2008-11-13(Thu)
ヒャッコ #06 向こう三軒 両側に虎
タツキ宅へ全員集合!?

突然の訪問に迷惑顔のタツキでしたが…。

今日は時間が無いのでスルーしようと思ったヒャッコのレビューですがあまりに出来が良かったので大急ぎにて簡単レビューを。
言ってしまえばタツキの家へトラコ一同が押しかけて半ば強引に交流を深め、その結果タツキが心を開いていくってな話です。いつもうるさいくらい声をかけてくるトラコが声も掛けずに帰ってしまい一人教室に残された所から今回の話が始まります。
普段ツンツンしているタツキはその実寂しがり、一人帰宅の途を歩むシーンにてその孤独感が痛いほど演出されていました。ここは原作だと1ページで済ませてしまうシーンですがよく言えば丁寧に、悪く言えばクドいくらいに「一人ぼっちのタツキ」を見せています。画面は少しずつ彩度を落としていき、自宅に着く頃にはタツキの視界はすっかり色褪せてしまう。孤独な日常を送るタツキにとってトラコたちのいる学校は何だかんだ言っても彩りにある楽しいところなのでしょう。

帰宅したタツキはお手伝いのトシ子さんによって来客を告げられます。言うまでもなくそれはトラコご一行、寂しいことを否定し「誘われなくてよかった」と自分に思い込ませていたタツキの視界へトラコの顔が入った瞬間に彩りが戻る。アルバムを勝手に見ている連中に腹を立て、しかしアユの顔を見ては怒りを納める。その後のタツキ部屋の様子もいろんな演出が散りばめられて見ていて飽きません。

最初は微妙な距離のあったタツキvsご一行でしたが話しているうちに少しずつ距離感が薄れ、吊り上っていた表情は穏やかに変化します。この過程の描写が見ていて非常に心地いい。大人の下着騒動やらトシ子さんのバクロ話にタツキは振り回されますが最終的に「割と楽しかった」と正直な気持ちをアユに告げて幕。原作の1話分をアニメ1話でやるにはかなり尺が足りなく今まではその尺稼ぎが間延びと感じましたが今回は上手く作っていたと思います。今まででいちばん良かったかも? 作画も今までから考えられないほど美麗でした。常にこのクオリティで作ってくれればなあ…。

短く終わった本編に今回はCパートが追加、これはコミックス2巻の巻末にある嘘予告の映像化です。異様なほど気合の入った作画と演出を見せ付けていましたがちょっと長すぎた? ネタでやるには中途半端と言いますか、どうせここまで作るなら1話まるごと「覚醒編」で作っちゃえばいいのに。単なる嘘予告として作るならもう少し短くテンポよく作ったほうがインパクトあったでしょうね。いろいろもったいない感じでした。
というわけで次回からキツネ登場? トラコの反応が今から楽しみです。
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突然の訪問に迷惑顔のタツキでしたが…。

今日は時間が無いのでスルーしようと思ったヒャッコのレビューですがあまりに出来が良かったので大急ぎにて簡単レビューを。
言ってしまえばタツキの家へトラコ一同が押しかけて半ば強引に交流を深め、その結果タツキが心を開いていくってな話です。いつもうるさいくらい声をかけてくるトラコが声も掛けずに帰ってしまい一人教室に残された所から今回の話が始まります。
普段ツンツンしているタツキはその実寂しがり、一人帰宅の途を歩むシーンにてその孤独感が痛いほど演出されていました。ここは原作だと1ページで済ませてしまうシーンですがよく言えば丁寧に、悪く言えばクドいくらいに「一人ぼっちのタツキ」を見せています。画面は少しずつ彩度を落としていき、自宅に着く頃にはタツキの視界はすっかり色褪せてしまう。孤独な日常を送るタツキにとってトラコたちのいる学校は何だかんだ言っても彩りにある楽しいところなのでしょう。

帰宅したタツキはお手伝いのトシ子さんによって来客を告げられます。言うまでもなくそれはトラコご一行、寂しいことを否定し「誘われなくてよかった」と自分に思い込ませていたタツキの視界へトラコの顔が入った瞬間に彩りが戻る。アルバムを勝手に見ている連中に腹を立て、しかしアユの顔を見ては怒りを納める。その後のタツキ部屋の様子もいろんな演出が散りばめられて見ていて飽きません。

最初は微妙な距離のあったタツキvsご一行でしたが話しているうちに少しずつ距離感が薄れ、吊り上っていた表情は穏やかに変化します。この過程の描写が見ていて非常に心地いい。大人の下着騒動やらトシ子さんのバクロ話にタツキは振り回されますが最終的に「割と楽しかった」と正直な気持ちをアユに告げて幕。原作の1話分をアニメ1話でやるにはかなり尺が足りなく今まではその尺稼ぎが間延びと感じましたが今回は上手く作っていたと思います。今まででいちばん良かったかも? 作画も今までから考えられないほど美麗でした。常にこのクオリティで作ってくれればなあ…。

短く終わった本編に今回はCパートが追加、これはコミックス2巻の巻末にある嘘予告の映像化です。異様なほど気合の入った作画と演出を見せ付けていましたがちょっと長すぎた? ネタでやるには中途半端と言いますか、どうせここまで作るなら1話まるごと「覚醒編」で作っちゃえばいいのに。単なる嘘予告として作るならもう少し短くテンポよく作ったほうがインパクトあったでしょうね。いろいろもったいない感じでした。
というわけで次回からキツネ登場? トラコの反応が今から楽しみです。
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