2010-02-18(Thu)
バカとテストと召喚獣 #07 俺と翔子と如月グランドパーク
雄二を一途に見つめる翔子の想い。

それは間違いではありませんでした。

アバンは雄二宅の朝。目を覚ました雄二の視界に髪をなびかせる翔子の姿が見え、まるで若奥さんのように朝食を勧める仕草から唇のアップはいきなりドッキュンなカット。かわいすぎるぞ翔子! しかし雄二は冷静にケータイを求めると…かけた先は警察か!(笑
てなわけで始まった雄二&翔子のメイン回。先の宝探しにてネタにされていた如月グランドパークのプレミアムチケットは優しい人の善意(笑)によって翔子の手中にあり…同じチケットを見つめる翔子ビジョンと雄二ビジョンの落差がいきなり笑えます。件の「優しい人」へ非通知で恨み節のカットもいい味でした。
二人は仲良くグランドパークへ。カップルならば当然と腕を組む翔子がいちいちかわいいけれど…逃げられないよう腕を極めていたのか(笑

グランドパークで待ち受けていた見覚えのあるスタッフ。翔子のスカートをひらりとめくってスライディングのカメラマンも…わかりやすすぎだろ!(笑。スカートをめくられて紅潮顔で迫る翔子、雄二の素っ気ない言葉にアイアンクローの流れは愛情の深さを物語っていますね。そうか?
そんなところへ現れたヤンキーカップル。このカップルが後々の展開までかき回すことになるのですが…もう少し他のやり方は無かったのだろうか。ヤンキーカップルについては正直言って不快感しか残らなかった。明久という憎めないバカの描写は秀逸なのに、直球の嫌悪感しか残らない描写の数々はココロがザワザワします。
「あの二人、雄二のことを悪く言った」
ヤンキーの言葉に腹を立てた翔子は勇ましくも歩を進め、しかし雄二はそれを止め。雄二の名誉のためなら一も二も無く瞬時に立ち上がる翔子の描写は後になって効いてきます。こういう布石が上手いのだなあ。
ピンクの髪がはみ出した着ぐるみが登場。正体バレバレなれどあくまでスタッフを通す姫路さん、必死にお化け屋敷へ誘導する様子もいじらしい(笑。雄二の嘘情報をストレートに信じて炎メラメラの様子もかわいいです。しかし島田さんはともかく姫路さんってこういうキャラだっけ?
なんて騒動の一方で翔子へ耳打ちの秀吉。お主も悪よのう。

お化け屋敷入場前に翔子のバッグをワンカット。いかにもお弁当が入っていそうなバッグを預けていざ屋敷へ!
「ひめじ、の、ほうが、しょうこ、よりも、このみだな。むねもおおきいし」
すると流れてきた合成音声のような声…その内容に思わず足を止める雄二のカットから振り向いて釘バット一式の流れはアングルからタイミングまで私的にドハマリのコンテでした。というか翔子怖すぎるよ(笑
屋敷を出ての会話シーン。吊り橋効果を力説する秀吉に反論の雄二は確かに理に適っています。そりゃ襲い来る危機自体と仲良くはなれませんよね。こういうちょいちょい入るバカな会話が全体の面白さに繋がっているのだろうなあ。
スペシャルランチの知らせにレストランへ向かう雄二、バッグを抱える翔子の表情ががが。その後レストランでの食事後に「雄二となら何でも美味しい」のセリフは強烈なハートキャッチポイントでした。強烈な愛情表現描写が続いている翔子ですがそれは雄二を一途に想う愛情の裏返し。せっかくお弁当を持ってきたのに雄二の言葉どおりレストランへ行き、満足そうな雄二を見て自分も満足する。なんという健気な大和撫子でしょう。
番組的に毎回どこかへ「試験」の映像を入れないといけないのか、それにしても退路を断ってのクイズイベントは少々無理があったような。どう答えても正解のクイズに真っ白な灰になる雄二、そんな追い詰められた状況に楔を打ったのは例のヤンキーカップルです。雄二以外が盛り上がっているイベントに割り込んできたヤンキー…クイズ勝負で自滅の流れはどうコメントしていいのやら。

