2010-09-06(Mon)
ハートキャッチプリキュア! #30 ポプリが家出!いつき、ボロボロです!!
離れていてもココロはひとつ。

わがままポプリも少し成長したようです。

楽しい夏休みも終わり、世間同様明堂学園にも新学期がやってまいりました。夏休み中ずっと一緒に遊んでいたポプリはいつきくんたちが学校へ行っちゃうのがつまんなーい! メガネえりかのご意見など聞く耳持たないポプリはあそぶでしゅー!とわがままMAX、そんなポプリに堪忍袋の緒が切れたいつきくんは「めっ!」とお目玉を。まあポプリはまだ赤ん坊みたいなものなので聞き分けも難しく、今まで全力でかわいがってくれたいつきくんにわがままが通らなかったショックは大きかったようで…大泣きしながら飛び出してしまいました。あらららら。
巨大な土管に座る幼女「はるか」の中の人は皆口裕子さん。こんな色っぽい声の幼女がいるかの曲芸!と思わずTV画面にツッコミを入れそうになりますが、そういやキャシャーンSinsのリンゴも皆口さんだったなあと思い直して「こんな幼女もアリか」と納得…いやいやいや、やっぱり色っぽすぎるよ(笑
他人に見つかってはいけないはずなのに自分の身の上を普通に話しちゃってるポプリは妖精さんの自覚が見えないけどいいのだろうか。まあシプレコフレにしてもるみちゃんと普通に会話してたりするので自我が確立していない子供相手なら良しなのかも。しかし今どき土管が置いてある公園なんてドラ○もんかサ○エさんくらいじゃないかね?
ポプリ&はるかちゃんは保護者への不信で意気投合、どうやら家出者同士一緒に公園に住むことにしたようです。ホームレス幼女&妖精は住処となった公園内を楽しげに走り回り、晴れ渡った空と笑顔は二人の幼い反逆・子供らしく後先考えない刹那の楽しさをクローズアップしていますね。

そんな楽しい時間は「雨」という現実に移り変わります。雨雲に覆われて暗くなった空はおそらくはるかちゃんの本心を表し、土管の中で雨宿りしながら少しずつ寂しさが募っていく様子は「家族とケンカして家を飛び出した子供」の心理を上手く描いていますね。
その頃いつきくんたちはポプリ捜索に走り回っていました。傘を差すことも忘れてポプリを捜すいつきくん、傘を持つ二人との対比でいつきくんの必死さが伝わってきます。そして相合い傘でもも姉を送るゆりさん、「あなたが風邪を引くとたくさんの人が困るでしょ」とあくまで遠回しな表現は「他人との距離」を詰めないよう意識しているのかも。仲良くなりすぎると「別れ」が辛いとか、そんな心理的ブレーキがかかっていそうな。
土管に近付く足音を聞いて「お母さん!?」と表情を変えるはるかちゃん。やはり迎えに来て欲しいんだね。しかし土管の前に立っていたのはお母さんではなくゆりさんでした。泣くプリキュアも黙る鬼百合も幼女相手には優しいお姉さんです。
「あなたたちがいなくなるとすごく悲しむ人たちがいる」
おそらくゆりさんは「大切な存在を失う悲しみ」を体験しているのでしょう。それは何なのか? 含みを持たせたセリフにいろいろ想像が膨らみますが…予告であっさりネタバレされて笑った。次回のサブタイトルそのまんまじゃないか!(笑

