在宅アニメ評論家

久しぶりに登場の後輩ちゃん＆同級生くん。あまりに久しぶりすぎて名前が出てきません（笑。例の騒動以来雪は降り続け学校からも出られない、しかし教室を出て行った連中は何故か帰って来ない。コロニーのシステムはダウンし、一向に救助も来ない状況にも関わらず何故か購買に焼きそばパンが並ぶというのはビューティフルドリーマーの一コマを思い出すなあ。状況は全然違うのだけれど。

窓の外に箱の行列、帰って来ない生徒たちはおそらく箱に入って連れて行かれたのでしょう。そして箱に収まった先生が教室に現れて驚き、この先生も遅かれ早かれ連れて行かれるのかな。

ここまでほとんど活躍の無い生徒会連中は現状を打破しようと行動を起こしますが…いきなり突かれて体を貫通オイオイオイ！と思ったらドロイドでしたか。男用のドロイドボディもあるのね。脅かすなっての（笑



「ブレインコロニーたる私の管理の下で…」

予告映像で見た金髪男はネルヴァル、以前もチラリと姿を見せていて「ネルヴァルはまさか人間？」と思いきや…やはりブレインコロニーのようです。人前に出るときは人間型に、おそらくナビ人ドロイドのようなシステムで人間型に姿を変えているのでしょう。急進派の部下たちの言葉を遮り穏やかに計画を進めようとする様子は声質もあって大物っぽい。けれども最終的にはイグジステンズを使うんだよねえ？

月面軍への根回しも完了。通信文の署名は「新政府大統領 ウィルバー・Ｆ・竜宮院」、これはネルヴァルの偽名でしょうか。名前だけ見ると獅子vs竜の構図？　その獅子堂の長は…緊急脱出以来どうしているのかと思ったら月面基地の傍らにてカップ麺をすすっておりました。説明調に語る月面基地内の会話を盗聴して状況を把握、風音姉さんの戦線復帰も近いか？

ブーミンに拾われた理事長も意識を回復。ニーナと知り合いだったってのは…世間は狭いねえ。その背後では闇市で仕入れたドロイドに乗るアキラ、これってイモちゃんのボディじゃ？　それとも「メイド型ドロイド」として規格品なのかな？



クサンチッペコロニーに乗ってカークウッド宙域へ帰還したナミたち、ほどなく首相官邸へ到着しネルヴァルとご対面です。人間型のネルヴァルに対し「気に入らない」とレイジングハートじゃなくてプリマベーラを一振り、リリカルマジカルなコスチュームへ変身の後…ネルヴァルの背後に現れた姿は高嶺姉さんです。輝きを失った瞳はいかにも「操られている」感じ、鶺鴒紋効果で催眠中ならば秋葉同様ビンタ一発で目が覚めそうですが…本当にそんなオチだったらどうしよう（笑

そんな高嶺姉さんの様子を見てほくそ笑むナミが黒すぎる。このところ描かれるナミの「歪んだ笑顔」は見ていて辛い。早く「本当の笑顔」を取り戻していただきたいものです。



クサンチッペのジャンプの影響で木星へ飛ばされてしまった秋葉ご一行。戻るのに5年、酸素はともかく食料はビザのみ、頼みの綱の桜も速度アップは無理と宣言、そんな八方塞がりの状況でも秋葉は相変わらずの態度で…「ナミを追ったこと」がこの顛末の原因と知ってさすがに落ち込んでいましたがあの状況では仕方ないとも言えます。しかしここから船内に不穏な空気が…。どうでもいいけど今回の作画はいつも以上にグラマラスだったような。ボンキュッポンないつきのダイナマイツバディ、秋葉の胸もたゆんたゆんです（笑



「アレイダとナミが仲間だった」「アレイダは神楽だった」「神楽はネルヴァルに協力している？」「知っていることを何故話さない？」「お前に話す必要ない」「秋葉は軽率」「いつきは自己中」等々彼女たちのボルテージは右肩上がりで加速。言ってしまえばこのテの喧嘩イベントは仲間の結束を強める通過儀礼としてお約束の展開なのですが…今まであまり「仲間」としての描写が印象にないため単なる喧嘩に見えてしまってナントモ。

そんな不穏MAXな空気を読んでか読まずか現れた虎縞ビキニの女王さま。ムチを構えて大見得を切っても無視され…目前の大赤斑を見て唖然→退場（笑。つつじってば今後もこのポジションなのだろうか。



木星を背景にモニターへ映し出されたレオパルドコロニー。いつぞやの「コロニーが地球へ落ちたはずなのに目立った被害が無かった」というセリフはこの伏線でした。地球へ落下中にここへ転送されていたためコロニー落としの被害が無かったのですね。なるほど。一生懸命集めたパーツも無駄にならずよかった（笑。しかし主のレオパルドは「もう見つかっちゃったのか…」と挙動不審、部屋へ戻って頭上のフック(？)を見るとさらに挙動不審。これって何か伏線ありましたっけ？

先程の喧嘩に落ち込むみなさん。勢いに任せて八つ当たりをしてしまったことを後悔するいつきの涙、普段見せない弱気ないつきにズッキューンであります。しかしここでデュラハンが再登場するとは。

反抗していたほのかも「アレイダ＝神楽」ということをわかっていた。わかっていたけれどもココロがそれを認めないのでしょう。その矛盾に押し潰されて流す涙はこれまた辛い。しかしこれにて「アレイダ＝神楽」が確定、しかし神楽(アレイダ)の様子を見る限り「ネルヴァルに操られている」風でも無く、また何度も秋葉の夢へ干渉してくるところから何か考えがあっての行動なのか。というか「宇宙をかける少女」の意味をそろそろ教えてくれ…。

謎の衝撃と共にレオパルドコロニー内で怪しく光り始めた塔。これってソウルシャウツをぶっ放すときの照準モニタですよね。何故これが光っているのか？　謎は深まるばかりでございます。



今回からEDも変更となりました。Ceuiによる「espacio」は物語後半の空気を読んだような曲調です。そういやCeuiって「Sola」のED、「京四郎と永遠の空」のED、「空を見上げる少女の瞳に映る世界」のED、そして「宇宙(そら)をかける少女」のEDと「そら」が付く作品に縁があるようですね。偶然？

蒼い炎は命の炎？　エスカレータを昇る炎はネルヴァルに捕らえられたみなさんの魂でしょうか。ラストカットのボードゲーム風景(？)が謎ですが深い意味は無いのかも。

　　　

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