2010-01-07(Thu)
バカとテストと召喚獣 #01 バカとクラスと召喚戦争
バカと美少女たちによる学園エクスプロージョンラブコメ! 略してバカコメ!

2010年1月期新番レビュー第2弾です。
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2010年1月期新番レビュー第2弾です。
原作はかなり売れてるファミ通文庫のラノベシリーズとのことですがもちろん未読。人気作のためアニメファンからの期待もそれなりに大きいようで、今期新番の中では注目度がかなり高まっていた作品です。監督に大沼心氏、シリーズ構成に高山カツヒコ氏とイマサラ説明するまでもないメンツ、両氏共代表作に事欠きませんが私的には「ef」「夏のあらし!」を作った黄金タッグというだけでもはや何の言葉も要りません。キャラデザはスタジオライブの大島美和氏、近作では「恋姫†無双」のキャラデザを担当していた方でSDキャラもかわいくデザインされていますね。制作はSILVER LINK、「ef」「化物語」「にゃんこい」などのグロス受け、元請けとしては「タユタマ」を作ってた会社です。

パステルカラーの制服がグラデーションのように並ぶ振り分け試験風景の冒頭シーンから大沼ワールドが炸裂。うはは。そのテスト中に具合が悪くなってしまったピンク髪の美少女。荒い息遣いの後、放り投げたエンピツサイコロとリンクするように黒バックへシャープペンシルが転がり、崩れるように椅子から落ちる流れはいきなり目を引くカット割りです。「途中退席は無得点」と冷たく言い放つ逆光の教師、明久に抱えられた姫路さんは周辺の色が抜けて意識の朦朧を見せています。消えゆく意識の中で明久の存在を認識しているのは…そういうことなのでしょう。
カラフルでポップなOPも目を引きますね。ストロボアクションで各キャラが立ち、あちこちに小ネタを挟んで変化を付けているのも見ていて楽しいです。白バックにパステルカラーのパーツが乱れ飛び、動きまくる合間にポンポンポンと入るデザイン化された止め絵も綺麗でいい感じ。

振り分け試験の結果最低のFクラスになってしまった明久は校内のクラス格差を肌で感じ…畳敷きに卓袱台が並ぶFクラスの教室はまるで寺子屋ですね(笑。ここで主要キャラを一通り顔見せ、明久の悪友でクラス代表の雄二、女子の下着をこよなく愛する康太、帰国子女のため問題文が読めずFクラスになってしまった島田さん、限りなく美少女な男の娘秀吉、そして振り分け試験の途中退場が原因でFクラスの姫路さん。
ミニスカにも関わらず男子相手に卍固めを決める島田さんはある意味大サービスです。背骨がメキメキの断面描写をパステルカラーでデザイン化してしまうのは大沼氏らしい見せ方。床に伏せてローアングルから見上げる康太もキャラを見せていますね。姫路さんのスカートがすきま風で舞い上がって絶景アングルから水色確認のムッツリーニ、表情変化から大量鼻血で「しっかりしろ!」とスポット下にて大盛り上がりを見せ、しかし他のみなさんはまったく気にせず普通に会話を続けるカットチェンジは笑った。上手いなあ。「夏のあらし!」で頻繁に使われた光枠は柔らかいドットトーンに変えられ、この作品でもスポットライト効果として機能しています。それにしてもこのミニスカで畳生活は…立っても座ってもいろいろキワキワな気が(笑

直近テストの点数がそのまま戦闘力となる「試験召喚戦争」略して試召戦争。クラスごとの戦いに勝つと相手のランクへ移動するシステムらしく、最悪の環境を強いられるFクラスのみなさんはそこから這い上がろうとEクラスと試召戦争を構えることに。しかしこれ下ランクにとってはメリットがありますが、上ランクの連中は下と戦って勝ってもメリットが無いような…万一負けたらランク落ちしてしまうリスクを越えて戦う理由は何なのだろう。
直近の試験が失格だったのでバトルに参加できない姫路さん、その救済はバトル中に行われる「回復試験」とのこと。バトルで消耗した戦闘力をこの試験で回復させて戦いを進めるシステムは、なるほどラノベ読者の中高生には身近な設定なのかもしれません。
冒頭からいかにも怪しげな雰囲気でチラチラ映る黒い常月さんは何者?

