2010-07-07(Wed)
けいおん!! #14 夏期講習!
新体験に表情キラキラの紬。

憧れのスキンシップ成功なるか!?

アバンはひまじん律の誘いを一刀両断の澪から。夏期講習前日だから遊びに行けない、昼間遊んだら夜眠くなって勉強できないとマジメ…というか受験生なら当然か。女子高生のリアルな体型が見どころのけいおんだけれど、部屋での澪は少々脚が短すぎない?(笑
澪に振られた律は偶然にも紬を発見。いたずら心全開でこっそり尾行を試みるも紬のほうが一枚上手でした。見失ってキョロキョロしている所へ後からの「わっ!」に絶叫、一方しめしめ顔の紬がかわいいです。
律の誘いにお買い物の予定を速攻キャンセル、というわけで律&紬のデート開始です。この時点で紬の表情はキラキラ、初めてのツーショットと未知体験への期待が全身から溢れていますね。
コインゲーム、釣りゲームと見る物すべて興味津々、律が苦戦した腕相撲ゲームでは怪力を発揮し、逆にプライズゲームで苦戦する紬を律がフォローといいバランスで楽しく遊んでいます。女子がゲーセンへ行けば素通りできないプリクラにも当然挑戦です。おすましポーズの紬に対して慣れたポージングの律、ラクガキ機能の極太眉毛は…わざわざ描かなくても(笑

一方自宅にて和とお勉強中の唯。遊び回っている律に比べて意外とマジメ…でもないか。休憩のお茶タイムでケーキをつつく二人、お約束の一口試食で和が取った行動は信じられないものでした。イチゴはイチゴショートの命なのに! あえてデフォルメや漫符を使わず完全フリーズのリアクション、1発でリミットオーバーな唯のショックの程をこれ以上なく表わしていたような。そんな万死に値する罪深き和は事の重大性を全く認識していません。フリーズから解けた唯がいつにない勢いで「イチゴを取られた悲しさ」を叫んでも理解してもらえない、加勢を求めて梓に電話をしても呆れられるばかりで相手にされず…どれほど親しい間柄でも価値観の違いはあるもの、しかしどうしても譲れない唯は納得できません。わかる、わかるよその気持ち。
ゲーセンでお金を使いすぎた律&紬のデートの次ステージは駄菓子屋。もちろん紬的にお金の心配など皆無ですが、ここで「財布」にならないところが二人の対等な立ち位置を表していますね。図々しいようで紬にたからない律はその辺きちんとしている子です。カネが無いなら無いなりに楽しむ方法がある、そして紬としても駄菓子屋体験は未知の世界なのでドキワクが止まりません。
薄暗い駄菓子屋の雰囲気はかなりそれっぽい。今どきの駄菓子屋はショッピングモールの明るいテナントに入っていたりしますが、子供が集う昔ながらの駄菓子屋ってこんな雰囲気ですよねえ。狭い間口にぎっしり詰まった雑多な駄菓子、お嬢様の紬にとってあのカオス空間は目をキラキラさせるにふさわしいワンダーランドでありました。ほんと楽しそうです。店頭の10円ゲームも懐かしい。駄菓子屋の作法について楽しそうに講釈する律は子供の頃に入り浸っていたのだろうなあ。
続いてファミレスにて一服の律&紬。いろいろ新体験を堪能した紬でしたがどうしても体験したいことがある。そういえば紬って他部員から微妙な距離があるというか、もちろん仲はいいのだけれど遠慮無しの関係とまでは行かない感じ。律&澪は幼い頃から培った信頼関係があり、唯&和も同様。唯&梓は先輩後輩の気安さで唯はベタベタ…というわけでその輪から一人外れている紬はスキンシップを求めていました。

夏期講習当日。制服で来てしまった澪は唯に苦し紛れの嘘で誤魔化し、しかし律の登場であっさりバレ。まあ別に制服だって構わんと思いますが一人だけ制服だと浮くだろうね(笑。てな所へ紬登場。どこのリゾートへ行くつもりか?ってなファンションは明らかにハズしているけれど…背中のタグもわざと付けっぱなしのツッコミ待ち、澪に声を掛けられて期待MAXで振り返るも空振りでガッカリプンスカの表情変化はわかりやすくかわいい。
エレベータ内で唯はイチゴ問題を力説、それは澪の怒りポイントでもありました。キラーン! その後講習会場にてメガネボケや写真ボケを繰り返すもついに澪のツッコミならず、まあ紬のボケが微妙すぎるってのもありますけれども(笑

