2009-02-26(Thu)
とらドラ! #21 どうしたって
溜め込んでいた感情がついに爆発。

楽しいはずの修学旅行にて壮絶なオンナの闘い。

いくらレンタルとは言え胸にゼッケンのスキーウェアはキッツイ。というかどう見ても修学旅行の風景に見えませんが…もう少し修学旅行っぽい描写があるのかと思ってましたけど普通に単なるスキー教室だよねえこれ。タイガーに関してはスキーすらやっておりません(笑
北村くんに対し木原は相変わらず直球アプローチ全開、それを見ている能登が班分けの時と同様にイチャモンを付けては激しい言い争いの始まり。何としても北村とタイガーをくっつけたい能登は「親友のため」と言ってますけどどう見ても木原に気がありそうな。
そのケンカを仲裁に入るみのりん。感情を隠さない木原と感情を表に出さないみのりんの対比が面白い構図です。人目を気にせず好き好き光線を出しまくり、悲しければ大声で泣く木原はとらドラメイン女子の対極の存在であり、微妙な関係を継続するため己を殺しているメイン女子に対し良いスパイスになってます。
しかしまあ男子連中のニブさったらもう…思わず亜美と同じ視線で見てしまいますよ(笑

食堂を抜け出した竜児を追ってきたみのりん。膝を抱えてソファに座る姿は自販機の隙間に収まる亜美を連想させます。結局この二人は似た者同士ってことですか。なまじ他人の感情が判るだけに身動きが取れず行き止まりの日々、自分の感情を押し殺して生きる毎日はさぞかし苦しいでしょう。その発散できない感情、全て自分で抱え込んでしまう象徴が膝を抱えたポーズなのか。
大河のことは全部判ってる、と言いつつ取り出した例の髪留め。タイガーがその髪留めをどんな気持ちでみのりんに渡したのかわかっているのか? 何とも胸が苦しくなる一瞬でした。
みのりんvs竜児の顛末を聞いた北村ご一行は女子部屋へ直談判にゴー。非常口の矢印がこの後に起こる大惨事を暗示しているようです。ほどなく女子部屋へ着いたはいいけれども誰もおらず。しかして部屋の散らかり具合を見た竜児は変なスイッチが入ってしまい…不在の部屋へ入るだけでもヤバいだろうに勝手に荷物をいじっては普通にマズい。
こぼしたジュースを拭いたタオルでそのまま髪を拭くタイガー。独り立ちして少しはズボラが直ったかと思いきや本質は変わらないようで(笑。男子の詰まった押し入れに女子一人を引っ張り込んで口を押さえている絵面は見方によってはかーなーり危険な状態、こんな場面を見つけられたら言い訳できませんよ?(笑

「タイガーって高須くんとまるお、どっちが本命?」
ガールズトークという名の修羅場第一ラウンド。相変わらず本音を隠したまま日和見な言葉で受け流そうとするみのりんに対し亜美がついにキレました。イブの出来事を暴露し挑発する亜美、それでもみのりんはあくまで本音を出さぬまま、そんな態度に亜美はますます挑発を続けてしまいます。いつまでも進展のない関係にじれったさがMAXを越えたのか亜美は容赦なし。湿度の高い言葉を次々と投げつける亜美が素敵すぎですが…見ていて胃がキリキリ動悸バクバク。二人の表情の変遷も凄まじい。
全てを暴露してみのりんを退路のない所へ追い込み本音を引き出したい。みのりんと本音でぶつかり合いたい。一人遅れてきた亜美は既に出来上がっていた関係に入って行けず、そんな自分にもイラ付いていたのでしょう。そしてみのりんに対し本音を求める割りに自分の本音はひた隠し。この葛藤もイラ付きの一因?
二人の剣幕に圧倒されて居場所が無い木原&奈々子。リフト前の騒動で仲裁を受けた相手に「せっかくの修学旅行なのに~」と同じ言葉で仲裁に入る木原がいい味です。上手く作ってるなあ。

