2010-04-21(Wed)
けいおん!! #03 ドラマー!
ドラムやだー!

ステージで目立てない(?)ドラムポジションに不満爆発の律でしたが…

前回登場の新入部員(?)を前に賑やかなみなさん。蕩けている唯&紬の側で飼育書を読んでる梓はマジメな子です。そんなノリにいまいち付いて行けない風の澪も亀の反応にまんざらでもない様子、ってメンツが一人足りません。一人離れた律はモニタを前に何をしているのかと思いきや…突然「ドラムやだー!」と!? 目の幅涙を流しての叫びはいったい何ががが!?
律が見ていたのは生徒会が撮影したステージの様子でした。ポジション的に棹物メンバーの後列に収まるドラムはどうしても背景になりがち。照明も十分に当たらないため顔に影が落ち…デコだけ光ってる絵面ヒドイ(笑
というわけで律っちゃん他ポジションへ挑戦の巻のスタートです。「目立てないから」という理由はアレだけれど、一つの楽器を続けていると次第に煮詰まって、こんな風に他楽器への興味が出てくるのは自然な流れだったりして。そんな時バンドメンバーで入れ替えてみるのも結構面白かったりします。
まずは唯のレスポールを構えてギターへ挑戦。コードをきちんと押さえられず、またぎこちないピッキングの様子が痛いほど伝わってくるリアルな出音に笑う。確かにギター初心者ってこういう音になっちゃいますね。必死にジャリンジャリンと弾いてる側で唯&梓が立て続けにアドバイス、梓がコードを教える時に自分で構えた指をチラリと見ながら話すのがこれまたリアルでした。コードなんて体で覚えているから、他人に教える時パッとフレット位置とか出て来ないんですよ。どうでもいいけどレスポールを座って弾くと自重で右足の血行が阻害されて痺れるためあまりお勧めできません。立っても座っても重いんだレスポールは!
結局ギターは諦めて唯へ返納。簡単に弾いているように見えて実際は結構ややこしく難しいギター。細かいことが苦手な律には向かないようですね(笑。というかけいおんに影響されてギターを買ったはいいけれどコード一つ弾けないまま放り投げてしまった人々を見ているようです。

各自お弁当を広げてのランチタイム。重箱にぎっしりの紬の弁当は「たくさん力使うから~」と怪力ムギちゃんの力の根源を…って何に力を使うのやら。教室内をうろつき回る律を称して「コージーパウエル」とは上手いことを言う。いろんなバンドを渡り歩いて一ヶ所に落ち着かないことが有名なコージーパウエル、しかしオールドSGの価値を知らない女子高生がよくコージーパウエルの経歴を知っているものです。
続いてキーボードへ挑戦の律。やはりチャルメラは基本なのか! 音色をいろいろ変えて遊んでいるうちにホラー調の音を…いちいち反応する澪は恐怖センサーが敏感すぎでしょう。しかしこの瞬間の律がいい顔してるなあ(笑
澪のベース愛はちょっといい話。学生が初めて組むバンドというとベースは不人気というか下手すると「ジャンケンで負けた人」のポジションだったりして、とりあえずみんなギターをやりたがるもの。目立つし。澪のように最初からベース一筋、ベース好き好きってパターンは珍しいです。たいていギターから始めて、さあバンド組むか!ってタイミングでベースがいない! なら俺が! ってな流れが多いような。そしてベースの奥深さにどっぷりハマるのです。私のことですけど。
自宅へ戻って作戦を考える唯がかわいい。部屋の隅の暗い所で茶碗を叩いて律の気分を体験する、ってのはじつに唯らしいです。そんな姉を暖かく見守る憂も相変わらず出来た妹ですね。

クラス写真の撮影風景は今回の本筋に無関係っぽいけれど、身長順の最後列に背伸びをして澪の隣に陣取る律の澪好き好きっぷりがじつに素晴らしい。上手いこと5人固まっての位置取りは良い思い出になりそうです。シャッター間際に唯の肩へ手を置く律のいたずら、後でこの写真を見た澪が…ってなネタ振りでしょうか。
ドラムを前に出したステージセッティングは少々力技すぎ? こんなことをしなくても動作も音も派手なドラムって結構目立つわけで…それを言っちゃあ今回のネタ全否定か(笑。照明の強化で前回ホームセンターで見せたヘルメットライトをピカッ! 買ってたのか!
「律っちゃんさ、もしかして寂しい?」
振り返ってのアイコンタクトも全員で振り返るとギャグにしかなりません(笑。寂しい?と勘違いして一生懸命な唯、その勘違いに涙目の律。「律っちゃんの悩みはみんなの悩み」と唯なりに全力で気遣っている様子は微笑ましいけれど、人の話を聞かずに迫ってくるのは痛し痒し。まあこのマイペースさが唯らしいのですが。

