2010-09-27(Mon)
ハートキャッチプリキュア! #33 キュアムーンライト、ついに復活ですっ!!
月光に冴える一輪の花!

待ちに待ってたキュアムーンライト、ついに復活です。

一生懸命がんばってハートキャッチミラージュをゲットだよ! アタシ完璧! なプリキュアご一行様。特に何もしていないけれど同行したゆりさんの顔を立てて一同ペコリとお礼を言うも相変わらずの素っ気なさ。
「ミラージュでゆりさんをプリキュアにできないんですか!?」
つぼみは薫子さんからミラージュの機能を聞くとゆりさんのプリキュア化を願う。しかし当の本人は即座に否定…唇を噛みしめるカットはゆりさんの拭いきれない心の傷を想像させます。言われるままミラージュにてゆりさんの心の花を見ると無惨に枯れた百合の花。パートナーの妖精さんを失い、ダークさんに負けたことで受けたダメージは全く癒えていないようです。ちなみに心の花が枯れた時はサバーク幹部に一度抜いてもらって、プリキュアにしゅわしゅわしてもらうと復活しますよ(実も蓋も
「コロン、ごめんなさい…」
月光の下で欠けた種を手に落涙のゆりさん。逆光で描かれた悲しい表情は涙粒も際立ち、普段の無表情とのギャップも相まって悲劇のヒロインを十二分に演出しています。今回は作監に爲我井氏が入っているため作画も上々、今年の映画は爲我井氏の担当ではないためこの時期に本編で登板してくれるのですね。ありがたい。
ゆりさんが黄昏れている一方で心の大樹に何やら異変が。誰でもわかる石田声を発しながら飛ぶ光の玉、何これ何?と興味を引っ張りつつOP入りです。ムーンライト復活回らしい意味深な引きに期待は高まりまくり。それにしてもムーンライトさんの相方が石田さんとは…プリキュア現役時にはあの声あの口調で「心の種が生まれそうだぜぇ、ぷりぷりぷり~!」ってやってたのだろうか?(笑

キュアムーンライトの悲劇については本人の口から、と言っていたおばあちゃんがここで全ての顛末をバクロしてしまうとはどういう? ともあれ語られたムーンライトさん&相方妖精の話はかーなーりキッツイ。もはや幾度となくリピート再生されてきたムーンライトさんの負け戦、これがミラージュ試練の直前ということは前回明らかになりましたが、この現場に今まで全く描かれてこなかったキャラが! 言うまでもなくそれはムーンライトさんの相棒「コロン」、なるほどこのタイミングで消失したのならいろんな辻褄が合います。こういう所をグダグダにせずきちんと描いてくれると見ていて心地良い。OPで見せるムーンライトさんの涙にはきちんと意味があったのですね。
それはそうとコロンの消失シーンがあまりに生々しすぎて驚き。今回演出の畑野氏はコドモ番組と思えない映像(23話もすごかった)を多々見せてくれますが…妖精さんが直撃を受けてケシズミ化から崩れて霧散と、全くオブラートに包まない殉職シーンは小さいお友達のトラウマにならないだろうか?

「あたしの胸で泣いてください!」
ゆりさんが抱える悲しい思い出を知ったえりかは居ても立ってもいられない。一直線にゆりさんの所へ向かうと胸にしがみ付いて思いを叫ぶ。身長差なんて細かい事など考えず、ゆりさんを慰めたい!との思いから出た行動・言葉はえりかの海より深い慈愛を感じます。かわいいやっちゃ、ニマニマ。そんな訳のわからない状況にいつきくんたちの言葉が加わり、呆れながらも気遣いが嬉しいゆりさんの表情も良かった。
ファッションショーでゆりさんに着せたい服のデザイン画は…現役高校生、しかもゆりさんにこれらデザインは少々キッツ(以下自重。これは小さいお友達からの実際の応募作だったりするのかな? なーんてファッション部が盛り上がる一方で植物園のコッペ様に何やら異変、ココロポットに種が溜まったことで何かが起きる模様です。
などなど状況の変化によりダークさんが持つ種の欠片にも異変が。

ミラージュを通して見える心の大樹に光るコロンの姿。奇跡の復活に驚きながら、しかしゆりさんは二つ返事で会いに行けない。復活の喜びとコロンへの申し訳無さがせめぎ合う切ない葛藤は彼女の優しさの表れでしょう。てなところへダークさん登場です。ダークさんの手の中で反応を続ける種と共鳴するように光るゆりさんの種…状況を悟ってゆりさんを急がせるつぼみ、今まで歯が立たなかったダークさんを自分たちだけで迎え撃つ覚悟は成長を感じさせます。ゆりさんはプリキュアに後を任せて心の大樹へテレポート、この辺含めて妙にローアングルが多いのはさすが畑野演出です。
ダークさんを迎え撃つサンシャイン&ブロッサムの構図もローアングルからの煽り、このレイアウトはどう見ても幼女向けアニメのそれではありません(笑。ゆりさんを捜すダークさんへ向けてマリンが見せる不敵な笑みも良し。何やら無駄にかっこいい絵面が続きます。

