2010-10-07(Thu)
神のみぞ知るセカイ #01 世界はアイで動いている
死神と契約した落とし神。

2010年10月期新番レビューその4です。
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2010年10月期新番レビューその4です。
原作は週刊少年サンデー連載のまんが、私は原作既読…というか新連載当時からしばらく読んでいたけれど内容の薄さにいつしか読まなくなった作品です。期間としてはコミックス1巻目が出る頃には既に読んでいなかったような。当時から設定や絵柄からしてアニメ化されそうな予感がしたのだけれど案の定、いかにも現代の若い方々に受けそうな作風ですし。
監督は高柳滋仁氏、近作では「かなめも」の監督を務めた方ですが私的にはほとんど馴染みが無いかも。そのかなめももピンと来ませんでしたし。シリーズ構成担当の倉田英之氏は「ささめきごと」「かんなぎ」「バンブーブレード」「かみちゅ」などなど私的当たり作を数多く手掛けている方なのでとりあえず心配なし。キャラデザは渡辺明夫氏、相変わらずキャッチーな絵柄を生かしたかわいいデザインです。そしてサブキャラデザに川村敏江氏…女神なにやってんすか! というわけで前述のとおり内容的には全く期待していない私は、正直なところこのキャラクターが動く所を見たいってだけだったり。

ファーストカットは緑髪のいかにもなキャラクターとの掛け合い。こんなキャラいたっけ?と思ったらやっぱりゲームキャラでしたか。この辺の原作は一応既読ですがサンデーでの連載をリアルタイムで1度読んだだけなのですっかり忘れちゃってます。
今回のヒロインは陸上部の元気少女「高原歩美」、勢い余って体当たりのカットはミニスカ&ピンクニーソが作り出す絶対領域が眩しいけれど、テレ東が誇る鉄壁ガードによりズボンは見えません(そういう作品じゃ無い。
リアルでは地味に毒づいているオタメガネでしたが、大量に届くギャルゲー攻略質問メールにはフレンドリーかつ丁寧に返信。こういう裏表はいかにも。リアルでもこういう人当たりで過ごせばもっと有意義な人生を送れると思いますがそれができればゲーム世界に住まないか。
すると何やら挑発的なメールが。まあ「落とし神へ」と書かれた上にこの文面ではオタメガネが勘違いするのも無理は無し、まさか死神との契約とは思わないでしょう。深く考えず返信ボタンをポチ、その刹那黒雲が広がった空から雷鳴と共に女の子が落ちてきました。落下中の脚の動きがじつにエロくてよろしいね。

空から落ちてきた女の子は戦闘エンジェロイドタイプΔ…ではなく駆け魂隊の悪魔「エルシー」、こんなにムネ大きかったっけ?(記憶不鮮明。ノースリーブと長手袋の隙間が作り出す絶対領域(とは言わないか)を強調するポーズは狙ってるなあ。ろっく氏デザインの本領発揮しまくりですね。簡単な挨拶の後、エルシーはオタメガネの手を引いて空へ。飛行中のSEが思いっきりラムちゃんで笑った。懐かしい。
ここからしばらく説明パートです。契約の証である「首輪」、そして駆け魂に関する云々などこの作品の根幹部分をサラッと説明。そういやこんな設定だったっけと初見気分の私でした。ほんとすっかり忘れてら。心の隙間に入り込んだ駆け魂を追い出すには「恋」を仕掛けるのが一番…しかしこれ駆け魂が潜んだ相手が男だったらどうするんだろう。
ゲームなら1万人斬りだけれどリアル女子とは手を繋いだことすらない。リアル女子を攻略するのなんて無理無理無理と拒否するも死神との契約に拒否権は無し。ダメとなれば首を飛ばすしか無い、一蓮托生のエルシーが泣いて謝る表情はかわいいけれど結構シャレになってません。

髪くくりやブルマはギャルゲーの活発運動部キャラのテンプレか。白バックで髪をくくるカットはただでさえかわいいろっく氏デザインのかわいさ3倍増しです。エルシーの羽衣によってハーフパンツはブルマへ変換、そんな便利機能があったのか(覚えてない
ギャルゲー攻略の方法論で高原さんを攻めるオタメガネ。「嫌いと好きは裏返し」ってのはよく言われることですが、「嫌い」に「嫌い」を重ねると「大嫌い」になるパターンがほとんどなので注意が必要です。
昭和のまんがに出てきそうな先輩連中。有望新人を妬んでねちっこい嫌味たらたらの様子も昭和っぽい。言われるままに罰を受け、日が暮れるまでトラックを回る高原さんは強い子だと思いきや。
そして明らかに仕込まれたハードルの罠。この辺のセンスはトゥシューズに画鋲を仕込む往年のイヤガラセに通じるものがあります。女の嫉妬は時代を超えるのでしょう。それはともかく倒れたハードルでかすぎて笑った。高さ2メートルくらいあるんちゃうか?(笑。コースも広すぎ…キャラ作画がどれほど良くてもこういうカットが入ると台無し、制作の熱意の無さが透けて見えちゃうんだよねえ。第1話っからこれでは先が思いやられます。
転倒の結果、高原さんは左足を捻挫してしまったようです。