ケーキ争奪戦でわざと負ける作戦も失敗に終わり、ことごとく失敗したツッコマレ作戦も最終ステージへ。エレベータで聞いた澪の怒りポイント、イチゴショートのイチゴを強奪すればすかさず手が飛んでくるはず。いけ紬! 決意あふるる眼差しで狙いを定める紬のフォークがイチゴに伸びて強奪成功、さあ後はツッコミ待ち! と思ったらあまりのショックに澪はフリーズ、止まったまま涙が溢れるカットは澪の大ショックを伝えるに余りある演出でした。
犯人が律ならば反射的に手が出るのだろうけれど紬が相手では勝手が違う。でも紬としてはその「違い」「遠慮」がもどかしい。叩かれたい、スキンシップしたいというのは二次的なもので、その本質は「律と同じようにゼロ距離で扱ってほしい」という思いでしょう。この2期にて紬は積極的に高校生活・軽音部生活を楽しんでいますが、生まれも育ちも物腰も違うため無意識の壁がうっすらと立っていることも確か。その見えない壁を律や澪に叩き壊してもらいたいんじゃ?…とは考えすぎか。
固まったまま涙を落とす澪を前に、唯は持論を証明するため和を引っ張ってきました。澪を指さしイチゴを取られた悲しさをものすごい勢いで力説、こんな場面を見せられちゃさすがの和も納得したようです(笑。和や梓からあっさり却下されたイチゴの大切さ、ひいては自らの正当性をアピールしたかった唯はちゃらんぽらんな日常に反して拘るところは譲らない頑固さを持っており、そんな性分がギターの腕前を短期間で上げていったのでしょうね。
さてこの騒動のネタバレ、紬が本心を告白するといよいよ澪からのツッコミ待ちです。今か今かと真顔でドキワクしている紬に対し、あまりに不自然な状況の緊張から澪の手は律の頭へ(笑。結局紬の望みは叶わず…まあこういうのは頼んですることではありませんし、自然にスキンシップできる関係にならないとなかなか。
「優しいし、人のために一生懸命がんばるし、男の子だったらきっとモテモテよね」
律&紬は二人並んで帰り道。今回のドタバタをして紬は律の本質をきちんとわかっていました。デートの時も紬を楽しませようとホスト気質全開でしたし、その後の「叩かれたい願望」にも応えようと一生懸命。フリーダムなようでじつは気配りの人、そしてその事自体を自らも楽しんでいる律はいい子ですね。「男の子だったら~」と言われてリアクションが取れずテンパっちゃってる表情もかわいい。
その後の澪との電話シーン。ベッドに転がって緩みまくりで話す様子はやはり親友の気楽さ、この関係があればこそ叩き叩かれのスキンシップが許されるのでしょう。まあ紬とも一線を越え、今後は遠慮が無い関係に育っていけるかな。

予想どおり今回からOP/EDが変更となりました。OPは放課後ティータイムの「Utauyo!! MIRACLE」、ボーカルの譜割りがものすごいミラクルで歌うの難しそう。歌わないけど。早口の歌詞は何を言っているのか全然わかりませんが勢いは凄い。マイク替わりにケータイ(?)を握り締めて歌う唯は今どきの女子高生の象徴か。ラストカットの手のひらは温泉マークと思いきやティーカップからの湯気なのね(笑

EDは放課後ティータイムの「NO, Thank You!」。モノトーンから静かに始まるEDはギターのリフと同時に正統派なロックテイストへ一変、メロに入っても歪んだギターの音がかっこいいです。無表情で歩く制服の彼女たちが雲の流れる暗い空へジャンプすると衣装チェンジで楽器を構え…演奏シーンの背景に常にドアが映り込んでいるのが印象的。5人だけの部屋にそれぞれのドア、澪越しのドアの向こうは未知の空でしょうか。曲終わりと共にモノトーンへ戻ってドアの向こうへ去る澪のカットも意味深で面白いですね。いろいろ解釈を楽しめそう。
珍しく制服を着崩している澪&紬、唯だけきちんと着ているのもこれまた意味深な。私服カットでは前髪を下ろした律、ポニテの梓、サイドポニーの紬が見どころ。
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憧れのスキンシップ成功なるか!?

