2009-12-01(Tue)
フレッシュプリキュア! #42 ラビリンスからの招待状!
単身占い館へ乗り込む決意のせつな。

いよいよ北さんの本領発揮です。

姿見を覗いてお出かけ前の身だしなみチェック。せつなもずいぶん普通の女の子らしくなったものです。すると姿見が怪しく光り、鏡の中からクラインの手紙がやってきました。ユーモラスなビックリ顔を見せた直後にいきなり怪しい展開へ。一方ソレワターセ栽培園ではクラインからの報告を聞いてニヤマリの北さん、精細な背景美術とマルチで重ねたソレワターセ栽培園の描写はアバンっから力が入りまくっています。何かを企んでいることを示す歪んだ口元を見せてアバンの引き、鳴り物入りで登場した割りにほとんど活躍の無かった北さんがいよいよ始動の運びとなって否が応でも期待が高まります。
OP開けは練習後の夕暮れ風景にて「FUKOゲージ」の破壊を企てるテロリストたちの会話(違。夕陽を背に逆光での描写はにこやかに話すみなさんの表情と裏腹に影を落とし、そのミッションが非常に危険であることを意識させます。みんなで占い館へ乗り込んでゲージを壊してしまえばシフォンがインフィニティ化することも無くなる、それは名案!と意気が上がるみなさんでしたが…元ラビリンス幹部たるせつなはその行為がどんな結果を及ぼすかわかっているため一人どよんどです。
みんなを危険な目に遭わせるわけにはいかない…するとせつなは破り捨てたクラインの手紙を思い出し、その誘いに乗って単身乗り込むことを決意。先を歩く三人との距離は単身で命を賭して戦おうとするせつなの決意を感じさせ、そうとは知らず飛んで来たシフォンには優しい笑顔で慈しみの表情を見せます。なんだかもうこの時点で涙腺が危険水域です。

ニンジン嫌いのラブさんを助け「次からはちゃんと食べるのよ」、そしてお母さんの肩を揉んで「お母さん、いつもありがとう」と突然の感謝の言葉。お母さんからラザニアを教えてもらいたいラブさんの誘いも笑顔で快諾し、せつなはみなさんとの別れを惜しむように、しかしその事に気付かれないよう笑顔を絶やさず最後のお別れをしていました。そんな様子に不審を感じるタルトくんは人間観察の達人、いや達フェレット(のようなもの)ですね。
明けて翌朝、ラブさんが起き出す前にせつなはアカルンテレポートで外へ。家へ振り返り「今までありがとう」と感謝の言葉をかけると一人歩いてさようなら。上り坂道に一人ぽつんと描かれたレイアウトは四葉町での幸せな生活を断ち切った孤独感を強調し、せつなの選んだ道の辛さが伝わってくるカットでした。

森にてせつなを待ち構える北さん。木々のシルエットをマルチで乗せて陰影を強調し緊張感を演出、すれ違っての北さんの表情は言葉と裏腹にこれまた口元が歪んで怪しさMAXです。明らかに何かを企んでいますがせつなはせつなで企んでいるためお互い様でしょうか(笑
「FUKOのゲージを壊されでもしたら大変でしょ?」
姿を消していた占い館は次元の壁に隠されていました。入口が開かれるとせつなはあっさり潜入成功、その姿を眺める北さんはせつなの企みが判っているかのようにニヤマリと怪しい微笑み。いやはや今回の演出は濃いぃなあ。
FUKO汁タンクの前に立つせつな。溜まった汁の意味を誰よりも知るせつなは北さんへ対する言葉に反して慚愧の念に押し潰されそう。汁越しガラス越しに見せる表情変化はせつなの心境を痛いほど伝えています。そして悲しみの表情で俯いたせつなは次の瞬間凛々しい表情で北さんへ向き直り、単身乗り込んだ目的を達成させるべくビートアップ! 精一杯がんばるわ!

