2010-07-21(Wed)
けいおん!! #16 先輩!
カムバックあたし!

マイペースな先輩たちを相手にがんばっちゃいます。
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マイペースな先輩たちを相手にがんばっちゃいます。
いつの間にか軽音部のゆるゆるな空気に馴染んでしまった梓が自分を取り戻すべく奮闘する今回、はたしてタガが緩みまくった先輩たちに振り回される毎日に終止符を打てるか!?

意気を上げ上げ部室に向かった梓が部室のドアを開けると誰もおらず拍子抜け…と思ったらオルガンの影にすやすや眠る紬の姿が! ちょこんと座ってうたた寝してる紬がかわいい! みんなを脅かすために待機してたら寝ちゃったとかどんだけ天然ちゃんなのか。かわいいなあもう。全てを聞いた後に「わっ!」とやられてリアクションに困る梓もいい味、期待に応えるべく一応びっくりしてあげる優しい子です(笑。今回はさすが堀口氏作監回だけあってこのシーンを始め全編に渡ってキャラの表情描写が素晴らしく良かった。
そういや梓と紬の絡みってのも珍しいパターンね。ギターの準備をする梓に興味津々の紬へ「弾いてみます?」とお約束…髪をかき上げてストラップをかけるカットが何と色っぽいことか。おっさんは露骨な肌色描写よりもこういうチラリに弱いのです。おっさんのツボなどどうでもよろしい。ギターを構えた姿を鏡に映してご満悦、そのまま弾かずに返却の流れはちょっと笑った。弾かないのかよ!
ギタービギナーの鬼門たる「F」、弾いてみます?と軽く勧めた相手にいきなりFを押さえさせるのはどういうイヤガラセか(笑。Fの音を出せない紬が必死にストロークしていたけれど、体に力を入れれば入れるほど音が出ないんだよねえ。
一息付いてお茶タイムの準備。ケーキつまみ食いの痕跡を紬の口元に見つけて破顔の梓、クリームを付けてバレバレなんてどんだけ…というベタな展開に憧れた紬の確信犯(誤用)だったりして。それはともかくケーキを出してお茶を汲むだけが紬の存在意義ではありません。学祭ライブ用の新曲を作ってきている辺り軽音部としての仕事もきちんと考えているのです。

お次の出番は澪。てな具合に今回は「やる気まんまんで部室を訪れた梓が一人の先輩に返り討ちに遭う」という手法で先輩たちのマイペースっぷり、それに振り回される梓の姿を描いていました。ドリフのコントみたいな(笑。毎度仕切りなおす階段の背景にいちいち見切れるうさぎのオブジェは梓の心境を表わす面白い演出ですね。
基本的にマジメな澪が相手なので梓の受難は早くも解決? 二人しかいないけれどさっそく練習いたしましょう。おっとその前に弦を換えさせて。澪の弦はダダリオEXL160Mのようですが…ジャズベなのに何故ミディアムスケール? ちなみに普通ジャズベにはロングスケール用の弦を張ります。けいおんにしては珍しいミス? それはともかく160とは太い弦を使うね。ロック系のベースならこれくらいが普通なのかな。替弦だけでなくオレンジオイルからポリッシャーまでフル装備の澪…そんな手入れは自宅でやれば?と思わなくもない(笑。ていうか弦なんて家で替えてきなさいと。
ヘッドにクリップされたチューナはKORG AW-2、梓もヘッドクリップタイプのチューナを使ってましたが最近はこのタイプが主流なのだろうか。私は古い人間なのでシールドを通さないと何だかキモチワルイ(笑。どうでもいいけど左弾きのヘッドをアップで見ると変な感じ。
弦を張り替えチューニングが終わってお茶…ってすっかり擦り込まれてる(笑
てなところへ律たちが登場。家庭科の課題が終わらない律は澪へヘルプ!ヘルプ! ボタン付けは大得意なのにスカートは縫えない…「機械が苦手」と涙目で子犬のような表情で縋る律がかわいい。というわけで今日こそ練習できる雰囲気だったのにあっさりお流れでトホホな梓でありました。

