2009-10-15(Thu)
ささめきこと #02 かわいいひとたち
かわいい女の子が大好きな汐。

今度のターゲットは読者モデルの美少女?

アバンは雑誌のグラビア撮影風景。控え室にて出番を待つ美少女がチラリと映ると何かを決意したような表情でスタジオへ。美少女大好きな汐はお買い物のコンビニにて件の少女が表紙のファッション誌を見つけてズッキューン! というわけで今回のターゲットはこの謎の美少女であります。次から次へとお盛んなことで…乾く暇もありませんね(笑
スポーツに学業に秀でて文武両道隙も無し、外見は身長175cmの長身、しかも実家は空手道場ってことで腕っ節もかなりのものでいわゆる「守ってあげたくなる美少女」と対極の存在である純夏。男子生徒が良からぬ噂をしている所を聞きつけて食ってかかる勢いをおっとり汐がなだめてみたり…汐が「好きになる」条件に純夏がかなりかけ離れている様子を次々と描写していました。

汐とブティックへ行きふりふりのかわいい洋服を見てもいまいちピンと来ない純夏…汐が手にした洋服は純夏のために選んだものでした。「うん、いい感じ!」とニッコリ微笑む汐を見て赤面する純夏は言葉を遮って必死にお断り。女の子を主張する服が似合わないことは自分自身が一番わかっている、そのせいか純夏は洋服に興味も無く、持っている服は彩度の低い品揃えです。スカートも無くパンツばかりが並ぶくすんだ色彩の在庫衣類は女子高生の持ち物とは思えません。
これは全く本人の責任ではないけれども…身長175cmの女の子にふりふりのかわいい服は残念ながら確かに似合わないでしょう。どうしても「格好いい」方向になっちゃいますよね。意中の汐は「かわいい子」が好きなわけで…そんなこともあって純夏は年齢相応のおしゃれに対して興味を失ってしまったのかも。
「小さくて、柔らかそうで、ふわふわした服が似合って、何だか見てるだけで楽しくなってこない?」
夕暮れの帰り道にて楽しそうに話す汐の「かわいい」の定義、その条件に1つも当てはまらない純夏は黙って俯くしかありません。ここは俯く純夏に夜空をフェードさせてシーンチェンジ&気分の沈みを同時に見せていました。

持っている服のラインナップを見た純夏は一念発起で書店へゴー。件のファッション誌を手に取って眺めるも想像しただけで似合わないことに本を放り投げ…すると近くにいた小さい美少女を突き飛ばしてしまいました。ハテどこかで見た子だなあと思いつつ、その少女は素早い逃げ足で立ち去ってしまってそれっきり。
クラス委員会議の待ち時間にファッション誌を眺める純夏。汐お気に入りの美少女のページを眺めると「昨日の子じゃん」と気付いた様子です。モデルならかわいいわけだ、と溜息、遅れてきた正樹はそのページを一瞥すると隣に座り「僕は…村雨さんがかわいいと思うよ」と。あまりに突然の言葉に表情が固まりメガネがズレる純夏の反応が面白い。今まで言われたことがないことをこんなシチュエーションでいきなり言われたらそりゃ驚くだろう(笑
一瞬の絶叫の後すっくと仁王立ちから正樹の襟首を掴んで会議室を飛び出し、消火栓の隣に押し付けて尋問の様子は純夏の動揺を存分に表していました…って足浮いてるよ足!(笑
何度も「かわいい」「村雨さんはかわいいよ」と言われてポーっと頬を染める純夏、たったこれだけのことで意識改革してしまう純夏はよほどこの言葉に飢えていたのか。それにしたって少々短絡的というか、正樹の一言ですぐさまその気になってしまうのはいろいろと描写不足な気がします。それほどまで正樹の言葉って重いの?
全然関係ないけれど純夏の学校の女子体育は今どき珍しくブルマ着用なのですね。スタイルの良い純夏が見せるブルマ+ニーソの組み合わせはかーなーり絶景、一方の汐は体操服を突き上げるバストの大きさが際立ってます。こんなに胸大きかったっけか。純夏と汐の肌色の違いも2人のキャラクター性を主張していますね。肌の白い汐は確かに美少女っぽい。

