2009-09-06(Sun)
CANAAN #10 想執
リャン・チー絶好調!

そしてサンタナ&ハッコーの悲劇。

ファクトリーへ向かうご一行。前回倒れたカナンも車内にて意識が戻り、するとサンタナはアルファルドからの「伝言」を告げる。カナンの本名が「絶望」というのはアルファルドによる洒落のような気がしますが…そんな言葉を聞いてもカナンは特に動じず、車内の娘たちもケタケタ笑い飛ばすのみ。おかげで車内の雰囲気はどよんどへ向かうこともなく、これが空気を読んでの笑い飛ばしなのかはたまた天然なのか。
ほどなく現場へ到着。遺跡をくり抜いて作られたという「ファクトリー」は巧みに偽装されているようで近くで見れば丸わかりの施設です(笑。拳銃を手に乗り込む準備、サンタナから差し出された銃を受け取らずカメラを向けるみのさんの返答はお約束ながら格好よろしい。
体力的には普通の女性であるハッコーをこの修羅場に連れて行くのはちょっとわからない。現にマリア&ユンユンは連れて行かないわけで、リャンチーの待ち構えるファクトリーの中は火を見るより明らかに危険が危ない(重複)状態でしょう。まあここでハッコーが参加しないと話が進まないのでこんなんツッコんでも仕方ないか。手渡された護身用の銃、ハッコーはいざとなりゃ一声叫べば敵はイチコロですが仲間も即死なので諸刃の剣ですね。ていうか耳栓(略
準備が整ってファクトリーへいざ侵入。サンタナが経路云々の話をしていましたけど侵入者対策のことは念頭に無いのだろうか?

案の定バスタイムのリャンチーに全て見られているご一行様。そりゃこれだけの施設なら監視カメラが随所に設置されてますよねえ。もちろんサンタナは「見られている」ことがわかっているようで…施設に精通しているのならカメラの死角を選ぶのが普通でしょうに何故堂々と? あまり野暮なツッコミはしたくないのですが映像の出来がいいだけにどうも気になってしまいます。
前回のアルファルドとの一件にて兆しが見えたカナンの共感覚復活は当然のように今回全快してました。こんなあっさり戻るのなら能力消失の描写は何だったんだ?と思わなくもありませんが演出演出。その復活共感覚にて察知した「殺意」の色、照明が点くとガラスに隔てられた向こうに無数のアンブルームたちが蠢いていました。その光景を見て絶句するみなさん、同郷の仲間の悲惨な姿を見たハッコーは取り乱し…さすがにこれはキッツイでしょう。とはいえ何が仕掛けられているかわからず、どこに敵方が潜んでいるかわからないファクトリーを仲間から離脱して単独行動はマズいような。アンブルーム部屋から逃げ出す際に護身用の銃を落としてしまうカットは後の伏線?
居残り組の2人。あやとりの橋を「怪獣の永久歯」と表現するユンユンは芸術家の素質があると思う。ともかくここでマリアは無謀にもファクトリー潜入を提案するも、怖いものが怖いユンユンはその提案に乗り気を見せず。立ち上がったマリアは無駄にかわいい動きで振り返り、さらに言葉を続ける。
「カナンを見てるとねえ、勇気出るから!」
ここでシーンは一転して地下道を歩くアルファルドへ。
「あいつを見ているとヘドが出そうになる。ある男を見ていても同じ気分だ」
カットの流れを考えると「あいつ」とはカナンのことっぽいですが…言葉に対する変態さんの反応からして「あいつ」とはリャンチーのこと? アルファルドは当初からリャンチーは眼中に無い感じでしたがそこまで嫌っていたとは。「時というものがある」とはすなわち「まだ利用できる」「それが過ぎれば始末」ってことでしょう。この後リャンチーはハッコーに対し「ボナーは道具」と揶揄…皮肉なことにそのセリフは自らの立場をも指していたのでありました。