雨の中はるかちゃんを捜すお母さん。相変わらずプリキュアシリーズのお母さんキャラは無駄に色っぽいです。そんなお母さんに気付いたはるかちゃんはゆりさんのスカートをギュッと掴んで「お母さん怒るもん…」、その様子を見たゆりさんの微笑みは彼女の本質を映していたような。プリキュアを見れば厳しい小言が止まらないゆりさんですが本当は心優しい女性なのでしょうね。
傘を差して登場のシプレコフレがかわいい。「ムーンライトが見つけてくれたですか?」とはるかちゃんの前で思いっきり正体バラシしちゃってるけどいいのだろうか。やっぱり幼女はカウントに入りませんか。シプレコフレといつきくんは別行動なのでいつきくんが傘も差さずに走り回っていることを知らず…はるかちゃんを捜すお母さんを見た後だけに、「いつきは自分を捜してくれていない」と勘違いしてしょんぼりするポプリが気の毒だなあ。
「な、なんですか、あなた!?」
コブラさんに対してのお母さんのセリフは、最初ゆりさんに向けて言ったのかと思った(笑。この流れからお母さんの心の花を抜く展開は意外でした。確かにお母さんが捜しに来てくれたことではるかちゃんの悩みはほぼ解決しちゃっており、一方のお母さんは今だ心配の極致なので心の花がしおれるのも道理ですね。
電柱デザトリアンの攻撃にポプリバリアでガード、しかしバリアは長く保たずにほどなく破られてしまい絶体絶命のピンチとなりました。てなタイミングでもちろんいつきくんが登場です。ポプリを必死にひっしとキャッチしてとりあえず逃げ…怒られる!と身構えたポプリを優しく抱き締め謝るいつきくんの愛情、これは先程の「お母さん怒るもん…」と沈んだはるかちゃんへの解答を意味するのでしょう。とはいえ叱ることも愛情だとは思いますけれども。
「あなたは今、パートナーの妖精を失うところだったのよ」
もはやはるかちゃんの存在など完全スルーでプリキュア間の会話をしているゆりさん&いつきくん&その他妖精たち。いいのかこれは。それにしてもプリキュアの種が割れているだけでなくパートナーまでいなくなってしまったムーンライトさんはいったいどういう形で復活するのでしょう。

今回のデザトリアンは強敵で、もはやチート期間が終了してしまったサンシャイン一人ではなかなか苦戦しております。するとどこからともなくブロッサム&マリンがダブルおしりパンチで登場…変身バンクすら無い冷遇っぷりは潔さすら感じますね。追加一名でこの状態ではムーンライトさん復活後はどうなってしまうことやら。
ブロッサム&マリンの登場を見て表情を厳しくするゆりさん、しかしデザトリアンの正体がお母さんと気付いて泣きそうなはるかちゃんに対して優しく力強い表情で「プリキュアが必ず助けてくれるわ」と。その言葉でスイッチが入ったかプリキュアたちは気合一発、サンシャインフラッシュ、マリンシュート、ブロッサムシャワーの個人技三連発も熱かったです。デザトリアンの逆襲を受け止めて変顔のマリンは妙な所で存在感を主張、このところ正当アクションで出番が無いので変顔専任になっちまったのか。三人揃っての新技プリキュアインパクトはイマイチ迫力不足? マリン単体インパクトのほうが派手なような。
いつもはサバーク幹部側の煽りセリフがじつに正論なのですが、今回のコブラさんは少々無理があったかも。化粧品を捨てられてどよんどMAXだった人に言われたくねえ!みたいな(笑
戦い済んで雨雲は切れ、夕陽に照らされながらのお母さん復活&再会です。気が付いたお母さんは一も二もなくはるかちゃんを抱き締めて「良かった、良かった」と涙顔、その表情にお母さんの愛情を感じ取ったはるかちゃんはこれまた涙顔で謝って大団円でした。
全てが丸く収まったことを橋の上から見届けたゆりさんは一人静かに去って行きます。相変わらずミステリアスな存在ですが今回から少しずつ過去が明かされ始め、そして次回以降ムーンライト復活に向けて話が進んでいくのでしょう。しかしまだまだずっと先だと思っていたムーンライトさん関連話がもう始まったと思うと時の流れの早さに驚くばかりです。気が付けばもう30話、あと20話ほどで終わってしまうなんて早すぎ。
今回の演出・コンテは大塚隆史氏。やっぱり上手いね。
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わがままポプリも少し成長したようです。