明けて翌日のゲレンデにて第二ラウンド勃発。冒頭シーンのリピートのように暴走ソリで突っ込んでくるタイガー、しかし今回は状況がまるで違います。鬱積する感情を爆発させる亜美、それに対し真っ正面から受けるみのりん。顔はやめとけボディボディ。この殴り合いシーンは16話で見せたタイガーvs会長シーンを思い出させるリアリティであり、殴り殴られ頬は腫れ、羽交い締めにされてもなおいきり立つ表情は二人の感情の昂ぶりが痛いほど伝わってきました。この辺の描写はさすが作監に沼田誠也氏が入っているだけのことはあります。
激しい殴り合いの最中にみのりんの髪から飛んでしまった髪留め。気付いたタイガーは髪留めを追って一人姿を消してしまいます。って誰か気付けよ…。

捜索隊が出ている吹雪の夜に捜索を名乗り出るのは二次遭難の危険がありすぎるので自重すべき。って素人の高校生が簡単に見つけられる、というか現場付近であからさまに壊れているフェンスに気付かず要救を見つけられないスキー場職員の目は節穴か。さすがにこの展開はリアリティなさ過ぎでちょっと笑った。さらに言うと滑落事故から何時間経っているのかわからないけれども少なくとも2~3時間は経っているでしょう、この吹雪の中身動き取れずに雪中に埋まっていたら…。まあこの辺は深く突っ込まず雰囲気を楽しむのが大人のマナーか。
駆け出すみのりんの腕を掴んで制止する竜児。振り返って竜児の表情を見たみのりんの反応が素晴らしい演出でした。この一瞬でみのりんは全てを悟り、窮地のタイガーを託す決心をしたのでしょう。
竜児に背負われたタイガーはゴーグルをメガネと勘違いしたのか自分を背負っている相手を北村と勘違いし…竜児相手に本心を呟いてしまいました。展開のリアリティはともかくこのシーンは釘宮の演技に釘付け、釘宮だけに(またか。弱々しく呟くタイガーの言葉を聞いてしまった竜児はどうするどうなる。
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楽しいはずの修学旅行にて壮絶なオンナの闘い。

いくらレンタルとは言え胸にゼッケンのスキーウェアはキッツイ。というかどう見ても修学旅行の風景に見えませんが…もう少し修学旅行っぽい描写があるのかと思ってましたけど普通に単なるスキー教室だよねえこれ。タイガーに関してはスキーすらやっておりません(笑
北村くんに対し木原は相変わらず直球アプローチ全開、それを見ている能登が班分けの時と同様にイチャモンを付けては激しい言い争いの始まり。何としても北村とタイガーをくっつけたい能登は「親友のため」と言ってますけどどう見ても木原に気がありそうな。
そのケンカを仲裁に入るみのりん。感情を隠さない木原と感情を表に出さないみのりんの対比が面白い構図です。人目を気にせず好き好き光線を出しまくり、悲しければ大声で泣く木原はとらドラメイン女子の対極の存在であり、微妙な関係を継続するため己を殺しているメイン女子に対し良いスパイスになってます。
しかしまあ男子連中のニブさったらもう…思わず亜美と同じ視線で見てしまいますよ(笑

食堂を抜け出した竜児を追ってきたみのりん。膝を抱えてソファに座る姿は自販機の隙間に収まる亜美を連想させます。結局この二人は似た者同士ってことですか。なまじ他人の感情が判るだけに身動きが取れず行き止まりの日々、自分の感情を押し殺して生きる毎日はさぞかし苦しいでしょう。その発散できない感情、全て自分で抱え込んでしまう象徴が膝を抱えたポーズなのか。
大河のことは全部判ってる、と言いつつ取り出した例の髪留め。タイガーがその髪留めをどんな気持ちでみのりんに渡したのかわかっているのか? 何とも胸が苦しくなる一瞬でした。
みのりんvs竜児の顛末を聞いた北村ご一行は女子部屋へ直談判にゴー。非常口の矢印がこの後に起こる大惨事を暗示しているようです。ほどなく女子部屋へ着いたはいいけれども誰もおらず。しかして部屋の散らかり具合を見た竜児は変なスイッチが入ってしまい…不在の部屋へ入るだけでもヤバいだろうに勝手に荷物をいじっては普通にマズい。
こぼしたジュースを拭いたタオルでそのまま髪を拭くタイガー。独り立ちして少しはズボラが直ったかと思いきや本質は変わらないようで(笑。男子の詰まった押し入れに女子一人を引っ張り込んで口を押さえている絵面は見方によってはかーなーり危険な状態、こんな場面を見つけられたら言い訳できませんよ?(笑