軽音部ご一行は律宅へ移動して家庭科の課題をカタカタカタ。ミニスカで正座する女子高生たちの姿はいつ見ても絶景です。そういや今回から衣替え? 冬服ブレザーに唯はストッキングを履いてます。唯のナマ脚は前回で見納めでした。残念。部屋を見回すと叩かれまくった跡がいかにもな雑誌の山。波打った表紙を見ると律もまた自宅できちんと練習している様子が窺えます。
唯から手渡された梓のコンパクトミラーに今回のキーアイテムであるシールがぺたぺた貼られています。黒ネコのシールに「なかのあずにゃん」の名前シール、マイブームなのは結構だけれど他人の物に勝手に貼っちゃう唯のフリーダムさは相変わらず小学生レベルですなあ(笑
ミシン掛けができない代わりに料理の腕前は合格点の律。ガサツっぽい律にこれはちょっと意外な特技だった? みなさん揃っていただきます、すると梓は食卓の横に畳まれた洗濯物に困り顔です。この食事シーンに至るまで例によって(弟くんを除いて)家族描写が無いのだけれど、洗濯物の様子を見るととりあえず律の父親は存在しているようですね。女子高生たちのリアルにフォーカスを当てるため家族描写を極限まで削っているのだと思いますが…けいおんのそれは少々不気味さを感じるレベルかもしれない。少なくともキャラが家にいる時くらいは家族の描写があっても良さそうな。
結局みなさんで律バーグを堪能して本日の軽音部活動は終了。またしても先輩のペースに流されてしまった梓でした。

先輩コントのトリは唯。この人もまた一筋縄では行かないというか、いきなりやる気がありません。バンドの練習など完全に視野の外、しかし汚れた水の中で泳ぐトンちゃんの視線(笑)を感じた梓は水槽掃除を始めちゃう優しい子です…いいのかそれで。
ムギちゃんからもらった曲でわからない所があるから教えて。部室ではゆるゆるの唯ですが「わからない所がある」ということはすなわちその譜面を見て練習をしていたのですね。紬はきちんと曲を書いてくるし、律は自宅で雑誌相手に練習してるし、澪は放っておいても宅練してるだろうし、そして唯もこのとおり地味に練習している。梓はその事がわかっているからこそ軽音部のゆるい流れに身を任せてしまうのでしょうね。
閑話休題。バンドメンバーに「譜面にわからない所がある」と言われたら普通はオタマジャクシをどう表現するか?という話題のはず…などという常識は唯に通用いたしません。まあD.SやらCodaやらの演奏記号、特に反復記号がわかりにくいってのは理解しますが楽器を始めて2年以上経つのにこのレベルは少々キッツイな(笑。それはともかく梓の口ぶりだとギターソロまで譜面に起こしてるみたいですが、高校生バンドで他パートのソロまで入ったフルスコアを書いてしまう紬の能力は相当なものでしょう。
「だってあずにゃんはあずにゃんだもん」
マイペースな先輩たちに囲まれつつ初志貫徹を目指した梓に対し、唯はこんな言葉をかけました。バンド活動に燃える梓が軽音部の雰囲気に溶け込んで…溶け込みすぎての今日この頃だけれどそれも梓の偽らざる姿であり、気の良い先輩たちとお茶をすすってケーキを食べてシールに右往左往する毎日を梓も楽しんでいるはず。唯はそんな梓を含めた軽音部のみなさんを自然体で受け入れ軽音部の毎日を楽しんでいる。だからこそ「本来の私」と言われてもピンと来ない。唯にとってのみんなは部室でワイワイガヤガヤやってる姿が「本来の姿」であり、それが「偽りの姿」であることなど想像もしません。これは唯がいかにメンバーを信頼しているかという表れかもしれない。
黒ネコシールに「なかのあずにゃん」の名。落としてしまった「ぶ」のマスコットに貼られたシールは梓に対する仲間の証、余ったケーキに貼られた名前シールもココロがほんわかする締めでありました。これなら遠慮せずに食べられるね(笑
梓のクラスの学祭出し物は喫茶店に決定。喫茶店といえばウエイトレス…
「じゃあ、何猫にするの?」
このシーンにて思いっきり素でツッコむ純ちゃんがいい味出しすぎ、そしてさも当然のように「ウエイトレスってネコミミ付けるものでしょ?」と軽音部に染まりきっている梓の素なリアクションが素晴らしすぎです。ダメだこりゃ(長さん風に。「け」「い」「お」「ん」「ぶ」とマスコットが5つ並んだカバンの締め、「こんなの私じゃない!」と叫ぶ梓の声に反して先輩たちに寄り添う梓のカバンが「それがあずにゃんなんだよ」とでも言わんばかりの綺麗なオチでした。