楽しい夏休みも終わり、世間同様明堂学園にも新学期がやってまいりました。夏休み中ずっと一緒に遊んでいたポプリはいつきくんたちが学校へ行っちゃうのがつまんなーい! メガネえりかのご意見など聞く耳持たないポプリはあそぶでしゅー!とわがままMAX、そんなポプリに堪忍袋の緒が切れたいつきくんは「めっ!」とお目玉を。まあポプリはまだ赤ん坊みたいなものなので聞き分けも難しく、今まで全力でかわいがってくれたいつきくんにわがままが通らなかったショックは大きかったようで…大泣きしながら飛び出してしまいました。あらららら。
巨大な土管に座る幼女「はるか」の中の人は皆口裕子さん。こんな色っぽい声の幼女がいるかの曲芸!と思わずTV画面にツッコミを入れそうになりますが、そういやキャシャーンSinsのリンゴも皆口さんだったなあと思い直して「こんな幼女もアリか」と納得…いやいやいや、やっぱり色っぽすぎるよ(笑
他人に見つかってはいけないはずなのに自分の身の上を普通に話しちゃってるポプリは妖精さんの自覚が見えないけどいいのだろうか。まあシプレコフレにしてもるみちゃんと普通に会話してたりするので自我が確立していない子供相手なら良しなのかも。しかし今どき土管が置いてある公園なんてドラ○もんかサ○エさんくらいじゃないかね?
ポプリ&はるかちゃんは保護者への不信で意気投合、どうやら家出者同士一緒に公園に住むことにしたようです。ホームレス幼女&妖精は住処となった公園内を楽しげに走り回り、晴れ渡った空と笑顔は二人の幼い反逆・子供らしく後先考えない刹那の楽しさをクローズアップしていますね。

そんな楽しい時間は「雨」という現実に移り変わります。雨雲に覆われて暗くなった空はおそらくはるかちゃんの本心を表し、土管の中で雨宿りしながら少しずつ寂しさが募っていく様子は「家族とケンカして家を飛び出した子供」の心理を上手く描いていますね。
その頃いつきくんたちはポプリ捜索に走り回っていました。傘を差すことも忘れてポプリを捜すいつきくん、傘を持つ二人との対比でいつきくんの必死さが伝わってきます。そして相合い傘でもも姉を送るゆりさん、「あなたが風邪を引くとたくさんの人が困るでしょ」とあくまで遠回しな表現は「他人との距離」を詰めないよう意識しているのかも。仲良くなりすぎると「別れ」が辛いとか、そんな心理的ブレーキがかかっていそうな。
土管に近付く足音を聞いて「お母さん!?」と表情を変えるはるかちゃん。やはり迎えに来て欲しいんだね。しかし土管の前に立っていたのはお母さんではなくゆりさんでした。泣くプリキュアも黙る鬼百合も幼女相手には優しいお姉さんです。
「あなたたちがいなくなるとすごく悲しむ人たちがいる」
おそらくゆりさんは「大切な存在を失う悲しみ」を体験しているのでしょう。それは何なのか? 含みを持たせたセリフにいろいろ想像が膨らみますが…予告であっさりネタバレされて笑った。次回のサブタイトルそのまんまじゃないか!(笑

