2010-04-07(Wed)
けいおん!! #01 高3!
桜が丘高校軽音部再び!

2010年4月期新番レビューその2です。
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2010年4月期新番レビューその2です。
いまさら説明など不要のビッグタイトル「けいおん!」が帰ってきました。ビックリマークが2つに増えての2期、大好評のうちに終了した1期の勢いをどこまでキープ、さらに加速できるか? ちなみに私は原作未読、いや本屋でまんがタイムきららが目に付けばパラパラと立ち読みするので厳密には一部既読なのですが、幸か不幸かまったく記憶に残っていないため未読扱いとします。制作は言わずと知れた京アニ、キャラデザは堀口悠紀子氏、監督は山田尚子氏と1期から継続です。

さて2期のオープニングカットは満開の桜の中を駈ける唯から。早朝の校内を抜けて部室へ到着した唯はギターを引っ張り出して爽快にカッティングを始めます。ケースから出す時に弦が引っかかる音、アンプの電源を入れるとタッチノイズが鳴り、ストロークを始めるといかにも小さいアンプからの直出し音が響き渡りました。プレイ中のノリノリな様子や左足でカウントを取っている仕草(右利きギタリストは重心が右足に来るため左足でリズムカウントするのがクセになっていることが多い)などなど何というリアリティか。
唯の鳴らす音をバックに描かれる軽音部メンツの登校風景は仲が良い雰囲気が窺えて良し良し。部室の前にて唯のギター音に気付く一瞬の間の後にドアを開けると唯の必殺技キメポーズ、ってな流れも良かった。1年ぶりのけいおんはどんなものか?と思っていたけれどアバンの映像だけで引っ張り込まれてしまいました。やはり作りの本気度が違いますね。というか唯はギター上手くなったな(笑

オープニングは「GO! GO! MANIAC」。何を言っているのかいまいちわからん早口が忙しいガールズロックは1期の時ほどインパクトはありませんでしたが、スピーディで賑やかな曲調、それに合わせて気合入りまくりの映像は作品の冒頭を飾るにふさわしい出来だと思います。ギャルゲー風のキャラ紹介カットは相変わらず、名前の背景に棹物3人はタブ譜、紬は五線譜、律はドラム譜ときちんと担当楽器の譜面になっていて感心。ギター歴の長い梓はタブ譜じゃなくて五線譜、なんて小技があればさらに感心したのですが(笑
ぐるんぐるんの回り込みはちょっとびっくり。背景はCGみたいですがキャラはきちんと作画されている感じで、カメラを意識して視線を向けたり、表情が細かく変化したり、もちろん演奏風景もしっかり描かれていて驚くばかり。どうでもいいけど相変わらずスカートが短いねえ。このミニスカから伸びた太短い脚を見ると「けいおんだなあ」としみじみ思いますよ(笑

レスポールの傍らに女の子小物が転がるカットや、仲良くじゃれ合っている軽音部メンツのカットなどなどキメキメの演奏シーンの合間に世界観を映すカットを挟み、ノリノリな曲に合わせて楽しげに演奏する彼女たちの表情が映し出される。その1コマ1コマがじつに眩しく、「若いって素晴らしいなあ…」と今は昔のギターキッズは輝く少女たちをしんみりと眺めるのでありました。

3年生になったので分け目を変えてみました! わかりにくい! てなわけでクラス替えの貼り出しを眺めるみなさん、そういや去年は「澪だけ別のクラス」で云々ってネタがあったっけ。そんな不幸の再来にビビる澪の表情がいい味。ずらっと並んだミニスカの脚林をかき分けて最前列へ進む唯は少々迷惑な人かも(笑。結局みなさん一人残らず同じクラスに…安心して号泣の澪がかわいいです。
揃って教室へ入ると和も同じクラス、そして担任はさわちゃん先生とメインキャラが一つの教室に勢揃い…いろいろ大人の事情を感じますね(笑。始業式へ向かう渡り廊下にて桜の花を手に取る唯の仕草が良い雰囲気でした。校歌斉唱の伴奏はさわちゃんのピアノ、あのさわちゃんがピアノ!と一瞬思ったけれど、考えてみれば音楽教師なのでピアノを弾けて当然か(笑

