2009-05-12(Tue)
宇宙をかける少女 #19 閉じた迷宮
白と黒、光と影。

二人の「宇宙をかける少女」がネルヴァルの元へ。

レオパルドのミラーを奪取してトンズラこいたベンケイ&つつじが意外な姿で登場、ラストへ向けてのテコ入れか何の脈絡もなく突然の温泉シーンです。どこかの誰かが小惑星を活性化させて温泉を作った、とのことでまさかこれも伏線に?
白く立ちこめた湯気は軽く消してみましたが…こうも真っ白だとどうにもこうにも。それよりも上段右のつつじのカット、小首を傾げた表情に加え、首から肩へのラインがものすごいツボでありました。今回キャラ作画が良い? 後で出てくるいつきやブーミン、そして秋葉、ナミも妙にかわいかったような。
卑怯な手段でミラーを奪ったことに葛藤するベンケイ…そんなベンケイの苦悩など全く問題にしないつつじの何と逞しいことか。今まで幾度となく表現されてきましたがつつじは目的のためなら手段を選びません。勝てば官軍、勝負に負けても試合に勝てばいいのです。とはいえポジション的にどっちも負けそうですが…その心構えは買えますね。
そんな会話の途中にレオパルドが急襲、せっかく奪ったミラーを取り返されてしまい結局ベンケイは何も手にすることができませんでした。それをして「ゴビ砂漠」と表現するつつじのセンスが難しい。大きいだけで何も無い、ということ?

アレイダに連れ去られてしまった秋葉を心配する面々。レオパルドも秋葉を心配している?と色めくいつきでしたが…その理由がソウルシャウツ発射に関することと知ってガックリ。この表情変化は面白かった。
独断でレオパルドへの移住を決めたにも関わらず、その結果起きた諸々のトラブルにテンパって当たり散らす理事長は大人というか人の上に立つ者としてどうなのか。どうも前回から理事長の行動に違和感を感じます。大学の風紀委員長で恐怖政治? いやいやそんな学生の遊び感覚では住民の統率など取れないでしょう。それよりも理事長の弟、8スタアニメの石田キャラは只者ではないはずなので終盤へ向けて活躍を少し期待。散々風呂敷を広げた挙げ句、壁に挟まれてあっさり死んじゃったアニマス時の仇を取るべし。
レオパルドコロニーの地下行きを命じられて全力で嫌がるブーミン、そこへ空気を読めない生真面目いつきが名乗り出て…断り切れなくなってしまったブーミンの反応が笑えます。地下へ向かう道中でもグチグチグチグチ、半ヤケで配管の接続をするとソケットを壊してしまい噴き出した液体を全身に浴び…どこまで上手いこといかない人たちなんだ(笑

そしてまた突然の温泉シーンです。そういやレオパルドの地下に温泉ありましたねえ。てなわけで水面の映り込みを軽く消してみましたが…湯船にタオルを入れてはいけません。まあ今回はキャラ作画がかわいいので良しとしますか。特にブーのかわいさは異常としか。
いつきの身の上話6倍速演出は笑った。しかしあと10年もするとこのビデオテープ早回し映像がピンと来ない子たちが出てくるのでしょうね。かくいう私もビデオテープなどここ5年くらい使ってませんし。
以前の温泉回ではいつきたちを助けてくれたスダールが今回は襲い役として登場。この変貌はどういう意味が?(おそらく深い意味は無い

ほのかはいよいよ調子が悪そう? 今までちらほらと描写されていましたが彼女に残された時間はそう多く無い感じです。しかしほのかの背景描写が薄いためあまり緊迫感を感じません。というか例え動作が止まっても8スタのことなので何かの拍子に普通に再起動しちゃいそうな。
タオル一枚にショルダーバッグを提げて走るいつき。その姿を見たウルは「さっさと服を着ろ」と。ごもっとも(笑。そして半裸の少女にタコの怪物とくればガチンコのお約束として触手プレイの開始、タオル一枚でそのアングルは際どすぎますがテレ東なので安心です。そんな安心はいらないけれども。
スダールとの触手プレイを楽しむいつきに水を差す(違)のは復活の風音姉さん。そんな武器よりナミのレイハを奪ったほうが戦力千倍ですよ?(違。犠牲になったとされていたブーミンも普通に復活、何という生命力か。

