2010-01-09(Sat)
とある科学の超電磁砲 #14 特別講習
レベルアッパー編後日談。

自分の限界を超えろ!

いつものファミレスにてダベる御坂&黒子。映画へ行くかゲコ太ショー(笑)へ行くかのバトル中に私服の初春が合流しました。あれ?佐天さんは? どうやら彼女は「特別講習」に呼び出されたそうで…クソ暑い中ゴクロウサン。ファミレスの窓越しに見えるテーブルの様子、ガラスに映り込む真夏の木々や日差しなどなど、これ一枚で状況をバシッと見せる絵作りは上手いなあ。今回の絵コンテは第8話幻想御手(レベルアッパー)に続いて矢島サコ美氏とのことですが何者なのだろう? この冒頭に限らず今回の絵作りもじつに手慣れた感じであり、どうにもポッと出の新人とも思えない。どこかの上級者の二つ名なのかな。
てなわけで佐天さんは一人「特別講習」へ向かいました。お花のキーホルダーが付いた鍵でドアをロック、すると出掛けに落とした例の御守を握り締め…意識を失う直前に縋った御守、科学万能の学園都市にて対極の「神頼み」は結果的に効果がありました。もちろん現実には御坂たちの活躍によって昏睡から帰還したのですが、佐天さん的にはこの御守の効力も信じたいのでしょうね。
講習会場へ到着すると一緒にレベルアッパーを使った友達たちと合流。なるほどこの講習とはレベルアッパー使用者に対するもの、もちろん当人たちはその事がわかっているのか、休み中に呼び出された不機嫌と別の意味で表情が沈んでいるような。特に佐天さんは自らの罪を自覚しまくっているようで、友達に見せる無理無理な笑顔が何とも切ない。

甲州街道じゃなくて講習会場へ入ると見覚えのある顔がちらほらと。まさか眉毛ちゃんの再登場があるとは。アスファルト使いの姐御もやってきて…高校生だったのか! それにしてはあまりに古風な、昭和チックな不良スタイルはいったいどこで覚えたのだ!? というわけでレベルアッパーの人たちが勢揃い、つまりこの講習は1万人分やるわけですね? それにしては教室がガラガラですけれども。
お久しぶりの小萌先生は相変わらずちっちゃいなあ。って禁書目録と並行なのでアタリマエですね。黒板に差し込む斜めの窓光は画面のメリハリ(スポット効果)に加え小萌先生をより小さく見せている感じ。椅子に立ち上がって板書からぴょんと飛び降りる仕草も相変わらずかわいい(笑
中高生一斉にパーソナルリアリティの講義、こういうのって学年によって講義レベルが変わらんものなのだろうか。講義中で静まり返った校内の様子をポンポンと見せて時間経過の表現、さらに午前のカリキュラムが終わっての開放感から昼ご飯騒動(笑)、開放感に溺れるみなさんの中で一人浮かない佐天さんの見せ方も…やはり新人演出家にしては手慣れすぎているような。

お弁当を忘れた佐天さんは一人学食へ、しかし当然ながら食堂はお休みでした。ここでも窓からの光が斜めに差し込み、今度は食券売機の前でがっくりの佐天さんをさらに突き落とすかの如く画面端の影側へ埋め込んでいます。するとやってきた眉毛ちゃん、例の事件の護送間際に交わした約束はきっちりと果たしていたようで…あまりの熱意に思わず引く佐天さんのアクションがいちいち細かい。おいおいおい眉毛ちゃん何赤くなってんだ!? それはそうと眉毛ちゃんの能力はいろんな意味で「持って生まれたもの」だったのですね。天然ステルスの彼女は特性を生かして麻雀を打つべき。
まるで約束したかのように多めのお弁当を持参した眉毛ちゃん。眉毛ちゃん的には佐天さんがこの講習に来る(レベルアッパーを使った)とは知る由も無かろうに、恋するオトメの第六感が弁当を持たせたのでしょうか。そしてこんなこともあろうかとそのお弁当には「謎のPCパーツ」が…無い無い(笑。佐天さんがパク付くサンドイッチの反応を不安げな表情で待ち、美味しいと言われての表情変化はこれまた絶妙でした。眉毛ちゃんかわいいな。
なんて呑気なお弁当タイムにて眉毛ちゃんが講習中の居心地の悪さを告白、しかし佐天さんはそれを受け入れる覚悟で臨んでいました。こんな真面目な子でも一瞬の魔差し、甘い誘惑に負けてしまうことがあるということ。それだけに罪の意識も相当強く、「悪いことをしたら罰を受ける」ことをきちんと理解している佐天さんはいい子だなあ。まあそれがこの特別講習の目的では無いのですけれども。

