2010-07-19(Mon)
ハートキャッチプリキュア! #23 キュアサンシャイン誕生ですっ!!
陽の光浴びる一輪の花!

三人目のプリキュア、いよいよ登場です。

いつきくんとのファーストコンタクトでビビッときたポプリは夜中なのにボルテージ最高潮、寝ているつぼみをバシバシバシ!と叩き起こして…今回は馬越回ってことで全体的に作画が美麗、そしてこのような崩し絵が多いのも馬越回の特徴ですね。いきなりひでえ顔(笑
夜中のベランダで騒いでいればお向かいのえりかも顔を出します。そういや隣同士の向かい窓というベタな設定がこれまであまり生かされていないような。たいていこの設定だといちいち玄関を回らずに窓越しにえいっ!ってなパターンがお約束だけれど…このご時世にそんな描写をして万が一小さいお友達がマネしたら番組の存続に関わる!ってなものなのか往年のお約束は一切描写されませんね。どうでもいいけど。
つぼみえりかシプレコフレの言い分など聞く耳持たないポプリは一瞬の隙につぼみの手から離れ、「いつきがいいでしゅー!」と飛び立ってしまいました。というわけで結果ありきと言ってしまえばシマイですが、確たる根拠が無いままいつきくんをプリキュアにすべく猛アタックの流れは「幼児のわがまま」という絶対的不可侵な根拠を持って良しとする結構力技な展開です。通常なら妖精さん(ポプリ)が「ビビッと感じた」ってのはそれだけで説得力を持つものですけれど前回の流れがアレだからねえ。むしろこのシーンでは「プリキュアは好みで決めちゃダメです!」とのシプレのセリフが説得力あった(笑
明堂院屋敷の前にて待ち伏せのみなさん。いつきくんがプリキュアたる者かどうかは「例の夢」を見ているか確かめれば話が早い、ってなわけで出掛けるいつきくんの後を追って訊くタイミングを窺う二人…そのヒマワリは何のカモフラージュにもなっていないような(笑。そういや私服のつぼみえりかに対しいつきくんは制服着用です。ハトキャ組が私服ってことは休日(ひょっとしてもう夏休み?)でしょうに白い学ランで出掛けるいつきくん…第7話ではっちゃけぶっちゃけしたのに「オンナノコの服」は未だ着られないのかな。
いつきくんが向かった先は兄さんが入院する病院でした。手術を前にナーバスになっている兄さん、窓にはカーテンが閉じられて陽光を遮った薄暗い部屋は兄さんの心理状態をあからさまに映し出していますね。というかいきなりヘビーな。

普段はクールで真面目ないつきくんが兄さんを心配するあまりソファーで悶絶、そんなかわいい仕草を目撃しちゃったつぼみえりかは見られたほう以上に気まずい?(笑。二の句を継げないつぼみに対し、空気を窺いながら「心配なんですか?」と問いかけるえりかは機転が利く良い子に育ちましたね。
いつきくんの回想シーンは幼い頃の兄さんとの思い出。病気がちの兄さんはお日様に向かって両手を広げて元気をもらう、そんな兄さんと一緒にお日様へ向かう幼いいつきくんのポーズはサンシャインの変身バンクに見られ、すなわち彼女の力の根源を示す重要なポーズなのですね。この他にも今回は「お日様」を意識させるカットが多用され、いかにもサンシャインのお披露目回らしい演出が印象的でした。しかしお日様の光を浴びて元気にと言っていた兄さんが今はカーテンを閉め切ってお日様を拒絶している、ってのはいつきくん的にかなりキツいでしょう。
さて暴走が止まらないポプリはいつきくんといきなり直談判です。歩いてしゃべるぬいぐるみを前にして一瞬動揺するも向き直ってきちんとご挨拶しちゃういつきくんはさすが礼節を重んじる武道家です。
「プリキュアになってくだちゃい!」
いきなりそんなこと言われましても(笑。以前見たかわいいコスチュームの美少女を思い浮かべてココロが動くいつきくん…しかし兄さん一人守れない自分にプリキュアの資格なんて無いと丁重にお断りです。ガーン! てな密会現場につぼみえりかが登場、慌てて隠れるとき服の中へ逃げ込むのはハトキャ妖精のデフォなのかね? つぼみのときは2匹がムネへ隠れていたけれど、腹に1匹のいつきくんはどう見ても妊婦(笑