アバンはひまじん律の誘いを一刀両断の澪から。夏期講習前日だから遊びに行けない、昼間遊んだら夜眠くなって勉強できないとマジメ…というか受験生なら当然か。女子高生のリアルな体型が見どころのけいおんだけれど、部屋での澪は少々脚が短すぎない?(笑
澪に振られた律は偶然にも紬を発見。いたずら心全開でこっそり尾行を試みるも紬のほうが一枚上手でした。見失ってキョロキョロしている所へ後からの「わっ!」に絶叫、一方しめしめ顔の紬がかわいいです。
律の誘いにお買い物の予定を速攻キャンセル、というわけで律&紬のデート開始です。この時点で紬の表情はキラキラ、初めてのツーショットと未知体験への期待が全身から溢れていますね。
コインゲーム、釣りゲームと見る物すべて興味津々、律が苦戦した腕相撲ゲームでは怪力を発揮し、逆にプライズゲームで苦戦する紬を律がフォローといいバランスで楽しく遊んでいます。女子がゲーセンへ行けば素通りできないプリクラにも当然挑戦です。おすましポーズの紬に対して慣れたポージングの律、ラクガキ機能の極太眉毛は…わざわざ描かなくても(笑

一方自宅にて和とお勉強中の唯。遊び回っている律に比べて意外とマジメ…でもないか。休憩のお茶タイムでケーキをつつく二人、お約束の一口試食で和が取った行動は信じられないものでした。イチゴはイチゴショートの命なのに! あえてデフォルメや漫符を使わず完全フリーズのリアクション、1発でリミットオーバーな唯のショックの程をこれ以上なく表わしていたような。そんな万死に値する罪深き和は事の重大性を全く認識していません。フリーズから解けた唯がいつにない勢いで「イチゴを取られた悲しさ」を叫んでも理解してもらえない、加勢を求めて梓に電話をしても呆れられるばかりで相手にされず…どれほど親しい間柄でも価値観の違いはあるもの、しかしどうしても譲れない唯は納得できません。わかる、わかるよその気持ち。
ゲーセンでお金を使いすぎた律&紬のデートの次ステージは駄菓子屋。もちろん紬的にお金の心配など皆無ですが、ここで「財布」にならないところが二人の対等な立ち位置を表していますね。図々しいようで紬にたからない律はその辺きちんとしている子です。カネが無いなら無いなりに楽しむ方法がある、そして紬としても駄菓子屋体験は未知の世界なのでドキワクが止まりません。
薄暗い駄菓子屋の雰囲気はかなりそれっぽい。今どきの駄菓子屋はショッピングモールの明るいテナントに入っていたりしますが、子供が集う昔ながらの駄菓子屋ってこんな雰囲気ですよねえ。狭い間口にぎっしり詰まった雑多な駄菓子、お嬢様の紬にとってあのカオス空間は目をキラキラさせるにふさわしいワンダーランドでありました。ほんと楽しそうです。店頭の10円ゲームも懐かしい。駄菓子屋の作法について楽しそうに講釈する律は子供の頃に入り浸っていたのだろうなあ。
続いてファミレスにて一服の律&紬。いろいろ新体験を堪能した紬でしたがどうしても体験したいことがある。そういえば紬って他部員から微妙な距離があるというか、もちろん仲はいいのだけれど遠慮無しの関係とまでは行かない感じ。律&澪は幼い頃から培った信頼関係があり、唯&和も同様。唯&梓は先輩後輩の気安さで唯はベタベタ…というわけでその輪から一人外れている紬はスキンシップを求めていました。

夏期講習当日。制服で来てしまった澪は唯に苦し紛れの嘘で誤魔化し、しかし律の登場であっさりバレ。まあ別に制服だって構わんと思いますが一人だけ制服だと浮くだろうね(笑。てな所へ紬登場。どこのリゾートへ行くつもりか?ってなファンションは明らかにハズしているけれど…背中のタグもわざと付けっぱなしのツッコミ待ち、澪に声を掛けられて期待MAXで振り返るも空振りでガッカリプンスカの表情変化はわかりやすくかわいい。
エレベータ内で唯はイチゴ問題を力説、それは澪の怒りポイントでもありました。キラーン! その後講習会場にてメガネボケや写真ボケを繰り返すもついに澪のツッコミならず、まあ紬のボケが微妙すぎるってのもありますけれども(笑

