2009-02-16(Mon)
RIDEBACK #06 電光石火ライド
そこまでだ! 速やかにエンジンを止めてライドバックから降りろ!

賢司を助けようと飛び出した琳は…

GGFや警察には正体がバレているライドバック少女こと琳さん、当初は珠代先輩に当たりを付けていた依田もその正体を知ることとなりました。黒髪のロングヘアー、件の映像でのファッションを考えれば部室で遭遇したときに気付きそうなものですが…まあ雑誌にデカデカと載っちゃってたらどっちにしろ時間の問題。いやはやそれにしてもデカい。
その頃琳はおばあちゃんと共に母親の墓参りに。海を背景にした墓地の描写が夏っぽい雰囲気アリアリ、この作品は精密無機質なライドバックCGに負けないようにか全体に背景美術に力が入っており、背景を見ているだけで作り手の拘りが伝わってきます。そういえば第一話の桜満開シーンも凄い背景、先のTV塔脱出活劇の背景も凄かった。
おばあちゃんは原作と違ってずいぶんと優しく穏やかな人です。バレエを失って気落ちしていた琳が大学生活で得た「打ち込めるもの」の存在を知って安堵しますが…それが何なのか言えない琳のジレンマ。そしてそのジレンマの象徴である「ライドバック少女」のポスターのカットへ繋がります。どうするのかと思っていた賢司部屋のネタはここでやりましたか。
男臭い部屋に散乱するエロ本やらライドバック雑誌、そして壁に貼られたライドバック少女のポスター。原作だと他のアングル(後ろから前からどうぞ)の写真もあるのですがアニメでは無し(笑。ともかく賢司はライドバック少女の正体を知らぬまま彼女に憧れ、琳はその事実を知って衝撃を受ける。

さて賢司は例の先輩の誘いに乗って暴走計画に参加、「雷怒爆」で「ライドバック」と読ませる当て字はいかにもなセンス。しかし珍走の人々ってこの時代でもこういうノリなの? まあ伝統芸能みたいなものですか(笑
ライドバックを用意した男は暴走を煽るようなことも口にしていかにも怪しい。普通に考えてこれはハメ、おそらくGGFの手先なのでしょう。「警察を攻撃セヨ」とばかり軍用発煙筒を用意、ここでパトカーの一台でも潰してくれりゃ白ライド出動の大義名分を得られるってなもの?
原作ではこの時点で既に白ライドは警察に配備済み、賢司は単に暴走族同士の抗争に巻き込まれ…その流れで白ライドに追われ…ってな展開なのですがこの辺はアニメ版のほうが簡潔でわかりやすいかも。原作とは前後関係が全然違うので比較したところで無意味ですけど。
しょう子は立ち直ったようで何より。ここのシーンも背景が綺麗で、お互いを気遣う二人の会話をいい雰囲気で見せていました。不器用に励ます琳の様子に気付いているしょう子、ここで琳は自身の無謀な行動を反省するのですが…その舌の根も乾かぬうちに…(笑

しょう子と別れて帰路に就く琳に待ってましたとばかり声を掛ける依田、堂々と取材を受ける立場でもない琳はサッサとスルーです。すると目の前に賢司の乗る暴走バイク、いや暴走ライドバックが! ワンピースを翻してひらりと飛び越える琳のカットが素晴らしい。やはり琳はこのアングルが似合いすぎる。
このカットを見て誰しも思い出すのは第一話にてフェーゴに飛び乗った瞬間です。思えばあれが全ての始まりでした。今回はあの時と違いフェーゴは無く、しかし暴走するフェーゴの如く琳は自分の足で野山を駈けて賢司を追う。追跡劇の終点は爽快な大ジャンプのオチと対称的に崖を滑り降りて賢司を見失うという失意、いやあじつに上手く作ってます。
さて賢司たちの暴走はすっかりGGFの策略にハマり、誘導されるように封鎖パトカーの手前を曲がった彼らは何も知らぬまま戦場へと向かうのでありました。そして白ライドの登場。予想よりも特車二課してなかったような(笑

白ライドの容赦ない制圧に暴走連中は手も足も出ず。白旗を揚げている相手からも無慈悲に血しぶきを上げる様子は平和ボケの日の丸警察と全く違うノリです。そんな凄惨な光景を見てさすがの依田も絶句、しかし琳は絶句しているヒマなど無し!
この状況の中いくら弟を助けるためとはいえ、倒れた暴走ライドバックを起動して乗り込み、あまつさえ白ライド相手に一戦交えてしまう琳の倫理基準はどこにあるのだろう。先ほどのしょう子との会話で自身の暴走癖を反省したばかりだというに…。というか岡倉製フェーゴじゃなくても自在に振り回せるのね。これは先の転倒と同時に自動制御ユニットが壊れたということにしときましょうか(笑
そんな琳でしたが己の拳で倒した白ライドの中の人を見た瞬間に我に返り、しかして時既に遅し、ふと気付けばすっかり警察に包囲されて逃げ場なしの状況に。TV塔脱出劇の時はフル装備のGGF相手に逃げ切った琳でしたが…予告を見る限りではこのまま逮捕の流れ? まあここらで逮捕されないと尺が足りなそうなので超速展開も仕方ありませんね。
ともあれこれにてすずりの○○○○は無くなったと思われるので一安心。しかし作品の流れ的にこれ以降の出番も無さそうなので微妙な気分です。しょう子と菱田のアレコレも無しかな。殺伐とした作中にて心が癒されるエピソードなのでこれはぜひアニメ化していただきたい、というかこれをやらないとライドバック部のみなさんがホント空気になっちまう(笑
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賢司を助けようと飛び出した琳は…