左足を捻挫したのに松葉杖を右に構える高原さん。さすがにこれはミスではなく「本当は捻挫していない」というオチへの伏線でありました。いくら練習しても出ないタイムを嘆き、試合欠場を企んだ捻挫のふり。また突っ張ってはいたものの、先輩たちのイヤガラセは心の花を枯らす一因だったかもしれません。とはいえこの心理変化はあまりに唐突であり、実質Bパートのみという尺の短さもありますが心の花が枯れる経緯がほとんど描かれずにこの流れは何だかなあな印象でした。そしてご都合もいいところの降って湧いたようなオタメガネとのラブラブ展開にも唖然。なんというインスタントな恋愛話か。
キスの末に飛び出した駆け魂をキャッチして一件落着。どうやらその後の試合で優勝したようでメダルを手にした満面の笑顔はかわいさMAX、先輩との確執も解消しましたが…あまりにあっさりなご都合オチに変な笑いが出てしまった。細かい設定は忘れてしまったけれど、どうやら「薄っぺらい話」という印象は記憶違いではなかったようです。
「攻略中の記憶が消える」という設定は違和感ありありでした。いったいどの範囲の記憶が消えるのか、今回で言えば陸上部のその他メンツの記憶はどうなるのか、校舎を飾った横断幕を見た他生徒の記憶はどうなっているのか。またオタメガネとの交流により自己否定を解消したことも忘れているわけで、すると捻挫のふりをして欠場を狙った試合に自分はなぜ出場し優勝できたのか?との齟齬が生じないものだろうか。などなどうるさいことを言い始めたらキリが無いけれど、そもそも話の作りがそれ以前の問題なので深く考えても仕方ないね。
まあ次回以降は少なくとも1キャラに1話を使うと思われるので内容的には今回よりはマシな作りになるでしょう。今回は顔見せ・お披露目みたいなものでしょうし。てなわけで次回以降に期待、というかろっく氏&川村女神のキャラを眺めるために視聴は継続します。
監督は高柳滋仁氏、近作では「かなめも」の監督を務めた方ですが私的にはほとんど馴染みが無いかも。そのかなめももピンと来ませんでしたし。シリーズ構成担当の倉田英之氏は「ささめきごと」「かんなぎ」「バンブーブレード」「かみちゅ」などなど私的当たり作を数多く手掛けている方なのでとりあえず心配なし。キャラデザは渡辺明夫氏、相変わらずキャッチーな絵柄を生かしたかわいいデザインです。そしてサブキャラデザに川村敏江氏…女神なにやってんすか! というわけで前述のとおり内容的には全く期待していない私は、正直なところこのキャラクターが動く所を見たいってだけだったり。

ファーストカットは緑髪のいかにもなキャラクターとの掛け合い。こんなキャラいたっけ?と思ったらやっぱりゲームキャラでしたか。この辺の原作は一応既読ですがサンデーでの連載をリアルタイムで1度読んだだけなのですっかり忘れちゃってます。
今回のヒロインは陸上部の元気少女「高原歩美」、勢い余って体当たりのカットはミニスカ&ピンクニーソが作り出す絶対領域が眩しいけれど、テレ東が誇る鉄壁ガードによりズボンは見えません(そういう作品じゃ無い。
リアルでは地味に毒づいているオタメガネでしたが、大量に届くギャルゲー攻略質問メールにはフレンドリーかつ丁寧に返信。こういう裏表はいかにも。リアルでもこういう人当たりで過ごせばもっと有意義な人生を送れると思いますがそれができればゲーム世界に住まないか。
すると何やら挑発的なメールが。まあ「落とし神へ」と書かれた上にこの文面ではオタメガネが勘違いするのも無理は無し、まさか死神との契約とは思わないでしょう。深く考えず返信ボタンをポチ、その刹那黒雲が広がった空から雷鳴と共に女の子が落ちてきました。落下中の脚の動きがじつにエロくてよろしいね。

