめちゃんも判ってると思ったんだけどな」
みんなに支えられてここまで来たけど勝てる気がしない、ましてやアイドル引退の件がプレッシャーとなり…と焦るゆめへ優しく諭すように答えるひめ様。本人以上にゆめの事が判っているひめ様の聖母っぷりが危険水域であります。ともあれひめ様のお言葉は最強ドレス+天賦の才というパーフェクトな相手へ挑戦する叩き上げヒロインへのアドバイスとして王道中の王道で、カード(ドレス)で劣るゆめの勝機として唯一無二と言えるもの。しかしそうすると先のとおり「カードを制する者が~」の意味が失われてしまうのだなあ。あの時「カードは大切だけどそれだけじゃない」と言わせておけば筋が通るけれど販促的に言えねえ言えねえそりゃ言えねえ。難しいトコです。
「エルザ、あえてもう一度聞くよ。決勝ステージに向けて私たちにできる事は何も無いのかな?」
「何度も言ったはずだけどもう一度答えるわ。もう私の事は放っておいて」
お船のデッキからお母様の留守電へ決勝ステージのメッセージを淡々と入れるエルザ様。何だか来ないの判ってて伝えてる感じ? そんなエルザ様の背後にコソッと立って「虹野ゆめを甘くみるな」と煽るレイさん、先ほどざっくり斬り捨てられたのにドヤ顔で迫るも再度ざっくり斬り捨てられてこの表情であります。そしてどうするか?と思ったら暗い廊下をつかつか歩いてきらら&アリアの部屋を訪れ――

ここでシーンはファイナル当日へ。賑やかに盛り上がる会場と裏腹に控え室にたった一人ポツンと座るエルザ様。当然のようにお母様からの返信は無く、いつもの取り巻き(笑)の姿も無く、ついに孤立してしまったエルザ様の孤独感がことさら強調されます。さすがに効いてるみたい?
「あら? あなたたちは…」
一方その頃取り巻き組はいかにも高級そうな建物の一室を訪れていました。建物外観やドアから覗く様子からして住居というより学校っぽい? ひょっとしてヴィーナスアークの母体的な場所なのかも? その一室から出てきた女性は言うまでもなくお母様…普通に訪れられる場所に普通に居るのに娘のステージを見るどころかメール返信すらしないなんて、多忙云々以前に本当に興味が無いように思えます。というかこの人に関してほとんど描写も語りも無いためどういう人なのかサッパ判らず、ってな状態で母娘のアレコレに迫られてもドラマに入り込み難い。これでまさか「本当は娘の事を一番気に掛けていた」なーんて言い出したらどうしよう。
シーン戻ってファイナル会場。チラリと映った客席にはいつものみなさんに加えて幹部衆も勢揃い、後列にはアリスちゃんと…ハルカ☆ルカも来てるぞ! 幹部衆やハルカは2ndシーズンでの活躍を期待したのに結局ほとんど出番が無いまま終わってしまいそう。大期待だったアリスちゃんもほとんど添え物程度で残念無念。3rdシーズンがあればなあ…(それは言わない
「おそらくこれが私にとって最後のステージ」
「それに相応しいファイナルパーフェクトにするわ」
そしてサブタイどおり「孤独な太陽」のファイナルステージへ。お母様が来ない事が判っていてなお孤高を貫く姿が何とも切ないヒトコマです。

というわけで始まったステージはローラをKOした第86話以来2度目の「The only sun light」でした。思えばこの曲以来作中の新曲が無いのね。ムービーはさすがファイナルラウンド用の太陽ドレスver.にリファインされており、パーフェクトエルザの真骨頂を見せるが如くエフェクトも盛り盛りであります。ドレスの全体像を見せるためか引きカットが多め? サビ入り前後のエフェクトは太陽が発動した第86話ver.の方がドラマチックだったかも? それよりせっかくのステップがロングドレスに隠れちゃってもったいなかった。あとサビの土俵入りアクション(笑)がアングル変更のせいで目立たなくなったのは残念?(笑
ともあれ絢爛MAXなドレスと派手なステージングはさすがの風格で、観た者全てを魅了するパーフェクトステージを見事演じきったエルザ様は既に勝利を確信しているようでした。客席の四ツ星衆もさすがのステージに息を呑むばかり…軽くウェーブが掛かった下ろし髪あこが非常にかわいい! こんなにかわいいのに! 頼むから男関係の清算(笑)だけはきっちり描いて終わってほしい。
《そうだ! だったら私は…》
圧巻ステージを前にしていよいよ追い込まれたゆめは、しかしひめ様のお言葉を思い返して強い瞳を取り戻す。はたしてファイナルの結果は!? ゆめが勝っても負けても残り5話のドラマを作れそうなので正直どうなるか判りません。まあ正ヒロインが大ヤマで負けるってのは考え難いけれど、万一エルザ様が負けるとVA関係の騒動が全く無意味になってしまう訳で、その辺をどう描いてくるか楽しみのような不安なような。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

