2009-11-11(Wed)
君に届け #06 友達
「知ってる? 友達って気付いたらもうなってんの!」

3回に渡った爽子の受難もようやく決着です。

A組女子たちに囲まれ、矢野ちん&ちづの悪い噂を吐き付けられた爽子は圧倒的不利な状況にも関わらず心を奮わせて対峙。その頃女子トイレの外では中の騒動に生徒たちが集まっていました。登校してきた風早くんはその騒動の主を聞いて驚き、しかしこの場は矢野ちん&ちづに任せるべきと男の決断です。なるほど風早くんが割って入って仲裁してしまえば騒ぎはサッサと収まるけれども、その解決法では必死にがんばっている爽子の気持ちが無駄になってしまう。彼としては自分の手で爽子を助けてあげたかっただろうに…その気持ちを殺しても爽子の思いを優先させる優しさ。決して外見の爽やかさだけではなく、他人の気持ちを察して思いやれる性格が風早くんの人望を形作っているのでしょうね。
引き続きトイレ内では火花散る対峙シーンが…しかし微妙に会話が噛み合っていません。A組女子的には要領を得ない爽子の様子にイライラが高じ、突き飛ばされた爽子はトイレの床へ倒れ込んでしまいます。それでも諦めず誤解を解こうと訴える爽子のがんばりは早くも私の涙腺ダムを決壊させようとしていますぞ。ううう。
「噂の元が貞子」と聞いて驚く爽子。爽子の思惑とまったく違うベクトルで進む話に戸惑いMAXですがA組女子は聞く耳持たずに足蹴まで…しかし爽子は折れませんでした。ちづたちへの思いがこの状況を支え、さらに風早くんの言葉が爽子を強くしたのです。がんばれ黒沼!

その様子を見ていた矢野ちん&ちづ。トイレの床で足蹴にされながら爽子はあくまでちづたちの噂を撤回するよう訴え続け、そしてついにちづたちへの「気持ち」を大声で叫びます。
「すきって言うよりも…大すきなの」
絶妙なタイミングで聞き逃し、改めて聞き直した時も最後まで聞かずに線を引いてしまった。その結果自分たちに対する爽子の気持ちに疑いが芽生え、ひいては噂の犯人かも?と疑ってしまった原因である、短いけれども大切な大切な爽子の正直な言葉。それを聞いた瞬間に割って入ったちづたちはどれほど嬉しかったか。何だかもうこれを書いているだけで涙腺がえらいことになってモニタの文字が見えません。
突然の乱入者にいろいろ理屈をこねては食い下がるA組女子を一睨みで蹴散らすちづの強さ、引き上げる連中に対し撤回要求を止めない爽子の愚直さも良かった。勢いに呑まれ吐き捨てるように撤回を宣言して去る女子を見送って「わかってくれた」と喜ぶ爽子の笑顔、でもちづたちはそんなことはもうどうでもよかった。聞きたかった言葉をしっかり聞けたのだから。

感動の女子トイレの外で一人ふくれる風早くん。くだらない噂が原因で傷付いたみんなの気持ちを思えば彼の怒りもわかろうというもの。さらに言えば爽子のピンチに自分を抑えて出番が無かった葛藤もあったかも? ともあれ騒動は一段落、トイレから出てきたA組女子は風早くんの怒りの声を聞いて立ち止まり…彼女もまた噂に振り回された被害者と言えなくもありません。もちろん取った行動は褒められたものではないけれども、彼女視点から爽子を見れば「周りの有力者を使って愛しの風早くんに近付き、用済みの連中は噂を流して抹殺を企てる悪の枢軸」に映っていたでしょうし。
トイレ内では爽子とちづたちが完全和解の一幕でした。先程までは足蹴にされても泣かなかった爽子が涙ながらに思いを伝え、その思いを受け止めた矢野ちんは汚れた服など気にもせずに抱き締め…涙もろいちづの反応は見ているこっちももらい泣きであります。いやもうそれどころではなく、顔中からいろんな汁が出まくっているわけですが。ここは中の人たちの演技も素晴らしかったです。三瓶さんもみゆきちも熱演が光りすぎてて画面がよく見えませんでしたよ。
よかったなあ爽子。ピンの出番はあえてスルーで(笑