ハッコーが逃げ込んだ部屋に置かれたモニタに映るリャンチー。涙を流しながらいつになく同情的な態度で「カナン抹殺」をハッコーへ訴え、しかしこれはハッコーを利用したいだけの三文芝居でした。激昂したハッコーがモニタへ向かって声を発すると苦悶するリャンチーの映像が…もちろんハッコーの反抗など想定済みできっちり対策が取られており、「おばかさぁん」のセリフでハッコーの神経を逆なでしまくりです。さらにファクトリー内を一人進むサンタナのモニタ映像を見せ、サンタナの危機を煽る性格の悪さ。
途中でサンタナがハッコーを引き取った時の回想がありました。冒頭で見せたファクトリーから脱走するハッコーをサンタナが保護するシーン、ここからどういう経緯でアルファルドへ引き取りを申し出に行ったのかわからないためいまいち深みが無いような。おそらく「薬が無いと死んでしまう」ことを知っての行動とは思いますが、手を組んだCIAから抜け、蛇に敵対している人間に資産であるボナーを託す意味もよくわかりません。
モニタの背景に見覚えがあったハッコーは急いでその場所(礼拝堂)へ向かい、後向きの椅子に対し「声」を発しながら近寄っていきます。もちろんこれは椅子に座っているであろうリャンチーを殺すつもりの行動。この時ハッコーが銃を持っていたなら「確実に当てられる距離」すなわち「標的が確認できる所」まで近付いてから撃ったでしょう。ところが銃を持っていないハッコーは「声」で殺すしかなく、相手の姿が見えない遠距離から「声」を使った根拠になっているような。まあ状況的にどっちにしろ「声」を使ったとは思いますが「殺す手段が声しか無い」状況をあえて作ったのは意味があるかと。

「私はあなたをかわいそうな人だと思っているわ。大切な人を持たずに死んで行くあなたを」
椅子に座ってその言葉を聞いていたのは拘束されたサンタナでした。ハッコーが部屋を移動するだけの僅かな時間に、いつの間に拘束されていたんだサンタナ!? と一瞬思いましたが、おそらく先程の部屋で見せたサンタナの監視カメラ映像は録画されたものだったのでしょうね。マリア父の爆殺テロ偽装でも同様の方法を使っていましたし。礼拝堂までどのくらいの距離があるのか不明ですけどそうでも考えないとこの展開は無理無理。ともかくハッコーの本心を勘違いしたままのサンタナにとってこのセリフは超音波以上に効いたかもしれません。
苦悶するサンタナに気付いたハッコーは言葉どおり絶句です。愛する者が目の前で死にかけているにも関わらず声すらかけられない悲劇、ハメられたとは言え特殊能力で致命傷を与えてしまったことにどれほど自分を呪ったか。さらに追い打ちをかけるモニタのリャンチー、理恵さんスゲーよホント(笑。サンタナ&ハッコーの悲劇がメインディッシュのはずですが今回は理恵さんの怪演が全部持って行っちゃったような気がします。
息も絶え絶えの中で発せられるサンタナの問いに言葉を返せないハッコーは必死に首を振り、必死に頷き、頷きと共にこぼれ落ちる涙がなんと悲劇的か。いまわの際についぞハッコーの本心を聞けたサンタナは苦悶の中にもどこか幸せそうな表情でした。そして死を意味する暗転の後、ハッコーは特大の悲鳴を上げ…ここまで見越しての作戦とはリャンチーてばどこまで鬼畜なのか。まったくヘドが出るほど素敵なヒールだぜ!
勝手に潜入したマリア&ユンユンは紫外線100%カットのヘルメット(?)を装着して行動開始です。やはりあの着ぐるみは紫外線を遮断するためのもの、夏目突入のカットでもわかりましたがつまりアンブルームは紫外線を浴びると死んでしまうようです。とはいえ1話でアンブルームが血を噴いて死んだのは夜でしたよねえ? 夜間の紫外線でも即死するほど敏感なのだろうか。ノイズキャンセル機能もあるらしいけれども…前回襲ってきたアンブルームはハッコーの声にやられていたはず。なんかよくわからん設定というかご都合(略
サンタナの偽装のためチャイナ服を脱いだリャンチーは下着姿で「1万年と(略」やら「世界の中心で(略」やら小ネタを挟んだセリフ。いやいやそういう遊びはいいからもっと筋の通った脚本を頼みますよ…。ついでに言うと下着姿のサービスカットよりも青竜刀を振り回すアクションシーンを見せてほしい。このままじゃOP詐欺ですよ。

