2009-07-21(Tue)
CANAAN #03 阿断事
謎のネコミミ美女、ハッコー。

彼女もまたウイルス感染者?

前回引きにて突然姿を見せたネコミミコスの美女。何か目的があってみのさんズの前に現れたのかと思いきや…耳をピョコピョコ、シッポふりふりのハッコーを尾行するみのさんズ、つまり意味ありげだった前回の引きは単に出勤前の一息シーンに偶然遭遇しただけだったようです。というか…アップで見るとはいてないみたい(笑。こんなスタイルで繁華街を闊歩してしまうとは上海とはどこまでもフリーダムな街ですね。
スケベ心全開でハッコーの尻を追うみのさんに対し冷たい視線を投げつけるマリアの表情が良し。天真爛漫なれどそれなりに酸いも甘いも経験しているのか「目的は…究極合体ですか?」と下ネタも遠慮無いマリアってば素敵だなあ。
日式の夜遊び店へ強制潜入(?)したみのさんズ。葬儀提灯やら天狗の面やらその他怪しい日本グッズ、富士山の絵が描かれた壁にはペナントが貼られている胡散臭さ全開の店内にてハッコーとご対面。って、いたんですか!? ええずっと。

黒いボンデージ衣装のネコミミ美女は物言わず微笑み…次の瞬間マリアの胸と見比べるみのさんのカットが生々しすぎ(笑。そんなおっぱい星人のみのさんはハッコーに取材を申し込むも言葉が通じない? このシーンに限らずハッコーが全然口を利かないのは単に言語の問題ではないような気がします。
ともあれ言葉が通じないなりにボディランゲージで意志を伝えるみのさん、しかしハッコーは手を合わせるアクションを勘違いしたのか衣装をめくっておっぱいぽろりん→鼻血ブー! 躊躇なく胸を露わにし、その後も隠す様子がないのは恒常的にそういうサービスを行う店なのでしょう。儚げな美女キャライメージとのギャップがこれまたそそります。
ハッコーの胸脇に例の痣(?)を発見。全力充血で死んだ着ぐるみ男や前回のハイテンション爺ちゃんと同様、彼女もまたUAウイルス感染者なのでしょうか。

マリアとのあやとりを思い出して一人遊ぶカナン。えらい固そうな毛糸だなあと思って見てたら銅線でした。ここで夏目と短い会話。前回カナンが片付けた爺ちゃんは「ボナー」と呼ばれ…それはつまりUAウイルスによる特殊能力保持者のこと? 発見時には全ての臓器が摘出されていた、とは穏やかではありませんね。
「本当にあの女がやったのかな?」とカナン。その「あの女」とはアルファルドのことでしょうか? 次のシーンで見せるどこぞの研究施設に立つアルファルド、避難用シェルタールームの様子を確認しているのは…また細菌テロをやらかすつもりなのでしょうか。おそろしい。そういやこちらでは前回の爺ちゃんを「モンスター」と呼んでいました。こりゃ用語集が無いと会話がわかりにくいですね。
「乳の無い女なんて興味無…」
みのさん直球すぎ(笑。いやマリアの魅力は胸ではなく二の腕のラインなのですよ。このシーンではタンクトップですが、通常シーンのショートスリーブから覗く二の腕は絶品。みのさんってばわかってないなあ。
ホテルを変えたことでカナンとの約束を果たせない…と落ち込むマリア。しかしカナンは事も無げにマリアを見つけ出して5階の窓外からコンニチワ。みのさん的に時の人たるカナンの出現にさっそく取材を申し込むも…静かな迫力に満ちた「遊びに、行きたい」には黙って引き下がるしか。