試召戦争に臨むべくSDキャラ(召喚獣)を呼び出し。生徒同士が直接戦わず召喚獣による仮想バトルのシステムもこれまた今どきの中高生が好みそうな。キラキラピカピカと気合の入った召喚バンク、秀吉の召喚は何故か魔法少女の如き変身バンクでした。優遇されてる? というか映ってはいけないものが映っているような気が…ぱんつはNGでも生尻はオッケー、一応男子キャラなので尻見せオッケーなのか?(笑

そして試召戦争へ。まるでゲーム画面のような画面でちまちまと行われる召喚獣バトル…本人たちはただ向かい合うのみで、戦う召喚獣の動きとリンクしていない絵面は何とも不思議な感覚でした。正直言ってこのバトルシーンは微妙でしたが、おそらくあえてこういう絵面にしているのでしょう。血なまぐさい大迫力リアルバトルなどこの作品の雰囲気に合わなそうですし、あくまで仮想バトルであることを強調しているような。
Eクラスの代表にやられてしまって回復試験を受ける島田さん。隣の席の姫路さんの答案を見て目を剥いているのは…それはともかく試験監督のメガネ先生がかわいいな。
ばしばしと一気にFクラスの雑魚を倒して本陣へ乗り込んで来たEクラスのみなさん。モブキャラの表情が無いのはお約束、また背景の黒板にいろいろネタを仕込んでいるのも大沼風というかシャフトの作品を見ているみたいな。大将戦に臨むべく立ち上がった明久は底抜けに使えない奴ですね(笑。このままでは負けてしまうぞ!? というか「失う物がない」と言っていたFクラスが負けるとどうなるのだろう?

てな所へ回復試験を終えた姫路さんが登場。似たようなピンク髪のあのキャラと違ってバストサイズはたゆんたゆんです。Aクラスに匹敵する超絶頭脳によって得た戦闘力はEクラスなど相手にならず…雑魚を一瞬で撃破すると代表子ちゃんもあっさり倒してFクラスを勝利へ導きました。あっさり。これでは勝負にならないと言いますか、Aクラス並みの子が1人いればBクラスまでは苦もなく上がっちゃうんじゃ?
戦い済んで日が暮れて。Eクラスに勝ったけれども「教室の入れ替えは無し」と宣言する雄二の真意は? そのために戦ったんじゃないの? 入れ替え無しの理由を言う直前に現れた秀吉そっくりの女子は秀吉の双子の姉、Aクラスに籍を置く優子は挨拶もそこそこにFクラスへ宣戦布告です。その宣言を聞いてニヤマリの雄二は何を企んでいるのやら。繰り返しになるけれどAクラスがFクラスと戦うメリットって何かあるのかね? 最低クラスに勝ったところで意味も無いだろうにわざわざ出向いて宣戦布告ってのは何か理由が?
さすが大沼・高山コンビの映像はどのカットも琴線触れまくりなのですが…第1話を見た限りだと内容的に少々微妙。正直言ってストーリー自体は「面白い」と思えませんでした。まあ高山氏のことだから何か仕掛けてくるでしょうし、次回以降何が飛び出すか楽しみにしときます。

パステルカラーの制服がグラデーションのように並ぶ振り分け試験風景の冒頭シーンから大沼ワールドが炸裂。うはは。そのテスト中に具合が悪くなってしまったピンク髪の美少女。荒い息遣いの後、放り投げたエンピツサイコロとリンクするように黒バックへシャープペンシルが転がり、崩れるように椅子から落ちる流れはいきなり目を引くカット割りです。「途中退席は無得点」と冷たく言い放つ逆光の教師、明久に抱えられた姫路さんは周辺の色が抜けて意識の朦朧を見せています。消えゆく意識の中で明久の存在を認識しているのは…そういうことなのでしょう。
カラフルでポップなOPも目を引きますね。ストロボアクションで各キャラが立ち、あちこちに小ネタを挟んで変化を付けているのも見ていて楽しいです。白バックにパステルカラーのパーツが乱れ飛び、動きまくる合間にポンポンポンと入るデザイン化された止め絵も綺麗でいい感じ。

振り分け試験の結果最低のFクラスになってしまった明久は校内のクラス格差を肌で感じ…畳敷きに卓袱台が並ぶFクラスの教室はまるで寺子屋ですね(笑。ここで主要キャラを一通り顔見せ、明久の悪友でクラス代表の雄二、女子の下着をこよなく愛する康太、帰国子女のため問題文が読めずFクラスになってしまった島田さん、限りなく美少女な男の娘秀吉、そして振り分け試験の途中退場が原因でFクラスの姫路さん。
ミニスカにも関わらず男子相手に卍固めを決める島田さんはある意味大サービスです。背骨がメキメキの断面描写をパステルカラーでデザイン化してしまうのは大沼氏らしい見せ方。床に伏せてローアングルから見上げる康太もキャラを見せていますね。姫路さんのスカートがすきま風で舞い上がって絶景アングルから水色確認のムッツリーニ、表情変化から大量鼻血で「しっかりしろ!」とスポット下にて大盛り上がりを見せ、しかし他のみなさんはまったく気にせず普通に会話を続けるカットチェンジは笑った。上手いなあ。「夏のあらし!」で頻繁に使われた光枠は柔らかいドットトーンに変えられ、この作品でもスポットライト効果として機能しています。それにしてもこのミニスカで畳生活は…立っても座ってもいろいろキワキワな気が(笑