さて新学期が始まるとさっそく新入部員の勧誘作戦へ。このまま誰も入らないと来年は梓一人になってしまう…つまり部長確定ってことでそれはそれで良し? 例によって着ぐるみ姿でビラを配るも反応無し、いやわざわざ律儀に着ぐるみでやらんでも。来年一人残された梓を想像して恐怖に震える澪、この子の怖がりレベルは相変わらずというか想像力がハイパーすぎです(笑
部費部費ぶひ! 新入部員が入れば将来安泰の上に部費も上積み、ってことで律のエンジンがかかりました。それは結構なのだけれど身を捨てた勧誘方法はいろいろ間違っているような(笑。そして「いかに新入部員を獲得するか?」を各部を回って調査開始、ここは茶道部にて渋い抹茶を飲んだ三者三様の表情が面白い。目の幅涙の二人の端で静かに渋る梓がかわいいなあ。
軽音部の勧誘としては新歓ライブが真っ当な手法でしょう。ここでまさかのライブ入り、初回っから大サービス!と思いきや開始即終了でちょっと笑った。何という思わせぶりな! まあライブシーンは後のお楽しみ、アバンにて研究していた必殺技をきちんとこなす唯を見ただけで今回は良しとしますか。
ステージの機材。澪はアンペグのベースアンプ、ギターアンプはマーシャルのスタック(1段SP)×2と1期12話の学祭ライブと同じでした。それにしてもこんなゴツい機材を誰がどこから持ってきたんだろう?

ライブ終了で真っ白い灰になった唯。あの必殺技は生体エネルギーをかーなーり消費するようですね(笑。しかしそれほどのステージを披露しても新入部員は来ず…あまりに凄いライブをやってしまったせいで新入生がビビってしまうのかも。また後に梓が教室にて言われてましたが「軽音部って5人が結束して見えて外から入りにくい」というのもありそう。既に完成されているコミュニティへ割って入るのは勇気が要ることですから。しかし昨年の梓はそんな中へ飛び込み、今やかけがえのない仲間になっている。その事が誇らしいのか梓の表情は明るく変わり、新入部員が来ないことで沈んでいた気分も変わったようです。
「私、しばらくこのままでもいいな」
梓抜きの部室にてお茶をすするみなさん。今日も新入部員は来ず、ハテサテどうしたものかと考えを巡らせる中で唯は「今はこのままでいいよ」と。無理に新入部員を獲得するよりも軽音部5人の時間を大切にしたい、そう結論付けたみなさんに口を挟まず黙って聞いているさわちゃんも素敵でした。少女たちの思いを尊重して優しく見守っている感じ。
「あなたたち、1年って短いわよ」
あと一年で何とかしようぜ、と律の言葉にさわちゃんが一言。ほんと一年などすぐ経ってしまう…学生の頃は一年がこんなに早いなんて知らなかった。時が流れるスピードは年齢を重ねるごとに加速しまくり、しかし若さはじけるレモンの香りな軽音部のみなさんはさわちゃんの言葉にピンと来ないみたい? いいのよ今はそれで。
ドア越しにみなさんの思いを聞いた梓。ケーキの好みも気遣われて…自分がどれほどかわいがられているかを知った梓は部室へ入ると「この5人でやりたい」と笑顔です。その思いが嬉しい唯でしたが、厳しい練習を宣言されて涙目のオチは定石ながら見ていてニマニマ。結局何も解決していませんがじつにけいおんらしくて良し。

エンディングは「Listen!!」。OPでも表記されていた冒頭の「HTT」とはHoukago Tea Timeの略? 1期同様に澪メインの曲は映像も澪がクローズアップされています。ステージ衣装のように着飾った澪はケーキの洞窟にて気だるそうな雰囲気を見せ…迎えに来た(?)軽音部メンツとご対面。そして澪が「こんな所に一人で引きこもってないで一緒に演ろうよ!」と言わんばかりに手を差し出すと髪のリボンが澪に移ってステージの開始。ちなみに今回の棹物機材は1期と違って部室で使っているまんまですね。律は1期EDと同様にYAMAHA Birch custom Absolute(?)、紬のハモンドオルガンは…専門外なので機種まではちょっとわからない。まあ詳細は誰か調べてくれるでしょう(笑
赤い苺をリレーしてのメンバー描写は雰囲気が大人っぽくていい感じ。マイクを構えてシャウトする澪の肩のライン、揺れる黒髪が色っぽくてよろしいなあ。一瞬のウインクもかわいかったです。
というわけでもちろん視聴継続、レビューも出来る限り書こうかと。
※追記
紬のオルガンは鈴木楽器製のHammond New B-3だそうです