「私、お嫁さんに見えるかなあ?」
ウエディングドレス姿の翔子は目に涙を浮かべて喜びの表情。かっ、かわいすぎる! こんな表情を真正面で見て、さらにそれが「小さな頃からずっと夢だった」と言われて落ちない男がいるのだろうか。いるんだなあ。世界に入っちゃってる翔子に対し厳しい表情で何かを言いかける雄二、しかしそのタイミングで例のヤンキーカップルが…この絶頂の盛り上がりに水をぶっかける演出はどうなのだろう。全く笑いに繋がらない、単に後味が悪いだけのヤンキーカップル乱入は見ていてイライラするだけ。ほんとぶち壊しですよ。それが狙いなのだろうけれども。
そんな状況で飛び出したのは明久でした。相手がヤンキーだろうが、周囲の空気を破壊しようが翔子のために思わず飛び出した明久の漢気、裏返せば状況を顧みないバカな行為なのかもですが私はこういうバカが大好きですよ。しかしその騒動によって翔子はブーケを残して姿を消してしまいます。雄二の名誉のためなら瞬時に立ち向かった翔子が、自分の夢を否定されると何も言わずに逃げ去ってしまう。あああ何というオトメなのか。
イベント終了後も悪態吐きまくりのヤンキー。素っ気ない態度でみなさんから離れた雄二はヤンキーを一人待ち伏せて鉄拳制裁の流れ。あえて誰にも知られずこの行動はを取ったのは翔子にさらなる勘違いをさせないための気遣いか、それとも…。
夕暮れの空を背景に雄二&翔子の会話シーンはいかにも大沼風。七年前の勘違いとは何だろう。そんな描写ってありましたか? 第2話冒頭の「無事故の改新」シーンでは翔子は既に雄二を気にしている雰囲気だったのであれより前に何かあったのか。ううむ、何か重要なカットを見逃しているのか?
落ち込む翔子に「俺に対する気持ちは勘違い」と宣言する雄二。この状況に同情するでもなくあえてハッキリさせる雄二の優しさは見ていて胸が痛い。さらに後ろ姿でお弁当の礼を言うシーンも良かったなあ。そりゃ翔子も想いを確信するでしょう。横顔のアップから正面へ回っての繋ぎは翔子の想いが伝わってきてさぶいぼが止まりません。過剰なほどよく動いたラストカットは翔子の想いが溢れている様子がありあり、止め絵でしっとり見せるような静かな想いでは無いのですね。素晴らしい。

今回からEDが「晴れときどき笑顔」に変わりました。映像的には男子キャラから女子キャラへ一転、全体の雰囲気も女子メインらしく華やかでよろしいなあ。秀吉はともかくなぜ明久が(笑

前EDとの比較してみました。歌詞をバックに左右対称、明暗も対称的なカット。スキンシップ(?)の様子もシンクロしています。

ラスト付近はまんま同アングルですね。
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それは間違いではありませんでした。

アバンは雄二宅の朝。目を覚ました雄二の視界に髪をなびかせる翔子の姿が見え、まるで若奥さんのように朝食を勧める仕草から唇のアップはいきなりドッキュンなカット。かわいすぎるぞ翔子! しかし雄二は冷静にケータイを求めると…かけた先は警察か!(笑
てなわけで始まった雄二&翔子のメイン回。先の宝探しにてネタにされていた如月グランドパークのプレミアムチケットは優しい人の善意(笑)によって翔子の手中にあり…同じチケットを見つめる翔子ビジョンと雄二ビジョンの落差がいきなり笑えます。件の「優しい人」へ非通知で恨み節のカットもいい味でした。
二人は仲良くグランドパークへ。カップルならば当然と腕を組む翔子がいちいちかわいいけれど…逃げられないよう腕を極めていたのか(笑

グランドパークで待ち受けていた見覚えのあるスタッフ。翔子のスカートをひらりとめくってスライディングのカメラマンも…わかりやすすぎだろ!(笑。スカートをめくられて紅潮顔で迫る翔子、雄二の素っ気ない言葉にアイアンクローの流れは愛情の深さを物語っていますね。そうか?
そんなところへ現れたヤンキーカップル。このカップルが後々の展開までかき回すことになるのですが…もう少し他のやり方は無かったのだろうか。ヤンキーカップルについては正直言って不快感しか残らなかった。明久という憎めないバカの描写は秀逸なのに、直球の嫌悪感しか残らない描写の数々はココロがザワザワします。
「あの二人、雄二のことを悪く言った」
ヤンキーの言葉に腹を立てた翔子は勇ましくも歩を進め、しかし雄二はそれを止め。雄二の名誉のためなら一も二も無く瞬時に立ち上がる翔子の描写は後になって効いてきます。こういう布石が上手いのだなあ。
ピンクの髪がはみ出した着ぐるみが登場。正体バレバレなれどあくまでスタッフを通す姫路さん、必死にお化け屋敷へ誘導する様子もいじらしい(笑。雄二の嘘情報をストレートに信じて炎メラメラの様子もかわいいです。しかし島田さんはともかく姫路さんってこういうキャラだっけ?
なんて騒動の一方で翔子へ耳打ちの秀吉。お主も悪よのう。

