2009-02-05(Thu)
とらドラ! #18 もみの木の下で
クリパの準備も進み、ツリーの点灯に盛り上がるみなさん。

そんな折に起きた不運なアクシデント。

パーティ準備に奔走するタイガー&竜児は勢い余って独身先生とゴッツンコ。タイトミニで座り込む際どいアングルは大人の色香を感じさせ、また一部生徒の学業を心底心配する良き先生であります。春田とか春田とか春田とか。タイガーと竜児は成績いいのね。色恋沙汰に大忙しの二人はいったいいつ勉強しているのやら。
結婚が絶望な三十路女は不動産に走る…嫌になるほどリアルな挙動です。というか理恵さんのマシンガントークいい味出しすぎ(笑

さて私的本日のクライマックスが早々とやってきました。亜美は竜児、タイガー、みのりんの関係を的確すぎる言葉で表現、なるほど「幼稚なおままごと」とは言い得て妙であります。ストーリーを神視点で見ている視聴者にはいまさら言うまでもない現状、亜美はそれと同レベルの視点で三人の関係を見抜いていました。判ってないのは当人たちだけ。
茶化すような口調から一転してしんみりと。ふと思いを洩らしてしまう亜美が切なすぎです。口ぶりとしては竜児を心配している風でしたが、三人の微妙な関係が判っているからこそ割り込んで行けない、ならば一度リセットして私にも参加のチャンスを頂戴! と本音はそんな感じ?
みのりんに対し「罪悪感」を意識させた亜美でしたが亜美自身も似たような感情を持っているのでしょう。達観しているようで実際は自分の感情にブレーキをかけられず、折に触れては竜児に対し遠まわしなアプローチを続けてしまう。そしてふと我に返ると「罪悪感」に襲われ、それを隠すように「いつもの亜美」に戻る。
「みんな自分のことが一番わかんないんだよね…」
結局亜美も自分がどうしたいのか、どうしてもらいたいのかわからない。大人ぶってみても実際は高校生の女の子、その狭間を揺れ動くアンバランスさが彼女の魅力でありますが立ち位置としては辛いところです。

タイガーがクリスマスを楽しみにしている理由も明らかになりました。やはり単に無邪気な気持ちでサンタさんを信じていたわけではなくタイガーはタイガーなりにいろいろ考えていたのですね。「自分を気に掛けてくれる存在がいる」ことを信じたい、いやいや架空の存在に頼らなくとも今はすぐ隣にいるじゃないですか。どうでもいいけどプレゼントラッピングのまま発送するのはいかがなものか。リボンとか取れちゃうんじゃ?
タイガーは本当にクリスマスが好きなのだなあ。とはいえ話を聞けば聞くほど私の涙腺は仕事をしまくりです。幸せな光景の一部に、幸福そうな笑顔の一つになりたい。それは裏を返すと現実は決して幸せではないということ。普段は「一人でも生きていける」と強がっていても何かに縋らなければ壊れてしまう、いつになく優しい表情のタイガーですがその内に隠れた寂しさが見えるようで切ない。夕暮れの川沿いというシチュエーションが切なさを加速しているような。
子供タイガーの側に立つツリーの先端にクリスタルの星。この星はサンタさんの思い出も共有していたのですね。そう考えると星が壊れた時の衝撃たるや想像を絶します。

高校生のクリパにしては豪勢なツリー、さすが業界人のツテは大したものです(笑。トップに飾るはタイガー持参のクリスタルの星、ツリーの組み立ても終わって試験点灯、おおおーっ!ってなタイミングで悲劇は起きました。…ってソフトボールが当った程度でずいぶんあっさり倒れちゃうね。どんだけ破壊力のある打球なんだ(笑
とはいえこのシーンは現場のみなさんと同じ表情で見てしまいました。無情にも倒れるツリー、そして先端の星は粉々に…。
衝撃の瞬間の後、体育館に現れたみのりんの表情がこれまた好演出でした。このギャップはなんと残酷な。

壊れた星は「三人の関係」のメタファーでしょう。大切にしていた「大河の大事なもの」をみのりんが壊してしまった。みのりんはそれを一人で背負い込んでなんとか修復しようと自分を追い詰める。けれども「壊れたら直せばいい」と竜児が手伝い、元通りにならなくてもそれは光る、何度でも何度でも直せばいい、と。
さてみのりんはクリパに来てくれるでしょうか。ただでさえあの様子だったのに星を壊して気まずさMAX、壊れた星は直ったけれども三人の関係は…? しかし三人の関係が単に元に戻ったとしてもそれは「おままごと」が続くだけです。一度壊れた星を直して光らせたように、三人の関係も以前と違う輝きを見せるのでしょうか。
どうでもいいけど割れたクリスタルガラスは瞬着じゃ直せないよねえ(笑
ならばここは私の出番か!