世界中 みんな憧れる 強く紅い太陽に。

長きに渡ったアイカツランキングもいよいよファイナルラウンド、セミファイナル2戦を経て勝ち残ったゆめvsエルザ様の一騎打ちであります(既定どおり。頂点を決する戦いを前にエルザ様は夕陽に佇み勝利を誓い、とはいえ「沈む太陽」って辺り何か暗喩のような気がしなくなくも(略
「決勝ステージで私は必ず優勝する。そしてアイカツランキングで優勝した暁には…」
「私 エルザフォルテはアイドルを辞めるわ」
《エルザ…君は突然…何を言い出したんだ!?》
続いて呼び出した三人へ衝撃のお言葉。VA解散!に続いてアイドル辞める!とはエルザ様ってば毎度毎度いきなりです。そりゃレイさんも焦ります(笑。頂点を取って母親に振り向いてもらえたらアイドル稼業に未練無し? それともVA解散の引責としてアイドル引退という形を選んだのか? ここは今さら良い人ぶらず用済み解散→用済み引退の鬼畜コンボを真意としていただきたい(笑

Aパート冒頭はS4テラスを訪れたレイさんから事情を聞いてびっくりのみなさん。すると「勝ったら引退」という言い草にあこが激高、続いて真昼もS4のプライドを踏み付けられてお怒りMAXであります。毎度どおり好戦的、というか「勝ったら引退」の話をそういう風に捉えるのだな。ところが二人以上に好戦の雄であるローラはじっとゆめを見つめ…S4のプライド以上に「アイドルを辞めてほしくない」から勝ちたいと語るゆめにアツく同意。ここの表情描写が絶妙で、ローラなりのエルザ様に対する思いやゆめとの共鳴が窺えるヒトコマでした。
「もう私たちにできる事はない…」
必死の説得も聞く耳持たないエルザ様には届かない。例えVAが解散となっても離れる気は無かったのに…と言われても延々居座る訳にもいきますまい、まして本当に解散となったらレイさんを信じて離脱を留まった他生徒たちをどうするつもりなのか? そもそも絶対解散なんてさせないと言っていた人が解散後のプランを言っちゃダメです。ともあれケンもホロロに突き放されたレイさんはもうゆめに縋るしかなく、引退阻止のためエールを贈り固い握手を交わすのでした。しかしこれって二言目には「全てはエルザのため」と言い続けてきた人が取る行動としてどうなのだろう。どうも解散阻止にしろ引退阻止にしろ私利のためにやっているように見えてしまうのだなあ。しかもあれほど一緒に過ごし永遠の従属を誓った割りにほとんど意思疎通できていない=主君のハラが読めず、諦めて敵方(?)へ全てを委ねるなんて自称騎士がやる事とは思えない。

