2010-09-04(Sat)
ストライクウィッチーズ2 #09 明日に架ける橋
橋再建に燃えるペリーヌ。

魔女と香辛料。

給金のほとんどを復興基金へ寄付し、部隊任務の合間には復興現場の手伝いと、彼女がいかに祖国ガリアの復興に尽くしているかわかる冒頭シーン。橋が落とされてしまったせいで友達が学校へ来られないと訴える少女はペリーヌに懐いているようで、落とされた橋を前に厳しい表情のペリーヌはネウロイへの怒りを刻み込んでいるよう。てなわけで今回はこの少女と橋をテーマにペリーヌの「ちょっといい話」が描かれるのかと思ったら。
Aパート冒頭はいきなりネウロイとのアクションから。ネウロイビームをすり抜け急上昇を見せる芳佳は前回手に入れたというか脚を入れた震電に早くも慣れてきた様子です。てなわけでストライカーユニットが変更になったせいかわかりませんが今回は芳佳の色ミスが多発、中割ならともかく止めカットで色ミスはちょっと辛いなあ。素人のパッと見でわかるミスがそのままってのはそろそろ作画パワーに余裕が無くなっている現れでしょうか。撮影後チェックする間もなく納品ってことなのだろうね。
アバンの「橋」がトリガーになったかネウロイによる橋攻撃にヒューズが飛んだペリーヌ。「陣形を崩すな!」との少佐命令を無視して独断先行でネウロイへ突撃し、その攻撃が効いたか撃墜のチャンス到来…結局ペリーヌがコアを砕いて勝負ありでした。確かに結果的に撃墜は果たしたけれど上官の命令を無視し勝手に突撃した事実は変わりません。本来なら帰投後のブリーフィング時に少佐やお姉ちゃんから一言ありそうなものですが褒めるだけで叱責は無し、この一連は見ていて少々モニョモニョしたなあ。結果と規律は別の話でしょうに。

というわけで少佐から褒められたペリーヌでしたがどうも様子がおかしい。シャーリー&ルッキーニによるモノマネは気合は入りすぎです(笑。一人サッサと帰ってしまったペリーヌは自室にしまってある「最後の家宝」を手にお悩み、これを売れば橋の再建の足しになるかも?と悲痛なほど思い詰めちゃってます。家の財産を切り売りして復興資金に充てているのは祖国復興を願う思いからでしょうけれど、家に代々伝わる宝を全て差し出してしまうのはご先祖に申し訳が立たない、というか寂しいよねえ。

ウィッチーズで海と言えば例の訓練です。第1期と同様に浜へ並んで座って「ハラヘッタナ」「ネムイ」の二人、その奥に見える断崖に訓練を受ける三等兵三名が立ってます。芳佳のダミーストライカーはきちんと震電仕様と仕事が早い(笑。それはそうとリーネのボディラインがむちむちすぎて驚き、私脱いだら凄いんです! おっぱいキャラとしていろいろ大変なリーネですが腰回りもご立派、並んでいる二人がスリム(言葉を選んでいます)なので余計ふくよかさんに見えちゃいますね。ちなみに第1期での水着姿はこんな感じです。

訓練を無事(?)に終えて一息の三人。どんな話をしようとも芳佳の視線が常にロックオンしているのが笑えます。石造りの橋を見たペリーヌが「立派な橋…」と呟くと芳佳の視線はリーネの立派なムネへ…どうしてもそこへ行くのか!
魚に掴まって潜水していたルッキーニが見つけた謎の箱。宝箱?と息巻くみなさんの中でペリーヌの気合は図抜けていました。そのお宝があれば橋を架けられる、息が続かず諦めて浮き上がる三人を他所に一人奮闘する姿はペリーヌの思いが伝わってきます。でも水中で電撃はマズいだろう?(笑

開けても開けても箱が出てくるマトリョーシカ状態の宝箱。最後の箱を開けても中は空っぽでペリーヌがっかりです。しかしその小箱から「何か入っている音」がする…それがからくり箱と気付いた芳佳が開けてみると中から地図が出てきました。ロマーニャの海底に何故扶桑のからくり箱が? と考えるとオチの意味も深くなりますね。香辛料が貴重品だった時代から扶桑の魔女がロマーニャへ来ていたということですから。
ペリーヌ以下三名が洞窟へ入る。すると突然落とし穴から怖いヘビが襲ってくる! ヘビの攻撃を避けると謎の奇声が襲ってくる! 奇声の次は石像だ、ペリーヌは電撃で撃ち落とす。ゆけーゆけー(略
一方ルッキーニを捜索中の隊長グループ。ハルトマンが何気なく寄りかかった所がちょうどカラクリのトリガーだったようで、頭上に置かれた壺が少佐の上にスッポリ落下してしまいました。どんな罠だこれは。飛び散る赤い液体におののく隊長、青ざめるハルトマン…あの楽天家がこんな顔するなんてよほど「ヤバイ!」と思ったのだろうなあ。

