2009-01-07(Wed)
ソウルイーター #39 クロナ、逃亡~ください、君の微笑み?~
優しくされればされるほど抉られる傷。

その痛みに耐え切れないクロナは…。

アバンはヘヤノスミスにて苦悩するクロナ。エルカから帰還指令を聞いても、ラグナロクに煽られても一人思い悩むのみです。シュタイン博士を陥れた自分は死武専に居場所は無く、さりとてメデューサの元へ戻ればせっかくできた友達と二度と会えない。メデューサに逆らえずやってしまったこととは言えその代償はあまりに大きかった。
窓から射す月明かり、そして窓越しに映る姿がクロナの絶望・孤独を強調していました。このところ半分ギャグキャラ化していたラグナロクが冷酷な本音で迫っている描写も良かった。やはり黒血ラグナロクはこうでなくては。

ピクニック気分のランチタイム。ロングショットから吹き出し表現で進む会話は暗重かったアバンから一転してユーモラスです。怒る椿ちゃんがかわいい(笑。それまで明るく話していたクロナでしたが食べているお弁当がマリー先生謹製と聞いた途端に笑顔が消えて言葉に詰まってしまう。優しく話しかける椿ちゃんやマカの表情と対照的に目をフレームアウトして絶句するクロナの描写、空気に耐え切れずトイレと嘘を吐いて逃げ出すクロナ、それを目で追うソウルの訝しげな表情がこのシーンの見どころです。

いつぞやのパーティで撮影したツーショットにクロナの影が被さるのは「もうあの楽しい時間には戻れない」ことの暗喩? そんなクロナはメデューサの幻影を見てビビりまくり、何も知らず満面の笑顔で写真を拾うマカとの対比が残酷に思えるほど。
もうここにはいられない。一人で悩み続けた挙句の結論は死武専を出ること。例の写真を一枚残してもぬけの空となったクロナ部屋にて立ち尽くし絶句するマカ、冷静なソウルに対して八つ当たってもこれまた冷静に返されてさらに絶句。
誰もいない風景を続けた捜索シーンは「クロナがもういない」こと、それによるマカの絶望感を上手く表現していたと思います。そこへ現れたソウル、何だかんだ言いながらいい奴です。

海の無い砂浜を一人歩くクロナ。マカとの出会いを思い返しながらも自暴自棄な様子であります。するとクロナの魂反応を追ってきたマカ&ソウルが到着、本人を前にしてもクロナは自暴自棄なセリフで自らを貶める。このシーンは絵面もそうですが中の人の演技が光っていましたね。半ば狂気にかられた風に叫ぶクロナ、対するマカの怒りの声も良かったです。
「それ以上、クロナを悪く言ったら許さない」
クロナの胸倉を掴み上げて拳を構えたマカのセリフが熱すぎる。この辺から見ていて涙腺崩壊、作中のクロナと同じ顔で見てました(笑

さて一方のアラクネ一派は阿修羅の隠れ家へカチ込みです。単身阿修羅の元へ行き甘言で誘うアラクネ、全力でビビり警戒し攻撃する阿修羅との緊張感が薄暗い画面越しに伝わってきます。それにしても阿修羅の包帯で締め上げられるアラクネがエロすぎ。これは夕方18時に流していい映像なのだろうか?(笑

締め上げられるアラクネのアップがこれまたキツイ。首を絞められ苦しむ表情は夕方18時以下略。ここで鈍い音と共に画面がブラックアウト、「アラクネやられた?」と思わせる演出がニクイ。
包帯ぐるぐる巻きの姿で胸をさするアラクネが痛々しいけれども命は無事、というか結局阿修羅はアラクネの元へ来たようです。これにて対死武専の準備は整った? しかしBREW争奪戦で見せたようにアラクネは自信家の割りに最後の詰めが甘く、今回もまたメデューサにしてやられそうな…。

そのメデューサは死武専へ単身投降。髄一の策士であるメデューサが考え無しに投降するはずがありません。夕日を背に両手を上げるメデューサの表情は不敵な笑み、逆光の絵面がメデューサの腹の一物を窺わせていますね。
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その痛みに耐え切れないクロナは…。

