2009-07-10(Fri)
東京マグニチュード8.0 #01 お台場、沈む
いつか来るであろう関東大地震のシミュレーションストーリー。

2012年7月21日15時46分、首都は壊滅した。
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2012年7月21日15時46分、首都は壊滅した。
7月期新番ラッシュもそろそろ大詰め、本日の新番は地味に期待している「東京マグニチュード8.0」です。首都東京が巨大地震に襲われたらどうなるのか、変わり果てた東京を生き延びる術はあるのか、関東住まいの私としては他人事ではない話だけにこのシミュレーションストーリーを注目していこうと思います。アニメーション制作はbonesということなので作画クオリティは心配なさそう。

OPは変わり果てた東京の街並み。アメ横から始まり渋谷、銀座、歌舞伎町、崩れた東京タワーなどなどいきなりシャレになってません。日本橋の下を歩く3人は…OPからネタバレになっちゃってますね。第1話のOPくらいネタバレ回避のキャラ無しバージョンで見せてくれればよかった。
OP明けの本編はいきなり地震に襲われた後の様子でした。倒れているバイクは後で出てくるバイク便のもの、カエルストラップの付いたケータイを握りしめ立ち尽くす少女が本編の主人公である「小野沢未来」です。15時だというのに空は真っ暗で激しい雨が降っているのはいかにも大地震の後っぽい。読み上げられるニュースの声がクリステルなので妙にリアル(本物ですもの

時は戻って地震前日、7/20の終業式の様子からストーリーは始まりました。通知表を受け取り撃沈、クラスメイトの海外旅行話に聞き耳を立てる未来はどこにでもいる女子中学生っぽい。課題の「未来レポート」の提出期限を見ると「2012年9月10日」、つまりこのストーリーは2012年の夏休みを舞台にしていることがわかります。
彼女には弟がいるようで、この年代の姉弟の様子がまたリアルに描かれていました。弟たちと一緒に校庭に植えたマロニエの木は何かの伏線になるのかな。
全力で反抗期の未来と違い、まだ幼い弟くんは家族が好き。母親の誕生日に贈る絵を取り上げてからかう未来はいじわるな姉のようですが、弟の表情を察するとケーキの話題で誤魔化したり根っから悪い性格では無さげ。まあ反抗期の少女らしい挙動です。リビングのTVに映る「祝 地デジ化1周年」の文字、地デジカが現役なのが笑えます。草薙くんは干されたままなのね(笑
両親が帰宅しても投げやりな態度のままケータイを離さない未来の様子、そんな娘に呆れながらも叱らない父親、ヒステリックな母親などなど「ごく普通の家族の日常」を嫌になるくらいリアルに淡々と描いていました。噛み合わず仲違いする家族の様子はこの後の惨状を想像すると胸が痛みます。

ふてくされている姉ちゃんを見てどうにか家族と仲良くしてもらいたい弟くんは机上に飾ってある1枚の写真を見て…家族が仲良かった頃を思い出したのでしょう。ロボット展を口実にお台場へ行きたいと言う弟くんはきっと家族みんなで出掛けたかったのでしょうね。なのに両親は仕事、弟の世話を押し付けられた形になってしまった未来はこれまたふてくされて…ここは弟くんがかわいそうでした。
降車駅を一つ間違えて真夏の台場を歩く2人。道中で遭遇したバイク便ライダーのお姉さんはいかにもレギュラー入りしそうな雰囲気でした(笑。タイガー急便のマーク、そして単車のナンバーからこれがOP明けで見せたバイクと同一とわかります。
タチコマ遊びでおばちゃんに怒られ弟に当たる未来、それにめげず貯金箱を差し出して母親の誕生日プレゼントを買おうと誘う弟くんの何と健気なことか。プレゼント選びの店で偶然遭遇したのは先ほど出合ったバイク便ライダー、バツが悪そうに言葉を詰まらせ内心で毒づいている未来の様子はいかにも反抗期の中学生です。ああもう嫌になるくらいリアルだ。

買い物も済んで弟くんは一人トイレへ。ダメだ!そこで手を離してはダメだ!と別離フラグに過剰反応の私。そんな私の叫びを無視するように未来のスカートへ子供のソフトクリームがベッチャリと…ムカつき要素が着々と追加されてます。いやさすがにこれは反抗期中学生じゃなくても腹立つだろう(笑
「いっそのこと、こんな世界、こわれちゃえばいいのに」
イライラMAXの未来がケータイへそんなテキストを打った瞬間、逃げるように飛び立つ鳥たち。ベタな演出ですがこの瞬間にさぶいぼ全開、いよいよ来るのかーーー!?
波打つレインボーブリッジ、崩れ落ちる遊歩道、弟くんのいる建物も…。突如発生した大地震に阿鼻叫喚のお台場風景は見慣れた場所だけに背筋が凍ります。揺れ方壊れ方の描写も妙にリアルで普通に怖いです。普通って言うなあ! はたして弟くんの安否は? そして自宅から遠いお台場で罹災した姉弟の行く末は?
ED後に「90秒後に滝川キャスターから衝撃のニュース発表!」とあったので何事かと期待していたら…あははははは! 「こんだけかよ!」の声が関東全域から聞こえるようでした。何という無駄な引き。

