2009-07-07(Tue)
CANAAN #01 洪色魔都
上海を舞台のアクション活劇。

今期イチオシはこれに決まりか?
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

今期イチオシはこれに決まりか?
新番ラッシュに追われまくりの今日この頃、視聴スケジュールの都合からこれも最速ではありませんが…こんな映像を見てしまったらレビューしないわけには。てなわけでチバテレ視聴の新番組「CANAAN」、これも原作未読、というか原作はゲームですかこれ? ともかく先の展開やキャラ相関などなど完全白紙での視聴です。

主人公カナンの後姿から始まるOPは今期新番の中では群を抜いた出来でしょう。飛蘭によるOPテーマ「mind as judgment」に乗る映像はスピード感溢れるアクションを見せ、メリハリの効いたカットの合間に入るキャラの顔見せもいい感じ。これは予想より面白そうだ!とOPを見ただけで作品本編への期待が嫌が応にも高まります。ちなみに今回のトップ画像はOPとEDを合成したものなので作中には存在しません(笑

本編は祭の喧噪に賑わう上海の街の裏側で繰り広げられている静かな狙撃劇から。ビルの屋上からスナイパーライフルを構えるカナン、路地裏を逃げる男の描写は力の入った背景美術と合わせてかなりリアルです。射的屋台のぬいぐるみを撃ち抜いたのは後に注意される「無駄弾」によるもの。撃たれて死んだ男を前にしても大して驚かない子供たちの反応は「これが日常」ということでしょうか。
祭を楽しむモブの描写も無駄に丁寧です。普通こういうカットなど背景の一部として止め絵で済ませそうなものですが、この作品ではモブ一人一人が各々楽しんでいる様子が描かれ、賑やかな祭の雰囲気が伝わってきました。さすがあの「true tears」を作ったピーエーワークス制作だけあって細かい手間を惜しまない姿勢は相変わらずの好印象です。
アジトに戻ったカナン。腕に掘られた刺青の意味は今後明らかになる?

「駆け出しは心も駆け出しているんです!」
三流ゴシップ誌の取材で上海へ向かう記者&カメラマン。駆け出しカメラマンのマリアは相当な天然さん? 物騒な街を天真爛漫な視点から眺める様子はちょっと危なっかしいな(笑。初回放送にて右も左も判らない視聴者の劇中視点としてマリアのカメラを機能させる見せ方は要点を捉えてわかりやすい。そして何よりマリアがかわいい(笑。言葉が通じなくともその笑顔は万国共通ですね。
その他まだ謎なキャラがちらほら登場。今回ラストで着ぐるみ男を保護していたカップルは何者? 客の前でも平気で風呂に入り、全裸のまま接客して、全裸のまま高飛車な態度を取る秘書さん(?)も謎の存在です。

祭のステージで踊る娘、そして水噴き竜の前で踊る団体さんの扇の動きにちょっと感動した。1話効果かもですが細かい動きまで丁寧に描いていますね。このクオリティをどこまで維持してくれますやら。
噴水の勢いで着ぐるみが外れた男が突然苦しみ始め…この描写は前半にもありましたがいったいどんな理由が? 全力で充血した目から血を流して絶命する男(死んでるよねあれ)、そんな光景を前にしても全く動じない観衆たち、倒れた男を囲んでキャッキャと騒ぐ子供たちの無反応っぷりはいったい何事? 「上海じゃこんなの日常茶飯事だぜ」みたいな?(笑
とはいえ実際はそうでもなさそうで、夢中で写真を撮っているマリアの背後に怪しい男の影が立ち…するとどこからともなく現れたプラチナの疾風(違)に手を引かれて逃げます逃げます。逃亡中に立ち寄った射的屋台でぬいぐるみを引き取るくだりは緊張感に一息入れる上手い仕掛けでした。

噴水や花火の祭描写とシンクロして描かれるカナンのアクションは凄まじくスピーディかつクール。祭という非日常ゆえか、それにしてもこれほどのドンパチを目の当たりにしても全く動じない上海の人々は神経が太すぎでしょう。ロアナプラじゃあるまいし(笑。この反応は他に何か理由があるのかも。
高台に立ったカナンの目が赤く光り、すると共感覚が発動し建物に隠れた敵の姿が色に浮かび上がり次々と狙い撃ち。撃った相手の中には着ぐるみ連中の仲間(?)がいたところを見ると、全力で充血していた着ぐるみ男は「蛇」の構成員?
まだまだストーリーの入口なので敵味方含めての状況やキャラの立ち位置などよくわかりませんが、今回の導入を見る限り私的にツカミはオッケー。今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみです。