噂を発端とした誤解の連鎖も解消し、爽子は楽しかった日々・自分の居場所を取り戻すことができました。爽子のテスト結果はあまり芳しくなかったけれども貞子ノートのおかげでクラスの平均点もアップし貞子さまさま、悪霊扱いされていたクラス内での立ち位置も座敷童子へ昇格(?)したようです。ちづたちとの絆も強まったようで以前以上に仲良く過ごす様子はなんとも微笑ましい。ああラーメン食いてえ。
しかし幸せそうな爽子の笑顔を複雑な心境で見ていた人がおりました。あんな笑顔を見せられちゃ割り込んで行けねえ! 「黒沼の笑顔は俺だけのものだったのに!」ってなもの? 大赤面の後「ずりーよ!」とへたり込む姿はこれまたなんとも微笑ましいです(笑。そんな風景をボーッと眺める龍の思惑やいかに?
その後の帰り道で爽子は幼なじみちゃんへちづたちを「友達」として紹介、思えば彼女との立ち話が騒動の一因だったわけですが、そんなことなど露知らない彼女は満面の笑顔で祝福して結果オーライです。この期に及んでいじわるを言うちづたち、返ってきた爽子の言葉に満足げな笑みを見せ…雨降って地固まりすぎておまえらすっかりデレデレじゃねーか! 別の意味で変な噂が流れないように(笑
トイレ騒動の結果「風早くんに嫌われた」と泣くA組女子、その姿を影から眺めてほくそ笑む例の美少女の構図は全力で真っ黒です。というか改めて見るとキャラデザが一人だけ浮いている感じ…某作品のドリフみたい(笑。今後の活躍(?)が楽しみなような辛いような。
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3回に渡った爽子の受難もようやく決着です。

A組女子たちに囲まれ、矢野ちん&ちづの悪い噂を吐き付けられた爽子は圧倒的不利な状況にも関わらず心を奮わせて対峙。その頃女子トイレの外では中の騒動に生徒たちが集まっていました。登校してきた風早くんはその騒動の主を聞いて驚き、しかしこの場は矢野ちん&ちづに任せるべきと男の決断です。なるほど風早くんが割って入って仲裁してしまえば騒ぎはサッサと収まるけれども、その解決法では必死にがんばっている爽子の気持ちが無駄になってしまう。彼としては自分の手で爽子を助けてあげたかっただろうに…その気持ちを殺しても爽子の思いを優先させる優しさ。決して外見の爽やかさだけではなく、他人の気持ちを察して思いやれる性格が風早くんの人望を形作っているのでしょうね。
引き続きトイレ内では火花散る対峙シーンが…しかし微妙に会話が噛み合っていません。A組女子的には要領を得ない爽子の様子にイライラが高じ、突き飛ばされた爽子はトイレの床へ倒れ込んでしまいます。それでも諦めず誤解を解こうと訴える爽子のがんばりは早くも私の涙腺ダムを決壊させようとしていますぞ。ううう。
「噂の元が貞子」と聞いて驚く爽子。爽子の思惑とまったく違うベクトルで進む話に戸惑いMAXですがA組女子は聞く耳持たずに足蹴まで…しかし爽子は折れませんでした。ちづたちへの思いがこの状況を支え、さらに風早くんの言葉が爽子を強くしたのです。がんばれ黒沼!