夕暮れの学園長室にひめ様の姿あり。いかにもな表情でファイナルの行方を読む学園長はゆめの成長を認めながらも太陽ドレスの脅威を語り――
「でもだからと言ってエルザちゃんが絶対に勝つとは言い切れないのでは?」
おいおいおい! あなたついこないだ世界を巡った結論として「ドレスを制する者がアイカツを制す」って言ってたじゃないか! 逆にひめ様の言葉に真理があるとして、上位ドレスにこそ勝機があるとすれば…まさかゆめのステージ前に何かドーピング(笑)でもするつもり? というか残り5話しかないのにひめ様全然動かんね。
「思い上がるのもいい加減にしなさい! あなたに私の何が判るっていうの?」
「下がりなさい」
一方お船では相変わらず何も語らず聞く耳も持たないエルザ様vs縋り付くレイさんの丁々発止が繰り広げられていました。VA設立の主旨や係る思いについて強く糾すレイさん、ところがエルザ様は強い強い瞳を向け「下がりなさい」とピシャリであります。まあ「私の何が判る?」と問われても何も判らないから四ツ星に縋ったので返す言葉もございません。どれほど叫んでもエルザ様には届かない、今や幻と化した絆にレイさんは唇を噛むしか。
《真昼ちゃんとローラに背中を押されて曲が決まった》
《リリィ先輩と小春ちゃんのおかげでドレスが決まった》
ファイナルを控えて曲選びに悩むゆめ。今さら何を悩んでいるのか? と言いたいトコですが、それはそうとして「今から新曲は難しい」のヒトコトが効いた。せっかくの大ヤマステージに新曲無しが確定です。まあ終了が決まっているコンテンツに新曲を奢る訳がないと判っていても寂しいモノがあります。結局二人のススメで「MUSIC of DREAM!!!」に決まり、続いてドレスも星のツバサドレスに決まり…そりゃ今に至って他の選択肢は無いだろう? これらはエルザ様の孤立を際立たせる「四ツ星総力戦」的な演出と思われますが、それにしたって少々無理くりな描写だったような気がする。この大一番でSPR以外何を着る?と小さいお友達だって判るでしょうに。

「今から見せるエルザキラーステップをマスターすれば絶対負けないんだゾ!」
続いてダンスレッスンに汗を流しながら決め手を探るゆめ。ってなトコへファイナル用の必殺ステップを伝授すべくあこ&ゆず様が現れました。もうこの二人ってだけでオチなのは判る(笑)けれど、ダンスマスターゆず様をして「完全に精神集中しないと3回に1回失敗してしまう」らしい超絶ステップをいったいどうしろと?(笑。その待ち時間であこの裏事情をチラリ、今回やたら勝ちに拘っていたのは盟友きららの頼みがあったからでした。生粋の勝ち気ゆえじゃなかった。しかし四ツ星に乗り込んで直訴!ではなくあこだけ呼び出して泣きつく辺り妙に奥ゆかしいけどきららってこういう子だっけ? そしてほどなくご教授された件の必殺ステップは(爆裂音。これでムービーのステップがリニューアルされていたら拍手喝采だけどおそらくマンマなので気にシナーイ。
「眠れないの? ゆめちゃん」
決戦前夜に眠れず「S4の木」を訪れたゆめ。この季節にパジャマ1枚で外出なんて風邪引いちゃうよ! そういやこの木も曰くありげに出てきた割りにあまり活用されなかった印象です。何だったんだろこれ。ってなトコへひめ様がにこやかに現れてAパート引き。そういやひめ様ってどこに寝泊まりしてるんだろ?

「ゆめちゃんはゆめちゃんらしくって事かしら」
「答えになってませんよ」
「そうかしら? ただパーフェクトな事が必ず一番じゃないと私は思うわ」
「もうゆめちゃんも判ってると思ったんだけどな」
みんなに支えられてここまで来たけど勝てる気がしない、ましてやアイドル引退の件がプレッシャーとなり…と焦るゆめへ優しく諭すように答えるひめ様。本人以上にゆめの事が判っているひめ様の聖母っぷりが危険水域であります。ともあれひめ様のお言葉は最強ドレス+天賦の才というパーフェクトな相手へ挑戦する叩き上げヒロインへのアドバイスとして王道中の王道で、カード(ドレス)で劣るゆめの勝機として唯一無二と言えるもの。しかしそうすると先のとおり「カードを制する者が~」の意味が失われてしまうのだなあ。あの時「カードは大切だけどそれだけじゃない」と言わせておけば筋が通るけれど販促的に言えねえ言えねえそりゃ言えねえ。難しいトコです。
「エルザ、あえてもう一度聞くよ。決勝ステージに向けて私たちにできる事は何も無いのかな?」
「何度も言ったはずだけどもう一度答えるわ。もう私の事は放っておいて」
お船のデッキからお母様の留守電へ決勝ステージのメッセージを淡々と入れるエルザ様。何だか来ないの判ってて伝えてる感じ? そんなエルザ様の背後にコソッと立って「虹野ゆめを甘くみるな」と煽るレイさん、先ほどざっくり斬り捨てられたのにドヤ顔で迫るも再度ざっくり斬り捨てられてこの表情であります。そしてどうするか?と思ったら暗い廊下をつかつか歩いてきらら&アリアの部屋を訪れ――