空から落ちてきた女の子は戦闘エンジェロイドタイプΔ…ではなく駆け魂隊の悪魔「エルシー」、こんなにムネ大きかったっけ?(記憶不鮮明。ノースリーブと長手袋の隙間が作り出す絶対領域(とは言わないか)を強調するポーズは狙ってるなあ。ろっく氏デザインの本領発揮しまくりですね。簡単な挨拶の後、エルシーはオタメガネの手を引いて空へ。飛行中のSEが思いっきりラムちゃんで笑った。懐かしい。
ここからしばらく説明パートです。契約の証である「首輪」、そして駆け魂に関する云々などこの作品の根幹部分をサラッと説明。そういやこんな設定だったっけと初見気分の私でした。ほんとすっかり忘れてら。心の隙間に入り込んだ駆け魂を追い出すには「恋」を仕掛けるのが一番…しかしこれ駆け魂が潜んだ相手が男だったらどうするんだろう。
ゲームなら1万人斬りだけれどリアル女子とは手を繋いだことすらない。リアル女子を攻略するのなんて無理無理無理と拒否するも死神との契約に拒否権は無し。ダメとなれば首を飛ばすしか無い、一蓮托生のエルシーが泣いて謝る表情はかわいいけれど結構シャレになってません。

髪くくりやブルマはギャルゲーの活発運動部キャラのテンプレか。白バックで髪をくくるカットはただでさえかわいいろっく氏デザインのかわいさ3倍増しです。エルシーの羽衣によってハーフパンツはブルマへ変換、そんな便利機能があったのか(覚えてない
ギャルゲー攻略の方法論で高原さんを攻めるオタメガネ。「嫌いと好きは裏返し」ってのはよく言われることですが、「嫌い」に「嫌い」を重ねると「大嫌い」になるパターンがほとんどなので注意が必要です。
昭和のまんがに出てきそうな先輩連中。有望新人を妬んでねちっこい嫌味たらたらの様子も昭和っぽい。言われるままに罰を受け、日が暮れるまでトラックを回る高原さんは強い子だと思いきや。
そして明らかに仕込まれたハードルの罠。この辺のセンスはトゥシューズに画鋲を仕込む往年のイヤガラセに通じるものがあります。女の嫉妬は時代を超えるのでしょう。それはともかく倒れたハードルでかすぎて笑った。高さ2メートルくらいあるんちゃうか?(笑。コースも広すぎ…キャラ作画がどれほど良くてもこういうカットが入ると台無し、制作の熱意の無さが透けて見えちゃうんだよねえ。第1話っからこれでは先が思いやられます。
転倒の結果、高原さんは左足を捻挫してしまったようです。

左足を捻挫したのに松葉杖を右に構える高原さん。さすがにこれはミスではなく「本当は捻挫していない」というオチへの伏線でありました。いくら練習しても出ないタイムを嘆き、試合欠場を企んだ捻挫のふり。また突っ張ってはいたものの、先輩たちのイヤガラセは心の花を枯らす一因だったかもしれません。とはいえこの心理変化はあまりに唐突であり、実質Bパートのみという尺の短さもありますが心の花が枯れる経緯がほとんど描かれずにこの流れは何だかなあな印象でした。そしてご都合もいいところの降って湧いたようなオタメガネとのラブラブ展開にも唖然。なんというインスタントな恋愛話か。
キスの末に飛び出した駆け魂をキャッチして一件落着。どうやらその後の試合で優勝したようでメダルを手にした満面の笑顔はかわいさMAX、先輩との確執も解消しましたが…あまりにあっさりなご都合オチに変な笑いが出てしまった。細かい設定は忘れてしまったけれど、どうやら「薄っぺらい話」という印象は記憶違いではなかったようです。
「攻略中の記憶が消える」という設定は違和感ありありでした。いったいどの範囲の記憶が消えるのか、今回で言えば陸上部のその他メンツの記憶はどうなるのか、校舎を飾った横断幕を見た他生徒の記憶はどうなっているのか。またオタメガネとの交流により自己否定を解消したことも忘れているわけで、すると捻挫のふりをして欠場を狙った試合に自分はなぜ出場し優勝できたのか?との齟齬が生じないものだろうか。などなどうるさいことを言い始めたらキリが無いけれど、そもそも話の作りがそれ以前の問題なので深く考えても仕方ないね。
まあ次回以降は少なくとも1キャラに1話を使うと思われるので内容的には今回よりはマシな作りになるでしょう。今回は顔見せ・お披露目みたいなものでしょうし。てなわけで次回以降に期待、というかろっく氏&川村女神のキャラを眺めるために視聴は継続します。
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