その様子を見ていた矢野ちん&ちづ。トイレの床で足蹴にされながら爽子はあくまでちづたちの噂を撤回するよう訴え続け、そしてついにちづたちへの「気持ち」を大声で叫びます。
「すきって言うよりも…大すきなの」
絶妙なタイミングで聞き逃し、改めて聞き直した時も最後まで聞かずに線を引いてしまった。その結果自分たちに対する爽子の気持ちに疑いが芽生え、ひいては噂の犯人かも?と疑ってしまった原因である、短いけれども大切な大切な爽子の正直な言葉。それを聞いた瞬間に割って入ったちづたちはどれほど嬉しかったか。何だかもうこれを書いているだけで涙腺がえらいことになってモニタの文字が見えません。
突然の乱入者にいろいろ理屈をこねては食い下がるA組女子を一睨みで蹴散らすちづの強さ、引き上げる連中に対し撤回要求を止めない爽子の愚直さも良かった。勢いに呑まれ吐き捨てるように撤回を宣言して去る女子を見送って「わかってくれた」と喜ぶ爽子の笑顔、でもちづたちはそんなことはもうどうでもよかった。聞きたかった言葉をしっかり聞けたのだから。

感動の女子トイレの外で一人ふくれる風早くん。くだらない噂が原因で傷付いたみんなの気持ちを思えば彼の怒りもわかろうというもの。さらに言えば爽子のピンチに自分を抑えて出番が無かった葛藤もあったかも? ともあれ騒動は一段落、トイレから出てきたA組女子は風早くんの怒りの声を聞いて立ち止まり…彼女もまた噂に振り回された被害者と言えなくもありません。もちろん取った行動は褒められたものではないけれども、彼女視点から爽子を見れば「周りの有力者を使って愛しの風早くんに近付き、用済みの連中は噂を流して抹殺を企てる悪の枢軸」に映っていたでしょうし。
トイレ内では爽子とちづたちが完全和解の一幕でした。先程までは足蹴にされても泣かなかった爽子が涙ながらに思いを伝え、その思いを受け止めた矢野ちんは汚れた服など気にもせずに抱き締め…涙もろいちづの反応は見ているこっちももらい泣きであります。いやもうそれどころではなく、顔中からいろんな汁が出まくっているわけですが。ここは中の人たちの演技も素晴らしかったです。三瓶さんもみゆきちも熱演が光りすぎてて画面がよく見えませんでしたよ。
よかったなあ爽子。ピンの出番はあえてスルーで(笑

噂を発端とした誤解の連鎖も解消し、爽子は楽しかった日々・自分の居場所を取り戻すことができました。爽子のテスト結果はあまり芳しくなかったけれども貞子ノートのおかげでクラスの平均点もアップし貞子さまさま、悪霊扱いされていたクラス内での立ち位置も座敷童子へ昇格(?)したようです。ちづたちとの絆も強まったようで以前以上に仲良く過ごす様子はなんとも微笑ましい。ああラーメン食いてえ。
しかし幸せそうな爽子の笑顔を複雑な心境で見ていた人がおりました。あんな笑顔を見せられちゃ割り込んで行けねえ! 「黒沼の笑顔は俺だけのものだったのに!」ってなもの? 大赤面の後「ずりーよ!」とへたり込む姿はこれまたなんとも微笑ましいです(笑。そんな風景をボーッと眺める龍の思惑やいかに?
その後の帰り道で爽子は幼なじみちゃんへちづたちを「友達」として紹介、思えば彼女との立ち話が騒動の一因だったわけですが、そんなことなど露知らない彼女は満面の笑顔で祝福して結果オーライです。この期に及んでいじわるを言うちづたち、返ってきた爽子の言葉に満足げな笑みを見せ…雨降って地固まりすぎておまえらすっかりデレデレじゃねーか! 別の意味で変な噂が流れないように(笑
トイレ騒動の結果「風早くんに嫌われた」と泣くA組女子、その姿を影から眺めてほくそ笑む例の美少女の構図は全力で真っ黒です。というか改めて見るとキャラデザが一人だけ浮いている感じ…某作品のドリフみたい(笑。今後の活躍(?)が楽しみなような辛いような。
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