カナンとのデートに全力ではしゃぐマリア、追うカナン、そして二人を見つめるのは前回刺客の生き残りである弟くん。相方のハイテンション爺ちゃんを失った今、単独であのカナンに敵うとは思えませんが…てなわけで同行しているマリアにピンチの予感。
デート中の会話にてカナンとマリアの出会いを回想。「こっちの遊びも教えて」とマリアが言っており、今までの経緯から推察するとこれはカナンの国、UAウイルスの生体実験を行った村でしょうか。その実験の関係者としてマリアは父と共にこの国へ訪れ、その時カナンと知り合った? 腕に掘られた蛇の入れ墨は「好きな人」とお揃い、つまりこの時点ではアルファルドと同志だった?
「すごい、すごい、すごーい!」
確かに今回のデートでマリアは「すごーい!」を連発していましたね。わざとらしく聞こえるほど連呼していた「すごーい」は己の無力さの裏返し、しかしカナンはそんなマリアを「凄い」と言う。ほんと心の底からマリアが好きなのだなあ。カナンにとっておそらく世界で唯一人の「友達」と呼べる存在、マリアのことを全肯定する言葉を次々と発し…とはいえ「すごい触角だ」は無いだろー(笑
今回のユンユンはここの店員。ストーリーの要所要所でアルバイト姿を披露する息抜きお遊びキャラかと思いきや…箱に納まる刺客弟と通じている様子からするとそんな甘いキャラでは無さげです。

クソ暑い公園にて溶けそうなみのさん。そんな所へ現れたハッコーは相変わらず何もしゃべりません。もらったあんパンをたいらげた後に指を舐める仕草は限りなくエロく、それを見たみのさんは…立ち上る噴水がみのさんの男のエナジーを表している?(笑
そして予想どおりマリアにピンチが到来。突然停止したアトラクションに違和感を感じたカナンは照明の消えたトンネル内に走り…残されたマリアの手を引くのはもちろん刺客弟です。風船人形を発見したカナンはナイフで一閃、すると中から出てきたのは箱入りの心臓でした。その意味を一瞬で察したのは前回爺ちゃんと対峙した際に共感覚にて「心臓が2つある」ことに気付いていたから?

マリアの胸を触ったことで隠れ場所が割れてしまう流れは面白い。なるほどカナンの共感覚とはそれほど敏感なものなのか。狭い隙間に軟体動物のように潜んでいた刺客弟、これはUAウイルスによる細胞変質によって得た特殊能力らしい。前回の爺ちゃんは心臓が二つあったとか、その結果爆発的なパワーを得たけれども老化が進みあの風体になったとか。死体に向かって「お兄ちゃん」と呼んだのは何と本当の兄弟だったというオチ。
「僕たちはUAウイルスが作り上げたクリーチャー。君と同じだ」
カナンの特殊能力もUAウイルスによるものでした。すると疑問なのは蛇のウイルス実験によって得た共感覚を蛇退治に使うカナンの行動原理です。入れ墨の一件からカナンが蛇の構成員、しかも頭領のアルファルドと相当深い仲だったことは明白であり、そんなカナンが反旗を翻したきっかけ、戦う理由とは何なのか。
信じていたカナンは刺客弟をあっさり撃ち殺してしまった。カナンには全く悪意がなく、純粋に「マリアを助けるため」に躊躇なく引き金を絞ったのですが…眉一つ動かさず人を殺すカナンを見たマリアは震えが止まらず、拘束を解かれても怯えた表情を返すのみ。その様子から「拒絶の色」を見たカナンは無言のまま立ち去る。
刺客弟が命を賭けてまで行った作戦の目的はカナンを孤独の淵へ追いやることだった? カナンの友達を奪うなら殺してしまうのも手段ですが、それだとマリアはカナンの友達のまま死んでいく、つまり永遠に友達のままなのですね。しかし生きたまま「拒絶」させれば友達の糸は切れ、カナンを孤独へ追い込むことができる。とはいえその作戦にどれほどの意味があるのかはわかりません。揃いの入れ墨まで彫ったアルファルドと平気で殺し合っている状態なのですから。
3話かけてネタを散らし下ごしらえは整った感じ。キャラの個性もますます立って面白くなってきましたが…そろそろ本筋の展開を見せていただきたいところ。キャラ作画もアクション描写も素晴らしいけれど、カナンが何と戦っているのかはっきりさせないと絵だけアニメになってしまいます。
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彼女もまたウイルス感染者?

