2009-06-20(Sat)
バスカッシュ! #12 リーグ・リーグ・リーグ!
スタッフ交代劇の影響?

歴史に残りそうなカオス回、しかし言うほど悪くなかったような。

「今回のバスカッシュはえらいことになっている」と最速放送を見た人々からの噂を聞いて変にワクワクしながら視聴。なるほど確かにえらいことになってましたが個人的には結構楽しめたかも。
アバンで見せた壮大な伝説話はグレンラガン終盤のようなスケール、星を掴んで覇を競う神々はこの惑星にダンクを決めた。これがいわゆるセカンドインパクトである…って違うか。どうやらこれは開会式のスピーチのようで、前回見せたコロッセウムの如き会場にて行われた開会式リハーサルから想像できないショボさ、と言ったらシマイか。雰囲気的にはどう見ても草バスケ大会、選手オーディションの時のほうが華やかだったような。
ここでチラリと映ったセラの顔がいつもと違っており…しかし崩れているわけではなくSUEZENっぽい?と思ったら今回は脚本・演出・作監とSUEZEN氏が3役を兼ねる、ある意味ご褒美回でありました。
尺調整なのか無残にブツ切りされたOPはシトロンのソロバージョン、せっかくのソロなのにこの扱いはちょっと気の毒だなあ。絵も音も無造作なツギハギで見ていて突然曲が飛んだ時は何事かと思った。OPクレジットの監督名は2人表記、引き継ぎ中ってことでしょうかね。
密かに期待していたエクリップスの開会式ライブなど完全にスルーされて本編スタート。信号機三兄弟の本業は手品師でしょうか、試合前の指慣らしでボールやコインを操る様子は妙に気の入った動画で見せます。滑らかに流れるコインの動きなど手間の割き所を間違えているような(笑。三兄弟のマネージャみたいな娘の中の人はシェリル?
三兄弟のビッグフットは揃いの黄色いスクールバス型。黄色い三連星を相手にまずは余裕綽々のダンでした。しかし…

ボールを奪おうにも勝手が合わずに右往左往、ボール位置を捕捉して追うセラも翻弄されまくりです。そのカラクリは…おいおいそれはいくら何でも気が付くだろう(笑。ダミーの板ボールで翻弄して時間を稼ぎ、ラスト1分でゴール前に転がった本物のボールをシュートする作戦。
その様子を始終冷静に状況を見ているデストロイ、目をキラキラさせるスパンキーも相手のカラクリに気付いていた? 街頭テレビで観戦する爺ちゃんも気付いている様子です。ていうかSUEZENミユキがかわいすぎる!

さらに3色のヅラで翻弄する三兄弟に対し誰が誰だかわからず目を回すセラ。しかし冷静なデストロイがボールをカット、ジェットストリームアタックを打ち抜くデストロイ、そのボールをダンが受け止め軽くゴールを決めると試合終了です。え? 三兄弟の出番ってこれで終わり? まあ本筋とはあまり関係の無さそうな試合でしたが…SUEZENワールドを堪能できたので良し。凝ったカット割りや構図もなかなか楽しめました。
唐突に始まったEDはスペシャルバージョン…と言っていいのだろうか? ボールと戯れるスパンキーがかわいいしこれはこれでいいのだけれど、なぜここでEDが?

サプライズはそれだけで終わらず…今度はルナテック関連企業のCMが始まりました。一生涯低金利って24.9%の利率はかなり高いんじゃ? この黒髪ロングネコ娘は本編に出すべき。しかし高金利な銀行に贅沢三昧のリゾート地(MOON RESORT)とはルナテックとはじつにバブリーな企業でありますね。
「がんばります!」
エクリップスのがんばり吹いた。
がんばってるところを見せろって(笑

Bパートは12.5話? きっちりOPが入っているのは笑えました。こちらは冒頭のOP以上に切り詰められた曲、黒バックにエクリップス素材を乗せたMAD映像のようなOPです。曲ボーカルはアイドルレッドのソロかと思いきや三人バージョン、なるほどさすがに自重しましたか(酷。これらの映像は本編1話、2話で流れた「moon passport」PVの素材、後半は現行OPの素材ですね。現行OPではくぎゅ姫が映り込んでいるパートも今回はエクリップスメンバーのみ出演。まあこれはこれで貴重な映像なので良し。特に前半部分の映像は本編ではホログラムエフェクトがかかっていたため細かいところが見えませんでしたし。
ご覧のとおりルージュの胸は決してえぐれていません!
ダンの腕を消し忘れて心霊写真みたいになってるけど(笑

