2010-03-05(Fri)
イヴの時間 オフィシャルファンブック

内容充実のオフィシャルファンブックが発売されました。
好評のうちに1stシーズンが完結したウェブアニメ「イヴの時間」、来る3/6からの劇場版公開に先駆けてオフィシャルファンブックが発売されました。…って2/25の発売日を忘れていて、先日劇場版の情報を見ようと久しぶりに公式サイトへ行ったら発売日を過ぎていることに気付き慌てて購入した次第であります。というわけで簡単に内容のご紹介を。

表紙カバーはマット仕上げで質感良し。ポテチを食った手で決して触ってはなりませぬ(笑。ウェブアニメで視聴回数300万回ってのは多いのか少ないのか基準がようわかりませんが1話あたり50万回、すなわちざっと50万人くらいが見ていると考えれば結構な数かも。
その横に並ぶ6枚の紙ジャケは言うまでもなく当作品のDVDです。ちゃんと全話買ってますよ(笑。今となってはプレミアが付いているらしい1話2話もきっちりと揃っています。発売当初に買っといてよかった。15分ごとにディスクを入れ替えるのが面倒なので1枚にまとまっているであろう劇場版DVDが出たらそっちも買う予定。短いながらも新作映像が追加されているようですし。

本文ページの冒頭に初期企画書の文章、続く目次は喫茶店のメニュー風にデザインされていて思わずニヤリ。そしてまずキャラクター紹介のページへ。各キャラごとに見開きでレイアウトされた紹介ページは小道具や初期デザインも載っています。

続いてストーリー紹介。各話4ページを使ってストーリーを追った後、さらに4ページずつ吉浦監督のコメントが載っています。制作コンセプトや苦労話、また当該シーンの絵コンテと合わせて語られる演出解説は結構目からウロコだったり。
例えばact::02のコメントにある演出解説。こういうのを読むと自分の眼力もまだまだだなあと反省しきりです。解説を踏まえてもう1周見直さなければ。

ストーリー解説の次はスタッフインタビュー、キャストインタビュー、石岡氏・黒瀬氏による評論(総論・カメラワーク論・SF講座)へ続きます。この評論記事は読む人を選ぶかもしれませんが…元来SF好きの私は頷きまくりながら楽しく読めました。まあ当作品のファンならたいてい大丈夫でしょう。というか押し入れに詰め込んであるアシモフを引っ張り出して来ようかと(笑

あの独特の映像はどのように作られているのか? 「イヴの時間ができるまで」のコーナーでその制作工程が紹介されています。デジタル化が進みまくっている昨今のアニメーション業界ですが、ここまでコンピュータ依存している例はまだ少ないでしょうね。予想以上に手間がかかっているようで…なるほど公開時期が大幅にズレたのも頷けます。
巻末には「もう一つのイヴの時間」と題されたサミィ視点の短編小説が掲載されていました。ううむ…これもぜひ映像化していただきたい!
A5判160ページで定価1900円(税抜)と少々値は張りますが満足度は二重丸。ファンならばぜひ一読をお勧めしたい、作品に対する理解度・思い入れがますます深まる一冊です。

表紙カバーはマット仕上げで質感良し。ポテチを食った手で決して触ってはなりませぬ(笑。ウェブアニメで視聴回数300万回ってのは多いのか少ないのか基準がようわかりませんが1話あたり50万回、すなわちざっと50万人くらいが見ていると考えれば結構な数かも。
その横に並ぶ6枚の紙ジャケは言うまでもなく当作品のDVDです。ちゃんと全話買ってますよ(笑。今となってはプレミアが付いているらしい1話2話もきっちりと揃っています。発売当初に買っといてよかった。15分ごとにディスクを入れ替えるのが面倒なので1枚にまとまっているであろう劇場版DVDが出たらそっちも買う予定。短いながらも新作映像が追加されているようですし。

本文ページの冒頭に初期企画書の文章、続く目次は喫茶店のメニュー風にデザインされていて思わずニヤリ。そしてまずキャラクター紹介のページへ。各キャラごとに見開きでレイアウトされた紹介ページは小道具や初期デザインも載っています。

続いてストーリー紹介。各話4ページを使ってストーリーを追った後、さらに4ページずつ吉浦監督のコメントが載っています。制作コンセプトや苦労話、また当該シーンの絵コンテと合わせて語られる演出解説は結構目からウロコだったり。
細かいところで言うと、リクオがメガネを取られた直後に、リナがその物音にパッと反応するカットを入れたりしています。もともとそういうことに過敏にできているボディガードアンドロイドなので、ついパッと反応しちゃうんですよ。このときだけは、コージのことを無視して引っ張っちゃったりしています。そしてそれが、act:03の伏線にもなっているんですよ。
※ネタバレのため反転させています。
例えばact::02のコメントにある演出解説。こういうのを読むと自分の眼力もまだまだだなあと反省しきりです。解説を踏まえてもう1周見直さなければ。

ストーリー解説の次はスタッフインタビュー、キャストインタビュー、石岡氏・黒瀬氏による評論(総論・カメラワーク論・SF講座)へ続きます。この評論記事は読む人を選ぶかもしれませんが…元来SF好きの私は頷きまくりながら楽しく読めました。まあ当作品のファンならたいてい大丈夫でしょう。というか押し入れに詰め込んであるアシモフを引っ張り出して来ようかと(笑

あの独特の映像はどのように作られているのか? 「イヴの時間ができるまで」のコーナーでその制作工程が紹介されています。デジタル化が進みまくっている昨今のアニメーション業界ですが、ここまでコンピュータ依存している例はまだ少ないでしょうね。予想以上に手間がかかっているようで…なるほど公開時期が大幅にズレたのも頷けます。
巻末には「もう一つのイヴの時間」と題されたサミィ視点の短編小説が掲載されていました。ううむ…これもぜひ映像化していただきたい!
A5判160ページで定価1900円(税抜)と少々値は張りますが満足度は二重丸。ファンならばぜひ一読をお勧めしたい、作品に対する理解度・思い入れがますます深まる一冊です。
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