お化け屋敷入場前に翔子のバッグをワンカット。いかにもお弁当が入っていそうなバッグを預けていざ屋敷へ!
「ひめじ、の、ほうが、しょうこ、よりも、このみだな。むねもおおきいし」
すると流れてきた合成音声のような声…その内容に思わず足を止める雄二のカットから振り向いて釘バット一式の流れはアングルからタイミングまで私的にドハマリのコンテでした。というか翔子怖すぎるよ(笑
屋敷を出ての会話シーン。吊り橋効果を力説する秀吉に反論の雄二は確かに理に適っています。そりゃ襲い来る危機自体と仲良くはなれませんよね。こういうちょいちょい入るバカな会話が全体の面白さに繋がっているのだろうなあ。
スペシャルランチの知らせにレストランへ向かう雄二、バッグを抱える翔子の表情ががが。その後レストランでの食事後に「雄二となら何でも美味しい」のセリフは強烈なハートキャッチポイントでした。強烈な愛情表現描写が続いている翔子ですがそれは雄二を一途に想う愛情の裏返し。せっかくお弁当を持ってきたのに雄二の言葉どおりレストランへ行き、満足そうな雄二を見て自分も満足する。なんという健気な大和撫子でしょう。
番組的に毎回どこかへ「試験」の映像を入れないといけないのか、それにしても退路を断ってのクイズイベントは少々無理があったような。どう答えても正解のクイズに真っ白な灰になる雄二、そんな追い詰められた状況に楔を打ったのは例のヤンキーカップルです。雄二以外が盛り上がっているイベントに割り込んできたヤンキー…クイズ勝負で自滅の流れはどうコメントしていいのやら。

「私、お嫁さんに見えるかなあ?」
ウエディングドレス姿の翔子は目に涙を浮かべて喜びの表情。かっ、かわいすぎる! こんな表情を真正面で見て、さらにそれが「小さな頃からずっと夢だった」と言われて落ちない男がいるのだろうか。いるんだなあ。世界に入っちゃってる翔子に対し厳しい表情で何かを言いかける雄二、しかしそのタイミングで例のヤンキーカップルが…この絶頂の盛り上がりに水をぶっかける演出はどうなのだろう。全く笑いに繋がらない、単に後味が悪いだけのヤンキーカップル乱入は見ていてイライラするだけ。ほんとぶち壊しですよ。それが狙いなのだろうけれども。
そんな状況で飛び出したのは明久でした。相手がヤンキーだろうが、周囲の空気を破壊しようが翔子のために思わず飛び出した明久の漢気、裏返せば状況を顧みないバカな行為なのかもですが私はこういうバカが大好きですよ。しかしその騒動によって翔子はブーケを残して姿を消してしまいます。雄二の名誉のためなら瞬時に立ち向かった翔子が、自分の夢を否定されると何も言わずに逃げ去ってしまう。あああ何というオトメなのか。
イベント終了後も悪態吐きまくりのヤンキー。素っ気ない態度でみなさんから離れた雄二はヤンキーを一人待ち伏せて鉄拳制裁の流れ。あえて誰にも知られずこの行動はを取ったのは翔子にさらなる勘違いをさせないための気遣いか、それとも…。
夕暮れの空を背景に雄二&翔子の会話シーンはいかにも大沼風。七年前の勘違いとは何だろう。そんな描写ってありましたか? 第2話冒頭の「無事故の改新」シーンでは翔子は既に雄二を気にしている雰囲気だったのであれより前に何かあったのか。ううむ、何か重要なカットを見逃しているのか?
落ち込む翔子に「俺に対する気持ちは勘違い」と宣言する雄二。この状況に同情するでもなくあえてハッキリさせる雄二の優しさは見ていて胸が痛い。さらに後ろ姿でお弁当の礼を言うシーンも良かったなあ。そりゃ翔子も想いを確信するでしょう。横顔のアップから正面へ回っての繋ぎは翔子の想いが伝わってきてさぶいぼが止まりません。過剰なほどよく動いたラストカットは翔子の想いが溢れている様子がありあり、止め絵でしっとり見せるような静かな想いでは無いのですね。素晴らしい。

今回からEDが「晴れときどき笑顔」に変わりました。映像的には男子キャラから女子キャラへ一転、全体の雰囲気も女子メインらしく華やかでよろしいなあ。秀吉はともかくなぜ明久が(笑

前EDとの比較してみました。歌詞をバックに左右対称、明暗も対称的なカット。スキンシップ(?)の様子もシンクロしています。

ラスト付近はまんま同アングルですね。
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