アバンはヘヤノスミスにて苦悩するクロナ。エルカから帰還指令を聞いても、ラグナロクに煽られても一人思い悩むのみです。シュタイン博士を陥れた自分は死武専に居場所は無く、さりとてメデューサの元へ戻ればせっかくできた友達と二度と会えない。メデューサに逆らえずやってしまったこととは言えその代償はあまりに大きかった。
窓から射す月明かり、そして窓越しに映る姿がクロナの絶望・孤独を強調していました。このところ半分ギャグキャラ化していたラグナロクが冷酷な本音で迫っている描写も良かった。やはり黒血ラグナロクはこうでなくては。

ピクニック気分のランチタイム。ロングショットから吹き出し表現で進む会話は暗重かったアバンから一転してユーモラスです。怒る椿ちゃんがかわいい(笑。それまで明るく話していたクロナでしたが食べているお弁当がマリー先生謹製と聞いた途端に笑顔が消えて言葉に詰まってしまう。優しく話しかける椿ちゃんやマカの表情と対照的に目をフレームアウトして絶句するクロナの描写、空気に耐え切れずトイレと嘘を吐いて逃げ出すクロナ、それを目で追うソウルの訝しげな表情がこのシーンの見どころです。

いつぞやのパーティで撮影したツーショットにクロナの影が被さるのは「もうあの楽しい時間には戻れない」ことの暗喩? そんなクロナはメデューサの幻影を見てビビりまくり、何も知らず満面の笑顔で写真を拾うマカとの対比が残酷に思えるほど。
もうここにはいられない。一人で悩み続けた挙句の結論は死武専を出ること。例の写真を一枚残してもぬけの空となったクロナ部屋にて立ち尽くし絶句するマカ、冷静なソウルに対して八つ当たってもこれまた冷静に返されてさらに絶句。
誰もいない風景を続けた捜索シーンは「クロナがもういない」こと、それによるマカの絶望感を上手く表現していたと思います。そこへ現れたソウル、何だかんだ言いながらいい奴です。

海の無い砂浜を一人歩くクロナ。マカとの出会いを思い返しながらも自暴自棄な様子であります。するとクロナの魂反応を追ってきたマカ&ソウルが到着、本人を前にしてもクロナは自暴自棄なセリフで自らを貶める。このシーンは絵面もそうですが中の人の演技が光っていましたね。半ば狂気にかられた風に叫ぶクロナ、対するマカの怒りの声も良かったです。
「それ以上、クロナを悪く言ったら許さない」
クロナの胸倉を掴み上げて拳を構えたマカのセリフが熱すぎる。この辺から見ていて涙腺崩壊、作中のクロナと同じ顔で見てました(笑

さて一方のアラクネ一派は阿修羅の隠れ家へカチ込みです。単身阿修羅の元へ行き甘言で誘うアラクネ、全力でビビり警戒し攻撃する阿修羅との緊張感が薄暗い画面越しに伝わってきます。それにしても阿修羅の包帯で締め上げられるアラクネがエロすぎ。これは夕方18時に流していい映像なのだろうか?(笑

締め上げられるアラクネのアップがこれまたキツイ。首を絞められ苦しむ表情は夕方18時以下略。ここで鈍い音と共に画面がブラックアウト、「アラクネやられた?」と思わせる演出がニクイ。
包帯ぐるぐる巻きの姿で胸をさするアラクネが痛々しいけれども命は無事、というか結局阿修羅はアラクネの元へ来たようです。これにて対死武専の準備は整った? しかしBREW争奪戦で見せたようにアラクネは自信家の割りに最後の詰めが甘く、今回もまたメデューサにしてやられそうな…。

そのメデューサは死武専へ単身投降。髄一の策士であるメデューサが考え無しに投降するはずがありません。夕日を背に両手を上げるメデューサの表情は不敵な笑み、逆光の絵面がメデューサの腹の一物を窺わせていますね。
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