2009-01-10(Sat)
鉄のラインバレル #14 流れる血、失うは涙
まさかまさかの急展開連続。

四面楚歌のJUDAに活路はあるか?

黒バレル発動で意識喪失の城崎から2週間空いて年明け初回のラインバレル、シリーズとしても後半に突入ってことでストーリーが急激に動き始めました。ためらうことなく日本制圧に邁進するキリヤマの描写は原作以上に冷酷、銃を構えた横顔はじつにいい悪役面でありますね。
森次さんに撃たれて救命措置を受けていた社長でしたが何と死亡の知らせ。彼はおそらくファクターなので死ぬことは無いだろうとタカを括っていただけに衝撃的なシーンです。社長が死んでしまったら森次さんの復帰は完全に無理じゃないですか…。この先どうすんだろ?
とはいえ前回の森次戦にて早瀬は「心肺機能停止」と宣言されたにも関わらずファクターの再生能力によって普通に生き返ってたりするので社長もその流れ? もちろんこれは社長がファクターであることが前提なので、もし社長が普通の人だったらアウト。いや救命と同時にファクター化、ってのもアリか。早瀬や九条さん等が「生きている」理由だってそれですから。

悲しみにくれるJUDAのみなさん。バカをやっているようでみなさんから慕われていたのだなあ。山下くんは「社長の死」を悲しんでいるというより「その原因が森次さん」であることに嘆いているような。常に冷静なレイチェルが取り乱す姿は珍しい。それほど社長の存在が大きかったということでしょう。
涙目でちらし寿司を処分する緒川さん。気持ちはわかるけど生ゴミをゴミ箱に直接捨てるのはいかがなものか。

そうこうしているうちにキリヤマの支配は着々と進み、政府、マスコミを抑えてほとんど詰め。ナイスボート! 「お母さん、テレビが変だよ?」「テレビがおかしいのはいつもの事でしょ?」の会話は捏造偏向三昧のT●Sに対する皮肉だろうか。
「五十嵐二等陸佐以下三名が脱走」と聞いて道明寺も脱走した?と思ったらその直後のシーンにてキリヤマ閣下の前へ現れた道明寺。この仕掛けはなかなか意表を突いていましたね。これにて対早瀬フラグが立った?
そしていよいよ真打登場です。加藤は占領した放送網を使ってモニター越しに世界征服を宣言、「主権国家日本は消滅し…」の後に「合衆国ニッポ(略」と続いたらどうしようかと。

現状のJUDAにて唯一稼動可能なマキナであるラインバレル。道明寺の降伏勧告に対し打つ手の無い他メンバーから離れ、一人ラインバレルに語りかけ静かに闘志を燃やす姿はなかなか正義の味方の面構えになってきました。先の対戦で森次さん一人にフルボッコにされてしまった早瀬、今回はさらに迅雷部隊まで加わっており普通に考えれば勝ち目無しですが…。
ここで森次さんは道明寺に賽を預け自らは戦わず。おそらくこれは道明寺と共に仕込んだ森次さんの筋書きなのでしょう。意外と早くお披露目となった早瀬vs道明寺、ラインバレルvs迅雷は実戦経験の差か道明寺が終始一歩リードの様相です。このアクションシーンはスピード感もあってそれなりの迫力でしたがやはりどこか薄っぺらい印象。小奇麗なCGがちゃかちゃか動くのはいいのだけれど動きが軽すぎ? 重量物が火花を散らす戦闘の迫力が伝わってこない感じ。

そんな丁々発止の真っ最中、鍔を交えた一瞬に道明寺が「早瀬、ラインバレルと一緒に逃げろ」と。やはりそういう作戦でしたか…と思ったのも束の間、どこからともなく飛んできたミサイルの雨あられ。キリヤマの搭乗するマキナ「プリテンダー」のお披露目です。しかし言っては何だけどキリヤマが言うほどかっこよくは無いような(笑
やはり時代は有線より無線、ラインバレルに打ち込まれた「無線式ナーブクラック」の描写はなかなかそれっぽい。打ち込まれた箇所から闇が拡がり早瀬を襲う、さすがの早瀬もこれは苦しそうでした。

キリヤマが止めの一撃とナイフを構えたタイミングで復活の城崎が登場です。走り寄った城崎がラインバレルに触れると光が拡がり、次の瞬間機体ごとテレポートしてしまいました。てっきり黒バレル化すると思ったのでこの展開は意外、いったいどこへ? しかしここでラインバレルがいなくなってしまうとJUDAに残るのは動かないマキナと役立たずのファクターたちだけです。兵力ゼロの状態で残されたみなさんはどうするのでしょう?
さてそんな衝撃も醒めやらぬままさらに衝撃のラストショットへ。生体ポッド(?)に浮かぶ姿はパッと見たところ矢島のようですが…これはどちら側の施設なのでしょうね。加藤側だとすると復活矢島vs早瀬というやり切れない戦い、JUDA側だとするとファクター化による再生で早瀬と共闘という熱い流れ? しかし一度死んだキャラを復活させる展開はあまり好きではありません。人の死をご都合主義的に扱ってはいけないと思う。
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四面楚歌のJUDAに活路はあるか?