部屋での回想シーンは律のドラムへの思いを綺麗に表現していました。ライブビデオを見てドラムに目覚め、最初はスティックだけ買って叩く練習を続け、中古で見つけたヒップギグを嬉しそうに運ぶ一連のカット。手のひらを眺めて成長を自覚するカットも良かったです。
その後全力で楽しそうに雑誌パッドを叩きまくる流れも良かった。心底楽しそうな笑顔で叩き続ける律の描写は彼女がいかにドラムを好きか伝わってきます。弟くんから「うるさい」と言われて止めた後は自分の原点を見つめ直すべく徹夜のライブビデオ鑑賞へ続いたのでしょう。それにしてもキースムーンなど女子高生とは思えぬ渋い趣味で…今回はコージーパウエルといいキースムーンといい、ネタが40代のおっさん向けですよ。いったいどれほどの視聴者が理解できたやら。
同じステージに立っても5人のポジションそれぞれで見ている風景は違う。けれど演奏すればそれが一つになる。この一体感、快感はバンドならでは。いろいろ迷ったけれど結局律はドラムが好き、ドラムを叩きながら見える風景が好き、その事を改めて心に刻んだ律の笑顔が眩しいです。さすが今回は池田氏作監だけあって良い表情を見せまくりですね。律ファンは大歓喜だったんじゃ?
「はちみつ色の午後が過ぎてく」
律のキーボード遊びをヒントに紬が新曲を作ったそうでさっそく披露。この曲は紬の弾き語りで行くとか、こりゃライブ映像が楽しみですなあ。例によって作詞担当の澪、背景でハニースイートティータイム中の賑やかなみなさんに集中できない様子もじつにけいおんらしい締めでした。
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ステージで目立てない(?)ドラムポジションに不満爆発の律でしたが…

前回登場の新入部員(?)を前に賑やかなみなさん。蕩けている唯&紬の側で飼育書を読んでる梓はマジメな子です。そんなノリにいまいち付いて行けない風の澪も亀の反応にまんざらでもない様子、ってメンツが一人足りません。一人離れた律はモニタを前に何をしているのかと思いきや…突然「ドラムやだー!」と!? 目の幅涙を流しての叫びはいったい何ががが!?
律が見ていたのは生徒会が撮影したステージの様子でした。ポジション的に棹物メンバーの後列に収まるドラムはどうしても背景になりがち。照明も十分に当たらないため顔に影が落ち…デコだけ光ってる絵面ヒドイ(笑
というわけで律っちゃん他ポジションへ挑戦の巻のスタートです。「目立てないから」という理由はアレだけれど、一つの楽器を続けていると次第に煮詰まって、こんな風に他楽器への興味が出てくるのは自然な流れだったりして。そんな時バンドメンバーで入れ替えてみるのも結構面白かったりします。
まずは唯のレスポールを構えてギターへ挑戦。コードをきちんと押さえられず、またぎこちないピッキングの様子が痛いほど伝わってくるリアルな出音に笑う。確かにギター初心者ってこういう音になっちゃいますね。必死にジャリンジャリンと弾いてる側で唯&梓が立て続けにアドバイス、梓がコードを教える時に自分で構えた指をチラリと見ながら話すのがこれまたリアルでした。コードなんて体で覚えているから、他人に教える時パッとフレット位置とか出て来ないんですよ。どうでもいいけどレスポールを座って弾くと自重で右足の血行が阻害されて痺れるためあまりお勧めできません。立っても座っても重いんだレスポールは!
結局ギターは諦めて唯へ返納。簡単に弾いているように見えて実際は結構ややこしく難しいギター。細かいことが苦手な律には向かないようですね(笑。というかけいおんに影響されてギターを買ったはいいけれどコード一つ弾けないまま放り投げてしまった人々を見ているようです。