サンタナを殺してしまったハッコーはすっかり壊れてしまったようです。虚ろな目で死体を引きずり歩く姿はあまりに悲しい。一方のカナンは無音空間にも関わらずハッコー声のダメージを受けているようです。聞こえないはずの声が共感覚を通じてカナンを攻める…とはいえハッコーの声(音波)はノイズキャンセラ-によって打ち消されているはずなのに何故? ハッコーの特殊能力は物理的な「音波」が脳髄を直撃しての破壊ではないの? 声の「質」そのものが破壊力なのでその伝達経路に関わらず効果があるという解釈なのだろうか?
壊れたハッコーは動く者全て敵と認識している? サンタナとの約束を果たすべくハッコーへ歩み寄るみのさん、相変わらず苦悶するカナンの共感覚を通して見るハッコーは「恐怖」の色である緑色をしており、撃たれてもめげずに近付く赤いみのさんによって抱きしめられると共に黄色からオレンジ色へ変化しました。あれ、マリアの色って何色でしたっけ?
さてぽんこつペアの2名はアルファルドたちが通った地下通路と同じ所を歩き、足を滑らせると謎のフラワーガーデンへと到着。そこで見たものは氷付けになった赤い瞳の人でした。共感覚の持ち主であろう赤い瞳、カナンにそっくりですが本人はハッコーの声に悶絶中のはずなのでこっちは別人でしょう。カナンの母親か、クローン元か、それともカナン化の成功例の保存場所ですかね?
てな所へ夏目が現れ銃を構えて引き。その視線の先には誰がいるのか? 流れ的におそらくアルファルドのような気がしますが…このままだとリャンチーに全部持って行かれて最終回なのでアルファルドにはぜひがんばっていただきたい。というかあなたの行動原理をそろそろ教えてください。
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そしてサンタナ&ハッコーの悲劇。

ファクトリーへ向かうご一行。前回倒れたカナンも車内にて意識が戻り、するとサンタナはアルファルドからの「伝言」を告げる。カナンの本名が「絶望」というのはアルファルドによる洒落のような気がしますが…そんな言葉を聞いてもカナンは特に動じず、車内の娘たちもケタケタ笑い飛ばすのみ。おかげで車内の雰囲気はどよんどへ向かうこともなく、これが空気を読んでの笑い飛ばしなのかはたまた天然なのか。
ほどなく現場へ到着。遺跡をくり抜いて作られたという「ファクトリー」は巧みに偽装されているようで近くで見れば丸わかりの施設です(笑。拳銃を手に乗り込む準備、サンタナから差し出された銃を受け取らずカメラを向けるみのさんの返答はお約束ながら格好よろしい。
体力的には普通の女性であるハッコーをこの修羅場に連れて行くのはちょっとわからない。現にマリア&ユンユンは連れて行かないわけで、リャンチーの待ち構えるファクトリーの中は火を見るより明らかに危険が危ない(重複)状態でしょう。まあここでハッコーが参加しないと話が進まないのでこんなんツッコんでも仕方ないか。手渡された護身用の銃、ハッコーはいざとなりゃ一声叫べば敵はイチコロですが仲間も即死なので諸刃の剣ですね。ていうか耳栓(略
準備が整ってファクトリーへいざ侵入。サンタナが経路云々の話をしていましたけど侵入者対策のことは念頭に無いのだろうか?

