2009-01-21(Wed)
ソウルイーター #41 クルクルクルル~博士は踊る、新しき世界?~
姿を消したシュタイン博士。

街をさまよい歩いた末の行き先は?

今回は死武専から姿を消したシュタイン博士が霧の立ちこめる街を徘徊しながら己の行くべき先を探す、という流れ。鬼神の狂気に侵され、さらにメデューサの魔力によって狂気が増幅された博士は時に冷静に、時に狂気にかられて答えを探します。この表情変化が博士の苦悩を十二分に伝え、狂気の恐ろしさを見る者に伝えていました。
マンホールの蓋に鬼神の印があることからこの街は狂気に支配されている、つまり狂気の見せている幻覚が含まれているということがわかります。どこから幻覚でどこから現実なのか境界はあいまい、そのあいまいさがこれまた見ていて怖い怖い。
番犬デスサイズとのやりとりにて会話内容に応じて背景の標識がいちいち変わる演出。芸が細かいね。そしてその様子を水晶球で覗くメデューサ。

「恋人を迎えに行くのよ」
霧の街に姿を現したメデューサは甘い言葉で博士を誘う。いくら迷っても出口は一つ、博士はメデューサの手を取り一緒に歩くことを選んだ?…するとそこへ現れた白衣の少年。
「その子は魔女だよ?」
繋いだ手は途端に黒い蛇に変わり、振りほどいた蛇を少年は一踏みで散らす。
「いつまでもこんな所にいちゃいけない。待っている人がいるんでしょ?」
見たところ少年は博士の少年時代の姿。おそらく博士に残された最後の「自我」が具現化したものでしょう。このやりとりで冷静さを取り戻したかのように見えましたが…

ツギハギ研究所へ戻った博士は屋上にマリーの姿を発見。慌てて駆けつけるも思いつめた表情のマリーはそのまま屋上から転落し死んでしまいます。地面へ落ちて動かぬマリー、何というショッキングな映像! しかし本当のショックはこの先でありました。
「あーあ、死んじゃった。あなたの思い通りに」
ここのメデューサのセリフは心を抉ります。常に博士を心配して側にいたマリー、しかし博士の本心は「鬱陶しかった」、元々人間嫌いな博士ですから心の底では「うるさく付きまとうなら死んでしまえばいいのに」とさえ思っていたのかもしれません。そんな心の闇を鋭い爪で抉り晒すメデューサの黒さたるや。
鬼神の顔に変わった博士の映像を見た瞬間は口から心臓が飛び出そうでした。小さいお友達はトラウマになるんじゃ?

霧の立ちこめる橋上にて最後の攻防。デスサイズやマリーの幻覚が囁き、さらに「命の果実」を手にしたメデューサが博士を誘う。ここで再び少年が現れ…博士が戻るべき所がどこなのか暗に示しており、これにて博士は狂気の呪縛から逃れて死武専の戻るのか…と思いきや。
どこでもドアの扉を開けた行き先はメデューサの待つ「喜びの湖」でした。おいおいそっちかよ!と思わずツッコミ、この展開には脱帽です。つまり少年の姿は「罪悪感を覚える前の好き勝手やっていた自分」「興味本位で片っ端から解体しまくっていた自分」「元来持っていた狂気」ということ? デスサイズと出会い、死神さまの規律に従った末に得た充足の日々、しかし彼の本質は変わる事がなかったと。何という救いのない話でしょう。まさかこのままメデューサと手を組んでしまうのか?

研究所に一人残されたマリーは冷静に任務を伝えるデスサイズに食って掛かったりボロボロと泣き出したりかなりダメージを受けている様子です。アタリマエか。死神さまと面会しメデューサとの決着を申し出るクロナ、そんな所へマリーが現れ鬼の形相で見下ろしてます。こええ。話ぶりからマリーは全てのカラクリを知っている? ということはBJによる取調べはオミットのようですね。ではBJは何をしに来たのだろう?
あの弱虫だったクロナが見せる凛々しい表情が印象的でした。がんばれ!

一方の死武専生たち。死神さまの対応に不信感全開のマカを元気付けようと魚を焼きまくるブレアがかわいい。ソウルはいい迷惑だったみたいですが(笑。流れ的にマカのお母さんも出てきそう?
バスケの苦手なマカがナイスシュート! 幸先の良い雰囲気のみなさんでしたがそこへ現れたキッドくんは死武専に対し全力で不信感を表し再びズンドコに…。この流れだとチームワークにも影響を及ぼしそうですね。どうするどうなるチームマカ。
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街をさまよい歩いた末の行き先は?