短期決戦でケリを付けようとせつなは変身早々FUKO汁タンクめがけてハピネスハリケーンを発射。しかし敵も然る者ソレワターセの木がタンクを囲んでハピネスハリケーンから完全ガードし、発射したハートはその色を黒く変えてパッションを逆襲です。自らの必殺技を受けて倒れ、戦意を失い、最悪の結果を招いてしまったパッションの嘆き。その落胆に呼応するように飛び起きるラブさんの描写が悲しい。早く助けに行ってあげて! どうでもよろしいが「ヤバい!」と思ったらアカルンテレポートで戻ってくればいいのに、と言ってしまったらシマイか(笑
ソレワターセの木に磔にされたせつなに北さんが不敵な笑い。全ては北さんの計画どおり、パッションの思惑など全てお見通しの上でプリキュアたちをおびき寄せる罠だったのでした。占い館の消えた広場を必死に捜すラブさんたちの姿をモニタで見せてじわじわと精神攻撃のスタートです。

北さんからソレワターセの実を受け取って表へ出てきた西さん南さんvsプリキュア衆の対峙。この辺のカットも凝ったアングルで緊迫感を煽る煽る。地面に落とした実はその姿を巨大泥人形に変えてラブさんたちの前に立ちふさがり、変身後もかなり苦戦している様子でした。そんな場面をいちいち見せて「これは全てお前のせい」と精神攻撃に余念がない北さんの残酷さ。北さんの言うこともあながち的外れではないため言い返すこともできず、俯いてしまうせつなの描写がこれまた辛い。
「イース…お前のせいでみんなが苦しんでいる。お前のせいでみんなが不幸になっている」
厳しいことを言えばせつなは過去の罪を清算していないわけで、もちろんそれが単独での行動を決意させた一片かもですが…自らが溜めたFUKO汁が現在起きている様々な事象の原因になっている現実、それを責める北さんの言葉にせつなの心は次第に折れていってしまいます。瞳からキャッチライトが消え「私にはプリキュアの資格なんて無い…」と呟く様はいよいよ潜脳完了!? ニヤマリの北さんがリンクルンに手を伸ばしても拒絶できずに為すがまま、まったく北さんってば年端もいかぬ少女に容赦無いなあ。

虚ろな表情で俯いたせつなが落ちる瞬間、外で戦うラブさんの思いが炸裂すると光るリンクルン。泥に固められたプリキュアたちも光によって立ち上がり、リンクルンを通じてせつなへの思いを各々語りました。みんなの思いによって自分を取り戻したせつなはパッションに変身、エフェクトの演出も大サービスのせつな復活シーンです。感動的なシーンですが私的にはちょっと物足りなかったかも。1週くらいこの状態で引っ張ってせつなの過去との葛藤をしっかり描いた上で、それでもプリキュアの絆、せつなの正義の心が打ち勝つというドラマを見たかった。まああまり重くしても小さいお友達が引いてしまうだろうし、このくらいが適量なのかもしれません。
先週はパインフルート一発で倒したソレワターセも今回は三人がかりで倒れず、しかもフレッシュ三連打を跳ね返して迫ってくるほどの強敵です。さすが手作りだけにソレワターセの実にも個体差があるのだろうか?(笑。フレッシュを撃ち続けるプリキュアたちが押されている最中に占い館を抜けたパッションは次元の狭間からそのシーンを見つけるとハピネスハリケーン! 次元の壁が割れていく描写、光が溢れてパッション降臨のシーンはまさに真打ち登場ってな感じ。自分の居場所を取り戻した喜びが伝わってくる絶妙な笑顔も印象的でした。その後ソレワターセへの攻撃にパッションが加勢し「は~~~!」からしゅわしゅわ~で戦闘終了、今回もストーム無しでソレワターセを倒してしまいました。いいのかそれで。
「4人いっしょならできないことなんて無いよ!」
帰ってきたせつなに飛びつくラブさんはぱんつ履いてません。いやそういう目で見る番組ではないので。無事再会を果たしたみなさんは改めて絆を確認、4人で力を合わせてFUKOゲージを壊す意気を上げますが…そのままFUKO汁をぶちまけたらせつなの想像どおりの結末を迎えること必至、窓から見下ろしてニヤマリする北さんの動向も気になるところです。はたしてプリキュアたちは北さんのえげつない作戦に打ち勝ってFUKOゲージを破壊できるか、さらにその先の決着はどう付けるのか。もう尺が無いよ。
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いよいよ北さんの本領発揮です。