主人公カナンの後姿から始まるOPは今期新番の中では群を抜いた出来でしょう。飛蘭によるOPテーマ「mind as judgment」に乗る映像はスピード感溢れるアクションを見せ、メリハリの効いたカットの合間に入るキャラの顔見せもいい感じ。これは予想より面白そうだ!とOPを見ただけで作品本編への期待が嫌が応にも高まります。ちなみに今回のトップ画像はOPとEDを合成したものなので作中には存在しません(笑

本編は祭の喧噪に賑わう上海の街の裏側で繰り広げられている静かな狙撃劇から。ビルの屋上からスナイパーライフルを構えるカナン、路地裏を逃げる男の描写は力の入った背景美術と合わせてかなりリアルです。射的屋台のぬいぐるみを撃ち抜いたのは後に注意される「無駄弾」によるもの。撃たれて死んだ男を前にしても大して驚かない子供たちの反応は「これが日常」ということでしょうか。
祭を楽しむモブの描写も無駄に丁寧です。普通こういうカットなど背景の一部として止め絵で済ませそうなものですが、この作品ではモブ一人一人が各々楽しんでいる様子が描かれ、賑やかな祭の雰囲気が伝わってきました。さすがあの「true tears」を作ったピーエーワークス制作だけあって細かい手間を惜しまない姿勢は相変わらずの好印象です。
アジトに戻ったカナン。腕に掘られた刺青の意味は今後明らかになる?

「駆け出しは心も駆け出しているんです!」
三流ゴシップ誌の取材で上海へ向かう記者&カメラマン。駆け出しカメラマンのマリアは相当な天然さん? 物騒な街を天真爛漫な視点から眺める様子はちょっと危なっかしいな(笑。初回放送にて右も左も判らない視聴者の劇中視点としてマリアのカメラを機能させる見せ方は要点を捉えてわかりやすい。そして何よりマリアがかわいい(笑。言葉が通じなくともその笑顔は万国共通ですね。
その他まだ謎なキャラがちらほら登場。今回ラストで着ぐるみ男を保護していたカップルは何者? 客の前でも平気で風呂に入り、全裸のまま接客して、全裸のまま高飛車な態度を取る秘書さん(?)も謎の存在です。

祭のステージで踊る娘、そして水噴き竜の前で踊る団体さんの扇の動きにちょっと感動した。1話効果かもですが細かい動きまで丁寧に描いていますね。このクオリティをどこまで維持してくれますやら。
噴水の勢いで着ぐるみが外れた男が突然苦しみ始め…この描写は前半にもありましたがいったいどんな理由が? 全力で充血した目から血を流して絶命する男(死んでるよねあれ)、そんな光景を前にしても全く動じない観衆たち、倒れた男を囲んでキャッキャと騒ぐ子供たちの無反応っぷりはいったい何事? 「上海じゃこんなの日常茶飯事だぜ」みたいな?(笑
とはいえ実際はそうでもなさそうで、夢中で写真を撮っているマリアの背後に怪しい男の影が立ち…するとどこからともなく現れたプラチナの疾風(違)に手を引かれて逃げます逃げます。逃亡中に立ち寄った射的屋台でぬいぐるみを引き取るくだりは緊張感に一息入れる上手い仕掛けでした。

噴水や花火の祭描写とシンクロして描かれるカナンのアクションは凄まじくスピーディかつクール。祭という非日常ゆえか、それにしてもこれほどのドンパチを目の当たりにしても全く動じない上海の人々は神経が太すぎでしょう。ロアナプラじゃあるまいし(笑。この反応は他に何か理由があるのかも。
高台に立ったカナンの目が赤く光り、すると共感覚が発動し建物に隠れた敵の姿が色に浮かび上がり次々と狙い撃ち。撃った相手の中には着ぐるみ連中の仲間(?)がいたところを見ると、全力で充血していた着ぐるみ男は「蛇」の構成員?
まだまだストーリーの入口なので敵味方含めての状況やキャラの立ち位置などよくわかりませんが、今回の導入を見る限り私的にツカミはオッケー。今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみです。
- 関連記事
-
- CANAAN #05 灯ダチ
- CANAAN #04 呉れ泥む
- CANAAN #03 阿断事
- CANAAN #02 邪気乱遊戯
- CANAAN #01 洪色魔都
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
