2010-01-16(Sat)
とある科学の超電磁砲 #15 スキルアウト
今回から新章スタートです。

メガネ先輩の過去にいったい何が?

アバン冒頭にさりげなく描かれた毒々しい色のミニバン。いかにもヤンキー御用達風のボディサイドに書かれた「BIG SPIDER」の文字が新章のキーワードとなりました。これは後々明らかになる「キャパシティダウン」が搭載されたクルマであり、ヤンキー連中相手に威勢の良かった扇子の人もこの装置によって能力を遮られてあら大変。昨年末の水着回にて2クール目の活躍を予感させた婚后さんでしたがすっかり襲われ役が板に付いててちょっと切ない。
能力を遮られてピンチの婚后さんを助けた「蜘蛛の入れ墨の男」、革で出来た自動二輪に乗る殿方がよく着てらっしゃる…さすが超弩級のお嬢様は「革ジャン」などという下賤な服の名称など…いやいや有名ブランドにだってレザージャケットくらいあるだろう? ともかく革ジャン下げてモロ肌の背中に大蜘蛛の彫り物とはどこまで中二設定なのか(笑
その話を聞いて反応するメガネ先輩。運ばれていくヤンキーにも見覚えがある様子だったり、詰め所での会話では「BIG SPIDER」について妙に詳しかったり表情を曇らせたりいかにもな前振りを続けております。

自宅へ戻るとケータイの待ち受け写真を見て俯いて見せたりこれまたいかにも。革ジャンの男と並んだ写真は過去(2年前?)のメガネ先輩ですか。揃いっぽい赤い革ジャン、またアバンで運ばれるヤンキーと顔見知りってことは…つまりメガネ先輩もBIG SPIDERの構成員だったということ? 傍らに置かれたカップに牛乳、水着回でも牛乳好きを見せていましたがまさかこれほど重要な小道具とは。
いかにもな廃墟に棲まうBIG SPIDERのみなさん。アタマの黒妻を名乗るリーゼント男…アスファルトの姐御同様、学園都市の不良連中はいつの時代から時が止まっているのか。この男の背中にも蜘蛛の彫り物がありますが、婚后さんの証言シーンで見せた彫り物とは明らかに違いますね。まるで格を表すように小っちゃい(笑
一方の詰め所では初春が事件に関する諸々の情報を読み上げ、その言葉にいちいち反応するメガネ先輩の描写はいかにも…わかりやすいと言えばそうなのだけれど、こうも露骨に描写されまくると白けてしまうような。こういうネタ振りはすこぶるさりげなく見せたほうが解明時のアハ感覚が鮮明になるでしょうに。
「蜘蛛の入れ墨」をキーに情報が錯綜している様子はちょっと面白かった。メガネ先輩はもちろん2年前に起きたらしい事故か事件のことを知っており、その時に黒妻が生死不明となったことも知っている。そんな所で「武器を手に入れ勢力を伸ばしたのは2年前から」「BIG SPIDERのアタマは蜘蛛の入れ墨のある黒妻」と聞いて激しく動揺するわけです。黒妻は生きていたのか? 戻ってきたのか? あの彼がなぜ犯罪行為を?と。黒子に「最低の男」と呼ばれて拳をギュッのカットなどメガネ先輩の胸中が窺えます。
アジトの情報を聞いてもメガネ先輩は理由を付けて動けず。その代役として御坂が出張るわけですが…ジャッジメントでもアンチスキルでもないのに以下略。婚后さんを助けた男は犯罪者扱いなのに御坂はオッケーなダブスタ、今に始まったことでは無いけれどこれはジャッジメントとしてどうなのか。というか御坂が正式にジャッジメントになれば万事丸く収まるでしょうに何故そうしないのだろう。
第十学区のハーレム具合はこれが同じ学園都市とは思えぬ有様でした。なぜこんな荒れ果てた区域を放置しているのか。「上」の連中が本気を出せばこんな連中など一掃できるだろうにあえてやらずに放し飼い、加えて「武器」の話もありますし、要するにスキルアウトの連中にも何か使い道があるのでしょう。そんなところへ迷い込んだ子羊二匹、いや羊の皮を被ったナントカが二名。別に被ってないか(笑。それはともかくここへ至るまでの会話にて御坂たちが話す「スキルアウト」への見下し感が凄まじかった。言っていることは確かに正論だけれど、そういう目線で見ることでスキルアウトはますます凶悪化するのだろうな、と思わなくもなかったり。