宇宙の歌う三十路おねえさん。クサンチッペによると秋葉の誘拐はネルヴァルからの命令であり、つまりアレイダまたは神楽の意思ではなかった。現状の立ち位置はアレイダとして動いている風で、駄菓子菓子これもネルヴァルを欺くための行動か?などと考え始めたらキリが無いのでこの辺で。先日の陽動作戦にてクサンチッペの超空間ドライブが故障した、というのは最終決戦へ向けて影響しそうなネタです。
クサンチッペ部屋を出た秋葉はコロニー内にずらっと並ぶ「箱」を目にして唖然。クサンチッペも箱を装備していたのかっ! というかブレインコロニーはこの状態がデフォルトっぽい? 箱に収まった人たちは各々の個性を濾過されコロニーの構成部品として一体となり、ひいては人類全体の安寧へ繋がる。それはつまりまたしても人類保管計画ですか。たまには他のオチも見たいよ(笑

「レオパルドはこんなことしないわ!」
「どうかしらね? あいつのことをどのくらい知ってるのかしら?」
このセリフはちょっとドキリとしました。おそらく秋葉も痛いところを突かれたのでは? レオパルドのことを知る努力をしなかった秋葉、その場のノリと勢いでレオパルドに付き合ってきましたが相手のことを何も知らない知らされない。そしてわけのわからぬままクサンチッペは秋葉へ「箱へ入れ」と。「宇宙をかける少女は箱に入らなくていい」というネルヴァルの言葉に反するこの処遇はどういう意味?
もちろん秋葉はそんなのお断りです。逃げる秋葉は並びそびえる箱の中に「ハコちゃん」を見つけ…しかし秋葉の言葉は通じず「通報」のアラートを発するのみ。さらにQTアームズの襲撃を受けてイモちゃんはKO、ほとんど力づくで箱へ収められてしまった秋葉さんでありました…丁重に扱うんじゃなかったのか?(笑

一方のナミはネルヴァルの甘言に絶好調でした。このところ歪んだ表情ばかりだったナミがネルヴァルに見せる自然な表情は…否が応でも今後の悲劇を予感させます。さらに「選ばれし者」として扱われニヤリとするカットは限りなく黒い黒い。その黒さをして「宇宙をかける少女」の黒サイド、闇担当のナミはますますドツボにハマってしまうのでしょうか。
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二人の「宇宙をかける少女」がネルヴァルの元へ。

レオパルドのミラーを奪取してトンズラこいたベンケイ&つつじが意外な姿で登場、ラストへ向けてのテコ入れか何の脈絡もなく突然の温泉シーンです。どこかの誰かが小惑星を活性化させて温泉を作った、とのことでまさかこれも伏線に?
白く立ちこめた湯気は軽く消してみましたが…こうも真っ白だとどうにもこうにも。それよりも上段右のつつじのカット、小首を傾げた表情に加え、首から肩へのラインがものすごいツボでありました。今回キャラ作画が良い? 後で出てくるいつきやブーミン、そして秋葉、ナミも妙にかわいかったような。
卑怯な手段でミラーを奪ったことに葛藤するベンケイ…そんなベンケイの苦悩など全く問題にしないつつじの何と逞しいことか。今まで幾度となく表現されてきましたがつつじは目的のためなら手段を選びません。勝てば官軍、勝負に負けても試合に勝てばいいのです。とはいえポジション的にどっちも負けそうですが…その心構えは買えますね。
そんな会話の途中にレオパルドが急襲、せっかく奪ったミラーを取り返されてしまい結局ベンケイは何も手にすることができませんでした。それをして「ゴビ砂漠」と表現するつつじのセンスが難しい。大きいだけで何も無い、ということ?

アレイダに連れ去られてしまった秋葉を心配する面々。レオパルドも秋葉を心配している?と色めくいつきでしたが…その理由がソウルシャウツ発射に関することと知ってガックリ。この表情変化は面白かった。
独断でレオパルドへの移住を決めたにも関わらず、その結果起きた諸々のトラブルにテンパって当たり散らす理事長は大人というか人の上に立つ者としてどうなのか。どうも前回から理事長の行動に違和感を感じます。大学の風紀委員長で恐怖政治? いやいやそんな学生の遊び感覚では住民の統率など取れないでしょう。それよりも理事長の弟、8スタアニメの石田キャラは只者ではないはずなので終盤へ向けて活躍を少し期待。散々風呂敷を広げた挙げ句、壁に挟まれてあっさり死んじゃったアニマス時の仇を取るべし。
レオパルドコロニーの地下行きを命じられて全力で嫌がるブーミン、そこへ空気を読めない生真面目いつきが名乗り出て…断り切れなくなってしまったブーミンの反応が笑えます。地下へ向かう道中でもグチグチグチグチ、半ヤケで配管の接続をするとソケットを壊してしまい噴き出した液体を全身に浴び…どこまで上手いこといかない人たちなんだ(笑