ケーキ争奪戦でわざと負ける作戦も失敗に終わり、ことごとく失敗したツッコマレ作戦も最終ステージへ。エレベータで聞いた澪の怒りポイント、イチゴショートのイチゴを強奪すればすかさず手が飛んでくるはず。いけ紬! 決意あふるる眼差しで狙いを定める紬のフォークがイチゴに伸びて強奪成功、さあ後はツッコミ待ち! と思ったらあまりのショックに澪はフリーズ、止まったまま涙が溢れるカットは澪の大ショックを伝えるに余りある演出でした。
犯人が律ならば反射的に手が出るのだろうけれど紬が相手では勝手が違う。でも紬としてはその「違い」「遠慮」がもどかしい。叩かれたい、スキンシップしたいというのは二次的なもので、その本質は「律と同じようにゼロ距離で扱ってほしい」という思いでしょう。この2期にて紬は積極的に高校生活・軽音部生活を楽しんでいますが、生まれも育ちも物腰も違うため無意識の壁がうっすらと立っていることも確か。その見えない壁を律や澪に叩き壊してもらいたいんじゃ?…とは考えすぎか。
固まったまま涙を落とす澪を前に、唯は持論を証明するため和を引っ張ってきました。澪を指さしイチゴを取られた悲しさをものすごい勢いで力説、こんな場面を見せられちゃさすがの和も納得したようです(笑。和や梓からあっさり却下されたイチゴの大切さ、ひいては自らの正当性をアピールしたかった唯はちゃらんぽらんな日常に反して拘るところは譲らない頑固さを持っており、そんな性分がギターの腕前を短期間で上げていったのでしょうね。
さてこの騒動のネタバレ、紬が本心を告白するといよいよ澪からのツッコミ待ちです。今か今かと真顔でドキワクしている紬に対し、あまりに不自然な状況の緊張から澪の手は律の頭へ(笑。結局紬の望みは叶わず…まあこういうのは頼んですることではありませんし、自然にスキンシップできる関係にならないとなかなか。
「優しいし、人のために一生懸命がんばるし、男の子だったらきっとモテモテよね」
律&紬は二人並んで帰り道。今回のドタバタをして紬は律の本質をきちんとわかっていました。デートの時も紬を楽しませようとホスト気質全開でしたし、その後の「叩かれたい願望」にも応えようと一生懸命。フリーダムなようでじつは気配りの人、そしてその事自体を自らも楽しんでいる律はいい子ですね。「男の子だったら~」と言われてリアクションが取れずテンパっちゃってる表情もかわいい。
その後の澪との電話シーン。ベッドに転がって緩みまくりで話す様子はやはり親友の気楽さ、この関係があればこそ叩き叩かれのスキンシップが許されるのでしょう。まあ紬とも一線を越え、今後は遠慮が無い関係に育っていけるかな。

予想どおり今回からOP/EDが変更となりました。OPは放課後ティータイムの「Utauyo!! MIRACLE」、ボーカルの譜割りがものすごいミラクルで歌うの難しそう。歌わないけど。早口の歌詞は何を言っているのか全然わかりませんが勢いは凄い。マイク替わりにケータイ(?)を握り締めて歌う唯は今どきの女子高生の象徴か。ラストカットの手のひらは温泉マークと思いきやティーカップからの湯気なのね(笑

EDは放課後ティータイムの「NO, Thank You!」。モノトーンから静かに始まるEDはギターのリフと同時に正統派なロックテイストへ一変、メロに入っても歪んだギターの音がかっこいいです。無表情で歩く制服の彼女たちが雲の流れる暗い空へジャンプすると衣装チェンジで楽器を構え…演奏シーンの背景に常にドアが映り込んでいるのが印象的。5人だけの部屋にそれぞれのドア、澪越しのドアの向こうは未知の空でしょうか。曲終わりと共にモノトーンへ戻ってドアの向こうへ去る澪のカットも意味深で面白いですね。いろいろ解釈を楽しめそう。
珍しく制服を着崩している澪&紬、唯だけきちんと着ているのもこれまた意味深な。私服カットでは前髪を下ろした律、ポニテの梓、サイドポニーの紬が見どころ。
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