2010-09-22(Wed)
けいおん!! #25 番外編 企画会議!
け、けいおんぶへようこそにゃん!

本編終了後の番外編は本当に番外編でした。

アバンはいきなり謎映像。制服を着て動く楽器には唯たちの声が乗り、卒業後日のイメージ映像にしてはハイパーすぎるなあと思いきやピンクナースコスの澪が登場して「ようこそ軽音部へ!」とは何これ何? きみら卒業したんちゃうのか?
などと封印された軽音部勧誘ビデオの映像から始まった番外編、前回予告からしてこれを見た「先輩たち卒業後の梓」が同コンセプトの勧誘ビデオを制作する話?と先読みしたけれど実際は普通に唯たちが出てきて笑った。卒業のサヨナラムードなどまるで無かったかの如く時系列は巻き戻り、唯の前髪から今回のエピソードは第21話卒アル撮影で前髪ぱっつんの直後、言ってみれば第21.5話というところでしょうか。
タイミング的に最後の学祭ライブを終えた後なので唯たちは卒業の寂しさに一区切り付けており、一人残される梓のため来年用の新歓ビデオをみんなで作ろうとわいわいやってる様子は良くも悪くも(笑)いつもどおりの軽音部の雰囲気です。てな所へビデオカメラ持参でやる気まんまんのさわちゃん登場。いたんですか!? ええずっと。装備オーケー! ポージングオーケー! キャメラオーケー! セリフはいっ!
「け、けいおんぶへようこそにゃん!」
流れるようなテンポの妙。逃れる隙を与えないさわちゃんと紬の連携プレイは目指すベクトルが合致しているだけに超強力です。この黄金コンビに狙われては言われるままポーズをキメ、不本意なセリフを発してしまうのも無理はありません(笑

というわけでサブタイトルどおりの「企画会議」が始まりました。さわちゃんのイメージとして描かれたハリウッド映画風の新歓ビデオ(何だそりゃ)、前回予告で見せた「ヤツらが帰ってくる!」等々の煽りテロップが出てきて笑う。そのイメージ映像は派手な爆発やら謎カンフーやらいかにもハリウッド映画風…カジノディーラーに扮したさわちゃんが実物比300%増し色っぽい(笑
トンちゃん主役の吹き替え映像やら磨りガラス越しの「田井中律さん(仮名)」による怪しさMAXの勧誘ビデオなどなどロクなアイデアが出ないまま企画会議は数を重ね…カエルくんに掛けられたボードの回数書き換えのやっつけぶり、また回が進むに連れて増えていくラクガキもいかにも軽音部らしいです。
ミステリー妄想に走る紬も面白かった。そういや以前も何度か同様の描写がありましたね。来年の軽音部は梓一人になってしまうというに、その梓が死体役ってのはどうなんだ?(笑

他人の考えにダメ出しはできても、いざ自分で考えると何も出てこない。煮詰まった梓は憂ちゃんと純ちゃんにご相談です。手前に映ったもじゃもじゃ頭はどう見てもアマガミの薫だよねえ?
ここはさわちゃんと同じ思考回路の純ちゃんがいい味出しまくり、身振り手振りを交えながらコロコロ変わる表情が無限にかわいいです。ストローをくわえる口元の表情もいいなあ。池田和美氏作監回のけいおんキャラはかわいさ150%増し(当社比)で良し良し。食べまくり遊びまくりの軽音部がうらやましい純ちゃん…しかし学祭前の泊まり込みは普段の練習不足が原因、そして毎日出てきた豪華なケーキや紅茶、別荘での夏合宿は紬が卒業してしまったのでおそらく来年は無しでしょう。それはそうと隣で聞いてる憂ちゃんの首から肩のラインが異様に色っぽい。この子ってば変な色気があるよねえ。
アイデアを思いついた梓のカットは憂ちゃん&純ちゃんナメでクローズアップ効果満点、カメラ入れ替わって梓の手元を見つめる二人のカットも面白いレイアウトです。

さわちゃん謹製の「全米を震撼させる衣装」は一直線に却下、全力笑顔の登場からカエルさんの隣で沈む様子の急転が面白い。ほんと今回はテンポがいいね。というかこの衣装を着せるつもりだったのか!? 全米というか南米じゃないかこれは(笑
監督:梓、照明:純ちゃん、撮影:憂ちゃんによる新歓ビデオ撮影がスタート。トンちゃんへの餌やり、ティータイム、勉強、再びティータイムと確かに軽音部の日常をリアルに撮影していますが…これを見た新入生は軽音部に対してどんな印象を持つのだろう。実態を目の当たりにさすがの純ちゃんが呆れる表情も良し。