ヤンキー連中に囲まれて一見ピンチの所へ現れた牛乳男。穏やかな表情で近寄るも手の牛乳をたたき落とされて表情は一変、よほど牛乳を愛しているのか。それに続いて映し出されたメガネ先輩の部屋にはこれまた牛乳が。そういや御坂&黒子の胸を見て以下略、つまりメガネ先輩はこの2年であのサイズまで育ったということですか。おそるべしバストアッパーもといムサシノ牛乳。クローゼットに下がった赤い革ジャンは先に見せた待ち受け写真のものでしょう。そんな所へ帰ってきたルームメイト子ちゃんはメガネ先輩を「ミイ」と呼んでいました。親しい仲での呼び名をさりげなく聞かせる作りは上手いね。
ビルの屋上と河原の様子を交互に映して無能力者の心境を描写。やさぐれ心理を理解する牛乳男と、届かない手をそれでも伸ばそうとする佐天さんを掛け合い風に見せる手法は説明くさくならずいい感じ。狭い路地から見上げる空が辛くて開けた屋上を好む牛乳男、一方の佐天さんは地上にいるけれど周りが開けた河原から空へ手を伸ばす、という描写も良かった。

黒子に問われても黒妻の名をしらばっくれてサッサと退散の牛乳男。視聴者的には既にバレバレなのですがもちろん黒子は気付かず、しかし御坂は「2年前」という時期に何か引っかかりを感じたようで…そういうことは本職の黒子が先に気付くべきじゃないのか? その後チラリと映った屋上の手すりに刻まれた相合い傘、引っ掻いて消されていますがその傷を修正してみたらミイ&クロと刻まれていました。なるほどなるほど。
仲間へ銃口を向けて敵対者をあぶり出せと脅す。てなわけでエスカレートする能力者狩りの様子は…御坂&黒子以外の能力者ってこんな弱いの? 一発殴られたら演算する余裕など無いとか…では郵便局や廃ビルにてフルボッコを受けながらもテレポートを続けていた黒子はどういう理屈なのか。細けえことは気にすんな!
その現場へ遭遇した御坂&黒子は普通に完全無敵。一瞬で白目を剥かせたヤンキー連中に案内させてようやくアタマとご対面です。

例によって余裕綽々の黒子、しかし突然鳴り出した高周波音によって能力が封じられてしまいました。アバン冒頭に見せた紫のミニバンに積まれた「キャパシティダウン」、無能力者が能力者と対等に戦うには「能力をデッチ上げる」か「能力者の力を封じる」か二通りの方法があり、先日まで描かれた「レベルアッパー」は前者、今回の「キャパシティダウン」は後者の方法。なるほど。
同様に御坂の能力も制御不能となってしまい…能力が使えなければ普通の女子中学生ですから大の男に叶うはずもなく、二人は一気に大ピンチ! てなところでジャストタイミングに現れた牛乳男、コードを引き抜いて音を止めると手の牛乳を御坂に預けて立ち回りのスタートです。その顔、その様子を見てビビリまくりのアタマの本名は蛇谷、奴は黒妻の名を騙っていたのです。ってそんなの最初からわかってます(笑。この辺の逆転劇をもう少し上手く作れなかったのだろうか。
戦い済んで日が暮れて、勝利の牛乳をラッパ飲みする黒妻へかけた声の主はメガネ先輩でした。振り返って「ミイ」と呼ぶ黒妻…はてさて二人の過去に何があったのか、キャパシティダウンや武器を流したのは何者なのか、そして婚后さんの出番は再びあるのか?

今回からOP/EDが変更となりました。OPはfripSideの「LEVEL5 -judgelight-」、前OPは左右方向での演出が目立ちましたが今回は上下? 寝転んで空へ手を伸ばす御坂が立ち上がり、教室の佐天さんが立ち上がり、初春は腕立て伏せでぐっと上へ。よくがんばった(笑
にょろ髪の巨乳メガネは原子力実験炉のマーブルチョコさん? 12話ラストで意味ありげに出てきたのは伊達ではなく、2クール目のキーパーソンとなりえるのでしょうか。ガヤルドの脱ぎ女はまだ出番があるのかな。インデックスが走り抜けたりメガネ先輩が怖かったり相変わらずよく動くOPです。落下しながらビリビリ始めた御坂の一撃が空を貫いて幕。放った電撃はこれもまた上へ向かっていますね。

EDはELISA歌唱の「Real Force」。まずは出撃準備の4名の様子。あの短パンってスカートを履いた後に履くのね。独特の色トレス表現は目を引くけれど見ていてチカチカします。TVが壊れたかと思った(笑
変更初回のせいかもですが…どちらも前のほうがよかったような?
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メガネ先輩の過去にいったい何が?