「タイガーって高須くんとまるお、どっちが本命?」
ガールズトークという名の修羅場第一ラウンド。相変わらず本音を隠したまま日和見な言葉で受け流そうとするみのりんに対し亜美がついにキレました。イブの出来事を暴露し挑発する亜美、それでもみのりんはあくまで本音を出さぬまま、そんな態度に亜美はますます挑発を続けてしまいます。いつまでも進展のない関係にじれったさがMAXを越えたのか亜美は容赦なし。湿度の高い言葉を次々と投げつける亜美が素敵すぎですが…見ていて胃がキリキリ動悸バクバク。二人の表情の変遷も凄まじい。
全てを暴露してみのりんを退路のない所へ追い込み本音を引き出したい。みのりんと本音でぶつかり合いたい。一人遅れてきた亜美は既に出来上がっていた関係に入って行けず、そんな自分にもイラ付いていたのでしょう。そしてみのりんに対し本音を求める割りに自分の本音はひた隠し。この葛藤もイラ付きの一因?
二人の剣幕に圧倒されて居場所が無い木原&奈々子。リフト前の騒動で仲裁を受けた相手に「せっかくの修学旅行なのに~」と同じ言葉で仲裁に入る木原がいい味です。上手く作ってるなあ。

明けて翌日のゲレンデにて第二ラウンド勃発。冒頭シーンのリピートのように暴走ソリで突っ込んでくるタイガー、しかし今回は状況がまるで違います。鬱積する感情を爆発させる亜美、それに対し真っ正面から受けるみのりん。顔はやめとけボディボディ。この殴り合いシーンは16話で見せたタイガーvs会長シーンを思い出させるリアリティであり、殴り殴られ頬は腫れ、羽交い締めにされてもなおいきり立つ表情は二人の感情の昂ぶりが痛いほど伝わってきました。この辺の描写はさすが作監に沼田誠也氏が入っているだけのことはあります。
激しい殴り合いの最中にみのりんの髪から飛んでしまった髪留め。気付いたタイガーは髪留めを追って一人姿を消してしまいます。って誰か気付けよ…。

捜索隊が出ている吹雪の夜に捜索を名乗り出るのは二次遭難の危険がありすぎるので自重すべき。って素人の高校生が簡単に見つけられる、というか現場付近であからさまに壊れているフェンスに気付かず要救を見つけられないスキー場職員の目は節穴か。さすがにこの展開はリアリティなさ過ぎでちょっと笑った。さらに言うと滑落事故から何時間経っているのかわからないけれども少なくとも2~3時間は経っているでしょう、この吹雪の中身動き取れずに雪中に埋まっていたら…。まあこの辺は深く突っ込まず雰囲気を楽しむのが大人のマナーか。
駆け出すみのりんの腕を掴んで制止する竜児。振り返って竜児の表情を見たみのりんの反応が素晴らしい演出でした。この一瞬でみのりんは全てを悟り、窮地のタイガーを託す決心をしたのでしょう。
竜児に背負われたタイガーはゴーグルをメガネと勘違いしたのか自分を背負っている相手を北村と勘違いし…竜児相手に本心を呟いてしまいました。展開のリアリティはともかくこのシーンは釘宮の演技に釘付け、釘宮だけに(またか。弱々しく呟くタイガーの言葉を聞いてしまった竜児はどうするどうなる。
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