というわけで12.5話の「セカンダリー・ブレイク」です。こちらは忙しかったAパートから一転して落ち着いたテンポ、試合の無いチームバスカッシュメンバーの様子を追った映像でありました。試合によって破壊されるタービンシティの街並み、他の試合は行われているため街のあちこちで破壊による煙が上がっています。盛り上がっている試合の影で家を壊され泣き出す子供、住民にとっては何と理不尽な話でしょう。しかしこの理不尽な破壊も古い街並みを再開発するための口実?
セラは亡き母と暮らした実家へ。狭いけれども母の愛で満たされていたその空間で懐かしい写真を手に。この時点で父親の姿が映っていないため、つまり本家を追われた後のようです。写真を見る限り母親に全然似ていませんがこれも伏線だったりするのだろうか? あちこちに自分の名が付いた街が無遠慮に破壊されていく。セラはどんな思いで街を歩くのか。
試合によって破壊される街を高台から見下ろす最強の2人。ここでココがダンのことを「おにいちゃん」と呼んでいたのが印象的でした。ダンに対し面と向かうと常に厳しい態度を見せていたココが語った本心、兄の行く先を見つめ続ける最強の傍観者。
「熱気はやがて大いなる黒雲を呼ぶ」
登場当初からくぎゅ姫はいろいろ知っている風でしたがこの先起こることもわかっている? バスカッシュの盛り上がりによって起きるであろう厄災、わかっていながら参加せずにはいられないくぎゅ姫はやはり最強のお姫様なのでした…って、ココはくぎゅ姫の正体を知っていたのか。
シャボン玉と面会するエクリップスのみなさん。彼女たちの存在理由とは? シトロンがリーダーらしく詰め寄る中、シャボン玉があえて名指しでヴィオレットの意向を問うた理由は何なのだろう? 今のところ目立った活躍の無い彼女ですが…彼女は月関係で何か特殊な立場にあるのかも。バスト的な意味でも(笑
そもそも月で編成されたチームがアースダッシュに降りて試合を勝ち抜き月へ向かう意味は何なのか? OCBで勝ち抜くことに何か意味があるらしいけれども今回はそこまで言及されず。窓の外の月が大きくなっているのは…少しずつ落下してきている? どうでもよろしいがルージュのスカートが短すぎて驚いた。あの丈じゃ身動き取れないよ(笑

デストロイの過去もチラリと。ファルコンとの遺恨はすっかり晴れたようですが過去の詳細がよくわからないので見ていてもいまいちピンと来ません。どうやらアイスマンは過去に青年スラッシュと合っており、それがきっかけでデストロイと化したらしい。いったいこの青年スラッシュとは何者なのだろうか。そしてデストロイは左手に爆弾を抱えている様子、これはここ一番のシーンで発動するかな?
シャボン玉に何を聞いたのかアイドルレッドはダンに対し「伝説の男かも?」と。ともかくルージュはダンを意識しまくり、対するダンもまんざらでは無さげです。不器用にコミュニケーションを取る2人の様子は相変わらずニマニマでありますが、するとミユキやセラの立ち位置が微妙すぎるのでその辺のバランスも調整していただきたいところ。このままではセラはともかくミユキが空気すぎて気の毒(笑
そんな2人を覗き見するシトロン&ヴィオレット。これまた微妙な立ち位置の様相たるヴィオレットの動向が気になりますな。からかうシトロンもいい味ですが…彼女たちはシャボン玉の話を聞いて意気を上げ…曰く「おとぎ話」と称する話の内容とはいったい何なんだ? ココによれば決勝の鍵を握るのはアイドルレッドらしい。振り向いての「ご期待ください」はちょっと笑った。ほんと今回は遊んでるなあ。
ボロクソだった前評判を聞いていたせいか予想よりマシ、というか個人的には普段より面白かったような気がします。AパートのSUEZENスペシャルも楽しめましたし、構成の遊びも面白かった。まあこういうのは1回限りでいいけれども。
これが意図的な遊びなのか苦し紛れのヤケクソなのか、はたまたスタッフ交代による迷走なのか現時点ではわかりません。その結論は最終回まで保留ってことでとりあえず新スタッフによるバスカッシュに期待しときましょう。
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歴史に残りそうなカオス回、しかし言うほど悪くなかったような。

