2009-11-01(Sun)

WHITE ALBUM #18 虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて

ついにこぼれた女神の涙。

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冬弥は今日も絶好調です。

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理奈の移籍話で引いた前回、ひょっとしてひょっとしたらドンデン返しがあるかも?と思いきや全くそんなことは無く、特に捻りも無く大方の予想どおりM3へ移籍となりました。凛とした表情で会見に臨む理奈、脇を固める2人の社長はゲーノー事務所のトップらしく腹に大狸を忍ばせた受け答えを見せます。移籍の理由について英二は「お互い飽きが来た」と表向きなのか本心なのか微妙なセリフ。さらに「いつもみなさんに感じているそのままの感情」なんて記者に対し皮肉を言い放つのは意地の悪い質問を浴びせられた理奈への最後の気遣いか? とはいえこのセリフは額面どおりの意味なのかもしれません。英二にとって理奈は目の前で雁首揃えた記者連中と同程度の価値しか無いと。

その会見をマナ宅のTVで見ていた冬弥は放心状態です。したり顔でアレコレ言うマナはさすが神崎社長の娘、冬弥が理奈を追ってM3へ来れば今以上に縁濃くなると踏んだか?(笑。そんなマナの言葉がシャレにならない冬弥はいきなり暗黒顔、空気を読んでギャグで誤魔化すマナがかわいいです。誰が女優やねん!

会見が終わってエレベータ待ちの社長2人。いまいち納得がいかない今回の「取引」ですが英二的には無問題のようでサバサバしたもの、対する神崎社長は詐欺まがいでいろいろ取り上げたにも関わらず全く悪びれもせず今後の活動計画を声高に話し…「妹をよろしくお願いします」とエレベータに向かって頭を下げるのは神崎社長への当てつけ?

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スタジオに詰める2人。ソファーでゴロ寝のめのうに対し調整卓の前でギターを抱える後輩ちゃん、これではどちらがミュージシャンなのかわかりませんね。めのうは正月合宿(笑)でアルバム用の曲を全て作曲したらしいですが、ひょっとしたらその曲は後輩ちゃんが作ったものも含まれているかも。旅立ち前に後輩ちゃんがめのうを訪ねた際に自作曲の譜面を持っていましたし。おにぎりとサンドイッチを両手に持って話しかけるめのうはいかにも腑抜けていますがこういう人が天才だったりするので立ち位置の判断に苦しみます。

病院にて冬弥を待ち伏せの由綺。そのまま冬弥と2人で屋上へ行き理奈の移籍話について心情吐露のシーンです。ここは各キャラのセリフや心理に応じたライティングが見ものでした。夕陽を背景に順光と逆光を巧みに切り替えたアングルで表情の陰影を表現、また理奈の陣中見舞いを断る際に目を逸らす冬弥の表情や当日の自分の仕事を思い出してハッとする由綺の仕草などなど神経が行き届いた描写が続きます。

会話の流れでついつい「ビーナス音楽祭」について口走ってしまった冬弥の「しまった」は笑った。その件を知った状況を考えるとじつに罪深い男でありますね。咄嗟の誤魔化しで難を逃れ、天然の由綺はその嘘に勘付いていないようでしたが…お天道様は見ているぞ。そのうち天罰が下るぞ。

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時間を見て由綺を迎えに向かう弥生さん、その姿を狙うストーカーのカメラに気付いているのかいないのか。というわけで屋上に天罰登場。病室へ向かう由綺に続く冬弥の腕を掴んでの強引なツーショット、いつもどおりの静かな口調で冬弥を追い込む弥生さんこえええ。「由綺の代わり」として肉欲に溺れていた冬弥はあくまで被害者面、しかしそんな言い訳は男女間で通用しませんよ。まあ有り余るエナジーを持て余していたところに「代わりに私を食べて」とお色気ムンムン(死語)の美人がウエルカムしてきたら渡りに船と乗っかってしまう気持ちはわからないでもありませんが…ちょっと調子に乗りすぎました。

あれこれ自分でカタを付けられないなら私の胸に埋もれて眠れ。そのまま為すがままに顔面ホールドされてキス。全く抵抗しない冬弥は懲りない人でありますね(笑。そんなシーンを件のカメラが連写、モータードライブの動作音がじつに時代しています。ともかくこの写真が今後どういう小道具として使われるのか気になるところ。

病室での父ちゃんは着実に弱っている感じ。訪ねてきた由綺をじっと見つめ、視線に気付いた由綺が頬を染めるカット等々の表情変化は動きも良く映像に引き込まれます。ここで交わした会話の内容がいまいち見えませんが…今までこれに関する伏線がありましたっけ? マンションが建つ前の森での出会い? 冬弥と由綺の関係に関する重要な出来事を冬弥が覚えているかいないのか運命の分かれ道、もし覚えていなかったら関係がリセットされてしまうほどのネタとはいったい?

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クリスマスライブ勝負で負けたとはいえそれなりに動員もあった桜団が解散とのこと。会見会場の記者席はまばら、いくら何でもこんな猛スピードで人気が落ちるとも思いにくいですが没落の演出ってことで。こんな空気の中で健気に最後の挨拶をするリーダーの子に対し拍手もフラッシュも少なく、冒頭で見せた理奈の会見と極端な対比を見せていました。これが明日をも知れぬゲーノー界の現実か! まあ素人を集めた企画アイドル集団の最後などたいていこんなものでしょう。そしてその中で見どころのある子だけ残してソロデビューさせるのも定番でありますね。