スイッチが入った純夏は汐に勧められた洋服を着て花束を携え家庭訪問…ドアピンポンを押す勇気が出ない様子はまるで恋する女子高生みたいです。恋する女子高生だったか(笑。ピンポンを押すタイミングでドアが開いてゴッツンコはお約束、そのまま連れ立って夜のコンビニツアーへ出掛けました。何も言えぬままコンビニに到着してしまい、時間稼ぎに他の店を勧める純夏がいじらしい。しかしその道中にて今回も決定的な言葉を受けてしまいます。「純ちゃん、顔立ちは整ってるし背も高いし、女子校だったら絶対人気出るよね。お姉さまなんて呼ばれて…」
「私のタイプとは違うけど」
前回に引き続いて何と残酷なお言葉。完膚無きまで脈無しを突き付けられてメガネ白目の純夏は汐を置いてそのままUターン、汐も悪気は無いのだろうけれどあえなく玉砕でした。
その結果は前回言われた「ずっと友達でいてね」でわかっているでしょうに…何故同じことを繰り返すのか。汐が選んだ服を着た純夏を見て「かわいい」と言うけれど、その「かわいい」は汐が好きな「かわいい」と違うことくらいわかりそうなもの。さらに言えばここへ至るまでの心理描写も雑に感じます。決して口には出さないけれどココロの中で燃えさかる汐への思い、みたいな感情が全然見えないのよね。その結果が得体の知れない男子生徒に「かわいい」と言われただけで舞い上がって特攻玉砕とは。またいくら振られたからと言って怖がる汐を1人置いてさっさと帰ろうとする態度もいただけない。本当に彼女が愛おしいならばそんなことはしないでしょう?
やはり男脳が考えた百合に繊細さを求めるのは贅沢というものか。普段全力で男前な純夏だからこそ内心の繊細さを描いてほしかった。あれでは男前マンマの男の思考でしょう。前回の第1話では純夏や汐の微妙な心理をいい塩梅に見せていたように感じたのだけれども…今回はどうしちゃったの?と思わざるを得ません。
さて、1人残された汐がコンビニですれ違った女の子はグラビアの美少女でした。声を掛けると逃げ出した彼女、追う汐はお約束どおりコケて、代わりに純夏が全力で後を追う。走りながら汐への思いを叫ぶ純夏に何故かカツラが飛んで来て…その美少女の正体は正樹でありました。なんだそりゃ(笑
純夏にヒトメボレした正樹は純夏に気に入られたくて女装を始め、面白がった妹が雑誌の読モに応募し現在に至る、ってな流れらしい。しかし女装しているところを妹に見られたらそれだけで即死のような気がしますがその辺はどうなのか。それはそうと純夏の思いは正樹にバレバレだったわけで…それでは表題どおりの「ささめきこと」にならないんじゃ?
次回以降も視聴は続けるだろうけれどもレビューを書く意味を感じなくなってきたのでおそらくこれにてレビュー打ち切り。水曜日はお休みにしようかな。
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今度のターゲットは読者モデルの美少女?

アバンは雑誌のグラビア撮影風景。控え室にて出番を待つ美少女がチラリと映ると何かを決意したような表情でスタジオへ。美少女大好きな汐はお買い物のコンビニにて件の少女が表紙のファッション誌を見つけてズッキューン! というわけで今回のターゲットはこの謎の美少女であります。次から次へとお盛んなことで…乾く暇もありませんね(笑
スポーツに学業に秀でて文武両道隙も無し、外見は身長175cmの長身、しかも実家は空手道場ってことで腕っ節もかなりのものでいわゆる「守ってあげたくなる美少女」と対極の存在である純夏。男子生徒が良からぬ噂をしている所を聞きつけて食ってかかる勢いをおっとり汐がなだめてみたり…汐が「好きになる」条件に純夏がかなりかけ離れている様子を次々と描写していました。

汐とブティックへ行きふりふりのかわいい洋服を見てもいまいちピンと来ない純夏…汐が手にした洋服は純夏のために選んだものでした。「うん、いい感じ!」とニッコリ微笑む汐を見て赤面する純夏は言葉を遮って必死にお断り。女の子を主張する服が似合わないことは自分自身が一番わかっている、そのせいか純夏は洋服に興味も無く、持っている服は彩度の低い品揃えです。スカートも無くパンツばかりが並ぶくすんだ色彩の在庫衣類は女子高生の持ち物とは思えません。
これは全く本人の責任ではないけれども…身長175cmの女の子にふりふりのかわいい服は残念ながら確かに似合わないでしょう。どうしても「格好いい」方向になっちゃいますよね。意中の汐は「かわいい子」が好きなわけで…そんなこともあって純夏は年齢相応のおしゃれに対して興味を失ってしまったのかも。
「小さくて、柔らかそうで、ふわふわした服が似合って、何だか見てるだけで楽しくなってこない?」
夕暮れの帰り道にて楽しそうに話す汐の「かわいい」の定義、その条件に1つも当てはまらない純夏は黙って俯くしかありません。ここは俯く純夏に夜空をフェードさせてシーンチェンジ&気分の沈みを同時に見せていました。