というわけで「謎の奇声」が発動です。飛び散った赤い液体は赤ワインであり、要するに赤ワイン漬けとなった少佐は普段キツく締めたタガの反動か…あーっはっはっはっはっはっ! おもむろに隊長とキスのシーンは口をもごもご動かして実にディープでありましたね。そりゃ隊長も魂抜かれます(笑
奇声を聞いてビビりまくりの三等兵たち。こんな時でもマイポジションを忘れない芳佳はおっぱい星人の鑑です。どうでもよろしいが同日放映のアマガミSSも水着回、おっぱいアングル連発で眼福な晩でした。
「お前のそのガリアを思う気持ちこそが一番大切な宝なんだ」
動く石像を電撃で倒した後、ようやく辿り着いた宝の部屋にて愕然のペリーヌ。ようやく見つけた宝物が現代に於いては無価値の代物だったという結構ありがちな幕引きでした。とはいえペリーヌの奮闘は無駄ではなかったでしょう。愛しの少佐からこの上ない言葉をかけてもらえたのだから…酔っぱらってるけど(笑

そんな騒動から完全に外れて延々と座り続けていたエイラーニャ。途中で何度か映ったけれどずっと同じポーズで座ってましたね。ケツかいてたりして(笑。北欧人の白い肌は日焼けに弱そう、表側だけ真っ赤っかに焼けちゃってじつに痛そうです。
ガリアの「明日に架ける橋」はペリーヌのお金に頼ることなく住民自らの手で架けられました。ペリーヌが祖国ガリアのことを大切に思うように、もちろん住民たちも同じ思いでいるはず。その思いが橋の再建に繋がり、橋に座る子供たちの笑顔がガリアの「明日」を築いていくのでしょう。
大オチは月夜の浜辺で一人ぽつんと座り込む隊長。延々と映されたエイラーニャ組との対比が何とも切なく可笑しいカットです。かと言って少佐と並んで座られても困るか(笑
さてこの第2期も早くも9話を消化してしまいました。この段階で本筋に関わることをほとんど提示せず、今だキャラ掘り下げと1期オマージュばかりということは残り3話で完結させる気ゼロ? 結局ネウロイの詳細は不明のまま、根絶もできないまま「私たちは飛び続ける!」的な締めになるのだろうか。「進化したネウロイ」の描写もピンと来ませんしどうも2期の意味合いがイマイチ不鮮明な気がする。
この2期は確かに面白いのだけれど私的に1期のような瞬間風速が吹かない感じ。
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魔女と香辛料。

給金のほとんどを復興基金へ寄付し、部隊任務の合間には復興現場の手伝いと、彼女がいかに祖国ガリアの復興に尽くしているかわかる冒頭シーン。橋が落とされてしまったせいで友達が学校へ来られないと訴える少女はペリーヌに懐いているようで、落とされた橋を前に厳しい表情のペリーヌはネウロイへの怒りを刻み込んでいるよう。てなわけで今回はこの少女と橋をテーマにペリーヌの「ちょっといい話」が描かれるのかと思ったら。
Aパート冒頭はいきなりネウロイとのアクションから。ネウロイビームをすり抜け急上昇を見せる芳佳は前回手に入れたというか脚を入れた震電に早くも慣れてきた様子です。てなわけでストライカーユニットが変更になったせいかわかりませんが今回は芳佳の色ミスが多発、中割ならともかく止めカットで色ミスはちょっと辛いなあ。素人のパッと見でわかるミスがそのままってのはそろそろ作画パワーに余裕が無くなっている現れでしょうか。撮影後チェックする間もなく納品ってことなのだろうね。
アバンの「橋」がトリガーになったかネウロイによる橋攻撃にヒューズが飛んだペリーヌ。「陣形を崩すな!」との少佐命令を無視して独断先行でネウロイへ突撃し、その攻撃が効いたか撃墜のチャンス到来…結局ペリーヌがコアを砕いて勝負ありでした。確かに結果的に撃墜は果たしたけれど上官の命令を無視し勝手に突撃した事実は変わりません。本来なら帰投後のブリーフィング時に少佐やお姉ちゃんから一言ありそうなものですが褒めるだけで叱責は無し、この一連は見ていて少々モニョモニョしたなあ。結果と規律は別の話でしょうに。

というわけで少佐から褒められたペリーヌでしたがどうも様子がおかしい。シャーリー&ルッキーニによるモノマネは気合は入りすぎです(笑。一人サッサと帰ってしまったペリーヌは自室にしまってある「最後の家宝」を手にお悩み、これを売れば橋の再建の足しになるかも?と悲痛なほど思い詰めちゃってます。家の財産を切り売りして復興資金に充てているのは祖国復興を願う思いからでしょうけれど、家に代々伝わる宝を全て差し出してしまうのはご先祖に申し訳が立たない、というか寂しいよねえ。