午後からはグラウンドへ出ての講習です。じゃんの人が講師に立っての持久走、真夏の炎天下に昼メシ直後の子たちを「倒れるまで走れ」ってのはかなり危険が危ない。下手すると死にます。確かに「自分の限界を超える」ということを叩き込むにはわかりやすい手段かもしれませんが、昭和のスポ根でもあるまいし他に表現手段が無かったのかな。手を挙げてリタイヤ宣言の佐天さんにあと1周と怒鳴り、1周回ってぺたんこ座り(かわいい)の佐天さんへさらに1周回れと命令するシーンは…さすがに「おいおい!」と画面へツッコんでしまった。アスファルトの姐御が怒るのもわかるような。まあ彼女は違う理由で怒ってたみたいですけど。
佐天さんは能力が無い代わりに運動能力は長けているようです。苦しげに走る友達をあっさり抜いてたったか走る姿は格好よろしいな。というか以前から気になっていたおさげちゃんの胸がえらい事になってて視線釘付け、これで中一か!? それはともかく他の受講者が死屍累々のグラウンドにてひたすら走り続ける佐天さんの持久力はなかなか、この持久力が今後の展開に…関係ないか(笑
この持久走が「懲罰」だと思い込んだのか、佐天さんの心境にリンクするように青空は雲で覆われて一気に土砂降り。これだけ濡れ鼠なら体操服が透けるに違いないと思ったけれどこれは鉄壁でした(そういう作品ではありません。結局最後まで走っていたのは真っ先に手を挙げたはずのメタボ少年、その根性を普段から発揮すれば彼の人生は違うルートを進んだでしょうけれど…それができれば苦労はしない、ってなものです(笑

中学生相手にグチグチの演説をかますアスファルトの姐御。その勢いに呑まれて迎合する友達たちと違って、佐天さんはまっすぐな目で正面から向かい合います。
「ズルは良くないから」
能力は無くとも曲がったことを許さない、例え相手が不良高校生だろうと立ち上がる佐天さんは強い子です。しかし上でも書きましたがこれだけ強い心を持った子ですら誘惑に勝てなかったレベルアッパーの甘い蜜の恐ろしさ、精神状態やタイミングによって罪悪感より欲望が上回ってしまう危うさを切々と感じます。
アスファルトさんの目力にブルってましたが佐天さんのそれもなかなかのもので、睨み合いのジャストタイミングで雷光が入る演出も効いていました。ちょっとベタだったけれども(笑。佐天さんの勇気に目が覚めたのか友達たちも反省の色を見せ…例えレベル0でも周囲のみなさんに「ちから」を与えられる佐天さんは立派だと思いますよ。端で聞いてた眉毛ちゃんにもいい影響を与えたようですし。
そして再び座学講習へ。この特別講習は懲罰目的ではなく、「自分の限界を超えること」を体感し、またレベルアッパー使用時の感覚をイメージすることでパーソナルリアリティの構築に生かすのが目的とのこと。なるほどそれなら「レベルアッパー体験者」で無いと講習の意味がありません。とはいえ「意識不明になったことで罪は購っている」という理屈は何か違うような。
レベルアッパーを「ドラッグ」に例えることが多いので同様に考えると、ドラッグの過剰摂取で意識不明になったとしてもそれは贖罪にはなりません。あくまでドラッグを使った結果であって、「ドラッグを使った事実」に対する罪は消えません。それが許されるなら…とここまで書いて「レベルアッパーは違法行為なのか?」という疑問ががが。上がったレベルで犯罪を犯せばそれは違法でしょうけれど、レベルアッパーを使うこと自体は違法なのだろうか。モノ自体は単なる音声ファイルなので合法ドラッグみたいなもの?
ともあれ自分の罪にしっかり向き合った佐天さんに慈愛の表情の小萌先生、それを受けた佐天さんは救われたようです。そして「もう一度がんばってみよう」と決意を新たに、いつの間にか窓の外は雨も止み、まるで佐天さんの胸中を表すように日差しが射す演出はこれまたベタですがいいシーンでした。