死亡フラグびんびんのコブラさん、熱血馬鹿のクモジャキーさんに比べ、このところ存在感が著しく低まっているサソリ姉さんが今回魅せてくれましたね。手術を恐れながらも「お日様パワー」を思い出してカーテンを開けた兄さんの絶望…窓の外のお日様は暗い雲に覆われ、代わりにサソリ姉さんの姿がありました。こころの花サーチをするまでもなく花がしおれている兄さんに対し情け容赦無いサソリ姉さんは暗黒演出も相まって今までに無いほどの悪役ヅラです。
もぬけの空の病室に転がる水晶玉、事態を察したつぼみえりかは兄さんを助けるべく病室を飛び出していつもの河原へ走るよ! そこで暴れるデザトリアン、逃げる少女の作画・デザインまできっちり美麗なのはさすが馬越回です。モブで終わらせるにはもったいない。
さっそく変身シーケンスへ入るつぼみえりか。しかし追ってきたいつきくんがその一部始終をばっちり見てしまいました。

「プリキュア!? あの二人が!?」
どんより曇った空をバックに描かれるアクションシーンはさすがの作画でしたが、戦いの情勢は空模様の如く重苦しい。無闇に強いデザトリアンに苦戦のハトキャ組、捕まってドッカーンからクレーターの流れにKO寸前であります。しかしこのクレーターもDXでのくるみ一発や5のミント砲を見てしまうと大した規模じゃないように思えてしまう(笑
瀕死のハトキャ組を守るべく立ち上がったいつきくん。何の力もないのにデザトリアンへ向かうのは無茶というものですが、兄さんの本音を聞いてしまった後そうせずにいられなかったのでしょう。手術が怖い、でもみんなの前でそんなことは言えない、自分のためにがんばってくれている妹に情けない姿を見せたくない。
いつきは「かわいい物が好き」「普通の女の子のようにおしゃれしたい」との思いをずっと胸に秘めていました。体が弱い兄さんに余計な負担をかけないように、明堂院流を守るために本音を隠して生活してきた。自分のためではなく他人のために本心を隠し続け、結果その葛藤に押し潰されてしまった二人はよく似た兄妹なのかもしれません。
「僕は大切なみんなを守ってみせる!」
みんなを守りたい強い気持ちによって通じたポプリ&いつきくん。リアルタイム視聴のときはこのシーンにて結構ウルっときたのだけれど、冷静に見直すとかなり急ぎ足というか全体に作りが雑な感じです。別にいつきくんがプリキュア化することに異論は無いのだけれど、もう少ししっかりした根拠があればさらに感慨深かっただろうなと。同様に兄さんが手術を怖がっているという話にしても、今まで全くネタ振りなしでいきなり何を言っているんだ?…と思えなくもない。いつきくんに本心を隠していたように視聴者にも完全に隠していたのですよ、と言われたら返す言葉もありませんが(笑
というわけでついにキュアサンシャインのお披露目です。

噂ではサンシャイン関係のバンクに5000枚使ったと言われてますが、さすがその噂に違わぬぐりんぐりんの変身バンクは何事かと。黄色のバンクはハズレ無しの伝統は確実に継承されておりますね。
バンク冒頭でいつきくんの髪がバッと伸びるのは本人の願望? ポプリをギュッと抱いての笑顔は極上、パフュームを両手で持ち替えて楽しそうにシュッシュッのアクションもかわいすぎ。両腕を開いて花になる~、ほがらか満開な笑顔は回想シーンで見せた兄さんとのお日様元気に繋がっているのでしょう。長い髪を振り分けてツインテへのアクションもオンナノコっぽくてよろしいなあ。全力でかわいい笑顔が続くバンクのシメは武術家らしい回し蹴りからキャシャーン風味のキメ顔へ。

変身完了と共に鉛色の雲が吹き飛び、初変身を祝福するように青く晴れ渡った空から降りてくるキュアサンシャイン。お日様の力を全身に浴びたキュアサンシャインはキラキラ、明堂院流の名に恥じぬシャープなアクションもなかなか凄まじいです。変身したてだというにサンフラワーバリアを使いこなしてしまうのは少々優等生すぎかも。素体が生徒会長なのだから優等生でいいのか。守りのプリキュアと名乗る人の攻撃が一番えげつないってのもまた伝統? 何しろ戦闘集団のプリキュア5にて最もえげつない攻撃をするのは防御担当のあの人でしたから。
「輝く金の花!」(NG
欄干にスッと立って逆光のポーズ。太陽を背負った名乗りは完全に東映ヒーローもののノリです。てなところで今回はおしまい。次回はサンシャインの必殺技を見れそうでお楽しみ。