GGFや警察には正体がバレているライドバック少女こと琳さん、当初は珠代先輩に当たりを付けていた依田もその正体を知ることとなりました。黒髪のロングヘアー、件の映像でのファッションを考えれば部室で遭遇したときに気付きそうなものですが…まあ雑誌にデカデカと載っちゃってたらどっちにしろ時間の問題。いやはやそれにしてもデカい。
その頃琳はおばあちゃんと共に母親の墓参りに。海を背景にした墓地の描写が夏っぽい雰囲気アリアリ、この作品は精密無機質なライドバックCGに負けないようにか全体に背景美術に力が入っており、背景を見ているだけで作り手の拘りが伝わってきます。そういえば第一話の桜満開シーンも凄い背景、先のTV塔脱出活劇の背景も凄かった。
おばあちゃんは原作と違ってずいぶんと優しく穏やかな人です。バレエを失って気落ちしていた琳が大学生活で得た「打ち込めるもの」の存在を知って安堵しますが…それが何なのか言えない琳のジレンマ。そしてそのジレンマの象徴である「ライドバック少女」のポスターのカットへ繋がります。どうするのかと思っていた賢司部屋のネタはここでやりましたか。
男臭い部屋に散乱するエロ本やらライドバック雑誌、そして壁に貼られたライドバック少女のポスター。原作だと他のアングル(後ろから前からどうぞ)の写真もあるのですがアニメでは無し(笑。ともかく賢司はライドバック少女の正体を知らぬまま彼女に憧れ、琳はその事実を知って衝撃を受ける。

さて賢司は例の先輩の誘いに乗って暴走計画に参加、「雷怒爆」で「ライドバック」と読ませる当て字はいかにもなセンス。しかし珍走の人々ってこの時代でもこういうノリなの? まあ伝統芸能みたいなものですか(笑
ライドバックを用意した男は暴走を煽るようなことも口にしていかにも怪しい。普通に考えてこれはハメ、おそらくGGFの手先なのでしょう。「警察を攻撃セヨ」とばかり軍用発煙筒を用意、ここでパトカーの一台でも潰してくれりゃ白ライド出動の大義名分を得られるってなもの?
原作ではこの時点で既に白ライドは警察に配備済み、賢司は単に暴走族同士の抗争に巻き込まれ…その流れで白ライドに追われ…ってな展開なのですがこの辺はアニメ版のほうが簡潔でわかりやすいかも。原作とは前後関係が全然違うので比較したところで無意味ですけど。
しょう子は立ち直ったようで何より。ここのシーンも背景が綺麗で、お互いを気遣う二人の会話をいい雰囲気で見せていました。不器用に励ます琳の様子に気付いているしょう子、ここで琳は自身の無謀な行動を反省するのですが…その舌の根も乾かぬうちに…(笑

しょう子と別れて帰路に就く琳に待ってましたとばかり声を掛ける依田、堂々と取材を受ける立場でもない琳はサッサとスルーです。すると目の前に賢司の乗る暴走バイク、いや暴走ライドバックが! ワンピースを翻してひらりと飛び越える琳のカットが素晴らしい。やはり琳はこのアングルが似合いすぎる。
このカットを見て誰しも思い出すのは第一話にてフェーゴに飛び乗った瞬間です。思えばあれが全ての始まりでした。今回はあの時と違いフェーゴは無く、しかし暴走するフェーゴの如く琳は自分の足で野山を駈けて賢司を追う。追跡劇の終点は爽快な大ジャンプのオチと対称的に崖を滑り降りて賢司を見失うという失意、いやあじつに上手く作ってます。
さて賢司たちの暴走はすっかりGGFの策略にハマり、誘導されるように封鎖パトカーの手前を曲がった彼らは何も知らぬまま戦場へと向かうのでありました。そして白ライドの登場。予想よりも特車二課してなかったような(笑

白ライドの容赦ない制圧に暴走連中は手も足も出ず。白旗を揚げている相手からも無慈悲に血しぶきを上げる様子は平和ボケの日の丸警察と全く違うノリです。そんな凄惨な光景を見てさすがの依田も絶句、しかし琳は絶句しているヒマなど無し!
この状況の中いくら弟を助けるためとはいえ、倒れた暴走ライドバックを起動して乗り込み、あまつさえ白ライド相手に一戦交えてしまう琳の倫理基準はどこにあるのだろう。先ほどのしょう子との会話で自身の暴走癖を反省したばかりだというに…。というか岡倉製フェーゴじゃなくても自在に振り回せるのね。これは先の転倒と同時に自動制御ユニットが壊れたということにしときましょうか(笑
そんな琳でしたが己の拳で倒した白ライドの中の人を見た瞬間に我に返り、しかして時既に遅し、ふと気付けばすっかり警察に包囲されて逃げ場なしの状況に。TV塔脱出劇の時はフル装備のGGF相手に逃げ切った琳でしたが…予告を見る限りではこのまま逮捕の流れ? まあここらで逮捕されないと尺が足りなそうなので超速展開も仕方ありませんね。
ともあれこれにてすずりの○○○○は無くなったと思われるので一安心。しかし作品の流れ的にこれ以降の出番も無さそうなので微妙な気分です。しょう子と菱田のアレコレも無しかな。殺伐とした作中にて心が癒されるエピソードなのでこれはぜひアニメ化していただきたい、というかこれをやらないとライドバック部のみなさんがホント空気になっちまう(笑
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