屋上での撮影シーンから曲イントロが始まるとそのまま編集済みビデオの試写へ。屋上へ楽器を引っ張り出してサプライズのライブ撮影!? と一瞬思ったけれどもちろんそんなサービスは無し。出来上がった新歓ビデオの映像は逆光撮影の露出不足や光源の白飛びなどいかにも素人が撮影した家庭用ビデオカメラの雰囲気を再現している感じです。この感覚はハルヒ第1期1話の「ミクル~」を思い出しますね。そんな中でさわちゃん本人の映像部分だけは思いっきり補正が入ってエフェクトまで追加、自分のカットだけ綺麗に仕上げてるのはさわちゃんの女心か(笑
その他いろいろモブ祭。これまでの各話で描かれてきたモブキャラたち、モブで使うにはもったいないほど丁寧に設定された各キャラを一気に大放出です。卒業式後に一緒の写真を申し出たメガネちゃんが頬を染めながら目を伏せて「面白い人たちです…」と呟く様子は何か意味深な。コメントを求められても愛想ゼロのいちごもいい味でした。そして話題には出るもののこれまで描かれなかったジャズ研のみなさんが登場。後で水色のストラト風を持つ子は以前登場した一年生? 学校にも慣れて垢抜けた? ジャズ研のライブも少しでいいから見たかったなあ。
顔を隠して怪しい勧誘の律。どうしてもこれをやりたいのか!
さわちゃん渾身編集の新歓ビデオの締めは先に撮ったネコミミあずにゃんのカットでした。確かにあれをお蔵にするには惜しい(笑。しかしさすがに恥ずかしい梓は速攻でビデオを封印、すると梓の単独シーンが無くなってしまう…というわけで改めて単独シーンを撮影するもよく調教された梓はまたしても。もうそのキャラで通すしか!
時系列を無視して追加された番外編は確かに番外編と呼ぶべき作りでした。言うなればオマケシナリオ的な21.5話はつい前回まで描かれてきた卒業へのカウントダウンの寂しさもほとんど感じさせず、通常どおりのゆるゆる軽音部は最終回後のポッカリ感を埋めてはくれるものの…どうもこういう作りは居心地が悪い。元気な唯たちを見られるのは嬉しい反面、卒業の区切りが付いた後で何ヶ月も巻き戻った映像を普通に見せられてもなあと思わなくもありません。前回予告から予想したように卒業後の後日談、唯たちがいない軽音部にて梓たちが自分たちだけで新歓ビデオを作るストーリーならばすんなり楽しめたでしょうけれど。
放送ラストとなる次回も時系列巻き戻りストーリーのようです。私としては最終回独特の雰囲気、一本のストーリーをまとめ上げてのカタルシスやキャラへの別れに「いい最終回だった!」と叫びながらポッカリ感に苛まれて閉幕を見送るのが好きなのですが、どうやらそういう終わり方では無さそう。放送スケジュールの関係でこういう構成になっているらしいけれど、この構成に何となくモヤモヤするのは私だけだろうか。まあ地域によっては25・26話の放送が無いらしいので見られる私がこんな事言うのも贅沢な話か。
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本編終了後の番外編は本当に番外編でした。

アバンはいきなり謎映像。制服を着て動く楽器には唯たちの声が乗り、卒業後日のイメージ映像にしてはハイパーすぎるなあと思いきやピンクナースコスの澪が登場して「ようこそ軽音部へ!」とは何これ何? きみら卒業したんちゃうのか?
などと封印された軽音部勧誘ビデオの映像から始まった番外編、前回予告からしてこれを見た「先輩たち卒業後の梓」が同コンセプトの勧誘ビデオを制作する話?と先読みしたけれど実際は普通に唯たちが出てきて笑った。卒業のサヨナラムードなどまるで無かったかの如く時系列は巻き戻り、唯の前髪から今回のエピソードは第21話卒アル撮影で前髪ぱっつんの直後、言ってみれば第21.5話というところでしょうか。
タイミング的に最後の学祭ライブを終えた後なので唯たちは卒業の寂しさに一区切り付けており、一人残される梓のため来年用の新歓ビデオをみんなで作ろうとわいわいやってる様子は良くも悪くも(笑)いつもどおりの軽音部の雰囲気です。てな所へビデオカメラ持参でやる気まんまんのさわちゃん登場。いたんですか!? ええずっと。装備オーケー! ポージングオーケー! キャメラオーケー! セリフはいっ!
「け、けいおんぶへようこそにゃん!」
流れるようなテンポの妙。逃れる隙を与えないさわちゃんと紬の連携プレイは目指すベクトルが合致しているだけに超強力です。この黄金コンビに狙われては言われるままポーズをキメ、不本意なセリフを発してしまうのも無理はありません(笑

というわけでサブタイトルどおりの「企画会議」が始まりました。さわちゃんのイメージとして描かれたハリウッド映画風の新歓ビデオ(何だそりゃ)、前回予告で見せた「ヤツらが帰ってくる!」等々の煽りテロップが出てきて笑う。そのイメージ映像は派手な爆発やら謎カンフーやらいかにもハリウッド映画風…カジノディーラーに扮したさわちゃんが実物比300%増し色っぽい(笑
トンちゃん主役の吹き替え映像やら磨りガラス越しの「田井中律さん(仮名)」による怪しさMAXの勧誘ビデオなどなどロクなアイデアが出ないまま企画会議は数を重ね…カエルくんに掛けられたボードの回数書き換えのやっつけぶり、また回が進むに連れて増えていくラクガキもいかにも軽音部らしいです。
ミステリー妄想に走る紬も面白かった。そういや以前も何度か同様の描写がありましたね。来年の軽音部は梓一人になってしまうというに、その梓が死体役ってのはどうなんだ?(笑