雨の中はるかちゃんを捜すお母さん。相変わらずプリキュアシリーズのお母さんキャラは無駄に色っぽいです。そんなお母さんに気付いたはるかちゃんはゆりさんのスカートをギュッと掴んで「お母さん怒るもん…」、その様子を見たゆりさんの微笑みは彼女の本質を映していたような。プリキュアを見れば厳しい小言が止まらないゆりさんですが本当は心優しい女性なのでしょうね。
傘を差して登場のシプレコフレがかわいい。「ムーンライトが見つけてくれたですか?」とはるかちゃんの前で思いっきり正体バラシしちゃってるけどいいのだろうか。やっぱり幼女はカウントに入りませんか。シプレコフレといつきくんは別行動なのでいつきくんが傘も差さずに走り回っていることを知らず…はるかちゃんを捜すお母さんを見た後だけに、「いつきは自分を捜してくれていない」と勘違いしてしょんぼりするポプリが気の毒だなあ。
「な、なんですか、あなた!?」
コブラさんに対してのお母さんのセリフは、最初ゆりさんに向けて言ったのかと思った(笑。この流れからお母さんの心の花を抜く展開は意外でした。確かにお母さんが捜しに来てくれたことではるかちゃんの悩みはほぼ解決しちゃっており、一方のお母さんは今だ心配の極致なので心の花がしおれるのも道理ですね。
電柱デザトリアンの攻撃にポプリバリアでガード、しかしバリアは長く保たずにほどなく破られてしまい絶体絶命のピンチとなりました。てなタイミングでもちろんいつきくんが登場です。ポプリを必死にひっしとキャッチしてとりあえず逃げ…怒られる!と身構えたポプリを優しく抱き締め謝るいつきくんの愛情、これは先程の「お母さん怒るもん…」と沈んだはるかちゃんへの解答を意味するのでしょう。とはいえ叱ることも愛情だとは思いますけれども。
「あなたは今、パートナーの妖精を失うところだったのよ」
もはやはるかちゃんの存在など完全スルーでプリキュア間の会話をしているゆりさん&いつきくん&その他妖精たち。いいのかこれは。それにしてもプリキュアの種が割れているだけでなくパートナーまでいなくなってしまったムーンライトさんはいったいどういう形で復活するのでしょう。

今回のデザトリアンは強敵で、もはやチート期間が終了してしまったサンシャイン一人ではなかなか苦戦しております。するとどこからともなくブロッサム&マリンがダブルおしりパンチで登場…変身バンクすら無い冷遇っぷりは潔さすら感じますね。追加一名でこの状態ではムーンライトさん復活後はどうなってしまうことやら。
ブロッサム&マリンの登場を見て表情を厳しくするゆりさん、しかしデザトリアンの正体がお母さんと気付いて泣きそうなはるかちゃんに対して優しく力強い表情で「プリキュアが必ず助けてくれるわ」と。その言葉でスイッチが入ったかプリキュアたちは気合一発、サンシャインフラッシュ、マリンシュート、ブロッサムシャワーの個人技三連発も熱かったです。デザトリアンの逆襲を受け止めて変顔のマリンは妙な所で存在感を主張、このところ正当アクションで出番が無いので変顔専任になっちまったのか。三人揃っての新技プリキュアインパクトはイマイチ迫力不足? マリン単体インパクトのほうが派手なような。
いつもはサバーク幹部側の煽りセリフがじつに正論なのですが、今回のコブラさんは少々無理があったかも。化粧品を捨てられてどよんどMAXだった人に言われたくねえ!みたいな(笑
戦い済んで雨雲は切れ、夕陽に照らされながらのお母さん復活&再会です。気が付いたお母さんは一も二もなくはるかちゃんを抱き締めて「良かった、良かった」と涙顔、その表情にお母さんの愛情を感じ取ったはるかちゃんはこれまた涙顔で謝って大団円でした。
全てが丸く収まったことを橋の上から見届けたゆりさんは一人静かに去って行きます。相変わらずミステリアスな存在ですが今回から少しずつ過去が明かされ始め、そして次回以降ムーンライト復活に向けて話が進んでいくのでしょう。しかしまだまだずっと先だと思っていたムーンライトさん関連話がもう始まったと思うと時の流れの早さに驚くばかりです。気が付けばもう30話、あと20話ほどで終わってしまうなんて早すぎ。
今回の演出・コンテは大塚隆史氏。やっぱり上手いね。
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