2010-03-03(Wed)
ハートキャッチプリキュア! #04 早くもプリキュアコンビ解散ですか?
お互いを信じることで強まった絆。

変身バンクも必殺技も二人仕様となりました。

何の前振りも無くデザトリアンへ立ち向かうブロッサム&マリンの図から。とはいえ史上最弱の称号も輝かしいブロッサムは何も無い所でコケてみたり、逃げ遅れた少年の救助に向かいながらタクトを振り払われて絶体絶命だったり失敗続き…その反面マリンは大活躍です。割って入ってのガードからマリンインパクト一閃! 前回と違う個人技の披露にマリンの底知れぬ能力を感じますね。何しろまだOPで見せるイヤボーン爆発技も残っているわけで、いったい何種類の攻撃技を持っているのやら。
マリンより先にプリキュアとなったのに足を引っ張ってばかりのブロッサムは落ち込みMAX、というか「足を引っ張っている」と思い込んで自分を責め、早くも身を引く覚悟なのはいかにも引っ込み思案のつぼみっぽい流れです。
器用に壊れた歩道橋の隙間から覗くインチキ土佐弁の男は大幹部のクモジャキー。夕陽を背負って無駄に熱いセリフの数々は島本まんがに出てきそうな昭和キャラですなあ(笑

今回はありがたくも川村女神が作監担当です。しかしキャラデザの関係で今までほど図抜けた美麗さは味わえない感じ。とはいえ砂漠の使徒が集う城での短い会話シーンにて一瞬映るサソリーナの表情に女神の片鱗、できれば今後女神におかれましてはサソリーナ回の担当をお願いしたいところです。そして一瞬映るブライキングボス(違)とダークさん。ボスはともかくダークさんの活躍を見たい。
学校でのつぼみ&えりか様、ここではつぼみのダメっぷりとえりか様の頼もしさが対比されておりました。アルコールランプの消火にビビるつぼみの小心さ、対するえりか様は消火はもちろん、クラス男子の横暴にも一歩も退かず(こういう女子いるよね)、続く体育授業では運動神経の良さをアピール。もちろんつぼみはお約束どおり跳び箱を越えられず…ダメダメな自分に落ち込みながらの授業はえりか様の「たんこぶ」でトドメ。落ち込みMAXのつぼみの隣で屈託無く笑うえりか様がいい顔すぎる(笑
「しょんぼりしてたらえりかに悪いよ!」
その後つぼみは女子トイレにて鏡を前に奮起一発。周囲をぐいぐい引っ張っていくクラスの人気者が相方ってことで必要以上に劣等感に苛まれてしまうのは無理からぬこと。そんな状況でも「えりかに悪い」とがんばるつぼみはその実結構芯が強い子なのかも。

ファッション部の勧誘はかわいい服を着なきゃ! ってなわけで洋服を選ぶえりか様。つぼみが選んだ服の色から精神状態を言い当て、さらに落ち込むつぼみの手を取って走れ!走れ!とえりか様のブレーキは壊れっぱなしです。えりか様なりにつぼみを元気づけようとしているのだろうけれど、暴走気味に引っ張り回されるつぼみは少々困惑気味?
走って走って着いた先のテニスコートでの騒動。事情を聞いたえりか様の歯に衣着せぬ物言いはなんという実も蓋もないド直球か!(笑。お互いの意思疎通が滞っていることによるすれ違い、相手の気持ちもわからないまま一人でぐるぐるしてしまう様子はつぼみのそれとまったく同様ですね。というわけで同じ状況にてえりか様の言葉を端で聞いたつぼみは大ショック! 暗雲の下を一人立ち去るえりか様のイメージ描写が笑えます。実際にその場を立ち去ったのはつぼみ、状況が読めずにポカーンのえりか様がこれまたいい味でした。