ヒトデ自重。
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そんな折に起きた不運なアクシデント。

パーティ準備に奔走するタイガー&竜児は勢い余って独身先生とゴッツンコ。タイトミニで座り込む際どいアングルは大人の色香を感じさせ、また一部生徒の学業を心底心配する良き先生であります。春田とか春田とか春田とか。タイガーと竜児は成績いいのね。色恋沙汰に大忙しの二人はいったいいつ勉強しているのやら。
結婚が絶望な三十路女は不動産に走る…嫌になるほどリアルな挙動です。というか理恵さんのマシンガントークいい味出しすぎ(笑

さて私的本日のクライマックスが早々とやってきました。亜美は竜児、タイガー、みのりんの関係を的確すぎる言葉で表現、なるほど「幼稚なおままごと」とは言い得て妙であります。ストーリーを神視点で見ている視聴者にはいまさら言うまでもない現状、亜美はそれと同レベルの視点で三人の関係を見抜いていました。判ってないのは当人たちだけ。
茶化すような口調から一転してしんみりと。ふと思いを洩らしてしまう亜美が切なすぎです。口ぶりとしては竜児を心配している風でしたが、三人の微妙な関係が判っているからこそ割り込んで行けない、ならば一度リセットして私にも参加のチャンスを頂戴! と本音はそんな感じ?
みのりんに対し「罪悪感」を意識させた亜美でしたが亜美自身も似たような感情を持っているのでしょう。達観しているようで実際は自分の感情にブレーキをかけられず、折に触れては竜児に対し遠まわしなアプローチを続けてしまう。そしてふと我に返ると「罪悪感」に襲われ、それを隠すように「いつもの亜美」に戻る。
「みんな自分のことが一番わかんないんだよね…」
結局亜美も自分がどうしたいのか、どうしてもらいたいのかわからない。大人ぶってみても実際は高校生の女の子、その狭間を揺れ動くアンバランスさが彼女の魅力でありますが立ち位置としては辛いところです。

タイガーがクリスマスを楽しみにしている理由も明らかになりました。やはり単に無邪気な気持ちでサンタさんを信じていたわけではなくタイガーはタイガーなりにいろいろ考えていたのですね。「自分を気に掛けてくれる存在がいる」ことを信じたい、いやいや架空の存在に頼らなくとも今はすぐ隣にいるじゃないですか。どうでもいいけどプレゼントラッピングのまま発送するのはいかがなものか。リボンとか取れちゃうんじゃ?
タイガーは本当にクリスマスが好きなのだなあ。とはいえ話を聞けば聞くほど私の涙腺は仕事をしまくりです。幸せな光景の一部に、幸福そうな笑顔の一つになりたい。それは裏を返すと現実は決して幸せではないということ。普段は「一人でも生きていける」と強がっていても何かに縋らなければ壊れてしまう、いつになく優しい表情のタイガーですがその内に隠れた寂しさが見えるようで切ない。夕暮れの川沿いというシチュエーションが切なさを加速しているような。
子供タイガーの側に立つツリーの先端にクリスタルの星。この星はサンタさんの思い出も共有していたのですね。そう考えると星が壊れた時の衝撃たるや想像を絶します。

高校生のクリパにしては豪勢なツリー、さすが業界人のツテは大したものです(笑。トップに飾るはタイガー持参のクリスタルの星、ツリーの組み立ても終わって試験点灯、おおおーっ!ってなタイミングで悲劇は起きました。…ってソフトボールが当った程度でずいぶんあっさり倒れちゃうね。どんだけ破壊力のある打球なんだ(笑
とはいえこのシーンは現場のみなさんと同じ表情で見てしまいました。無情にも倒れるツリー、そして先端の星は粉々に…。
衝撃の瞬間の後、体育館に現れたみのりんの表情がこれまた好演出でした。このギャップはなんと残酷な。

壊れた星は「三人の関係」のメタファーでしょう。大切にしていた「大河の大事なもの」をみのりんが壊してしまった。みのりんはそれを一人で背負い込んでなんとか修復しようと自分を追い詰める。けれども「壊れたら直せばいい」と竜児が手伝い、元通りにならなくてもそれは光る、何度でも何度でも直せばいい、と。
さてみのりんはクリパに来てくれるでしょうか。ただでさえあの様子だったのに星を壊して気まずさMAX、壊れた星は直ったけれども三人の関係は…? しかし三人の関係が単に元に戻ったとしてもそれは「おままごと」が続くだけです。一度壊れた星を直して光らせたように、三人の関係も以前と違う輝きを見せるのでしょうか。
どうでもいいけど割れたクリスタルガラスは瞬着じゃ直せないよねえ(笑
ならばここは私の出番か!

ヒトデ自重。
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