前回引きにて突然姿を見せたネコミミコスの美女。何か目的があってみのさんズの前に現れたのかと思いきや…耳をピョコピョコ、シッポふりふりのハッコーを尾行するみのさんズ、つまり意味ありげだった前回の引きは単に出勤前の一息シーンに偶然遭遇しただけだったようです。というか…アップで見るとはいてないみたい(笑。こんなスタイルで繁華街を闊歩してしまうとは上海とはどこまでもフリーダムな街ですね。
スケベ心全開でハッコーの尻を追うみのさんに対し冷たい視線を投げつけるマリアの表情が良し。天真爛漫なれどそれなりに酸いも甘いも経験しているのか「目的は…究極合体ですか?」と下ネタも遠慮無いマリアってば素敵だなあ。
日式の夜遊び店へ強制潜入(?)したみのさんズ。葬儀提灯やら天狗の面やらその他怪しい日本グッズ、富士山の絵が描かれた壁にはペナントが貼られている胡散臭さ全開の店内にてハッコーとご対面。って、いたんですか!? ええずっと。

黒いボンデージ衣装のネコミミ美女は物言わず微笑み…次の瞬間マリアの胸と見比べるみのさんのカットが生々しすぎ(笑。そんなおっぱい星人のみのさんはハッコーに取材を申し込むも言葉が通じない? このシーンに限らずハッコーが全然口を利かないのは単に言語の問題ではないような気がします。
ともあれ言葉が通じないなりにボディランゲージで意志を伝えるみのさん、しかしハッコーは手を合わせるアクションを勘違いしたのか衣装をめくっておっぱいぽろりん→鼻血ブー! 躊躇なく胸を露わにし、その後も隠す様子がないのは恒常的にそういうサービスを行う店なのでしょう。儚げな美女キャライメージとのギャップがこれまたそそります。
ハッコーの胸脇に例の痣(?)を発見。全力充血で死んだ着ぐるみ男や前回のハイテンション爺ちゃんと同様、彼女もまたUAウイルス感染者なのでしょうか。

マリアとのあやとりを思い出して一人遊ぶカナン。えらい固そうな毛糸だなあと思って見てたら銅線でした。ここで夏目と短い会話。前回カナンが片付けた爺ちゃんは「ボナー」と呼ばれ…それはつまりUAウイルスによる特殊能力保持者のこと? 発見時には全ての臓器が摘出されていた、とは穏やかではありませんね。
「本当にあの女がやったのかな?」とカナン。その「あの女」とはアルファルドのことでしょうか? 次のシーンで見せるどこぞの研究施設に立つアルファルド、避難用シェルタールームの様子を確認しているのは…また細菌テロをやらかすつもりなのでしょうか。おそろしい。そういやこちらでは前回の爺ちゃんを「モンスター」と呼んでいました。こりゃ用語集が無いと会話がわかりにくいですね。
「乳の無い女なんて興味無…」
みのさん直球すぎ(笑。いやマリアの魅力は胸ではなく二の腕のラインなのですよ。このシーンではタンクトップですが、通常シーンのショートスリーブから覗く二の腕は絶品。みのさんってばわかってないなあ。
ホテルを変えたことでカナンとの約束を果たせない…と落ち込むマリア。しかしカナンは事も無げにマリアを見つけ出して5階の窓外からコンニチワ。みのさん的に時の人たるカナンの出現にさっそく取材を申し込むも…静かな迫力に満ちた「遊びに、行きたい」には黙って引き下がるしか。