意気を上げ上げ部室に向かった梓が部室のドアを開けると誰もおらず拍子抜け…と思ったらオルガンの影にすやすや眠る紬の姿が! ちょこんと座ってうたた寝してる紬がかわいい! みんなを脅かすために待機してたら寝ちゃったとかどんだけ天然ちゃんなのか。かわいいなあもう。全てを聞いた後に「わっ!」とやられてリアクションに困る梓もいい味、期待に応えるべく一応びっくりしてあげる優しい子です(笑。今回はさすが堀口氏作監回だけあってこのシーンを始め全編に渡ってキャラの表情描写が素晴らしく良かった。
そういや梓と紬の絡みってのも珍しいパターンね。ギターの準備をする梓に興味津々の紬へ「弾いてみます?」とお約束…髪をかき上げてストラップをかけるカットが何と色っぽいことか。おっさんは露骨な肌色描写よりもこういうチラリに弱いのです。おっさんのツボなどどうでもよろしい。ギターを構えた姿を鏡に映してご満悦、そのまま弾かずに返却の流れはちょっと笑った。弾かないのかよ!
ギタービギナーの鬼門たる「F」、弾いてみます?と軽く勧めた相手にいきなりFを押さえさせるのはどういうイヤガラセか(笑。Fの音を出せない紬が必死にストロークしていたけれど、体に力を入れれば入れるほど音が出ないんだよねえ。
一息付いてお茶タイムの準備。ケーキつまみ食いの痕跡を紬の口元に見つけて破顔の梓、クリームを付けてバレバレなんてどんだけ…というベタな展開に憧れた紬の確信犯(誤用)だったりして。それはともかくケーキを出してお茶を汲むだけが紬の存在意義ではありません。学祭ライブ用の新曲を作ってきている辺り軽音部としての仕事もきちんと考えているのです。

お次の出番は澪。てな具合に今回は「やる気まんまんで部室を訪れた梓が一人の先輩に返り討ちに遭う」という手法で先輩たちのマイペースっぷり、それに振り回される梓の姿を描いていました。ドリフのコントみたいな(笑。毎度仕切りなおす階段の背景にいちいち見切れるうさぎのオブジェは梓の心境を表わす面白い演出ですね。
基本的にマジメな澪が相手なので梓の受難は早くも解決? 二人しかいないけれどさっそく練習いたしましょう。おっとその前に弦を換えさせて。澪の弦はダダリオEXL160Mのようですが…ジャズベなのに何故ミディアムスケール? ちなみに普通ジャズベにはロングスケール用の弦を張ります。けいおんにしては珍しいミス? それはともかく160とは太い弦を使うね。ロック系のベースならこれくらいが普通なのかな。替弦だけでなくオレンジオイルからポリッシャーまでフル装備の澪…そんな手入れは自宅でやれば?と思わなくもない(笑。ていうか弦なんて家で替えてきなさいと。
ヘッドにクリップされたチューナはKORG AW-2、梓もヘッドクリップタイプのチューナを使ってましたが最近はこのタイプが主流なのだろうか。私は古い人間なのでシールドを通さないと何だかキモチワルイ(笑。どうでもいいけど左弾きのヘッドをアップで見ると変な感じ。
弦を張り替えチューニングが終わってお茶…ってすっかり擦り込まれてる(笑
てなところへ律たちが登場。家庭科の課題が終わらない律は澪へヘルプ!ヘルプ! ボタン付けは大得意なのにスカートは縫えない…「機械が苦手」と涙目で子犬のような表情で縋る律がかわいい。というわけで今日こそ練習できる雰囲気だったのにあっさりお流れでトホホな梓でありました。