由綺を連れてマンションへ向かう車中の会話はじつに黒と白。果てしなく天然な由綺に対し弥生さんの受け答えは見ていてヒヤヒヤものでした。「手紙」の件は怪しむに十分な言い分でしたが…いつまでこの誤魔化しが通用するか綱渡りっぽい。この一件でどこかに綻びを見つけたら後は一気に破れそうな気がします。そして翌日のマンションにて理奈とすれ違いさまの短い会話。今までの経緯からして理奈は「2人」の仲を知っており…釘を刺された弥生さんはそれでも動じず深々と最後の挨拶。端から見ていると薄氷を踏むようなキワキワの対峙なのにそれを表層に出さない女の腹芸は怖い怖い。

苦し紛れの言い訳かと思ったら本当にバイトしていた冬弥くん。しかし理奈のことが気になって仕事に身が入りません。ボーっとしてカップを割るのはお約束として、サイフォンの空焚きは危ないぞ。そりゃマスターもおちおち引きこもってられません。てなわけでバイトは終了、その後病院にて父ちゃんが寝入るのを確認した冬弥は理奈のいるTV局へ。

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その頃由綺はビーナス関連のご挨拶だか接待だか、どこぞのレストランにて編成の偉い人たちとお食事です。しかし理奈のことが気になって仕方がない由綺は弥生さんに耳打ちして席を立ち…おそらく「お花を摘みに」とでも言ったのでしょう、食事の席から抜け出した由綺はそのままスッポかして理奈の所へ走ります。仕事よりも友達を優先する行動は美談ではありますが社会人としてこれを実行してしまうとかなりマズい事態に陥りそう。よい子はマネしちゃいけません。

さてまんまとTV局へ潜入した冬弥は理奈の楽屋へ直行。突然の訪問に邪険な態度の理奈でしたが…鏡に向かったままでの会話で見せる寂しそうな後ろ姿、直接表情を見せないまま続く会話の後に冬弥が背中から抱擁、ここでもまだ理奈の表情は見せません。必死に我慢してきた理奈の気持ちが急速に傾いていく過程、冬弥の抱擁を解くと理奈は振り返ってようやく顔を見せますが…無理してるのバレバレな表情です。

楽屋を出ようとする冬弥の天使と悪魔のせめぎ合い。「誰か止めてくれ」と願う冬弥を止める者などもちろん無く、ブレーキの壊れた冬弥が振り返ると…

「キスして」

と堰が切れたように涙を落とす理奈が立っていました。止まらない列車に乗ってしまった2人はそのまま貪るようにキスを続け、一方の由綺はTV局に到着し、じつにいいタイミングでエレベータに乗り遅れて階段ダッシュ、楽屋の階に到着すると事後の冬弥がエレベータに乗り込む瞬間でした。その姿を見てしまった由綺が「なぜここにいるの?」という所で引き。一瞬ズレたら現場で鉢合わせの修羅場を疑念渦巻く生殺し状態で引く見せ方はじつにストレス(褒め言葉

   

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WHITE ALBUM 18話 「虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて」

きつく結びすぎた結び目

WHITE ALBUM 第18頁 「虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもっているくせに。閉所恐怖症なんて」

緒方理奈の突然の移籍に動揺する冬弥。マナを置いて、家を出て行ってしまいました。冬弥は、森川由綺と理奈のことを話をするが篠塚弥生も居るのが微妙です。由綺と話しをしている冬弥を見てどう思っているのでしょう。

アニメ感想『WHITE ALBUM』編:第十八頁

アニメ感想『WHITE ALBUM』編  第十八頁:『虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて』 (感想・ネタバレあり)

[アニメ]WHITE ALBUM:第18話「虫が良すぎるんじゃない? 殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症だなんて」 」

理奈の揺れる気持ちとその弱さにつけこむ冬弥ズルさと軽率さ。

WHITE ALBUM第18話感想

#18「虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて」 冬

WHITE ALBUM 第十八頁『虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて』

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WHITEALBUMの第18話を見ました。夢幻/水樹奈々 赤い糸/Suara第十八頁 虫が良すぎるんじゃない?殻に閉じこもってるくせに、閉所恐怖症なんて家庭教師のバイトで、マナの家を訪れた冬弥は、テレビで生放送の緊急記者会見に答える、理奈と英二、神崎を目にし、驚愕する...

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レビューお疲れ様です
( つ´∀`)つ
にゃんこいの方にもお邪魔させていただくかもです



>>弥生さん
10回地獄に逝っても足らないは笑ってしまいましたw
冬弥の「あれはお前が…」には呆れるを通り越して殺意が沸きました
( ´_っ`)

本当に逝って来ーい
( つ´∀`)つ

>>緒方兄妹
エイジがきつ過ぎます…「理奈は負けました」
はかなりキツい…
何故実の妹にそんな台詞が言えるのか…。

理奈が可哀想過ぎます
神崎社長にも何かの足しにはなる程度に考えられていますし…

漸く年相応の「脆さ」が出てきました

でもソコがイイ(`∀´)
>>めのう
M3脱退→緒方プロかと思ってましたが…
確かに作詞作曲全部めのうがやってるのかは半信半疑に成ってきました

天才肌っぽいんだけどなぁ(´゜_っ゜)

>>ユキ
冬弥に疑いを持ち始めたでしょうね…

れすれす

>すきまさん
まあ弥生さんの言い分もわからんではありませんが、冬弥が10回地獄なら弥生さんも3回くらいは行かないと釣り合わないくらいのことはしてますよね(笑。とはいえあのシーンで「お前が!」と放ってしまうのがじつに冬弥らしい。現場写真を撮られてしまったのでもはや言い訳もできず、またラストで見せた理奈とのシーンもあって、着実に外堀が埋められている感じです。

めのうの立ち位置が理奈にどう影響するのか見どころ。神崎社長的にはめのうイチオシみたいですが…謎の後輩ちゃん絡みで一波乱ありそうな。
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