アバン冒頭にさりげなく描かれた毒々しい色のミニバン。いかにもヤンキー御用達風のボディサイドに書かれた「BIG SPIDER」の文字が新章のキーワードとなりました。これは後々明らかになる「キャパシティダウン」が搭載されたクルマであり、ヤンキー連中相手に威勢の良かった扇子の人もこの装置によって能力を遮られてあら大変。昨年末の水着回にて2クール目の活躍を予感させた婚后さんでしたがすっかり襲われ役が板に付いててちょっと切ない。
能力を遮られてピンチの婚后さんを助けた「蜘蛛の入れ墨の男」、革で出来た自動二輪に乗る殿方がよく着てらっしゃる…さすが超弩級のお嬢様は「革ジャン」などという下賤な服の名称など…いやいや有名ブランドにだってレザージャケットくらいあるだろう? ともかく革ジャン下げてモロ肌の背中に大蜘蛛の彫り物とはどこまで中二設定なのか(笑
その話を聞いて反応するメガネ先輩。運ばれていくヤンキーにも見覚えがある様子だったり、詰め所での会話では「BIG SPIDER」について妙に詳しかったり表情を曇らせたりいかにもな前振りを続けております。

自宅へ戻るとケータイの待ち受け写真を見て俯いて見せたりこれまたいかにも。革ジャンの男と並んだ写真は過去(2年前?)のメガネ先輩ですか。揃いっぽい赤い革ジャン、またアバンで運ばれるヤンキーと顔見知りってことは…つまりメガネ先輩もBIG SPIDERの構成員だったということ? 傍らに置かれたカップに牛乳、水着回でも牛乳好きを見せていましたがまさかこれほど重要な小道具とは。
いかにもな廃墟に棲まうBIG SPIDERのみなさん。アタマの黒妻を名乗るリーゼント男…アスファルトの姐御同様、学園都市の不良連中はいつの時代から時が止まっているのか。この男の背中にも蜘蛛の彫り物がありますが、婚后さんの証言シーンで見せた彫り物とは明らかに違いますね。まるで格を表すように小っちゃい(笑
一方の詰め所では初春が事件に関する諸々の情報を読み上げ、その言葉にいちいち反応するメガネ先輩の描写はいかにも…わかりやすいと言えばそうなのだけれど、こうも露骨に描写されまくると白けてしまうような。こういうネタ振りはすこぶるさりげなく見せたほうが解明時のアハ感覚が鮮明になるでしょうに。
「蜘蛛の入れ墨」をキーに情報が錯綜している様子はちょっと面白かった。メガネ先輩はもちろん2年前に起きたらしい事故か事件のことを知っており、その時に黒妻が生死不明となったことも知っている。そんな所で「武器を手に入れ勢力を伸ばしたのは2年前から」「BIG SPIDERのアタマは蜘蛛の入れ墨のある黒妻」と聞いて激しく動揺するわけです。黒妻は生きていたのか? 戻ってきたのか? あの彼がなぜ犯罪行為を?と。黒子に「最低の男」と呼ばれて拳をギュッのカットなどメガネ先輩の胸中が窺えます。
アジトの情報を聞いてもメガネ先輩は理由を付けて動けず。その代役として御坂が出張るわけですが…ジャッジメントでもアンチスキルでもないのに以下略。婚后さんを助けた男は犯罪者扱いなのに御坂はオッケーなダブスタ、今に始まったことでは無いけれどこれはジャッジメントとしてどうなのか。というか御坂が正式にジャッジメントになれば万事丸く収まるでしょうに何故そうしないのだろう。
第十学区のハーレム具合はこれが同じ学園都市とは思えぬ有様でした。なぜこんな荒れ果てた区域を放置しているのか。「上」の連中が本気を出せばこんな連中など一掃できるだろうにあえてやらずに放し飼い、加えて「武器」の話もありますし、要するにスキルアウトの連中にも何か使い道があるのでしょう。そんなところへ迷い込んだ子羊二匹、いや羊の皮を被ったナントカが二名。別に被ってないか(笑。それはともかくここへ至るまでの会話にて御坂たちが話す「スキルアウト」への見下し感が凄まじかった。言っていることは確かに正論だけれど、そういう目線で見ることでスキルアウトはますます凶悪化するのだろうな、と思わなくもなかったり。