黒バレル発動で意識喪失の城崎から2週間空いて年明け初回のラインバレル、シリーズとしても後半に突入ってことでストーリーが急激に動き始めました。ためらうことなく日本制圧に邁進するキリヤマの描写は原作以上に冷酷、銃を構えた横顔はじつにいい悪役面でありますね。
森次さんに撃たれて救命措置を受けていた社長でしたが何と死亡の知らせ。彼はおそらくファクターなので死ぬことは無いだろうとタカを括っていただけに衝撃的なシーンです。社長が死んでしまったら森次さんの復帰は完全に無理じゃないですか…。この先どうすんだろ?
とはいえ前回の森次戦にて早瀬は「心肺機能停止」と宣言されたにも関わらずファクターの再生能力によって普通に生き返ってたりするので社長もその流れ? もちろんこれは社長がファクターであることが前提なので、もし社長が普通の人だったらアウト。いや救命と同時にファクター化、ってのもアリか。早瀬や九条さん等が「生きている」理由だってそれですから。

悲しみにくれるJUDAのみなさん。バカをやっているようでみなさんから慕われていたのだなあ。山下くんは「社長の死」を悲しんでいるというより「その原因が森次さん」であることに嘆いているような。常に冷静なレイチェルが取り乱す姿は珍しい。それほど社長の存在が大きかったということでしょう。
涙目でちらし寿司を処分する緒川さん。気持ちはわかるけど生ゴミをゴミ箱に直接捨てるのはいかがなものか。

そうこうしているうちにキリヤマの支配は着々と進み、政府、マスコミを抑えてほとんど詰め。ナイスボート! 「お母さん、テレビが変だよ?」「テレビがおかしいのはいつもの事でしょ?」の会話は捏造偏向三昧のT●Sに対する皮肉だろうか。
「五十嵐二等陸佐以下三名が脱走」と聞いて道明寺も脱走した?と思ったらその直後のシーンにてキリヤマ閣下の前へ現れた道明寺。この仕掛けはなかなか意表を突いていましたね。これにて対早瀬フラグが立った?
そしていよいよ真打登場です。加藤は占領した放送網を使ってモニター越しに世界征服を宣言、「主権国家日本は消滅し…」の後に「合衆国ニッポ(略」と続いたらどうしようかと。

現状のJUDAにて唯一稼動可能なマキナであるラインバレル。道明寺の降伏勧告に対し打つ手の無い他メンバーから離れ、一人ラインバレルに語りかけ静かに闘志を燃やす姿はなかなか正義の味方の面構えになってきました。先の対戦で森次さん一人にフルボッコにされてしまった早瀬、今回はさらに迅雷部隊まで加わっており普通に考えれば勝ち目無しですが…。
ここで森次さんは道明寺に賽を預け自らは戦わず。おそらくこれは道明寺と共に仕込んだ森次さんの筋書きなのでしょう。意外と早くお披露目となった早瀬vs道明寺、ラインバレルvs迅雷は実戦経験の差か道明寺が終始一歩リードの様相です。このアクションシーンはスピード感もあってそれなりの迫力でしたがやはりどこか薄っぺらい印象。小奇麗なCGがちゃかちゃか動くのはいいのだけれど動きが軽すぎ? 重量物が火花を散らす戦闘の迫力が伝わってこない感じ。

そんな丁々発止の真っ最中、鍔を交えた一瞬に道明寺が「早瀬、ラインバレルと一緒に逃げろ」と。やはりそういう作戦でしたか…と思ったのも束の間、どこからともなく飛んできたミサイルの雨あられ。キリヤマの搭乗するマキナ「プリテンダー」のお披露目です。しかし言っては何だけどキリヤマが言うほどかっこよくは無いような(笑
やはり時代は有線より無線、ラインバレルに打ち込まれた「無線式ナーブクラック」の描写はなかなかそれっぽい。打ち込まれた箇所から闇が拡がり早瀬を襲う、さすがの早瀬もこれは苦しそうでした。

キリヤマが止めの一撃とナイフを構えたタイミングで復活の城崎が登場です。走り寄った城崎がラインバレルに触れると光が拡がり、次の瞬間機体ごとテレポートしてしまいました。てっきり黒バレル化すると思ったのでこの展開は意外、いったいどこへ? しかしここでラインバレルがいなくなってしまうとJUDAに残るのは動かないマキナと役立たずのファクターたちだけです。兵力ゼロの状態で残されたみなさんはどうするのでしょう?
さてそんな衝撃も醒めやらぬままさらに衝撃のラストショットへ。生体ポッド(?)に浮かぶ姿はパッと見たところ矢島のようですが…これはどちら側の施設なのでしょうね。加藤側だとすると復活矢島vs早瀬というやり切れない戦い、JUDA側だとするとファクター化による再生で早瀬と共闘という熱い流れ? しかし一度死んだキャラを復活させる展開はあまり好きではありません。人の死をご都合主義的に扱ってはいけないと思う。
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