さて2期のオープニングカットは満開の桜の中を駈ける唯から。早朝の校内を抜けて部室へ到着した唯はギターを引っ張り出して爽快にカッティングを始めます。ケースから出す時に弦が引っかかる音、アンプの電源を入れるとタッチノイズが鳴り、ストロークを始めるといかにも小さいアンプからの直出し音が響き渡りました。プレイ中のノリノリな様子や左足でカウントを取っている仕草(右利きギタリストは重心が右足に来るため左足でリズムカウントするのがクセになっていることが多い)などなど何というリアリティか。
唯の鳴らす音をバックに描かれる軽音部メンツの登校風景は仲が良い雰囲気が窺えて良し良し。部室の前にて唯のギター音に気付く一瞬の間の後にドアを開けると唯の必殺技キメポーズ、ってな流れも良かった。1年ぶりのけいおんはどんなものか?と思っていたけれどアバンの映像だけで引っ張り込まれてしまいました。やはり作りの本気度が違いますね。というか唯はギター上手くなったな(笑

オープニングは「GO! GO! MANIAC」。何を言っているのかいまいちわからん早口が忙しいガールズロックは1期の時ほどインパクトはありませんでしたが、スピーディで賑やかな曲調、それに合わせて気合入りまくりの映像は作品の冒頭を飾るにふさわしい出来だと思います。ギャルゲー風のキャラ紹介カットは相変わらず、名前の背景に棹物3人はタブ譜、紬は五線譜、律はドラム譜ときちんと担当楽器の譜面になっていて感心。ギター歴の長い梓はタブ譜じゃなくて五線譜、なんて小技があればさらに感心したのですが(笑
ぐるんぐるんの回り込みはちょっとびっくり。背景はCGみたいですがキャラはきちんと作画されている感じで、カメラを意識して視線を向けたり、表情が細かく変化したり、もちろん演奏風景もしっかり描かれていて驚くばかり。どうでもいいけど相変わらずスカートが短いねえ。このミニスカから伸びた太短い脚を見ると「けいおんだなあ」としみじみ思いますよ(笑

レスポールの傍らに女の子小物が転がるカットや、仲良くじゃれ合っている軽音部メンツのカットなどなどキメキメの演奏シーンの合間に世界観を映すカットを挟み、ノリノリな曲に合わせて楽しげに演奏する彼女たちの表情が映し出される。その1コマ1コマがじつに眩しく、「若いって素晴らしいなあ…」と今は昔のギターキッズは輝く少女たちをしんみりと眺めるのでありました。

3年生になったので分け目を変えてみました! わかりにくい! てなわけでクラス替えの貼り出しを眺めるみなさん、そういや去年は「澪だけ別のクラス」で云々ってネタがあったっけ。そんな不幸の再来にビビる澪の表情がいい味。ずらっと並んだミニスカの脚林をかき分けて最前列へ進む唯は少々迷惑な人かも(笑。結局みなさん一人残らず同じクラスに…安心して号泣の澪がかわいいです。
揃って教室へ入ると和も同じクラス、そして担任はさわちゃん先生とメインキャラが一つの教室に勢揃い…いろいろ大人の事情を感じますね(笑。始業式へ向かう渡り廊下にて桜の花を手に取る唯の仕草が良い雰囲気でした。校歌斉唱の伴奏はさわちゃんのピアノ、あのさわちゃんがピアノ!と一瞬思ったけれど、考えてみれば音楽教師なのでピアノを弾けて当然か(笑

