在宅アニメ評論家

前枠のけんぷファーに引き続いての水着回、あちらは真夏のようでしたがにゃんこいはきっちり季節どおり、雪のそぼ降る二学期末に何故水着？と思ったら、試験前の気分転換にハワイアンセンターの温水プールで水遊びの巻でありました。Dカップを揺らして登場の加奈子はばいんばいんのボディを誇るようなストライプビキニ、着替え中は乗り気で無かった楓でしたがピンクのレンタル水着で現れた表情はそれなりに楽しそう。

この日のために買った加奈子のビキニをスルーして楓の水着に見蕩れる潤平、その視線に反応した楓と共にさっそくキックオフ時空を…いつものことながら加奈子の空回りが気の毒な展開です。そんな加奈子は潤平に体当たりでキックオフ時空をクリア、プールに落ちた潤平をスルーしてコンタクトを探すふりの加奈子、疑うことなく一緒に探す楓の天然っぷりはどうにかならんのか（笑。ここは加奈子の下乳をフェチ感あふるるアングルから見せ…今回は全体的に凝ったアングル(言葉を選んでいます)で各キャラのボディラインを見せていました。いいぞ、もっとやれ！



プールに落ちた潤平は晴彦たちに沈められ、もがいて伸ばした手が朱莉の水着紐にジャストミート！　電光石火の一撃に一瞬映るセクシーポーズは朱莉の本心でしょうか？（笑。朱莉がいればもちろん琴音もプールの人であり、さっと近寄って身を擦りつける様子は相変わらずの献身っぷり(言葉を選んでいます)。二の腕で寄せてるせいかこのカットだと意外と胸がありますね。

プールの向こうに立ち上る水柱、何か来た！　ってこの状況で来るモノはもはやあの人以外存在しません（笑。はたして姿を現したのはもちろん凪お嬢様、全員棒立ちで見守ったあと楓以外はノータッチを決め込むリアクションもお約束ながら笑えます。しかしそんなリアクションなどどこ吹く風、ビキニ姿の加奈子をロックオンすると今回もまた胸をむんずと掴んで…1回100万円ですよ（笑。というかイマサラですが、加奈子のビキニは明らかにサイズが合っていませんよね？



加奈子vsお嬢様のキャットファイトに巻き添えを食らった楓、将棋倒しに楓の頭突きを食らってしまった潤平と共に二人はプールに沈むと…鷲掴み！　鷲掴み！　これだけでも勉強サボってプールへ来た甲斐がありましたね（笑。水着に食い込む潤平の指が妙にリアル、しかし手の大きさから推測すると楓ですらEカップくらいありそうな。いろんな意味で鼻血ブーの潤平は一人医務室へ。

加奈子が力任せに下ろした水着のジッパーは布地が食い込んでしまってなかなか上がらず、それをどうにか上げようと苦戦する二人をこれまた凝ったアングルから。存在を主張して止まない楓の胸を遠目で眺めるツインズの視線が何とも切ない（笑

プールへ来てもネコさんの依頼を聞く潤平、追ってきた加奈子はネコと会話している様子に不審感MAXです。潤平の苦しい言い分に怪しみながらも加奈子はネコさんの依頼成就に協力、見上げた潤平視線から加奈子の胸を下から映すアングルは絶景かな絶景かな。こんなん目の前で見せられたら健康な男子たるもの以下略。

潤平と協力して事を成し遂げた加奈子の表情、その後に見せる楽しそうな笑顔はじつにわかりやすいのだけれど、肝心の相手は完全スルーでこれまた切ない。二人を捜す楓が見た加奈子の笑顔、その笑顔によって表情を沈ませる連鎖もまた切ないですね。



今回はどうやって登場させるのか？　連続出場が途切れてしまうのか？　と危惧された千鶴さんは水着姿で無理矢理割り込んで郵政業務のアナウンスにて皆勤を守りました。あはははは、無理すぎるって（笑。無理を承知の出番をカバーすべくポーズや表情はサービス満点、谷間に流れる白い液体はサービス過剰です（笑



Bパートはプールから一転して風邪で学校を休んだ潤平を加奈子がお見舞い。確かに真冬のプールでネコさん脱出のためとはいえ水着姿で寒風にさらされれば風邪の一つも引くでしょう。同条件の加奈子がピンピンしているのは…風邪を引きにくい体質(言葉を選んでいます)なのでしょうか（笑

持参のエプロン姿ではにかむ笑顔、いそいそとお粥を作る様子も健気でかわいらしいのですが…当の潤平は押し掛け女房の振るまいにいまいち迷惑顔、ここまで好意まる出しなのに潤平はなぜ気付いてあげないのか。もしこれが気付いた上での不器用な態度だとしたら…するとこの後との整合が取れないのでその可能性は無さげ。

「お前のことがどうでもいいなら心配なんかしねえ！」
「全部お前のことを思ってやってることだろ！」
「いい加減気付けよ馬鹿野郎！」

そんな中でニャムサスは有無を言わさずネコ依頼を仲介。飼い主の気持ちをわからずダイエット食を撤回させたいデブネコの言い分にキレる潤平でしたがそれはまったく自分にも言えること。なるほど自分のことは見えないんだよねえ。煙たがれながらも加奈子が何故これほど世話を焼いてくれのか少しは考えてさしあげて。

倒れてしまった潤平に顔を寄せる加奈子が「潤平の素っ気ない態度」を思い起こしてハッとするカット。「潤平が好きなのは自分ではない」ことを改めて悟り一歩を踏み出せない弱さは切なすぎて胸が締め付けられます。もちろん加奈子は潤平の思い人を知っており、その子は自分の親友であり、寝ている隙に乗じてのキスは二人に対する裏切り行為、一時の幸福に引き替えの罪悪感は彼女を相当苦しめることにもなる。というわけでここで止める選択をした加奈子の心境を察すると見ているこっちも辛い辛い。

潤平宅からの帰り道にて届いたお礼のメール。信号を使った演出はこれまたベタですが加奈子の心境をよく表していました。翌日の教室前でのやり取りもいい感じにヤキモキさせます。はたして加奈子の思いは通じるのでしょうか？　楓は楓で悪い子じゃないので一方に肩入れしにくいのが視聴者的にも歯がゆいところ。

今回の脚本もふでやす氏、コンテに川口監督、演出が元永氏とゴールデンメンバー、さすがにこのメンツだと上手く見せて来ますね。原作未読なので比較はできませんが、少なくともこのアニメ版は上手くいっていると思います。



前提供はしんや氏。ぱっきりしたアニメ塗りも爽やかな夏服の楓。背景デザインもかわいいです。



後提供はカロリーオフ氏。某テニスまんがを彷彿とさせるアレンジにかわいすぎる楓とデフォルメキャラを乗せて。上手いなあ。こういうの大好きです。

　　　

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