OPは変わり果てた東京の街並み。アメ横から始まり渋谷、銀座、歌舞伎町、崩れた東京タワーなどなどいきなりシャレになってません。日本橋の下を歩く3人は…OPからネタバレになっちゃってますね。第1話のOPくらいネタバレ回避のキャラ無しバージョンで見せてくれればよかった。
OP明けの本編はいきなり地震に襲われた後の様子でした。倒れているバイクは後で出てくるバイク便のもの、カエルストラップの付いたケータイを握りしめ立ち尽くす少女が本編の主人公である「小野沢未来」です。15時だというのに空は真っ暗で激しい雨が降っているのはいかにも大地震の後っぽい。読み上げられるニュースの声がクリステルなので妙にリアル(本物ですもの

時は戻って地震前日、7/20の終業式の様子からストーリーは始まりました。通知表を受け取り撃沈、クラスメイトの海外旅行話に聞き耳を立てる未来はどこにでもいる女子中学生っぽい。課題の「未来レポート」の提出期限を見ると「2012年9月10日」、つまりこのストーリーは2012年の夏休みを舞台にしていることがわかります。
彼女には弟がいるようで、この年代の姉弟の様子がまたリアルに描かれていました。弟たちと一緒に校庭に植えたマロニエの木は何かの伏線になるのかな。
全力で反抗期の未来と違い、まだ幼い弟くんは家族が好き。母親の誕生日に贈る絵を取り上げてからかう未来はいじわるな姉のようですが、弟の表情を察するとケーキの話題で誤魔化したり根っから悪い性格では無さげ。まあ反抗期の少女らしい挙動です。リビングのTVに映る「祝 地デジ化1周年」の文字、地デジカが現役なのが笑えます。草薙くんは干されたままなのね(笑
両親が帰宅しても投げやりな態度のままケータイを離さない未来の様子、そんな娘に呆れながらも叱らない父親、ヒステリックな母親などなど「ごく普通の家族の日常」を嫌になるくらいリアルに淡々と描いていました。噛み合わず仲違いする家族の様子はこの後の惨状を想像すると胸が痛みます。

ふてくされている姉ちゃんを見てどうにか家族と仲良くしてもらいたい弟くんは机上に飾ってある1枚の写真を見て…家族が仲良かった頃を思い出したのでしょう。ロボット展を口実にお台場へ行きたいと言う弟くんはきっと家族みんなで出掛けたかったのでしょうね。なのに両親は仕事、弟の世話を押し付けられた形になってしまった未来はこれまたふてくされて…ここは弟くんがかわいそうでした。
降車駅を一つ間違えて真夏の台場を歩く2人。道中で遭遇したバイク便ライダーのお姉さんはいかにもレギュラー入りしそうな雰囲気でした(笑。タイガー急便のマーク、そして単車のナンバーからこれがOP明けで見せたバイクと同一とわかります。
タチコマ遊びでおばちゃんに怒られ弟に当たる未来、それにめげず貯金箱を差し出して母親の誕生日プレゼントを買おうと誘う弟くんの何と健気なことか。プレゼント選びの店で偶然遭遇したのは先ほど出合ったバイク便ライダー、バツが悪そうに言葉を詰まらせ内心で毒づいている未来の様子はいかにも反抗期の中学生です。ああもう嫌になるくらいリアルだ。

買い物も済んで弟くんは一人トイレへ。ダメだ!そこで手を離してはダメだ!と別離フラグに過剰反応の私。そんな私の叫びを無視するように未来のスカートへ子供のソフトクリームがベッチャリと…ムカつき要素が着々と追加されてます。いやさすがにこれは反抗期中学生じゃなくても腹立つだろう(笑
「いっそのこと、こんな世界、こわれちゃえばいいのに」
イライラMAXの未来がケータイへそんなテキストを打った瞬間、逃げるように飛び立つ鳥たち。ベタな演出ですがこの瞬間にさぶいぼ全開、いよいよ来るのかーーー!?
波打つレインボーブリッジ、崩れ落ちる遊歩道、弟くんのいる建物も…。突如発生した大地震に阿鼻叫喚のお台場風景は見慣れた場所だけに背筋が凍ります。揺れ方壊れ方の描写も妙にリアルで普通に怖いです。普通って言うなあ! はたして弟くんの安否は? そして自宅から遠いお台場で罹災した姉弟の行く末は?
ED後に「90秒後に滝川キャスターから衝撃のニュース発表!」とあったので何事かと期待していたら…あははははは! 「こんだけかよ!」の声が関東全域から聞こえるようでした。何という無駄な引き。
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