案の定バスタイムのリャンチーに全て見られているご一行様。そりゃこれだけの施設なら監視カメラが随所に設置されてますよねえ。もちろんサンタナは「見られている」ことがわかっているようで…施設に精通しているのならカメラの死角を選ぶのが普通でしょうに何故堂々と? あまり野暮なツッコミはしたくないのですが映像の出来がいいだけにどうも気になってしまいます。
前回のアルファルドとの一件にて兆しが見えたカナンの共感覚復活は当然のように今回全快してました。こんなあっさり戻るのなら能力消失の描写は何だったんだ?と思わなくもありませんが演出演出。その復活共感覚にて察知した「殺意」の色、照明が点くとガラスに隔てられた向こうに無数のアンブルームたちが蠢いていました。その光景を見て絶句するみなさん、同郷の仲間の悲惨な姿を見たハッコーは取り乱し…さすがにこれはキッツイでしょう。とはいえ何が仕掛けられているかわからず、どこに敵方が潜んでいるかわからないファクトリーを仲間から離脱して単独行動はマズいような。アンブルーム部屋から逃げ出す際に護身用の銃を落としてしまうカットは後の伏線?
居残り組の2人。あやとりの橋を「怪獣の永久歯」と表現するユンユンは芸術家の素質があると思う。ともかくここでマリアは無謀にもファクトリー潜入を提案するも、怖いものが怖いユンユンはその提案に乗り気を見せず。立ち上がったマリアは無駄にかわいい動きで振り返り、さらに言葉を続ける。
「カナンを見てるとねえ、勇気出るから!」
ここでシーンは一転して地下道を歩くアルファルドへ。
「あいつを見ているとヘドが出そうになる。ある男を見ていても同じ気分だ」
カットの流れを考えると「あいつ」とはカナンのことっぽいですが…言葉に対する変態さんの反応からして「あいつ」とはリャンチーのこと? アルファルドは当初からリャンチーは眼中に無い感じでしたがそこまで嫌っていたとは。「時というものがある」とはすなわち「まだ利用できる」「それが過ぎれば始末」ってことでしょう。この後リャンチーはハッコーに対し「ボナーは道具」と揶揄…皮肉なことにそのセリフは自らの立場をも指していたのでありました。

ハッコーが逃げ込んだ部屋に置かれたモニタに映るリャンチー。涙を流しながらいつになく同情的な態度で「カナン抹殺」をハッコーへ訴え、しかしこれはハッコーを利用したいだけの三文芝居でした。激昂したハッコーがモニタへ向かって声を発すると苦悶するリャンチーの映像が…もちろんハッコーの反抗など想定済みできっちり対策が取られており、「おばかさぁん」のセリフでハッコーの神経を逆なでしまくりです。さらにファクトリー内を一人進むサンタナのモニタ映像を見せ、サンタナの危機を煽る性格の悪さ。
途中でサンタナがハッコーを引き取った時の回想がありました。冒頭で見せたファクトリーから脱走するハッコーをサンタナが保護するシーン、ここからどういう経緯でアルファルドへ引き取りを申し出に行ったのかわからないためいまいち深みが無いような。おそらく「薬が無いと死んでしまう」ことを知っての行動とは思いますが、手を組んだCIAから抜け、蛇に敵対している人間に資産であるボナーを託す意味もよくわかりません。
モニタの背景に見覚えがあったハッコーは急いでその場所(礼拝堂)へ向かい、後向きの椅子に対し「声」を発しながら近寄っていきます。もちろんこれは椅子に座っているであろうリャンチーを殺すつもりの行動。この時ハッコーが銃を持っていたなら「確実に当てられる距離」すなわち「標的が確認できる所」まで近付いてから撃ったでしょう。ところが銃を持っていないハッコーは「声」で殺すしかなく、相手の姿が見えない遠距離から「声」を使った根拠になっているような。まあ状況的にどっちにしろ「声」を使ったとは思いますが「殺す手段が声しか無い」状況をあえて作ったのは意味があるかと。