姿見を覗いてお出かけ前の身だしなみチェック。せつなもずいぶん普通の女の子らしくなったものです。すると姿見が怪しく光り、鏡の中からクラインの手紙がやってきました。ユーモラスなビックリ顔を見せた直後にいきなり怪しい展開へ。一方ソレワターセ栽培園ではクラインからの報告を聞いてニヤマリの北さん、精細な背景美術とマルチで重ねたソレワターセ栽培園の描写はアバンっから力が入りまくっています。何かを企んでいることを示す歪んだ口元を見せてアバンの引き、鳴り物入りで登場した割りにほとんど活躍の無かった北さんがいよいよ始動の運びとなって否が応でも期待が高まります。
OP開けは練習後の夕暮れ風景にて「FUKOゲージ」の破壊を企てるテロリストたちの会話(違。夕陽を背に逆光での描写はにこやかに話すみなさんの表情と裏腹に影を落とし、そのミッションが非常に危険であることを意識させます。みんなで占い館へ乗り込んでゲージを壊してしまえばシフォンがインフィニティ化することも無くなる、それは名案!と意気が上がるみなさんでしたが…元ラビリンス幹部たるせつなはその行為がどんな結果を及ぼすかわかっているため一人どよんどです。
みんなを危険な目に遭わせるわけにはいかない…するとせつなは破り捨てたクラインの手紙を思い出し、その誘いに乗って単身乗り込むことを決意。先を歩く三人との距離は単身で命を賭して戦おうとするせつなの決意を感じさせ、そうとは知らず飛んで来たシフォンには優しい笑顔で慈しみの表情を見せます。なんだかもうこの時点で涙腺が危険水域です。

ニンジン嫌いのラブさんを助け「次からはちゃんと食べるのよ」、そしてお母さんの肩を揉んで「お母さん、いつもありがとう」と突然の感謝の言葉。お母さんからラザニアを教えてもらいたいラブさんの誘いも笑顔で快諾し、せつなはみなさんとの別れを惜しむように、しかしその事に気付かれないよう笑顔を絶やさず最後のお別れをしていました。そんな様子に不審を感じるタルトくんは人間観察の達人、いや達フェレット(のようなもの)ですね。
明けて翌朝、ラブさんが起き出す前にせつなはアカルンテレポートで外へ。家へ振り返り「今までありがとう」と感謝の言葉をかけると一人歩いてさようなら。上り坂道に一人ぽつんと描かれたレイアウトは四葉町での幸せな生活を断ち切った孤独感を強調し、せつなの選んだ道の辛さが伝わってくるカットでした。

森にてせつなを待ち構える北さん。木々のシルエットをマルチで乗せて陰影を強調し緊張感を演出、すれ違っての北さんの表情は言葉と裏腹にこれまた口元が歪んで怪しさMAXです。明らかに何かを企んでいますがせつなはせつなで企んでいるためお互い様でしょうか(笑
「FUKOのゲージを壊されでもしたら大変でしょ?」
姿を消していた占い館は次元の壁に隠されていました。入口が開かれるとせつなはあっさり潜入成功、その姿を眺める北さんはせつなの企みが判っているかのようにニヤマリと怪しい微笑み。いやはや今回の演出は濃いぃなあ。
FUKO汁タンクの前に立つせつな。溜まった汁の意味を誰よりも知るせつなは北さんへ対する言葉に反して慚愧の念に押し潰されそう。汁越しガラス越しに見せる表情変化はせつなの心境を痛いほど伝えています。そして悲しみの表情で俯いたせつなは次の瞬間凛々しい表情で北さんへ向き直り、単身乗り込んだ目的を達成させるべくビートアップ! 精一杯がんばるわ!