「みんながみんな、えりかみたいじゃないんだからね」
逃げ出してしまったつぼみの気持ちがわからないえりか様。全力全壊のポジティブシンキングでテニス少女を励ましていたつもりの言葉がつぼみを傷付けていた、そんな考えなどかすりもしないえりか様の直球猛進ぶりは端から見れば愛すべき存在なれどつぼみ的にはキッツイだろうなあ(笑。何でもサラリとこなしてしまうえりか様のような人はどうしても自分基準で考えがち、もも姉の釘刺しに「そんなのわかってるよ」と言いつつもやっぱりわかっていないのです。
テニスコートでハートブレイクのテニス少女に襲いかかるクモジャキー。例によって心の花が抜き取られ、少女が封印された水晶玉を「こっちは要らんぜよ」と投げ捨ててしまいます。この玉を捨てずに取っておいたらどうなるのだろう?(笑。発動したデザトリアンは重いコンダラ型、「ローラ!」と叫びながらの攻撃は…ネタが古すぎて返って新鮮かも。それにしても金朋絶好調だなあ(笑
えりか様の厳しいお言葉に落ち込みMAXのつぼみはおばあちゃんの植物園へ走ってコッペ様にもふもふ。確かに気持ちよさそう。最強のキュアフラワーから「プリキュアになる資格」を説かれそのまま納得する流れは良い話ではあるけれど少々性急っぽい。「優しい心」はともかく「強い心」についてもう少し描写が欲しかったかも。あのえりか様と付き合っている時点で「強い心」を持っているという解釈だろうか(笑
「謝ればいいの? でも何を?」
一方のえりか様は湖畔のベンチで一人わたわたしてます。かわいい! 自分の何が悪かったのかわからず、なのでこの先どうすればいいのかわからない。おそらく今まで放し飼いにされてきたであろうえりか様が初めてぶつかった「他人との違い」に苦悶する様子は今までのノーブレーキ状態からの成長を予感させます。てなところへつぼみが登場。

駆け付けたつぼみに戸惑うえりか様の表情が極上すぎて丼飯三杯いけそう。当のつぼみもそれは同様でお互いの間に微妙な空気が流れ…しかし最弱のプリキュアと罵られてもデザトリアンと戦う意志を見せるつぼみの強さにえりか様は無双の表情へ! この一連の表情変化はえりか様の決意を感じさせる素晴らしきシーンでした。
初披露の二人バージョン変身バンクからデザトリアンへの反撃。ダブルプリキュアパンーチ!と勢い付くも相変わらずドジっ子全開のつぼみがコケるとえりか様も一緒に…ここで再びつぼみは自虐モードへ。「あゆみの足を引っ張りたくないからがんばって練習してたのに!」とデザトリアンの声に重なるブロッサムの思い、さらに「マリンはもっと強い子と組んだほうがいいです!」と続け…それを聞いてお悩みすっきりのマリン。もちろんマリンはそんな事など考えていませんでした。
「私たちは最高のコンビなのよ!」
ローラーに押されながらブロッサムへの思いを叫ぶマリン。お互いの本心を伝え合ってわだかまりもクリーンとなり、力を合わせてローラーを跳ね返して「私たちは二人でプリキュアだよ!」と砂塵を背景に手を繋ぐシーンは二人の間にしっかりとした絆が生まれたことを感じさせます。

二人の力を合わせて発動した「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ」。これは第1話冒頭でキュアムーンライトが見せた必殺技と同じもの? 二人のタクトがffの記号を描くと光に包まれてデザトリアンへ体当たり、心の花を抜き取って「ハートキャッチ!」のキメは…そういう意味だったのか! その後は二人でいつもどおりタクトをくるくる回して浄化、やっぱり回すのか!

「お互いを信じることで二人は前よりもっと強い友情で結ばれたんですね」
心の花が戻って意識を取り戻したまお。ちょっとしたすれ違いから解散の危機を迎え、しかしきっちりと話してみればお互いの誤解であることが判って一件落着です。夕陽を背景に友情を確かめ合うシーンはアングルも凝って見応えあり。それにしてもシルエットで重なるカットは少々良からぬことを想像してしまいそうな(笑
「私たちの友情も強くなったね」
今回まお&あゆみと同様のプロセスを踏んだつぼみ&えりか様。お互いを信じることで以下略のとおり、こっちのペアも友情が深まったようです。ここでえりか様が確かめるように「私たち親友だね?」と…この時の表情変化がまた良いのだなあ。言葉にしないと気持ちがきちんと伝わらないことを学んだえりか様、それを受けるつぼみのマジメな表情から二人の破顔の流れも良かった。

おまけ。一人用バンクに新作映像を加えて再編集された二人バージョンは二人の仲の良さを感じさせる絶品映像と生まれ変わりました。腕を組んでくるくるっと回った後にお互いへシュッシュ!はかわいすぎて輸血が必要なほど。変身完了後の目を閉じた笑顔も二人揃ってサービスサービス、なんという破壊力か! ハートキャッチ!というか鷲掴み!
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変身バンクも必殺技も二人仕様となりました。