直近テストの点数がそのまま戦闘力となる「試験召喚戦争」略して試召戦争。クラスごとの戦いに勝つと相手のランクへ移動するシステムらしく、最悪の環境を強いられるFクラスのみなさんはそこから這い上がろうとEクラスと試召戦争を構えることに。しかしこれ下ランクにとってはメリットがありますが、上ランクの連中は下と戦って勝ってもメリットが無いような…万一負けたらランク落ちしてしまうリスクを越えて戦う理由は何なのだろう。
直近の試験が失格だったのでバトルに参加できない姫路さん、その救済はバトル中に行われる「回復試験」とのこと。バトルで消耗した戦闘力をこの試験で回復させて戦いを進めるシステムは、なるほどラノベ読者の中高生には身近な設定なのかもしれません。
冒頭からいかにも怪しげな雰囲気でチラチラ映る黒い常月さんは何者?

試召戦争に臨むべくSDキャラ(召喚獣)を呼び出し。生徒同士が直接戦わず召喚獣による仮想バトルのシステムもこれまた今どきの中高生が好みそうな。キラキラピカピカと気合の入った召喚バンク、秀吉の召喚は何故か魔法少女の如き変身バンクでした。優遇されてる? というか映ってはいけないものが映っているような気が…ぱんつはNGでも生尻はオッケー、一応男子キャラなので尻見せオッケーなのか?(笑

そして試召戦争へ。まるでゲーム画面のような画面でちまちまと行われる召喚獣バトル…本人たちはただ向かい合うのみで、戦う召喚獣の動きとリンクしていない絵面は何とも不思議な感覚でした。正直言ってこのバトルシーンは微妙でしたが、おそらくあえてこういう絵面にしているのでしょう。血なまぐさい大迫力リアルバトルなどこの作品の雰囲気に合わなそうですし、あくまで仮想バトルであることを強調しているような。
Eクラスの代表にやられてしまって回復試験を受ける島田さん。隣の席の姫路さんの答案を見て目を剥いているのは…それはともかく試験監督のメガネ先生がかわいいな。
ばしばしと一気にFクラスの雑魚を倒して本陣へ乗り込んで来たEクラスのみなさん。モブキャラの表情が無いのはお約束、また背景の黒板にいろいろネタを仕込んでいるのも大沼風というかシャフトの作品を見ているみたいな。大将戦に臨むべく立ち上がった明久は底抜けに使えない奴ですね(笑。このままでは負けてしまうぞ!? というか「失う物がない」と言っていたFクラスが負けるとどうなるのだろう?

てな所へ回復試験を終えた姫路さんが登場。似たようなピンク髪のあのキャラと違ってバストサイズはたゆんたゆんです。Aクラスに匹敵する超絶頭脳によって得た戦闘力はEクラスなど相手にならず…雑魚を一瞬で撃破すると代表子ちゃんもあっさり倒してFクラスを勝利へ導きました。あっさり。これでは勝負にならないと言いますか、Aクラス並みの子が1人いればBクラスまでは苦もなく上がっちゃうんじゃ?
戦い済んで日が暮れて。Eクラスに勝ったけれども「教室の入れ替えは無し」と宣言する雄二の真意は? そのために戦ったんじゃないの? 入れ替え無しの理由を言う直前に現れた秀吉そっくりの女子は秀吉の双子の姉、Aクラスに籍を置く優子は挨拶もそこそこにFクラスへ宣戦布告です。その宣言を聞いてニヤマリの雄二は何を企んでいるのやら。繰り返しになるけれどAクラスがFクラスと戦うメリットって何かあるのかね? 最低クラスに勝ったところで意味も無いだろうにわざわざ出向いて宣戦布告ってのは何か理由が?
さすが大沼・高山コンビの映像はどのカットも琴線触れまくりなのですが…第1話を見た限りだと内容的に少々微妙。正直言ってストーリー自体は「面白い」と思えませんでした。まあ高山氏のことだから何か仕掛けてくるでしょうし、次回以降何が飛び出すか楽しみにしときます。
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