またみてねカードもサンシャイン仕様へ変更されました。
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三人目のプリキュア、いよいよ登場です。

いつきくんとのファーストコンタクトでビビッときたポプリは夜中なのにボルテージ最高潮、寝ているつぼみをバシバシバシ!と叩き起こして…今回は馬越回ってことで全体的に作画が美麗、そしてこのような崩し絵が多いのも馬越回の特徴ですね。いきなりひでえ顔(笑
夜中のベランダで騒いでいればお向かいのえりかも顔を出します。そういや隣同士の向かい窓というベタな設定がこれまであまり生かされていないような。たいていこの設定だといちいち玄関を回らずに窓越しにえいっ!ってなパターンがお約束だけれど…このご時世にそんな描写をして万が一小さいお友達がマネしたら番組の存続に関わる!ってなものなのか往年のお約束は一切描写されませんね。どうでもいいけど。
つぼみえりかシプレコフレの言い分など聞く耳持たないポプリは一瞬の隙につぼみの手から離れ、「いつきがいいでしゅー!」と飛び立ってしまいました。というわけで結果ありきと言ってしまえばシマイですが、確たる根拠が無いままいつきくんをプリキュアにすべく猛アタックの流れは「幼児のわがまま」という絶対的不可侵な根拠を持って良しとする結構力技な展開です。通常なら妖精さん(ポプリ)が「ビビッと感じた」ってのはそれだけで説得力を持つものですけれど前回の流れがアレだからねえ。むしろこのシーンでは「プリキュアは好みで決めちゃダメです!」とのシプレのセリフが説得力あった(笑
明堂院屋敷の前にて待ち伏せのみなさん。いつきくんがプリキュアたる者かどうかは「例の夢」を見ているか確かめれば話が早い、ってなわけで出掛けるいつきくんの後を追って訊くタイミングを窺う二人…そのヒマワリは何のカモフラージュにもなっていないような(笑。そういや私服のつぼみえりかに対しいつきくんは制服着用です。ハトキャ組が私服ってことは休日(ひょっとしてもう夏休み?)でしょうに白い学ランで出掛けるいつきくん…第7話ではっちゃけぶっちゃけしたのに「オンナノコの服」は未だ着られないのかな。
いつきくんが向かった先は兄さんが入院する病院でした。手術を前にナーバスになっている兄さん、窓にはカーテンが閉じられて陽光を遮った薄暗い部屋は兄さんの心理状態をあからさまに映し出していますね。というかいきなりヘビーな。

普段はクールで真面目ないつきくんが兄さんを心配するあまりソファーで悶絶、そんなかわいい仕草を目撃しちゃったつぼみえりかは見られたほう以上に気まずい?(笑。二の句を継げないつぼみに対し、空気を窺いながら「心配なんですか?」と問いかけるえりかは機転が利く良い子に育ちましたね。
いつきくんの回想シーンは幼い頃の兄さんとの思い出。病気がちの兄さんはお日様に向かって両手を広げて元気をもらう、そんな兄さんと一緒にお日様へ向かう幼いいつきくんのポーズはサンシャインの変身バンクに見られ、すなわち彼女の力の根源を示す重要なポーズなのですね。この他にも今回は「お日様」を意識させるカットが多用され、いかにもサンシャインのお披露目回らしい演出が印象的でした。しかしお日様の光を浴びて元気にと言っていた兄さんが今はカーテンを閉め切ってお日様を拒絶している、ってのはいつきくん的にかなりキツいでしょう。
さて暴走が止まらないポプリはいつきくんといきなり直談判です。歩いてしゃべるぬいぐるみを前にして一瞬動揺するも向き直ってきちんとご挨拶しちゃういつきくんはさすが礼節を重んじる武道家です。
「プリキュアになってくだちゃい!」
いきなりそんなこと言われましても(笑。以前見たかわいいコスチュームの美少女を思い浮かべてココロが動くいつきくん…しかし兄さん一人守れない自分にプリキュアの資格なんて無いと丁重にお断りです。ガーン! てな密会現場につぼみえりかが登場、慌てて隠れるとき服の中へ逃げ込むのはハトキャ妖精のデフォなのかね? つぼみのときは2匹がムネへ隠れていたけれど、腹に1匹のいつきくんはどう見ても妊婦(笑