心の大樹へ到着したゆりさんはついにコロンと再会。しかしコロンの体は消滅しており、目に映っているのは思念体(?)のような実体の無い姿でした。それでも思いを伝えることはできる。
たった一人で戦い続けるための「虚勢」に気付いていたコロンはそんなムーンライトさんを命懸けでフォローし、結果命を落としてしまった。ムーンライトさんはコロンの助言を笑って無視し、全て一人で背負った故に大切なパートナーを失ってしまった。確かにこれは辛い、ゆりさんが自分を責め続けるのもわかります。しかしプリキュアたちの戦いを通じて「仲間」の大切さがわかった今、心から願えばまたプリキュアになれる、砂漠の使徒と戦える。欠けて傷付いた種を埋めるのはそんな「思い」なのでしょう。
ダークさんにやられっぱなしで絶賛大ピンチ中の「仲間」の姿を見てゆりさんの思いはイヤボーン、心の大樹がキラキラ光っていよいよプリキュア史上初の高校生プリキュア「キュアムーンライト」復活です。

目映い光に包まれてダークさんの目前へ現れたゆりさん。前回予告で見たとおりゆりさんの変身アイテムはココロポットで正解でした。欠けた種を差し出すと光の粒が欠けを埋めオープンマイハート! ポットの蓋に一瞬映る表情も凛々しいです。EDクレジットによればこのバンク作画はケンオーさん(大塚健氏)、シックでオトナっぽいムーンライトさんの変身を美しく凛々しく描いてくれました。こりゃかっこいい。他のプリキュアに比べるとバンクが少々短いようですがこれはショートバージョン? まあ私的にはこのままでも全然オッケー、というかこの位の長さがちょうど良いような。
というわけで変身完了キメポーズと共に今回は締め、いよいよ次回からキュアムーンライト無双が始まります。思えば2月の第1話冒頭から約8ヶ月も待ったムーンライトさんの復活劇、想像以上にかっこよろしい最強のプリキュアにドキワクが止まりません。

今回からまたみてねカードがキュアムーンライト仕様へ変更されました。何という麗しさ!
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待ちに待ってたキュアムーンライト、ついに復活です。

一生懸命がんばってハートキャッチミラージュをゲットだよ! アタシ完璧! なプリキュアご一行様。特に何もしていないけれど同行したゆりさんの顔を立てて一同ペコリとお礼を言うも相変わらずの素っ気なさ。
「ミラージュでゆりさんをプリキュアにできないんですか!?」
つぼみは薫子さんからミラージュの機能を聞くとゆりさんのプリキュア化を願う。しかし当の本人は即座に否定…唇を噛みしめるカットはゆりさんの拭いきれない心の傷を想像させます。言われるままミラージュにてゆりさんの心の花を見ると無惨に枯れた百合の花。パートナーの妖精さんを失い、ダークさんに負けたことで受けたダメージは全く癒えていないようです。ちなみに心の花が枯れた時はサバーク幹部に一度抜いてもらって、プリキュアにしゅわしゅわしてもらうと復活しますよ(実も蓋も
「コロン、ごめんなさい…」
月光の下で欠けた種を手に落涙のゆりさん。逆光で描かれた悲しい表情は涙粒も際立ち、普段の無表情とのギャップも相まって悲劇のヒロインを十二分に演出しています。今回は作監に爲我井氏が入っているため作画も上々、今年の映画は爲我井氏の担当ではないためこの時期に本編で登板してくれるのですね。ありがたい。
ゆりさんが黄昏れている一方で心の大樹に何やら異変が。誰でもわかる石田声を発しながら飛ぶ光の玉、何これ何?と興味を引っ張りつつOP入りです。ムーンライト復活回らしい意味深な引きに期待は高まりまくり。それにしてもムーンライトさんの相方が石田さんとは…プリキュア現役時にはあの声あの口調で「心の種が生まれそうだぜぇ、ぷりぷりぷり~!」ってやってたのだろうか?(笑

キュアムーンライトの悲劇については本人の口から、と言っていたおばあちゃんがここで全ての顛末をバクロしてしまうとはどういう? ともあれ語られたムーンライトさん&相方妖精の話はかーなーりキッツイ。もはや幾度となくリピート再生されてきたムーンライトさんの負け戦、これがミラージュ試練の直前ということは前回明らかになりましたが、この現場に今まで全く描かれてこなかったキャラが! 言うまでもなくそれはムーンライトさんの相棒「コロン」、なるほどこのタイミングで消失したのならいろんな辻褄が合います。こういう所をグダグダにせずきちんと描いてくれると見ていて心地良い。OPで見せるムーンライトさんの涙にはきちんと意味があったのですね。
それはそうとコロンの消失シーンがあまりに生々しすぎて驚き。今回演出の畑野氏はコドモ番組と思えない映像(23話もすごかった)を多々見せてくれますが…妖精さんが直撃を受けてケシズミ化から崩れて霧散と、全くオブラートに包まない殉職シーンは小さいお友達のトラウマにならないだろうか?