短期決戦でケリを付けようとせつなは変身早々FUKO汁タンクめがけてハピネスハリケーンを発射。しかし敵も然る者ソレワターセの木がタンクを囲んでハピネスハリケーンから完全ガードし、発射したハートはその色を黒く変えてパッションを逆襲です。自らの必殺技を受けて倒れ、戦意を失い、最悪の結果を招いてしまったパッションの嘆き。その落胆に呼応するように飛び起きるラブさんの描写が悲しい。早く助けに行ってあげて! どうでもよろしいが「ヤバい!」と思ったらアカルンテレポートで戻ってくればいいのに、と言ってしまったらシマイか(笑
ソレワターセの木に磔にされたせつなに北さんが不敵な笑い。全ては北さんの計画どおり、パッションの思惑など全てお見通しの上でプリキュアたちをおびき寄せる罠だったのでした。占い館の消えた広場を必死に捜すラブさんたちの姿をモニタで見せてじわじわと精神攻撃のスタートです。

北さんからソレワターセの実を受け取って表へ出てきた西さん南さんvsプリキュア衆の対峙。この辺のカットも凝ったアングルで緊迫感を煽る煽る。地面に落とした実はその姿を巨大泥人形に変えてラブさんたちの前に立ちふさがり、変身後もかなり苦戦している様子でした。そんな場面をいちいち見せて「これは全てお前のせい」と精神攻撃に余念がない北さんの残酷さ。北さんの言うこともあながち的外れではないため言い返すこともできず、俯いてしまうせつなの描写がこれまた辛い。
「イース…お前のせいでみんなが苦しんでいる。お前のせいでみんなが不幸になっている」
厳しいことを言えばせつなは過去の罪を清算していないわけで、もちろんそれが単独での行動を決意させた一片かもですが…自らが溜めたFUKO汁が現在起きている様々な事象の原因になっている現実、それを責める北さんの言葉にせつなの心は次第に折れていってしまいます。瞳からキャッチライトが消え「私にはプリキュアの資格なんて無い…」と呟く様はいよいよ潜脳完了!? ニヤマリの北さんがリンクルンに手を伸ばしても拒絶できずに為すがまま、まったく北さんってば年端もいかぬ少女に容赦無いなあ。

虚ろな表情で俯いたせつなが落ちる瞬間、外で戦うラブさんの思いが炸裂すると光るリンクルン。泥に固められたプリキュアたちも光によって立ち上がり、リンクルンを通じてせつなへの思いを各々語りました。みんなの思いによって自分を取り戻したせつなはパッションに変身、エフェクトの演出も大サービスのせつな復活シーンです。感動的なシーンですが私的にはちょっと物足りなかったかも。1週くらいこの状態で引っ張ってせつなの過去との葛藤をしっかり描いた上で、それでもプリキュアの絆、せつなの正義の心が打ち勝つというドラマを見たかった。まああまり重くしても小さいお友達が引いてしまうだろうし、このくらいが適量なのかもしれません。
先週はパインフルート一発で倒したソレワターセも今回は三人がかりで倒れず、しかもフレッシュ三連打を跳ね返して迫ってくるほどの強敵です。さすが手作りだけにソレワターセの実にも個体差があるのだろうか?(笑。フレッシュを撃ち続けるプリキュアたちが押されている最中に占い館を抜けたパッションは次元の狭間からそのシーンを見つけるとハピネスハリケーン! 次元の壁が割れていく描写、光が溢れてパッション降臨のシーンはまさに真打ち登場ってな感じ。自分の居場所を取り戻した喜びが伝わってくる絶妙な笑顔も印象的でした。その後ソレワターセへの攻撃にパッションが加勢し「は~~~!」からしゅわしゅわ~で戦闘終了、今回もストーム無しでソレワターセを倒してしまいました。いいのかそれで。
「4人いっしょならできないことなんて無いよ!」
帰ってきたせつなに飛びつくラブさんはぱんつ履いてません。いやそういう目で見る番組ではないので。無事再会を果たしたみなさんは改めて絆を確認、4人で力を合わせてFUKOゲージを壊す意気を上げますが…そのままFUKO汁をぶちまけたらせつなの想像どおりの結末を迎えること必至、窓から見下ろしてニヤマリする北さんの動向も気になるところです。はたしてプリキュアたちは北さんのえげつない作戦に打ち勝ってFUKOゲージを破壊できるか、さらにその先の決着はどう付けるのか。もう尺が無いよ。
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