カナンとのデートに全力ではしゃぐマリア、追うカナン、そして二人を見つめるのは前回刺客の生き残りである弟くん。相方のハイテンション爺ちゃんを失った今、単独であのカナンに敵うとは思えませんが…てなわけで同行しているマリアにピンチの予感。
デート中の会話にてカナンとマリアの出会いを回想。「こっちの遊びも教えて」とマリアが言っており、今までの経緯から推察するとこれはカナンの国、UAウイルスの生体実験を行った村でしょうか。その実験の関係者としてマリアは父と共にこの国へ訪れ、その時カナンと知り合った? 腕に掘られた蛇の入れ墨は「好きな人」とお揃い、つまりこの時点ではアルファルドと同志だった?
「すごい、すごい、すごーい!」
確かに今回のデートでマリアは「すごーい!」を連発していましたね。わざとらしく聞こえるほど連呼していた「すごーい」は己の無力さの裏返し、しかしカナンはそんなマリアを「凄い」と言う。ほんと心の底からマリアが好きなのだなあ。カナンにとっておそらく世界で唯一人の「友達」と呼べる存在、マリアのことを全肯定する言葉を次々と発し…とはいえ「すごい触角だ」は無いだろー(笑
今回のユンユンはここの店員。ストーリーの要所要所でアルバイト姿を披露する息抜きお遊びキャラかと思いきや…箱に納まる刺客弟と通じている様子からするとそんな甘いキャラでは無さげです。

クソ暑い公園にて溶けそうなみのさん。そんな所へ現れたハッコーは相変わらず何もしゃべりません。もらったあんパンをたいらげた後に指を舐める仕草は限りなくエロく、それを見たみのさんは…立ち上る噴水がみのさんの男のエナジーを表している?(笑
そして予想どおりマリアにピンチが到来。突然停止したアトラクションに違和感を感じたカナンは照明の消えたトンネル内に走り…残されたマリアの手を引くのはもちろん刺客弟です。風船人形を発見したカナンはナイフで一閃、すると中から出てきたのは箱入りの心臓でした。その意味を一瞬で察したのは前回爺ちゃんと対峙した際に共感覚にて「心臓が2つある」ことに気付いていたから?

マリアの胸を触ったことで隠れ場所が割れてしまう流れは面白い。なるほどカナンの共感覚とはそれほど敏感なものなのか。狭い隙間に軟体動物のように潜んでいた刺客弟、これはUAウイルスによる細胞変質によって得た特殊能力らしい。前回の爺ちゃんは心臓が二つあったとか、その結果爆発的なパワーを得たけれども老化が進みあの風体になったとか。死体に向かって「お兄ちゃん」と呼んだのは何と本当の兄弟だったというオチ。
「僕たちはUAウイルスが作り上げたクリーチャー。君と同じだ」
カナンの特殊能力もUAウイルスによるものでした。すると疑問なのは蛇のウイルス実験によって得た共感覚を蛇退治に使うカナンの行動原理です。入れ墨の一件からカナンが蛇の構成員、しかも頭領のアルファルドと相当深い仲だったことは明白であり、そんなカナンが反旗を翻したきっかけ、戦う理由とは何なのか。
信じていたカナンは刺客弟をあっさり撃ち殺してしまった。カナンには全く悪意がなく、純粋に「マリアを助けるため」に躊躇なく引き金を絞ったのですが…眉一つ動かさず人を殺すカナンを見たマリアは震えが止まらず、拘束を解かれても怯えた表情を返すのみ。その様子から「拒絶の色」を見たカナンは無言のまま立ち去る。
刺客弟が命を賭けてまで行った作戦の目的はカナンを孤独の淵へ追いやることだった? カナンの友達を奪うなら殺してしまうのも手段ですが、それだとマリアはカナンの友達のまま死んでいく、つまり永遠に友達のままなのですね。しかし生きたまま「拒絶」させれば友達の糸は切れ、カナンを孤独へ追い込むことができる。とはいえその作戦にどれほどの意味があるのかはわかりません。揃いの入れ墨まで彫ったアルファルドと平気で殺し合っている状態なのですから。
3話かけてネタを散らし下ごしらえは整った感じ。キャラの個性もますます立って面白くなってきましたが…そろそろ本筋の展開を見せていただきたいところ。キャラ作画もアクション描写も素晴らしいけれど、カナンが何と戦っているのかはっきりさせないと絵だけアニメになってしまいます。
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