「今回のバスカッシュはえらいことになっている」と最速放送を見た人々からの噂を聞いて変にワクワクしながら視聴。なるほど確かにえらいことになってましたが個人的には結構楽しめたかも。
アバンで見せた壮大な伝説話はグレンラガン終盤のようなスケール、星を掴んで覇を競う神々はこの惑星にダンクを決めた。これがいわゆるセカンドインパクトである…って違うか。どうやらこれは開会式のスピーチのようで、前回見せたコロッセウムの如き会場にて行われた開会式リハーサルから想像できないショボさ、と言ったらシマイか。雰囲気的にはどう見ても草バスケ大会、選手オーディションの時のほうが華やかだったような。
ここでチラリと映ったセラの顔がいつもと違っており…しかし崩れているわけではなくSUEZENっぽい?と思ったら今回は脚本・演出・作監とSUEZEN氏が3役を兼ねる、ある意味ご褒美回でありました。
尺調整なのか無残にブツ切りされたOPはシトロンのソロバージョン、せっかくのソロなのにこの扱いはちょっと気の毒だなあ。絵も音も無造作なツギハギで見ていて突然曲が飛んだ時は何事かと思った。OPクレジットの監督名は2人表記、引き継ぎ中ってことでしょうかね。
密かに期待していたエクリップスの開会式ライブなど完全にスルーされて本編スタート。信号機三兄弟の本業は手品師でしょうか、試合前の指慣らしでボールやコインを操る様子は妙に気の入った動画で見せます。滑らかに流れるコインの動きなど手間の割き所を間違えているような(笑。三兄弟のマネージャみたいな娘の中の人はシェリル?
三兄弟のビッグフットは揃いの黄色いスクールバス型。黄色い三連星を相手にまずは余裕綽々のダンでした。しかし…

ボールを奪おうにも勝手が合わずに右往左往、ボール位置を捕捉して追うセラも翻弄されまくりです。そのカラクリは…おいおいそれはいくら何でも気が付くだろう(笑。ダミーの板ボールで翻弄して時間を稼ぎ、ラスト1分でゴール前に転がった本物のボールをシュートする作戦。
その様子を始終冷静に状況を見ているデストロイ、目をキラキラさせるスパンキーも相手のカラクリに気付いていた? 街頭テレビで観戦する爺ちゃんも気付いている様子です。ていうかSUEZENミユキがかわいすぎる!

さらに3色のヅラで翻弄する三兄弟に対し誰が誰だかわからず目を回すセラ。しかし冷静なデストロイがボールをカット、ジェットストリームアタックを打ち抜くデストロイ、そのボールをダンが受け止め軽くゴールを決めると試合終了です。え? 三兄弟の出番ってこれで終わり? まあ本筋とはあまり関係の無さそうな試合でしたが…SUEZENワールドを堪能できたので良し。凝ったカット割りや構図もなかなか楽しめました。
唐突に始まったEDはスペシャルバージョン…と言っていいのだろうか? ボールと戯れるスパンキーがかわいいしこれはこれでいいのだけれど、なぜここでEDが?

サプライズはそれだけで終わらず…今度はルナテック関連企業のCMが始まりました。一生涯低金利って24.9%の利率はかなり高いんじゃ? この黒髪ロングネコ娘は本編に出すべき。しかし高金利な銀行に贅沢三昧のリゾート地(MOON RESORT)とはルナテックとはじつにバブリーな企業でありますね。
「がんばります!」
エクリップスのがんばり吹いた。
がんばってるところを見せろって(笑

Bパートは12.5話? きっちりOPが入っているのは笑えました。こちらは冒頭のOP以上に切り詰められた曲、黒バックにエクリップス素材を乗せたMAD映像のようなOPです。曲ボーカルはアイドルレッドのソロかと思いきや三人バージョン、なるほどさすがに自重しましたか(酷。これらの映像は本編1話、2話で流れた「moon passport」PVの素材、後半は現行OPの素材ですね。現行OPではくぎゅ姫が映り込んでいるパートも今回はエクリップスメンバーのみ出演。まあこれはこれで貴重な映像なので良し。特に前半部分の映像は本編ではホログラムエフェクトがかかっていたため細かいところが見えませんでしたし。
ご覧のとおりルージュの胸は決してえぐれていません!
ダンの腕を消し忘れて心霊写真みたいになってるけど(笑