さて新学期が始まるとさっそく新入部員の勧誘作戦へ。このまま誰も入らないと来年は梓一人になってしまう…つまり部長確定ってことでそれはそれで良し? 例によって着ぐるみ姿でビラを配るも反応無し、いやわざわざ律儀に着ぐるみでやらんでも。来年一人残された梓を想像して恐怖に震える澪、この子の怖がりレベルは相変わらずというか想像力がハイパーすぎです(笑
部費部費ぶひ! 新入部員が入れば将来安泰の上に部費も上積み、ってことで律のエンジンがかかりました。それは結構なのだけれど身を捨てた勧誘方法はいろいろ間違っているような(笑。そして「いかに新入部員を獲得するか?」を各部を回って調査開始、ここは茶道部にて渋い抹茶を飲んだ三者三様の表情が面白い。目の幅涙の二人の端で静かに渋る梓がかわいいなあ。
軽音部の勧誘としては新歓ライブが真っ当な手法でしょう。ここでまさかのライブ入り、初回っから大サービス!と思いきや開始即終了でちょっと笑った。何という思わせぶりな! まあライブシーンは後のお楽しみ、アバンにて研究していた必殺技をきちんとこなす唯を見ただけで今回は良しとしますか。
ステージの機材。澪はアンペグのベースアンプ、ギターアンプはマーシャルのスタック(1段SP)×2と1期12話の学祭ライブと同じでした。それにしてもこんなゴツい機材を誰がどこから持ってきたんだろう?

ライブ終了で真っ白い灰になった唯。あの必殺技は生体エネルギーをかーなーり消費するようですね(笑。しかしそれほどのステージを披露しても新入部員は来ず…あまりに凄いライブをやってしまったせいで新入生がビビってしまうのかも。また後に梓が教室にて言われてましたが「軽音部って5人が結束して見えて外から入りにくい」というのもありそう。既に完成されているコミュニティへ割って入るのは勇気が要ることですから。しかし昨年の梓はそんな中へ飛び込み、今やかけがえのない仲間になっている。その事が誇らしいのか梓の表情は明るく変わり、新入部員が来ないことで沈んでいた気分も変わったようです。
「私、しばらくこのままでもいいな」
梓抜きの部室にてお茶をすするみなさん。今日も新入部員は来ず、ハテサテどうしたものかと考えを巡らせる中で唯は「今はこのままでいいよ」と。無理に新入部員を獲得するよりも軽音部5人の時間を大切にしたい、そう結論付けたみなさんに口を挟まず黙って聞いているさわちゃんも素敵でした。少女たちの思いを尊重して優しく見守っている感じ。
「あなたたち、1年って短いわよ」
あと一年で何とかしようぜ、と律の言葉にさわちゃんが一言。ほんと一年などすぐ経ってしまう…学生の頃は一年がこんなに早いなんて知らなかった。時が流れるスピードは年齢を重ねるごとに加速しまくり、しかし若さはじけるレモンの香りな軽音部のみなさんはさわちゃんの言葉にピンと来ないみたい? いいのよ今はそれで。
ドア越しにみなさんの思いを聞いた梓。ケーキの好みも気遣われて…自分がどれほどかわいがられているかを知った梓は部室へ入ると「この5人でやりたい」と笑顔です。その思いが嬉しい唯でしたが、厳しい練習を宣言されて涙目のオチは定石ながら見ていてニマニマ。結局何も解決していませんがじつにけいおんらしくて良し。

エンディングは「Listen!!」。OPでも表記されていた冒頭の「HTT」とはHoukago Tea Timeの略? 1期同様に澪メインの曲は映像も澪がクローズアップされています。ステージ衣装のように着飾った澪はケーキの洞窟にて気だるそうな雰囲気を見せ…迎えに来た(?)軽音部メンツとご対面。そして澪が「こんな所に一人で引きこもってないで一緒に演ろうよ!」と言わんばかりに手を差し出すと髪のリボンが澪に移ってステージの開始。ちなみに今回の棹物機材は1期と違って部室で使っているまんまですね。律は1期EDと同様にYAMAHA Birch custom Absolute(?)、紬のハモンドオルガンは…専門外なので機種まではちょっとわからない。まあ詳細は誰か調べてくれるでしょう(笑
赤い苺をリレーしてのメンバー描写は雰囲気が大人っぽくていい感じ。マイクを構えてシャウトする澪の肩のライン、揺れる黒髪が色っぽくてよろしいなあ。一瞬のウインクもかわいかったです。
というわけでもちろん視聴継続、レビューも出来る限り書こうかと。
※追記
紬のオルガンは鈴木楽器製のHammond New B-3だそうです
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