「あたしの胸で泣いてください!」
ゆりさんが抱える悲しい思い出を知ったえりかは居ても立ってもいられない。一直線にゆりさんの所へ向かうと胸にしがみ付いて思いを叫ぶ。身長差なんて細かい事など考えず、ゆりさんを慰めたい!との思いから出た行動・言葉はえりかの海より深い慈愛を感じます。かわいいやっちゃ、ニマニマ。そんな訳のわからない状況にいつきくんたちの言葉が加わり、呆れながらも気遣いが嬉しいゆりさんの表情も良かった。
ファッションショーでゆりさんに着せたい服のデザイン画は…現役高校生、しかもゆりさんにこれらデザインは少々キッツ(以下自重。これは小さいお友達からの実際の応募作だったりするのかな? なーんてファッション部が盛り上がる一方で植物園のコッペ様に何やら異変、ココロポットに種が溜まったことで何かが起きる模様です。
などなど状況の変化によりダークさんが持つ種の欠片にも異変が。

ミラージュを通して見える心の大樹に光るコロンの姿。奇跡の復活に驚きながら、しかしゆりさんは二つ返事で会いに行けない。復活の喜びとコロンへの申し訳無さがせめぎ合う切ない葛藤は彼女の優しさの表れでしょう。てなところへダークさん登場です。ダークさんの手の中で反応を続ける種と共鳴するように光るゆりさんの種…状況を悟ってゆりさんを急がせるつぼみ、今まで歯が立たなかったダークさんを自分たちだけで迎え撃つ覚悟は成長を感じさせます。ゆりさんはプリキュアに後を任せて心の大樹へテレポート、この辺含めて妙にローアングルが多いのはさすが畑野演出です。
ダークさんを迎え撃つサンシャイン&ブロッサムの構図もローアングルからの煽り、このレイアウトはどう見ても幼女向けアニメのそれではありません(笑。ゆりさんを捜すダークさんへ向けてマリンが見せる不敵な笑みも良し。何やら無駄にかっこいい絵面が続きます。

心の大樹へ到着したゆりさんはついにコロンと再会。しかしコロンの体は消滅しており、目に映っているのは思念体(?)のような実体の無い姿でした。それでも思いを伝えることはできる。
たった一人で戦い続けるための「虚勢」に気付いていたコロンはそんなムーンライトさんを命懸けでフォローし、結果命を落としてしまった。ムーンライトさんはコロンの助言を笑って無視し、全て一人で背負った故に大切なパートナーを失ってしまった。確かにこれは辛い、ゆりさんが自分を責め続けるのもわかります。しかしプリキュアたちの戦いを通じて「仲間」の大切さがわかった今、心から願えばまたプリキュアになれる、砂漠の使徒と戦える。欠けて傷付いた種を埋めるのはそんな「思い」なのでしょう。
ダークさんにやられっぱなしで絶賛大ピンチ中の「仲間」の姿を見てゆりさんの思いはイヤボーン、心の大樹がキラキラ光っていよいよプリキュア史上初の高校生プリキュア「キュアムーンライト」復活です。

目映い光に包まれてダークさんの目前へ現れたゆりさん。前回予告で見たとおりゆりさんの変身アイテムはココロポットで正解でした。欠けた種を差し出すと光の粒が欠けを埋めオープンマイハート! ポットの蓋に一瞬映る表情も凛々しいです。EDクレジットによればこのバンク作画はケンオーさん(大塚健氏)、シックでオトナっぽいムーンライトさんの変身を美しく凛々しく描いてくれました。こりゃかっこいい。他のプリキュアに比べるとバンクが少々短いようですがこれはショートバージョン? まあ私的にはこのままでも全然オッケー、というかこの位の長さがちょうど良いような。
というわけで変身完了キメポーズと共に今回は締め、いよいよ次回からキュアムーンライト無双が始まります。思えば2月の第1話冒頭から約8ヶ月も待ったムーンライトさんの復活劇、想像以上にかっこよろしい最強のプリキュアにドキワクが止まりません。

今回からまたみてねカードがキュアムーンライト仕様へ変更されました。何という麗しさ!
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