ヤンキー連中に囲まれて一見ピンチの所へ現れた牛乳男。穏やかな表情で近寄るも手の牛乳をたたき落とされて表情は一変、よほど牛乳を愛しているのか。それに続いて映し出されたメガネ先輩の部屋にはこれまた牛乳が。そういや御坂&黒子の胸を見て以下略、つまりメガネ先輩はこの2年であのサイズまで育ったということですか。おそるべしバストアッパーもといムサシノ牛乳。クローゼットに下がった赤い革ジャンは先に見せた待ち受け写真のものでしょう。そんな所へ帰ってきたルームメイト子ちゃんはメガネ先輩を「ミイ」と呼んでいました。親しい仲での呼び名をさりげなく聞かせる作りは上手いね。
ビルの屋上と河原の様子を交互に映して無能力者の心境を描写。やさぐれ心理を理解する牛乳男と、届かない手をそれでも伸ばそうとする佐天さんを掛け合い風に見せる手法は説明くさくならずいい感じ。狭い路地から見上げる空が辛くて開けた屋上を好む牛乳男、一方の佐天さんは地上にいるけれど周りが開けた河原から空へ手を伸ばす、という描写も良かった。

黒子に問われても黒妻の名をしらばっくれてサッサと退散の牛乳男。視聴者的には既にバレバレなのですがもちろん黒子は気付かず、しかし御坂は「2年前」という時期に何か引っかかりを感じたようで…そういうことは本職の黒子が先に気付くべきじゃないのか? その後チラリと映った屋上の手すりに刻まれた相合い傘、引っ掻いて消されていますがその傷を修正してみたらミイ&クロと刻まれていました。なるほどなるほど。
仲間へ銃口を向けて敵対者をあぶり出せと脅す。てなわけでエスカレートする能力者狩りの様子は…御坂&黒子以外の能力者ってこんな弱いの? 一発殴られたら演算する余裕など無いとか…では郵便局や廃ビルにてフルボッコを受けながらもテレポートを続けていた黒子はどういう理屈なのか。細けえことは気にすんな!
その現場へ遭遇した御坂&黒子は普通に完全無敵。一瞬で白目を剥かせたヤンキー連中に案内させてようやくアタマとご対面です。

例によって余裕綽々の黒子、しかし突然鳴り出した高周波音によって能力が封じられてしまいました。アバン冒頭に見せた紫のミニバンに積まれた「キャパシティダウン」、無能力者が能力者と対等に戦うには「能力をデッチ上げる」か「能力者の力を封じる」か二通りの方法があり、先日まで描かれた「レベルアッパー」は前者、今回の「キャパシティダウン」は後者の方法。なるほど。
同様に御坂の能力も制御不能となってしまい…能力が使えなければ普通の女子中学生ですから大の男に叶うはずもなく、二人は一気に大ピンチ! てなところでジャストタイミングに現れた牛乳男、コードを引き抜いて音を止めると手の牛乳を御坂に預けて立ち回りのスタートです。その顔、その様子を見てビビリまくりのアタマの本名は蛇谷、奴は黒妻の名を騙っていたのです。ってそんなの最初からわかってます(笑。この辺の逆転劇をもう少し上手く作れなかったのだろうか。
戦い済んで日が暮れて、勝利の牛乳をラッパ飲みする黒妻へかけた声の主はメガネ先輩でした。振り返って「ミイ」と呼ぶ黒妻…はてさて二人の過去に何があったのか、キャパシティダウンや武器を流したのは何者なのか、そして婚后さんの出番は再びあるのか?

今回からOP/EDが変更となりました。OPはfripSideの「LEVEL5 -judgelight-」、前OPは左右方向での演出が目立ちましたが今回は上下? 寝転んで空へ手を伸ばす御坂が立ち上がり、教室の佐天さんが立ち上がり、初春は腕立て伏せでぐっと上へ。よくがんばった(笑
にょろ髪の巨乳メガネは原子力実験炉のマーブルチョコさん? 12話ラストで意味ありげに出てきたのは伊達ではなく、2クール目のキーパーソンとなりえるのでしょうか。ガヤルドの脱ぎ女はまだ出番があるのかな。インデックスが走り抜けたりメガネ先輩が怖かったり相変わらずよく動くOPです。落下しながらビリビリ始めた御坂の一撃が空を貫いて幕。放った電撃はこれもまた上へ向かっていますね。

EDはELISA歌唱の「Real Force」。まずは出撃準備の4名の様子。あの短パンってスカートを履いた後に履くのね。独特の色トレス表現は目を引くけれど見ていてチカチカします。TVが壊れたかと思った(笑
変更初回のせいかもですが…どちらも前のほうがよかったような?
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