他人の考えにダメ出しはできても、いざ自分で考えると何も出てこない。煮詰まった梓は憂ちゃんと純ちゃんにご相談です。手前に映ったもじゃもじゃ頭はどう見てもアマガミの薫だよねえ?
ここはさわちゃんと同じ思考回路の純ちゃんがいい味出しまくり、身振り手振りを交えながらコロコロ変わる表情が無限にかわいいです。ストローをくわえる口元の表情もいいなあ。池田和美氏作監回のけいおんキャラはかわいさ150%増し(当社比)で良し良し。食べまくり遊びまくりの軽音部がうらやましい純ちゃん…しかし学祭前の泊まり込みは普段の練習不足が原因、そして毎日出てきた豪華なケーキや紅茶、別荘での夏合宿は紬が卒業してしまったのでおそらく来年は無しでしょう。それはそうと隣で聞いてる憂ちゃんの首から肩のラインが異様に色っぽい。この子ってば変な色気があるよねえ。
アイデアを思いついた梓のカットは憂ちゃん&純ちゃんナメでクローズアップ効果満点、カメラ入れ替わって梓の手元を見つめる二人のカットも面白いレイアウトです。

さわちゃん謹製の「全米を震撼させる衣装」は一直線に却下、全力笑顔の登場からカエルさんの隣で沈む様子の急転が面白い。ほんと今回はテンポがいいね。というかこの衣装を着せるつもりだったのか!? 全米というか南米じゃないかこれは(笑
監督:梓、照明:純ちゃん、撮影:憂ちゃんによる新歓ビデオ撮影がスタート。トンちゃんへの餌やり、ティータイム、勉強、再びティータイムと確かに軽音部の日常をリアルに撮影していますが…これを見た新入生は軽音部に対してどんな印象を持つのだろう。実態を目の当たりにさすがの純ちゃんが呆れる表情も良し。

屋上での撮影シーンから曲イントロが始まるとそのまま編集済みビデオの試写へ。屋上へ楽器を引っ張り出してサプライズのライブ撮影!? と一瞬思ったけれどもちろんそんなサービスは無し。出来上がった新歓ビデオの映像は逆光撮影の露出不足や光源の白飛びなどいかにも素人が撮影した家庭用ビデオカメラの雰囲気を再現している感じです。この感覚はハルヒ第1期1話の「ミクル~」を思い出しますね。そんな中でさわちゃん本人の映像部分だけは思いっきり補正が入ってエフェクトまで追加、自分のカットだけ綺麗に仕上げてるのはさわちゃんの女心か(笑
その他いろいろモブ祭。これまでの各話で描かれてきたモブキャラたち、モブで使うにはもったいないほど丁寧に設定された各キャラを一気に大放出です。卒業式後に一緒の写真を申し出たメガネちゃんが頬を染めながら目を伏せて「面白い人たちです…」と呟く様子は何か意味深な。コメントを求められても愛想ゼロのいちごもいい味でした。そして話題には出るもののこれまで描かれなかったジャズ研のみなさんが登場。後で水色のストラト風を持つ子は以前登場した一年生? 学校にも慣れて垢抜けた? ジャズ研のライブも少しでいいから見たかったなあ。
顔を隠して怪しい勧誘の律。どうしてもこれをやりたいのか!
さわちゃん渾身編集の新歓ビデオの締めは先に撮ったネコミミあずにゃんのカットでした。確かにあれをお蔵にするには惜しい(笑。しかしさすがに恥ずかしい梓は速攻でビデオを封印、すると梓の単独シーンが無くなってしまう…というわけで改めて単独シーンを撮影するもよく調教された梓はまたしても。もうそのキャラで通すしか!
時系列を無視して追加された番外編は確かに番外編と呼ぶべき作りでした。言うなればオマケシナリオ的な21.5話はつい前回まで描かれてきた卒業へのカウントダウンの寂しさもほとんど感じさせず、通常どおりのゆるゆる軽音部は最終回後のポッカリ感を埋めてはくれるものの…どうもこういう作りは居心地が悪い。元気な唯たちを見られるのは嬉しい反面、卒業の区切りが付いた後で何ヶ月も巻き戻った映像を普通に見せられてもなあと思わなくもありません。前回予告から予想したように卒業後の後日談、唯たちがいない軽音部にて梓たちが自分たちだけで新歓ビデオを作るストーリーならばすんなり楽しめたでしょうけれど。
放送ラストとなる次回も時系列巻き戻りストーリーのようです。私としては最終回独特の雰囲気、一本のストーリーをまとめ上げてのカタルシスやキャラへの別れに「いい最終回だった!」と叫びながらポッカリ感に苛まれて閉幕を見送るのが好きなのですが、どうやらそういう終わり方では無さそう。放送スケジュールの関係でこういう構成になっているらしいけれど、この構成に何となくモヤモヤするのは私だけだろうか。まあ地域によっては25・26話の放送が無いらしいので見られる私がこんな事言うのも贅沢な話か。
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