今回は死武専から姿を消したシュタイン博士が霧の立ちこめる街を徘徊しながら己の行くべき先を探す、という流れ。鬼神の狂気に侵され、さらにメデューサの魔力によって狂気が増幅された博士は時に冷静に、時に狂気にかられて答えを探します。この表情変化が博士の苦悩を十二分に伝え、狂気の恐ろしさを見る者に伝えていました。
マンホールの蓋に鬼神の印があることからこの街は狂気に支配されている、つまり狂気の見せている幻覚が含まれているということがわかります。どこから幻覚でどこから現実なのか境界はあいまい、そのあいまいさがこれまた見ていて怖い怖い。
番犬デスサイズとのやりとりにて会話内容に応じて背景の標識がいちいち変わる演出。芸が細かいね。そしてその様子を水晶球で覗くメデューサ。

「恋人を迎えに行くのよ」
霧の街に姿を現したメデューサは甘い言葉で博士を誘う。いくら迷っても出口は一つ、博士はメデューサの手を取り一緒に歩くことを選んだ?…するとそこへ現れた白衣の少年。
「その子は魔女だよ?」
繋いだ手は途端に黒い蛇に変わり、振りほどいた蛇を少年は一踏みで散らす。
「いつまでもこんな所にいちゃいけない。待っている人がいるんでしょ?」
見たところ少年は博士の少年時代の姿。おそらく博士に残された最後の「自我」が具現化したものでしょう。このやりとりで冷静さを取り戻したかのように見えましたが…

ツギハギ研究所へ戻った博士は屋上にマリーの姿を発見。慌てて駆けつけるも思いつめた表情のマリーはそのまま屋上から転落し死んでしまいます。地面へ落ちて動かぬマリー、何というショッキングな映像! しかし本当のショックはこの先でありました。
「あーあ、死んじゃった。あなたの思い通りに」
ここのメデューサのセリフは心を抉ります。常に博士を心配して側にいたマリー、しかし博士の本心は「鬱陶しかった」、元々人間嫌いな博士ですから心の底では「うるさく付きまとうなら死んでしまえばいいのに」とさえ思っていたのかもしれません。そんな心の闇を鋭い爪で抉り晒すメデューサの黒さたるや。
鬼神の顔に変わった博士の映像を見た瞬間は口から心臓が飛び出そうでした。小さいお友達はトラウマになるんじゃ?

霧の立ちこめる橋上にて最後の攻防。デスサイズやマリーの幻覚が囁き、さらに「命の果実」を手にしたメデューサが博士を誘う。ここで再び少年が現れ…博士が戻るべき所がどこなのか暗に示しており、これにて博士は狂気の呪縛から逃れて死武専の戻るのか…と思いきや。
どこでもドアの扉を開けた行き先はメデューサの待つ「喜びの湖」でした。おいおいそっちかよ!と思わずツッコミ、この展開には脱帽です。つまり少年の姿は「罪悪感を覚える前の好き勝手やっていた自分」「興味本位で片っ端から解体しまくっていた自分」「元来持っていた狂気」ということ? デスサイズと出会い、死神さまの規律に従った末に得た充足の日々、しかし彼の本質は変わる事がなかったと。何という救いのない話でしょう。まさかこのままメデューサと手を組んでしまうのか?

研究所に一人残されたマリーは冷静に任務を伝えるデスサイズに食って掛かったりボロボロと泣き出したりかなりダメージを受けている様子です。アタリマエか。死神さまと面会しメデューサとの決着を申し出るクロナ、そんな所へマリーが現れ鬼の形相で見下ろしてます。こええ。話ぶりからマリーは全てのカラクリを知っている? ということはBJによる取調べはオミットのようですね。ではBJは何をしに来たのだろう?
あの弱虫だったクロナが見せる凛々しい表情が印象的でした。がんばれ!

一方の死武専生たち。死神さまの対応に不信感全開のマカを元気付けようと魚を焼きまくるブレアがかわいい。ソウルはいい迷惑だったみたいですが(笑。流れ的にマカのお母さんも出てきそう?
バスケの苦手なマカがナイスシュート! 幸先の良い雰囲気のみなさんでしたがそこへ現れたキッドくんは死武専に対し全力で不信感を表し再びズンドコに…。この流れだとチームワークにも影響を及ぼしそうですね。どうするどうなるチームマカ。
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