講習が終わって解散。スクータの風がバス待ち眉毛ちゃんの前髪を舞わせるもしっかり押さえて眉毛を見せないカットがかわいすぎ。こだわってるなあ。佐天さんに勇気をもらって眉毛ちゃんの今後は明るそうですね。しかしゆかりん声で言われると勇気をもらいすぎて、友達作る度に何かをぶっ放す子になっちゃいそうで怖い(笑
あれだけ振っといて何ですが…そうそう上手い話も無いもので、講習後の能力テストの結果は残念なものでした。友達は僅かながら能力向上が見えたようですけれど、佐天さんに関しては効果が無かったようです。
というわけでテスト結果の記載を起こしてみました。
LEVEL-0
PRECOGNITION(予知):B
CLAIRVOYANCE(透視):A
PSYCHOMETRY(サイコメトリー):C
TELEPATHY(テレパシー):C
PSYCHOKINESIS(念力):B
レベルアッパー使用時に手のひらで風が舞っていたことから佐天さんの能力はサイコキネシスの傾向かと思いきや透視能力にAが付いています。こんな所まで読む奴いねえと思って適当に書いたのだろうか?(笑。まあどっちにしろレベル0なので類別詳細はどうでもいいのかも。ちなみに指で隠れている部分はおそらくTELEPORTATION(瞬間移動)、この隠しが今後の展開に…無いか。
持久走のメタボ少年と何やらいい雰囲気に。まあ「お互いがんばろう」ってな感じでしょうけれど、彼のがんばっている姿に感じるものがあったかもしれません。彼は彼でかわいい子にいいとこ見せようとさらにがんばって、次に会ったらメタボを解消し超イケメンに変身してたりして。ぐぬぬ(何
時間経過の表現に講習中と同じ風景の夕暮れカットや、柱に貼られていた案内を剥がした跡などこれまた憎い演出が続き、すっかり遅くなってしまった佐天さんも帰宅の途へ。すると待っていたのはいつもの仲間…アバンでのやり取りをずっと続けていたとは(笑。佐天さんに決めてもらうと言いつつも、結局選択肢が4つになっただけで何も解決せず、しかし見上げた空は綺麗な虹がかかって万事オッケーな学園都市の夕暮れでした。ちゃんちゃん。
ああ、今回こそは簡単に済ませようと思ったのに結局長い。文字数カウントしたら4255字ですって(笑
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自分の限界を超えろ!

いつものファミレスにてダベる御坂&黒子。映画へ行くかゲコ太ショー(笑)へ行くかのバトル中に私服の初春が合流しました。あれ?佐天さんは? どうやら彼女は「特別講習」に呼び出されたそうで…クソ暑い中ゴクロウサン。ファミレスの窓越しに見えるテーブルの様子、ガラスに映り込む真夏の木々や日差しなどなど、これ一枚で状況をバシッと見せる絵作りは上手いなあ。今回の絵コンテは第8話幻想御手(レベルアッパー)に続いて矢島サコ美氏とのことですが何者なのだろう? この冒頭に限らず今回の絵作りもじつに手慣れた感じであり、どうにもポッと出の新人とも思えない。どこかの上級者の二つ名なのかな。
てなわけで佐天さんは一人「特別講習」へ向かいました。お花のキーホルダーが付いた鍵でドアをロック、すると出掛けに落とした例の御守を握り締め…意識を失う直前に縋った御守、科学万能の学園都市にて対極の「神頼み」は結果的に効果がありました。もちろん現実には御坂たちの活躍によって昏睡から帰還したのですが、佐天さん的にはこの御守の効力も信じたいのでしょうね。
講習会場へ到着すると一緒にレベルアッパーを使った友達たちと合流。なるほどこの講習とはレベルアッパー使用者に対するもの、もちろん当人たちはその事がわかっているのか、休み中に呼び出された不機嫌と別の意味で表情が沈んでいるような。特に佐天さんは自らの罪を自覚しまくっているようで、友達に見せる無理無理な笑顔が何とも切ない。