ここでシーンはファイナル当日へ。賑やかに盛り上がる会場と裏腹に控え室にたった一人ポツンと座るエルザ様。当然のようにお母様からの返信は無く、いつもの取り巻き(笑)の姿も無く、ついに孤立してしまったエルザ様の孤独感がことさら強調されます。さすがに効いてるみたい?
「あら? あなたたちは…」
一方その頃取り巻き組はいかにも高級そうな建物の一室を訪れていました。建物外観やドアから覗く様子からして住居というより学校っぽい? ひょっとしてヴィーナスアークの母体的な場所なのかも? その一室から出てきた女性は言うまでもなくお母様…普通に訪れられる場所に普通に居るのに娘のステージを見るどころかメール返信すらしないなんて、多忙云々以前に本当に興味が無いように思えます。というかこの人に関してほとんど描写も語りも無いためどういう人なのかサッパ判らず、ってな状態で母娘のアレコレに迫られてもドラマに入り込み難い。これでまさか「本当は娘の事を一番気に掛けていた」なーんて言い出したらどうしよう。
シーン戻ってファイナル会場。チラリと映った客席にはいつものみなさんに加えて幹部衆も勢揃い、後列にはアリスちゃんと…ハルカ☆ルカも来てるぞ! 幹部衆やハルカは2ndシーズンでの活躍を期待したのに結局ほとんど出番が無いまま終わってしまいそう。大期待だったアリスちゃんもほとんど添え物程度で残念無念。3rdシーズンがあればなあ…(それは言わない
「おそらくこれが私にとって最後のステージ」
「それに相応しいファイナルパーフェクトにするわ」
そしてサブタイどおり「孤独な太陽」のファイナルステージへ。お母様が来ない事が判っていてなお孤高を貫く姿が何とも切ないヒトコマです。

というわけで始まったステージはローラをKOした第86話以来2度目の「The only sun light」でした。思えばこの曲以来作中の新曲が無いのね。ムービーはさすがファイナルラウンド用の太陽ドレスver.にリファインされており、パーフェクトエルザの真骨頂を見せるが如くエフェクトも盛り盛りであります。ドレスの全体像を見せるためか引きカットが多め? サビ入り前後のエフェクトは太陽が発動した第86話ver.の方がドラマチックだったかも? それよりせっかくのステップがロングドレスに隠れちゃってもったいなかった。あとサビの土俵入りアクション(笑)がアングル変更のせいで目立たなくなったのは残念?(笑
ともあれ絢爛MAXなドレスと派手なステージングはさすがの風格で、観た者全てを魅了するパーフェクトステージを見事演じきったエルザ様は既に勝利を確信しているようでした。客席の四ツ星衆もさすがのステージに息を呑むばかり…軽くウェーブが掛かった下ろし髪あこが非常にかわいい! こんなにかわいいのに! 頼むから男関係の清算(笑)だけはきっちり描いて終わってほしい。
《そうだ! だったら私は…》
圧巻ステージを前にしていよいよ追い込まれたゆめは、しかしひめ様のお言葉を思い返して強い瞳を取り戻す。はたしてファイナルの結果は!? ゆめが勝っても負けても残り5話のドラマを作れそうなので正直どうなるか判りません。まあ正ヒロインが大ヤマで負けるってのは考え難いけれど、万一エルザ様が負けるとVA関係の騒動が全く無意味になってしまう訳で、その辺をどう描いてくるか楽しみのような不安なような。
- 関連記事
-
- アイカツスターズ! #97 Bon Bon Voyage!
- アイカツスターズ! #96 みんなで輝く!
- アイカツスターズ! #95 孤独な太陽
- アイカツスターズ! #94 真昼の輝き
- アイカツスターズ! #93 光の剣
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