死亡フラグびんびんのコブラさん、熱血馬鹿のクモジャキーさんに比べ、このところ存在感が著しく低まっているサソリ姉さんが今回魅せてくれましたね。手術を恐れながらも「お日様パワー」を思い出してカーテンを開けた兄さんの絶望…窓の外のお日様は暗い雲に覆われ、代わりにサソリ姉さんの姿がありました。こころの花サーチをするまでもなく花がしおれている兄さんに対し情け容赦無いサソリ姉さんは暗黒演出も相まって今までに無いほどの悪役ヅラです。
もぬけの空の病室に転がる水晶玉、事態を察したつぼみえりかは兄さんを助けるべく病室を飛び出していつもの河原へ走るよ! そこで暴れるデザトリアン、逃げる少女の作画・デザインまできっちり美麗なのはさすが馬越回です。モブで終わらせるにはもったいない。
さっそく変身シーケンスへ入るつぼみえりか。しかし追ってきたいつきくんがその一部始終をばっちり見てしまいました。

「プリキュア!? あの二人が!?」
どんより曇った空をバックに描かれるアクションシーンはさすがの作画でしたが、戦いの情勢は空模様の如く重苦しい。無闇に強いデザトリアンに苦戦のハトキャ組、捕まってドッカーンからクレーターの流れにKO寸前であります。しかしこのクレーターもDXでのくるみ一発や5のミント砲を見てしまうと大した規模じゃないように思えてしまう(笑
瀕死のハトキャ組を守るべく立ち上がったいつきくん。何の力もないのにデザトリアンへ向かうのは無茶というものですが、兄さんの本音を聞いてしまった後そうせずにいられなかったのでしょう。手術が怖い、でもみんなの前でそんなことは言えない、自分のためにがんばってくれている妹に情けない姿を見せたくない。
いつきは「かわいい物が好き」「普通の女の子のようにおしゃれしたい」との思いをずっと胸に秘めていました。体が弱い兄さんに余計な負担をかけないように、明堂院流を守るために本音を隠して生活してきた。自分のためではなく他人のために本心を隠し続け、結果その葛藤に押し潰されてしまった二人はよく似た兄妹なのかもしれません。
「僕は大切なみんなを守ってみせる!」
みんなを守りたい強い気持ちによって通じたポプリ&いつきくん。リアルタイム視聴のときはこのシーンにて結構ウルっときたのだけれど、冷静に見直すとかなり急ぎ足というか全体に作りが雑な感じです。別にいつきくんがプリキュア化することに異論は無いのだけれど、もう少ししっかりした根拠があればさらに感慨深かっただろうなと。同様に兄さんが手術を怖がっているという話にしても、今まで全くネタ振りなしでいきなり何を言っているんだ?…と思えなくもない。いつきくんに本心を隠していたように視聴者にも完全に隠していたのですよ、と言われたら返す言葉もありませんが(笑
というわけでついにキュアサンシャインのお披露目です。

噂ではサンシャイン関係のバンクに5000枚使ったと言われてますが、さすがその噂に違わぬぐりんぐりんの変身バンクは何事かと。黄色のバンクはハズレ無しの伝統は確実に継承されておりますね。
バンク冒頭でいつきくんの髪がバッと伸びるのは本人の願望? ポプリをギュッと抱いての笑顔は極上、パフュームを両手で持ち替えて楽しそうにシュッシュッのアクションもかわいすぎ。両腕を開いて花になる~、ほがらか満開な笑顔は回想シーンで見せた兄さんとのお日様元気に繋がっているのでしょう。長い髪を振り分けてツインテへのアクションもオンナノコっぽくてよろしいなあ。全力でかわいい笑顔が続くバンクのシメは武術家らしい回し蹴りからキャシャーン風味のキメ顔へ。

変身完了と共に鉛色の雲が吹き飛び、初変身を祝福するように青く晴れ渡った空から降りてくるキュアサンシャイン。お日様の力を全身に浴びたキュアサンシャインはキラキラ、明堂院流の名に恥じぬシャープなアクションもなかなか凄まじいです。変身したてだというにサンフラワーバリアを使いこなしてしまうのは少々優等生すぎかも。素体が生徒会長なのだから優等生でいいのか。守りのプリキュアと名乗る人の攻撃が一番えげつないってのもまた伝統? 何しろ戦闘集団のプリキュア5にて最もえげつない攻撃をするのは防御担当のあの人でしたから。
「輝く金の花!」(NG
欄干にスッと立って逆光のポーズ。太陽を背負った名乗りは完全に東映ヒーローもののノリです。てなところで今回はおしまい。次回はサンシャインの必殺技を見れそうでお楽しみ。

またみてねカードもサンシャイン仕様へ変更されました。
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