各自お弁当を広げてのランチタイム。重箱にぎっしりの紬の弁当は「たくさん力使うから~」と怪力ムギちゃんの力の根源を…って何に力を使うのやら。教室内をうろつき回る律を称して「コージーパウエル」とは上手いことを言う。いろんなバンドを渡り歩いて一ヶ所に落ち着かないことが有名なコージーパウエル、しかしオールドSGの価値を知らない女子高生がよくコージーパウエルの経歴を知っているものです。
続いてキーボードへ挑戦の律。やはりチャルメラは基本なのか! 音色をいろいろ変えて遊んでいるうちにホラー調の音を…いちいち反応する澪は恐怖センサーが敏感すぎでしょう。しかしこの瞬間の律がいい顔してるなあ(笑
澪のベース愛はちょっといい話。学生が初めて組むバンドというとベースは不人気というか下手すると「ジャンケンで負けた人」のポジションだったりして、とりあえずみんなギターをやりたがるもの。目立つし。澪のように最初からベース一筋、ベース好き好きってパターンは珍しいです。たいていギターから始めて、さあバンド組むか!ってタイミングでベースがいない! なら俺が! ってな流れが多いような。そしてベースの奥深さにどっぷりハマるのです。私のことですけど。
自宅へ戻って作戦を考える唯がかわいい。部屋の隅の暗い所で茶碗を叩いて律の気分を体験する、ってのはじつに唯らしいです。そんな姉を暖かく見守る憂も相変わらず出来た妹ですね。

クラス写真の撮影風景は今回の本筋に無関係っぽいけれど、身長順の最後列に背伸びをして澪の隣に陣取る律の澪好き好きっぷりがじつに素晴らしい。上手いこと5人固まっての位置取りは良い思い出になりそうです。シャッター間際に唯の肩へ手を置く律のいたずら、後でこの写真を見た澪が…ってなネタ振りでしょうか。
ドラムを前に出したステージセッティングは少々力技すぎ? こんなことをしなくても動作も音も派手なドラムって結構目立つわけで…それを言っちゃあ今回のネタ全否定か(笑。照明の強化で前回ホームセンターで見せたヘルメットライトをピカッ! 買ってたのか!
「律っちゃんさ、もしかして寂しい?」
振り返ってのアイコンタクトも全員で振り返るとギャグにしかなりません(笑。寂しい?と勘違いして一生懸命な唯、その勘違いに涙目の律。「律っちゃんの悩みはみんなの悩み」と唯なりに全力で気遣っている様子は微笑ましいけれど、人の話を聞かずに迫ってくるのは痛し痒し。まあこのマイペースさが唯らしいのですが。

部屋での回想シーンは律のドラムへの思いを綺麗に表現していました。ライブビデオを見てドラムに目覚め、最初はスティックだけ買って叩く練習を続け、中古で見つけたヒップギグを嬉しそうに運ぶ一連のカット。手のひらを眺めて成長を自覚するカットも良かったです。
その後全力で楽しそうに雑誌パッドを叩きまくる流れも良かった。心底楽しそうな笑顔で叩き続ける律の描写は彼女がいかにドラムを好きか伝わってきます。弟くんから「うるさい」と言われて止めた後は自分の原点を見つめ直すべく徹夜のライブビデオ鑑賞へ続いたのでしょう。それにしてもキースムーンなど女子高生とは思えぬ渋い趣味で…今回はコージーパウエルといいキースムーンといい、ネタが40代のおっさん向けですよ。いったいどれほどの視聴者が理解できたやら。
同じステージに立っても5人のポジションそれぞれで見ている風景は違う。けれど演奏すればそれが一つになる。この一体感、快感はバンドならでは。いろいろ迷ったけれど結局律はドラムが好き、ドラムを叩きながら見える風景が好き、その事を改めて心に刻んだ律の笑顔が眩しいです。さすが今回は池田氏作監だけあって良い表情を見せまくりですね。律ファンは大歓喜だったんじゃ?
「はちみつ色の午後が過ぎてく」
律のキーボード遊びをヒントに紬が新曲を作ったそうでさっそく披露。この曲は紬の弾き語りで行くとか、こりゃライブ映像が楽しみですなあ。例によって作詞担当の澪、背景でハニースイートティータイム中の賑やかなみなさんに集中できない様子もじつにけいおんらしい締めでした。
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