2009-03-14(Sat)
鉄のラインバレル #23 死に方が決める生き方
ラス前の急展開。シャングリラは沈み、そして城崎も崩れた。

「早瀬くん、本当の正義の味方になってください…」
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

「早瀬くん、本当の正義の味方になってください…」
予定どおり時空を越えてやってきた敵方。加藤の張った全地球シールドもあえなく破られ、侵攻した敵方マキナは地表を覆い尽くすほどの数です。もちろん宙も全方位敵方マキナ、迎え撃つJUDA&加藤機関はあまりの物量差を前に…600万の敵方にどうするのやらと思っていたけれども予想以上に一本道な展開でした。常にやられ役だったペインキラーも今回ばかりは奮闘、もちろんユリアンヌやトサカ親父も全力全壊で立ち向かいますが…倒しても倒しても減らない敵マキナの圧倒的な攻勢、さらにシャングリラ&フラッグの轟沈、止めにここへ来て正体を現したマサキの演説を聞けば心も折れようというもの。
仰々しく登場したシャングリラ&フラッグは計画通りランデブー(合体)、しかしマサキの攻撃によりあっさりランデブー解除、その後はこれまたあっさりとした決断で特攻エンドでありました。あまりの展開速度にしばし唖然な私。さらにシャングリラ爆発の余波か、はたまたグランネイドルからの攻撃か、離脱したフラッグも一発で宙の藻屑に…。どう見ても助からないタイミングの爆発でしたが駆けつけたラインバレルによって城崎は無事救出、乗組員も全員脱出して人的被害は無し? 有無を言わさないご都合展開にCM明けの私はアゴが外れそう。その他ツッコむべきことは山ほどあってももはやそんな気すら起きず。
地表の市民や理沙子の友達たちが敵方に吸い上げられるカットはじつに60年代SFモノお約束の演出、吸い上げられた直後メルモちゃんの赤いキャンディを過剰摂取したかの如く逆成長してしまう描写はなかなか空恐ろしかった。同様に吸い上げられそうになった理沙子の危機に颯爽と現れたサムライはGJでしたね。彼はこの一瞬のために存在したと言っても過言ではあるまい。しかしその後に敵方(市民を吸い上げていた機体)を一斉掃射で蹴散らす矢島の行動はどうなのか。吸い上げられた市民は見殺し?
グランネイドルの本体であるネイキッドを駆るマサキはマキナ人間でした。長く垂らした前髪はマキナパーツを隠していたのですね。とはいえ「あっちの世界」のみなさんは全員マキナ人間のはずなので今さら驚く展開でも無いような…。いろいろ御託を並べて降伏を勧めるマサキに対し我らが「正義の味方」はそんな提案など受け入れるはずもなく。
「俺は守りたいから守る。それだけだ!」
「その理由は?」
「その方がかっこいいだろう?」
人間の本質はそう簡単に変わらない。数々の修羅場を潜って成長を見せていた早瀬でしたが…やはり彼にはこういうセリフが似合います。ただ闇雲に力を行使していた頃とは違い「正義の味方」たる根拠が根付いた上での言葉は強烈なエネルギーを持っていました。それはここまでの「どこからツッコんだらいいのやら…」というGONZO展開に対する虚無感を全て吹き飛ばしてしまうほどに。
そんな早瀬を相手に本気で潰しにかかったマサキの凶刃はラインバレルのコクピットを襲い、ものすごい職人技で城崎だけを貫いた。崩れ落ちる城崎を見た早瀬はまたしてもイヤボーンにて「マキナ殺し」が本覚醒? トントン拍子に舞台が整ったところでいざ次週の最終回へ。
仰々しく登場したシャングリラ&フラッグは計画通りランデブー(合体)、しかしマサキの攻撃によりあっさりランデブー解除、その後はこれまたあっさりとした決断で特攻エンドでありました。あまりの展開速度にしばし唖然な私。さらにシャングリラ爆発の余波か、はたまたグランネイドルからの攻撃か、離脱したフラッグも一発で宙の藻屑に…。どう見ても助からないタイミングの爆発でしたが駆けつけたラインバレルによって城崎は無事救出、乗組員も全員脱出して人的被害は無し? 有無を言わさないご都合展開にCM明けの私はアゴが外れそう。その他ツッコむべきことは山ほどあってももはやそんな気すら起きず。
地表の市民や理沙子の友達たちが敵方に吸い上げられるカットはじつに60年代SFモノお約束の演出、吸い上げられた直後メルモちゃんの赤いキャンディを過剰摂取したかの如く逆成長してしまう描写はなかなか空恐ろしかった。同様に吸い上げられそうになった理沙子の危機に颯爽と現れたサムライはGJでしたね。彼はこの一瞬のために存在したと言っても過言ではあるまい。しかしその後に敵方(市民を吸い上げていた機体)を一斉掃射で蹴散らす矢島の行動はどうなのか。吸い上げられた市民は見殺し?
グランネイドルの本体であるネイキッドを駆るマサキはマキナ人間でした。長く垂らした前髪はマキナパーツを隠していたのですね。とはいえ「あっちの世界」のみなさんは全員マキナ人間のはずなので今さら驚く展開でも無いような…。いろいろ御託を並べて降伏を勧めるマサキに対し我らが「正義の味方」はそんな提案など受け入れるはずもなく。
「俺は守りたいから守る。それだけだ!」
「その理由は?」
「その方がかっこいいだろう?」
人間の本質はそう簡単に変わらない。数々の修羅場を潜って成長を見せていた早瀬でしたが…やはり彼にはこういうセリフが似合います。ただ闇雲に力を行使していた頃とは違い「正義の味方」たる根拠が根付いた上での言葉は強烈なエネルギーを持っていました。それはここまでの「どこからツッコんだらいいのやら…」というGONZO展開に対する虚無感を全て吹き飛ばしてしまうほどに。
そんな早瀬を相手に本気で潰しにかかったマサキの凶刃はラインバレルのコクピットを襲い、ものすごい職人技で城崎だけを貫いた。崩れ落ちる城崎を見た早瀬はまたしてもイヤボーンにて「マキナ殺し」が本覚醒? トントン拍子に舞台が整ったところでいざ次週の最終回へ。
- 関連記事
-
- 鉄のラインバレル #24 鋼鉄の華
- 鉄のラインバレル #23 死に方が決める生き方
- 鉄のラインバレル #22 鬼を喰らうモノ
- 鉄のラインバレル #21 狂気の翼
- 鉄のラインバレル #20 運命の男(ひと)
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