「私はあなたをかわいそうな人だと思っているわ。大切な人を持たずに死んで行くあなたを」
椅子に座ってその言葉を聞いていたのは拘束されたサンタナでした。ハッコーが部屋を移動するだけの僅かな時間に、いつの間に拘束されていたんだサンタナ!? と一瞬思いましたが、おそらく先程の部屋で見せたサンタナの監視カメラ映像は録画されたものだったのでしょうね。マリア父の爆殺テロ偽装でも同様の方法を使っていましたし。礼拝堂までどのくらいの距離があるのか不明ですけどそうでも考えないとこの展開は無理無理。ともかくハッコーの本心を勘違いしたままのサンタナにとってこのセリフは超音波以上に効いたかもしれません。
苦悶するサンタナに気付いたハッコーは言葉どおり絶句です。愛する者が目の前で死にかけているにも関わらず声すらかけられない悲劇、ハメられたとは言え特殊能力で致命傷を与えてしまったことにどれほど自分を呪ったか。さらに追い打ちをかけるモニタのリャンチー、理恵さんスゲーよホント(笑。サンタナ&ハッコーの悲劇がメインディッシュのはずですが今回は理恵さんの怪演が全部持って行っちゃったような気がします。
息も絶え絶えの中で発せられるサンタナの問いに言葉を返せないハッコーは必死に首を振り、必死に頷き、頷きと共にこぼれ落ちる涙がなんと悲劇的か。いまわの際についぞハッコーの本心を聞けたサンタナは苦悶の中にもどこか幸せそうな表情でした。そして死を意味する暗転の後、ハッコーは特大の悲鳴を上げ…ここまで見越しての作戦とはリャンチーてばどこまで鬼畜なのか。まったくヘドが出るほど素敵なヒールだぜ!
勝手に潜入したマリア&ユンユンは紫外線100%カットのヘルメット(?)を装着して行動開始です。やはりあの着ぐるみは紫外線を遮断するためのもの、夏目突入のカットでもわかりましたがつまりアンブルームは紫外線を浴びると死んでしまうようです。とはいえ1話でアンブルームが血を噴いて死んだのは夜でしたよねえ? 夜間の紫外線でも即死するほど敏感なのだろうか。ノイズキャンセル機能もあるらしいけれども…前回襲ってきたアンブルームはハッコーの声にやられていたはず。なんかよくわからん設定というかご都合(略
サンタナの偽装のためチャイナ服を脱いだリャンチーは下着姿で「1万年と(略」やら「世界の中心で(略」やら小ネタを挟んだセリフ。いやいやそういう遊びはいいからもっと筋の通った脚本を頼みますよ…。ついでに言うと下着姿のサービスカットよりも青竜刀を振り回すアクションシーンを見せてほしい。このままじゃOP詐欺ですよ。

サンタナを殺してしまったハッコーはすっかり壊れてしまったようです。虚ろな目で死体を引きずり歩く姿はあまりに悲しい。一方のカナンは無音空間にも関わらずハッコー声のダメージを受けているようです。聞こえないはずの声が共感覚を通じてカナンを攻める…とはいえハッコーの声(音波)はノイズキャンセラ-によって打ち消されているはずなのに何故? ハッコーの特殊能力は物理的な「音波」が脳髄を直撃しての破壊ではないの? 声の「質」そのものが破壊力なのでその伝達経路に関わらず効果があるという解釈なのだろうか?
壊れたハッコーは動く者全て敵と認識している? サンタナとの約束を果たすべくハッコーへ歩み寄るみのさん、相変わらず苦悶するカナンの共感覚を通して見るハッコーは「恐怖」の色である緑色をしており、撃たれてもめげずに近付く赤いみのさんによって抱きしめられると共に黄色からオレンジ色へ変化しました。あれ、マリアの色って何色でしたっけ?
さてぽんこつペアの2名はアルファルドたちが通った地下通路と同じ所を歩き、足を滑らせると謎のフラワーガーデンへと到着。そこで見たものは氷付けになった赤い瞳の人でした。共感覚の持ち主であろう赤い瞳、カナンにそっくりですが本人はハッコーの声に悶絶中のはずなのでこっちは別人でしょう。カナンの母親か、クローン元か、それともカナン化の成功例の保存場所ですかね?
てな所へ夏目が現れ銃を構えて引き。その視線の先には誰がいるのか? 流れ的におそらくアルファルドのような気がしますが…このままだとリャンチーに全部持って行かれて最終回なのでアルファルドにはぜひがんばっていただきたい。というかあなたの行動原理をそろそろ教えてください。
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