甲州街道じゃなくて講習会場へ入ると見覚えのある顔がちらほらと。まさか眉毛ちゃんの再登場があるとは。アスファルト使いの姐御もやってきて…高校生だったのか! それにしてはあまりに古風な、昭和チックな不良スタイルはいったいどこで覚えたのだ!? というわけでレベルアッパーの人たちが勢揃い、つまりこの講習は1万人分やるわけですね? それにしては教室がガラガラですけれども。
お久しぶりの小萌先生は相変わらずちっちゃいなあ。って禁書目録と並行なのでアタリマエですね。黒板に差し込む斜めの窓光は画面のメリハリ(スポット効果)に加え小萌先生をより小さく見せている感じ。椅子に立ち上がって板書からぴょんと飛び降りる仕草も相変わらずかわいい(笑
中高生一斉にパーソナルリアリティの講義、こういうのって学年によって講義レベルが変わらんものなのだろうか。講義中で静まり返った校内の様子をポンポンと見せて時間経過の表現、さらに午前のカリキュラムが終わっての開放感から昼ご飯騒動(笑)、開放感に溺れるみなさんの中で一人浮かない佐天さんの見せ方も…やはり新人演出家にしては手慣れすぎているような。

お弁当を忘れた佐天さんは一人学食へ、しかし当然ながら食堂はお休みでした。ここでも窓からの光が斜めに差し込み、今度は食券売機の前でがっくりの佐天さんをさらに突き落とすかの如く画面端の影側へ埋め込んでいます。するとやってきた眉毛ちゃん、例の事件の護送間際に交わした約束はきっちりと果たしていたようで…あまりの熱意に思わず引く佐天さんのアクションがいちいち細かい。おいおいおい眉毛ちゃん何赤くなってんだ!? それはそうと眉毛ちゃんの能力はいろんな意味で「持って生まれたもの」だったのですね。天然ステルスの彼女は特性を生かして麻雀を打つべき。
まるで約束したかのように多めのお弁当を持参した眉毛ちゃん。眉毛ちゃん的には佐天さんがこの講習に来る(レベルアッパーを使った)とは知る由も無かろうに、恋するオトメの第六感が弁当を持たせたのでしょうか。そしてこんなこともあろうかとそのお弁当には「謎のPCパーツ」が…無い無い(笑。佐天さんがパク付くサンドイッチの反応を不安げな表情で待ち、美味しいと言われての表情変化はこれまた絶妙でした。眉毛ちゃんかわいいな。
なんて呑気なお弁当タイムにて眉毛ちゃんが講習中の居心地の悪さを告白、しかし佐天さんはそれを受け入れる覚悟で臨んでいました。こんな真面目な子でも一瞬の魔差し、甘い誘惑に負けてしまうことがあるということ。それだけに罪の意識も相当強く、「悪いことをしたら罰を受ける」ことをきちんと理解している佐天さんはいい子だなあ。まあそれがこの特別講習の目的では無いのですけれども。

午後からはグラウンドへ出ての講習です。じゃんの人が講師に立っての持久走、真夏の炎天下に昼メシ直後の子たちを「倒れるまで走れ」ってのはかなり危険が危ない。下手すると死にます。確かに「自分の限界を超える」ということを叩き込むにはわかりやすい手段かもしれませんが、昭和のスポ根でもあるまいし他に表現手段が無かったのかな。手を挙げてリタイヤ宣言の佐天さんにあと1周と怒鳴り、1周回ってぺたんこ座り(かわいい)の佐天さんへさらに1周回れと命令するシーンは…さすがに「おいおい!」と画面へツッコんでしまった。アスファルトの姐御が怒るのもわかるような。まあ彼女は違う理由で怒ってたみたいですけど。
佐天さんは能力が無い代わりに運動能力は長けているようです。苦しげに走る友達をあっさり抜いてたったか走る姿は格好よろしいな。というか以前から気になっていたおさげちゃんの胸がえらい事になってて視線釘付け、これで中一か!? それはともかく他の受講者が死屍累々のグラウンドにてひたすら走り続ける佐天さんの持久力はなかなか、この持久力が今後の展開に…関係ないか(笑
この持久走が「懲罰」だと思い込んだのか、佐天さんの心境にリンクするように青空は雲で覆われて一気に土砂降り。これだけ濡れ鼠なら体操服が透けるに違いないと思ったけれどこれは鉄壁でした(そういう作品ではありません。結局最後まで走っていたのは真っ先に手を挙げたはずのメタボ少年、その根性を普段から発揮すれば彼の人生は違うルートを進んだでしょうけれど…それができれば苦労はしない、ってなものです(笑