何の前振りも無くデザトリアンへ立ち向かうブロッサム&マリンの図から。とはいえ史上最弱の称号も輝かしいブロッサムは何も無い所でコケてみたり、逃げ遅れた少年の救助に向かいながらタクトを振り払われて絶体絶命だったり失敗続き…その反面マリンは大活躍です。割って入ってのガードからマリンインパクト一閃! 前回と違う個人技の披露にマリンの底知れぬ能力を感じますね。何しろまだOPで見せるイヤボーン爆発技も残っているわけで、いったい何種類の攻撃技を持っているのやら。
マリンより先にプリキュアとなったのに足を引っ張ってばかりのブロッサムは落ち込みMAX、というか「足を引っ張っている」と思い込んで自分を責め、早くも身を引く覚悟なのはいかにも引っ込み思案のつぼみっぽい流れです。
器用に壊れた歩道橋の隙間から覗くインチキ土佐弁の男は大幹部のクモジャキー。夕陽を背負って無駄に熱いセリフの数々は島本まんがに出てきそうな昭和キャラですなあ(笑

今回はありがたくも川村女神が作監担当です。しかしキャラデザの関係で今までほど図抜けた美麗さは味わえない感じ。とはいえ砂漠の使徒が集う城での短い会話シーンにて一瞬映るサソリーナの表情に女神の片鱗、できれば今後女神におかれましてはサソリーナ回の担当をお願いしたいところです。そして一瞬映るブライキングボス(違)とダークさん。ボスはともかくダークさんの活躍を見たい。
学校でのつぼみ&えりか様、ここではつぼみのダメっぷりとえりか様の頼もしさが対比されておりました。アルコールランプの消火にビビるつぼみの小心さ、対するえりか様は消火はもちろん、クラス男子の横暴にも一歩も退かず(こういう女子いるよね)、続く体育授業では運動神経の良さをアピール。もちろんつぼみはお約束どおり跳び箱を越えられず…ダメダメな自分に落ち込みながらの授業はえりか様の「たんこぶ」でトドメ。落ち込みMAXのつぼみの隣で屈託無く笑うえりか様がいい顔すぎる(笑
「しょんぼりしてたらえりかに悪いよ!」
その後つぼみは女子トイレにて鏡を前に奮起一発。周囲をぐいぐい引っ張っていくクラスの人気者が相方ってことで必要以上に劣等感に苛まれてしまうのは無理からぬこと。そんな状況でも「えりかに悪い」とがんばるつぼみはその実結構芯が強い子なのかも。

ファッション部の勧誘はかわいい服を着なきゃ! ってなわけで洋服を選ぶえりか様。つぼみが選んだ服の色から精神状態を言い当て、さらに落ち込むつぼみの手を取って走れ!走れ!とえりか様のブレーキは壊れっぱなしです。えりか様なりにつぼみを元気づけようとしているのだろうけれど、暴走気味に引っ張り回されるつぼみは少々困惑気味?
走って走って着いた先のテニスコートでの騒動。事情を聞いたえりか様の歯に衣着せぬ物言いはなんという実も蓋もないド直球か!(笑。お互いの意思疎通が滞っていることによるすれ違い、相手の気持ちもわからないまま一人でぐるぐるしてしまう様子はつぼみのそれとまったく同様ですね。というわけで同じ状況にてえりか様の言葉を端で聞いたつぼみは大ショック! 暗雲の下を一人立ち去るえりか様のイメージ描写が笑えます。実際にその場を立ち去ったのはつぼみ、状況が読めずにポカーンのえりか様がこれまたいい味でした。