というわけで12.5話の「セカンダリー・ブレイク」です。こちらは忙しかったAパートから一転して落ち着いたテンポ、試合の無いチームバスカッシュメンバーの様子を追った映像でありました。試合によって破壊されるタービンシティの街並み、他の試合は行われているため街のあちこちで破壊による煙が上がっています。盛り上がっている試合の影で家を壊され泣き出す子供、住民にとっては何と理不尽な話でしょう。しかしこの理不尽な破壊も古い街並みを再開発するための口実?
セラは亡き母と暮らした実家へ。狭いけれども母の愛で満たされていたその空間で懐かしい写真を手に。この時点で父親の姿が映っていないため、つまり本家を追われた後のようです。写真を見る限り母親に全然似ていませんがこれも伏線だったりするのだろうか? あちこちに自分の名が付いた街が無遠慮に破壊されていく。セラはどんな思いで街を歩くのか。
試合によって破壊される街を高台から見下ろす最強の2人。ここでココがダンのことを「おにいちゃん」と呼んでいたのが印象的でした。ダンに対し面と向かうと常に厳しい態度を見せていたココが語った本心、兄の行く先を見つめ続ける最強の傍観者。
「熱気はやがて大いなる黒雲を呼ぶ」
登場当初からくぎゅ姫はいろいろ知っている風でしたがこの先起こることもわかっている? バスカッシュの盛り上がりによって起きるであろう厄災、わかっていながら参加せずにはいられないくぎゅ姫はやはり最強のお姫様なのでした…って、ココはくぎゅ姫の正体を知っていたのか。
シャボン玉と面会するエクリップスのみなさん。彼女たちの存在理由とは? シトロンがリーダーらしく詰め寄る中、シャボン玉があえて名指しでヴィオレットの意向を問うた理由は何なのだろう? 今のところ目立った活躍の無い彼女ですが…彼女は月関係で何か特殊な立場にあるのかも。バスト的な意味でも(笑
そもそも月で編成されたチームがアースダッシュに降りて試合を勝ち抜き月へ向かう意味は何なのか? OCBで勝ち抜くことに何か意味があるらしいけれども今回はそこまで言及されず。窓の外の月が大きくなっているのは…少しずつ落下してきている? どうでもよろしいがルージュのスカートが短すぎて驚いた。あの丈じゃ身動き取れないよ(笑

デストロイの過去もチラリと。ファルコンとの遺恨はすっかり晴れたようですが過去の詳細がよくわからないので見ていてもいまいちピンと来ません。どうやらアイスマンは過去に青年スラッシュと合っており、それがきっかけでデストロイと化したらしい。いったいこの青年スラッシュとは何者なのだろうか。そしてデストロイは左手に爆弾を抱えている様子、これはここ一番のシーンで発動するかな?
シャボン玉に何を聞いたのかアイドルレッドはダンに対し「伝説の男かも?」と。ともかくルージュはダンを意識しまくり、対するダンもまんざらでは無さげです。不器用にコミュニケーションを取る2人の様子は相変わらずニマニマでありますが、するとミユキやセラの立ち位置が微妙すぎるのでその辺のバランスも調整していただきたいところ。このままではセラはともかくミユキが空気すぎて気の毒(笑
そんな2人を覗き見するシトロン&ヴィオレット。これまた微妙な立ち位置の様相たるヴィオレットの動向が気になりますな。からかうシトロンもいい味ですが…彼女たちはシャボン玉の話を聞いて意気を上げ…曰く「おとぎ話」と称する話の内容とはいったい何なんだ? ココによれば決勝の鍵を握るのはアイドルレッドらしい。振り向いての「ご期待ください」はちょっと笑った。ほんと今回は遊んでるなあ。
ボロクソだった前評判を聞いていたせいか予想よりマシ、というか個人的には普段より面白かったような気がします。AパートのSUEZENスペシャルも楽しめましたし、構成の遊びも面白かった。まあこういうのは1回限りでいいけれども。
これが意図的な遊びなのか苦し紛れのヤケクソなのか、はたまたスタッフ交代による迷走なのか現時点ではわかりません。その結論は最終回まで保留ってことでとりあえず新スタッフによるバスカッシュに期待しときましょう。
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