中学生相手にグチグチの演説をかますアスファルトの姐御。その勢いに呑まれて迎合する友達たちと違って、佐天さんはまっすぐな目で正面から向かい合います。
「ズルは良くないから」
能力は無くとも曲がったことを許さない、例え相手が不良高校生だろうと立ち上がる佐天さんは強い子です。しかし上でも書きましたがこれだけ強い心を持った子ですら誘惑に勝てなかったレベルアッパーの甘い蜜の恐ろしさ、精神状態やタイミングによって罪悪感より欲望が上回ってしまう危うさを切々と感じます。
アスファルトさんの目力にブルってましたが佐天さんのそれもなかなかのもので、睨み合いのジャストタイミングで雷光が入る演出も効いていました。ちょっとベタだったけれども(笑。佐天さんの勇気に目が覚めたのか友達たちも反省の色を見せ…例えレベル0でも周囲のみなさんに「ちから」を与えられる佐天さんは立派だと思いますよ。端で聞いてた眉毛ちゃんにもいい影響を与えたようですし。
そして再び座学講習へ。この特別講習は懲罰目的ではなく、「自分の限界を超えること」を体感し、またレベルアッパー使用時の感覚をイメージすることでパーソナルリアリティの構築に生かすのが目的とのこと。なるほどそれなら「レベルアッパー体験者」で無いと講習の意味がありません。とはいえ「意識不明になったことで罪は購っている」という理屈は何か違うような。
レベルアッパーを「ドラッグ」に例えることが多いので同様に考えると、ドラッグの過剰摂取で意識不明になったとしてもそれは贖罪にはなりません。あくまでドラッグを使った結果であって、「ドラッグを使った事実」に対する罪は消えません。それが許されるなら…とここまで書いて「レベルアッパーは違法行為なのか?」という疑問ががが。上がったレベルで犯罪を犯せばそれは違法でしょうけれど、レベルアッパーを使うこと自体は違法なのだろうか。モノ自体は単なる音声ファイルなので合法ドラッグみたいなもの?
ともあれ自分の罪にしっかり向き合った佐天さんに慈愛の表情の小萌先生、それを受けた佐天さんは救われたようです。そして「もう一度がんばってみよう」と決意を新たに、いつの間にか窓の外は雨も止み、まるで佐天さんの胸中を表すように日差しが射す演出はこれまたベタですがいいシーンでした。

講習が終わって解散。スクータの風がバス待ち眉毛ちゃんの前髪を舞わせるもしっかり押さえて眉毛を見せないカットがかわいすぎ。こだわってるなあ。佐天さんに勇気をもらって眉毛ちゃんの今後は明るそうですね。しかしゆかりん声で言われると勇気をもらいすぎて、友達作る度に何かをぶっ放す子になっちゃいそうで怖い(笑
あれだけ振っといて何ですが…そうそう上手い話も無いもので、講習後の能力テストの結果は残念なものでした。友達は僅かながら能力向上が見えたようですけれど、佐天さんに関しては効果が無かったようです。
というわけでテスト結果の記載を起こしてみました。
LEVEL-0
PRECOGNITION(予知):B
CLAIRVOYANCE(透視):A
PSYCHOMETRY(サイコメトリー):C
TELEPATHY(テレパシー):C
PSYCHOKINESIS(念力):B
レベルアッパー使用時に手のひらで風が舞っていたことから佐天さんの能力はサイコキネシスの傾向かと思いきや透視能力にAが付いています。こんな所まで読む奴いねえと思って適当に書いたのだろうか?(笑。まあどっちにしろレベル0なので類別詳細はどうでもいいのかも。ちなみに指で隠れている部分はおそらくTELEPORTATION(瞬間移動)、この隠しが今後の展開に…無いか。
持久走のメタボ少年と何やらいい雰囲気に。まあ「お互いがんばろう」ってな感じでしょうけれど、彼のがんばっている姿に感じるものがあったかもしれません。彼は彼でかわいい子にいいとこ見せようとさらにがんばって、次に会ったらメタボを解消し超イケメンに変身してたりして。ぐぬぬ(何
時間経過の表現に講習中と同じ風景の夕暮れカットや、柱に貼られていた案内を剥がした跡などこれまた憎い演出が続き、すっかり遅くなってしまった佐天さんも帰宅の途へ。すると待っていたのはいつもの仲間…アバンでのやり取りをずっと続けていたとは(笑。佐天さんに決めてもらうと言いつつも、結局選択肢が4つになっただけで何も解決せず、しかし見上げた空は綺麗な虹がかかって万事オッケーな学園都市の夕暮れでした。ちゃんちゃん。
ああ、今回こそは簡単に済ませようと思ったのに結局長い。文字数カウントしたら4255字ですって(笑
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