「みんながみんな、えりかみたいじゃないんだからね」
逃げ出してしまったつぼみの気持ちがわからないえりか様。全力全壊のポジティブシンキングでテニス少女を励ましていたつもりの言葉がつぼみを傷付けていた、そんな考えなどかすりもしないえりか様の直球猛進ぶりは端から見れば愛すべき存在なれどつぼみ的にはキッツイだろうなあ(笑。何でもサラリとこなしてしまうえりか様のような人はどうしても自分基準で考えがち、もも姉の釘刺しに「そんなのわかってるよ」と言いつつもやっぱりわかっていないのです。
テニスコートでハートブレイクのテニス少女に襲いかかるクモジャキー。例によって心の花が抜き取られ、少女が封印された水晶玉を「こっちは要らんぜよ」と投げ捨ててしまいます。この玉を捨てずに取っておいたらどうなるのだろう?(笑。発動したデザトリアンは重いコンダラ型、「ローラ!」と叫びながらの攻撃は…ネタが古すぎて返って新鮮かも。それにしても金朋絶好調だなあ(笑
えりか様の厳しいお言葉に落ち込みMAXのつぼみはおばあちゃんの植物園へ走ってコッペ様にもふもふ。確かに気持ちよさそう。最強のキュアフラワーから「プリキュアになる資格」を説かれそのまま納得する流れは良い話ではあるけれど少々性急っぽい。「優しい心」はともかく「強い心」についてもう少し描写が欲しかったかも。あのえりか様と付き合っている時点で「強い心」を持っているという解釈だろうか(笑
「謝ればいいの? でも何を?」
一方のえりか様は湖畔のベンチで一人わたわたしてます。かわいい! 自分の何が悪かったのかわからず、なのでこの先どうすればいいのかわからない。おそらく今まで放し飼いにされてきたであろうえりか様が初めてぶつかった「他人との違い」に苦悶する様子は今までのノーブレーキ状態からの成長を予感させます。てなところへつぼみが登場。

駆け付けたつぼみに戸惑うえりか様の表情が極上すぎて丼飯三杯いけそう。当のつぼみもそれは同様でお互いの間に微妙な空気が流れ…しかし最弱のプリキュアと罵られてもデザトリアンと戦う意志を見せるつぼみの強さにえりか様は無双の表情へ! この一連の表情変化はえりか様の決意を感じさせる素晴らしきシーンでした。
初披露の二人バージョン変身バンクからデザトリアンへの反撃。ダブルプリキュアパンーチ!と勢い付くも相変わらずドジっ子全開のつぼみがコケるとえりか様も一緒に…ここで再びつぼみは自虐モードへ。「あゆみの足を引っ張りたくないからがんばって練習してたのに!」とデザトリアンの声に重なるブロッサムの思い、さらに「マリンはもっと強い子と組んだほうがいいです!」と続け…それを聞いてお悩みすっきりのマリン。もちろんマリンはそんな事など考えていませんでした。
「私たちは最高のコンビなのよ!」
ローラーに押されながらブロッサムへの思いを叫ぶマリン。お互いの本心を伝え合ってわだかまりもクリーンとなり、力を合わせてローラーを跳ね返して「私たちは二人でプリキュアだよ!」と砂塵を背景に手を繋ぐシーンは二人の間にしっかりとした絆が生まれたことを感じさせます。

二人の力を合わせて発動した「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ」。これは第1話冒頭でキュアムーンライトが見せた必殺技と同じもの? 二人のタクトがffの記号を描くと光に包まれてデザトリアンへ体当たり、心の花を抜き取って「ハートキャッチ!」のキメは…そういう意味だったのか! その後は二人でいつもどおりタクトをくるくる回して浄化、やっぱり回すのか!

「お互いを信じることで二人は前よりもっと強い友情で結ばれたんですね」
心の花が戻って意識を取り戻したまお。ちょっとしたすれ違いから解散の危機を迎え、しかしきっちりと話してみればお互いの誤解であることが判って一件落着です。夕陽を背景に友情を確かめ合うシーンはアングルも凝って見応えあり。それにしてもシルエットで重なるカットは少々良からぬことを想像してしまいそうな(笑
「私たちの友情も強くなったね」
今回まお&あゆみと同様のプロセスを踏んだつぼみ&えりか様。お互いを信じることで以下略のとおり、こっちのペアも友情が深まったようです。ここでえりか様が確かめるように「私たち親友だね?」と…この時の表情変化がまた良いのだなあ。言葉にしないと気持ちがきちんと伝わらないことを学んだえりか様、それを受けるつぼみのマジメな表情から二人の破顔の流れも良かった。

おまけ。一人用バンクに新作映像を加えて再編集された二人バージョンは二人の仲の良さを感じさせる絶品映像と生まれ変わりました。腕を組んでくるくるっと回った後にお互いへシュッシュ!はかわいすぎて輸血が必要なほど。変身完了後の目を閉じた笑顔も二人揃ってサービスサービス、なんという破壊力か! ハートキャッチ!というか鷲掴み!
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