ウィッチーズで海と言えば例の訓練です。第1期と同様に浜へ並んで座って「ハラヘッタナ」「ネムイ」の二人、その奥に見える断崖に訓練を受ける三等兵三名が立ってます。芳佳のダミーストライカーはきちんと震電仕様と仕事が早い(笑。それはそうとリーネのボディラインがむちむちすぎて驚き、私脱いだら凄いんです! おっぱいキャラとしていろいろ大変なリーネですが腰回りもご立派、並んでいる二人がスリム(言葉を選んでいます)なので余計ふくよかさんに見えちゃいますね。ちなみに第1期での水着姿はこんな感じです。

訓練を無事(?)に終えて一息の三人。どんな話をしようとも芳佳の視線が常にロックオンしているのが笑えます。石造りの橋を見たペリーヌが「立派な橋…」と呟くと芳佳の視線はリーネの立派なムネへ…どうしてもそこへ行くのか!
魚に掴まって潜水していたルッキーニが見つけた謎の箱。宝箱?と息巻くみなさんの中でペリーヌの気合は図抜けていました。そのお宝があれば橋を架けられる、息が続かず諦めて浮き上がる三人を他所に一人奮闘する姿はペリーヌの思いが伝わってきます。でも水中で電撃はマズいだろう?(笑

開けても開けても箱が出てくるマトリョーシカ状態の宝箱。最後の箱を開けても中は空っぽでペリーヌがっかりです。しかしその小箱から「何か入っている音」がする…それがからくり箱と気付いた芳佳が開けてみると中から地図が出てきました。ロマーニャの海底に何故扶桑のからくり箱が? と考えるとオチの意味も深くなりますね。香辛料が貴重品だった時代から扶桑の魔女がロマーニャへ来ていたということですから。
ペリーヌ以下三名が洞窟へ入る。すると突然落とし穴から怖いヘビが襲ってくる! ヘビの攻撃を避けると謎の奇声が襲ってくる! 奇声の次は石像だ、ペリーヌは電撃で撃ち落とす。ゆけーゆけー(略
一方ルッキーニを捜索中の隊長グループ。ハルトマンが何気なく寄りかかった所がちょうどカラクリのトリガーだったようで、頭上に置かれた壺が少佐の上にスッポリ落下してしまいました。どんな罠だこれは。飛び散る赤い液体におののく隊長、青ざめるハルトマン…あの楽天家がこんな顔するなんてよほど「ヤバイ!」と思ったのだろうなあ。

というわけで「謎の奇声」が発動です。飛び散った赤い液体は赤ワインであり、要するに赤ワイン漬けとなった少佐は普段キツく締めたタガの反動か…あーっはっはっはっはっはっ! おもむろに隊長とキスのシーンは口をもごもご動かして実にディープでありましたね。そりゃ隊長も魂抜かれます(笑
奇声を聞いてビビりまくりの三等兵たち。こんな時でもマイポジションを忘れない芳佳はおっぱい星人の鑑です。どうでもよろしいが同日放映のアマガミSSも水着回、おっぱいアングル連発で眼福な晩でした。
「お前のそのガリアを思う気持ちこそが一番大切な宝なんだ」
動く石像を電撃で倒した後、ようやく辿り着いた宝の部屋にて愕然のペリーヌ。ようやく見つけた宝物が現代に於いては無価値の代物だったという結構ありがちな幕引きでした。とはいえペリーヌの奮闘は無駄ではなかったでしょう。愛しの少佐からこの上ない言葉をかけてもらえたのだから…酔っぱらってるけど(笑

そんな騒動から完全に外れて延々と座り続けていたエイラーニャ。途中で何度か映ったけれどずっと同じポーズで座ってましたね。ケツかいてたりして(笑。北欧人の白い肌は日焼けに弱そう、表側だけ真っ赤っかに焼けちゃってじつに痛そうです。
ガリアの「明日に架ける橋」はペリーヌのお金に頼ることなく住民自らの手で架けられました。ペリーヌが祖国ガリアのことを大切に思うように、もちろん住民たちも同じ思いでいるはず。その思いが橋の再建に繋がり、橋に座る子供たちの笑顔がガリアの「明日」を築いていくのでしょう。
大オチは月夜の浜辺で一人ぽつんと座り込む隊長。延々と映されたエイラーニャ組との対比が何とも切なく可笑しいカットです。かと言って少佐と並んで座られても困るか(笑
さてこの第2期も早くも9話を消化してしまいました。この段階で本筋に関わることをほとんど提示せず、今だキャラ掘り下げと1期オマージュばかりということは残り3話で完結させる気ゼロ? 結局ネウロイの詳細は不明のまま、根絶もできないまま「私たちは飛び続ける!」的な締めになるのだろうか。「進化したネウロイ」の描写もピンと来ませんしどうも2期の意味合いがイマイチ不鮮明な気がする。
この2期は確かに面白いのだけれど私的に1期のような瞬間風速が吹かない感じ。
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