そしてまた突然の温泉シーンです。そういやレオパルドの地下に温泉ありましたねえ。てなわけで水面の映り込みを軽く消してみましたが…湯船にタオルを入れてはいけません。まあ今回はキャラ作画がかわいいので良しとしますか。特にブーのかわいさは異常としか。
いつきの身の上話6倍速演出は笑った。しかしあと10年もするとこのビデオテープ早回し映像がピンと来ない子たちが出てくるのでしょうね。かくいう私もビデオテープなどここ5年くらい使ってませんし。
以前の温泉回ではいつきたちを助けてくれたスダールが今回は襲い役として登場。この変貌はどういう意味が?(おそらく深い意味は無い

ほのかはいよいよ調子が悪そう? 今までちらほらと描写されていましたが彼女に残された時間はそう多く無い感じです。しかしほのかの背景描写が薄いためあまり緊迫感を感じません。というか例え動作が止まっても8スタのことなので何かの拍子に普通に再起動しちゃいそうな。
タオル一枚にショルダーバッグを提げて走るいつき。その姿を見たウルは「さっさと服を着ろ」と。ごもっとも(笑。そして半裸の少女にタコの怪物とくればガチンコのお約束として触手プレイの開始、タオル一枚でそのアングルは際どすぎますがテレ東なので安心です。そんな安心はいらないけれども。
スダールとの触手プレイを楽しむいつきに水を差す(違)のは復活の風音姉さん。そんな武器よりナミのレイハを奪ったほうが戦力千倍ですよ?(違。犠牲になったとされていたブーミンも普通に復活、何という生命力か。

宇宙の歌う三十路おねえさん。クサンチッペによると秋葉の誘拐はネルヴァルからの命令であり、つまりアレイダまたは神楽の意思ではなかった。現状の立ち位置はアレイダとして動いている風で、駄菓子菓子これもネルヴァルを欺くための行動か?などと考え始めたらキリが無いのでこの辺で。先日の陽動作戦にてクサンチッペの超空間ドライブが故障した、というのは最終決戦へ向けて影響しそうなネタです。
クサンチッペ部屋を出た秋葉はコロニー内にずらっと並ぶ「箱」を目にして唖然。クサンチッペも箱を装備していたのかっ! というかブレインコロニーはこの状態がデフォルトっぽい? 箱に収まった人たちは各々の個性を濾過されコロニーの構成部品として一体となり、ひいては人類全体の安寧へ繋がる。それはつまりまたしても人類保管計画ですか。たまには他のオチも見たいよ(笑

「レオパルドはこんなことしないわ!」
「どうかしらね? あいつのことをどのくらい知ってるのかしら?」
このセリフはちょっとドキリとしました。おそらく秋葉も痛いところを突かれたのでは? レオパルドのことを知る努力をしなかった秋葉、その場のノリと勢いでレオパルドに付き合ってきましたが相手のことを何も知らない知らされない。そしてわけのわからぬままクサンチッペは秋葉へ「箱へ入れ」と。「宇宙をかける少女は箱に入らなくていい」というネルヴァルの言葉に反するこの処遇はどういう意味?
もちろん秋葉はそんなのお断りです。逃げる秋葉は並びそびえる箱の中に「ハコちゃん」を見つけ…しかし秋葉の言葉は通じず「通報」のアラートを発するのみ。さらにQTアームズの襲撃を受けてイモちゃんはKO、ほとんど力づくで箱へ収められてしまった秋葉さんでありました…丁重に扱うんじゃなかったのか?(笑

一方のナミはネルヴァルの甘言に絶好調でした。このところ歪んだ表情ばかりだったナミがネルヴァルに見せる自然な表情は…否が応でも今後の悲劇を予感させます。さらに「選ばれし者」として扱われニヤリとするカットは限りなく黒い黒い。その黒さをして「宇宙をかける少女」の黒サイド、闇担当のナミはますますドツボにハマってしまうのでしょうか。
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