軽音部ご一行は律宅へ移動して家庭科の課題をカタカタカタ。ミニスカで正座する女子高生たちの姿はいつ見ても絶景です。そういや今回から衣替え? 冬服ブレザーに唯はストッキングを履いてます。唯のナマ脚は前回で見納めでした。残念。部屋を見回すと叩かれまくった跡がいかにもな雑誌の山。波打った表紙を見ると律もまた自宅できちんと練習している様子が窺えます。
唯から手渡された梓のコンパクトミラーに今回のキーアイテムであるシールがぺたぺた貼られています。黒ネコのシールに「なかのあずにゃん」の名前シール、マイブームなのは結構だけれど他人の物に勝手に貼っちゃう唯のフリーダムさは相変わらず小学生レベルですなあ(笑
ミシン掛けができない代わりに料理の腕前は合格点の律。ガサツっぽい律にこれはちょっと意外な特技だった? みなさん揃っていただきます、すると梓は食卓の横に畳まれた洗濯物に困り顔です。この食事シーンに至るまで例によって(弟くんを除いて)家族描写が無いのだけれど、洗濯物の様子を見るととりあえず律の父親は存在しているようですね。女子高生たちのリアルにフォーカスを当てるため家族描写を極限まで削っているのだと思いますが…けいおんのそれは少々不気味さを感じるレベルかもしれない。少なくともキャラが家にいる時くらいは家族の描写があっても良さそうな。
結局みなさんで律バーグを堪能して本日の軽音部活動は終了。またしても先輩のペースに流されてしまった梓でした。

先輩コントのトリは唯。この人もまた一筋縄では行かないというか、いきなりやる気がありません。バンドの練習など完全に視野の外、しかし汚れた水の中で泳ぐトンちゃんの視線(笑)を感じた梓は水槽掃除を始めちゃう優しい子です…いいのかそれで。
ムギちゃんからもらった曲でわからない所があるから教えて。部室ではゆるゆるの唯ですが「わからない所がある」ということはすなわちその譜面を見て練習をしていたのですね。紬はきちんと曲を書いてくるし、律は自宅で雑誌相手に練習してるし、澪は放っておいても宅練してるだろうし、そして唯もこのとおり地味に練習している。梓はその事がわかっているからこそ軽音部のゆるい流れに身を任せてしまうのでしょうね。
閑話休題。バンドメンバーに「譜面にわからない所がある」と言われたら普通はオタマジャクシをどう表現するか?という話題のはず…などという常識は唯に通用いたしません。まあD.SやらCodaやらの演奏記号、特に反復記号がわかりにくいってのは理解しますが楽器を始めて2年以上経つのにこのレベルは少々キッツイな(笑。それはともかく梓の口ぶりだとギターソロまで譜面に起こしてるみたいですが、高校生バンドで他パートのソロまで入ったフルスコアを書いてしまう紬の能力は相当なものでしょう。
「だってあずにゃんはあずにゃんだもん」
マイペースな先輩たちに囲まれつつ初志貫徹を目指した梓に対し、唯はこんな言葉をかけました。バンド活動に燃える梓が軽音部の雰囲気に溶け込んで…溶け込みすぎての今日この頃だけれどそれも梓の偽らざる姿であり、気の良い先輩たちとお茶をすすってケーキを食べてシールに右往左往する毎日を梓も楽しんでいるはず。唯はそんな梓を含めた軽音部のみなさんを自然体で受け入れ軽音部の毎日を楽しんでいる。だからこそ「本来の私」と言われてもピンと来ない。唯にとってのみんなは部室でワイワイガヤガヤやってる姿が「本来の姿」であり、それが「偽りの姿」であることなど想像もしません。これは唯がいかにメンバーを信頼しているかという表れかもしれない。
黒ネコシールに「なかのあずにゃん」の名。落としてしまった「ぶ」のマスコットに貼られたシールは梓に対する仲間の証、余ったケーキに貼られた名前シールもココロがほんわかする締めでありました。これなら遠慮せずに食べられるね(笑
梓のクラスの学祭出し物は喫茶店に決定。喫茶店といえばウエイトレス…
「じゃあ、何猫にするの?」
このシーンにて思いっきり素でツッコむ純ちゃんがいい味出しすぎ、そしてさも当然のように「ウエイトレスってネコミミ付けるものでしょ?」と軽音部に染まりきっている梓の素なリアクションが素晴らしすぎです。ダメだこりゃ(長さん風に。「け」「い」「お」「ん」「ぶ」とマスコットが5つ並んだカバンの締め、「こんなの私じゃない!」と叫ぶ梓の声に反して先輩たちに寄り添う梓のカバンが「それがあずにゃんなんだよ」とでも言わんばかりの綺麗なオチでした。
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