持っている服のラインナップを見た純夏は一念発起で書店へゴー。件のファッション誌を手に取って眺めるも想像しただけで似合わないことに本を放り投げ…すると近くにいた小さい美少女を突き飛ばしてしまいました。ハテどこかで見た子だなあと思いつつ、その少女は素早い逃げ足で立ち去ってしまってそれっきり。
クラス委員会議の待ち時間にファッション誌を眺める純夏。汐お気に入りの美少女のページを眺めると「昨日の子じゃん」と気付いた様子です。モデルならかわいいわけだ、と溜息、遅れてきた正樹はそのページを一瞥すると隣に座り「僕は…村雨さんがかわいいと思うよ」と。あまりに突然の言葉に表情が固まりメガネがズレる純夏の反応が面白い。今まで言われたことがないことをこんなシチュエーションでいきなり言われたらそりゃ驚くだろう(笑
一瞬の絶叫の後すっくと仁王立ちから正樹の襟首を掴んで会議室を飛び出し、消火栓の隣に押し付けて尋問の様子は純夏の動揺を存分に表していました…って足浮いてるよ足!(笑
何度も「かわいい」「村雨さんはかわいいよ」と言われてポーっと頬を染める純夏、たったこれだけのことで意識改革してしまう純夏はよほどこの言葉に飢えていたのか。それにしたって少々短絡的というか、正樹の一言ですぐさまその気になってしまうのはいろいろと描写不足な気がします。それほどまで正樹の言葉って重いの?
全然関係ないけれど純夏の学校の女子体育は今どき珍しくブルマ着用なのですね。スタイルの良い純夏が見せるブルマ+ニーソの組み合わせはかーなーり絶景、一方の汐は体操服を突き上げるバストの大きさが際立ってます。こんなに胸大きかったっけか。純夏と汐の肌色の違いも2人のキャラクター性を主張していますね。肌の白い汐は確かに美少女っぽい。

スイッチが入った純夏は汐に勧められた洋服を着て花束を携え家庭訪問…ドアピンポンを押す勇気が出ない様子はまるで恋する女子高生みたいです。恋する女子高生だったか(笑。ピンポンを押すタイミングでドアが開いてゴッツンコはお約束、そのまま連れ立って夜のコンビニツアーへ出掛けました。何も言えぬままコンビニに到着してしまい、時間稼ぎに他の店を勧める純夏がいじらしい。しかしその道中にて今回も決定的な言葉を受けてしまいます。「純ちゃん、顔立ちは整ってるし背も高いし、女子校だったら絶対人気出るよね。お姉さまなんて呼ばれて…」
「私のタイプとは違うけど」
前回に引き続いて何と残酷なお言葉。完膚無きまで脈無しを突き付けられてメガネ白目の純夏は汐を置いてそのままUターン、汐も悪気は無いのだろうけれどあえなく玉砕でした。
その結果は前回言われた「ずっと友達でいてね」でわかっているでしょうに…何故同じことを繰り返すのか。汐が選んだ服を着た純夏を見て「かわいい」と言うけれど、その「かわいい」は汐が好きな「かわいい」と違うことくらいわかりそうなもの。さらに言えばここへ至るまでの心理描写も雑に感じます。決して口には出さないけれどココロの中で燃えさかる汐への思い、みたいな感情が全然見えないのよね。その結果が得体の知れない男子生徒に「かわいい」と言われただけで舞い上がって特攻玉砕とは。またいくら振られたからと言って怖がる汐を1人置いてさっさと帰ろうとする態度もいただけない。本当に彼女が愛おしいならばそんなことはしないでしょう?
やはり男脳が考えた百合に繊細さを求めるのは贅沢というものか。普段全力で男前な純夏だからこそ内心の繊細さを描いてほしかった。あれでは男前マンマの男の思考でしょう。前回の第1話では純夏や汐の微妙な心理をいい塩梅に見せていたように感じたのだけれども…今回はどうしちゃったの?と思わざるを得ません。
さて、1人残された汐がコンビニですれ違った女の子はグラビアの美少女でした。声を掛けると逃げ出した彼女、追う汐はお約束どおりコケて、代わりに純夏が全力で後を追う。走りながら汐への思いを叫ぶ純夏に何故かカツラが飛んで来て…その美少女の正体は正樹でありました。なんだそりゃ(笑
純夏にヒトメボレした正樹は純夏に気に入られたくて女装を始め、面白がった妹が雑誌の読モに応募し現在に至る、ってな流れらしい。しかし女装しているところを妹に見られたらそれだけで即死のような気がしますがその辺はどうなのか。それはそうと純夏の思いは正樹にバレバレだったわけで…それでは表題どおりの「ささめきこと」にならないんじゃ?
次回以降も視聴は続けるだろうけれどもレビューを書く意味を感じなくなってきたのでおそらくこれにてレビュー打ち切り。水曜日はお休みにしようかな。
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