2010-10-18(Mon)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない #03 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
今回も表情がくるくる変わる桐乃がかわいい。

良い最終回でした。

1回きりで終わろうと思った今作レビューですが思いの外ハマってしまったため今回も軽く。1日2本はキツいけれどこれは書かずにいられません。
前回同様教室にて繰り広げられるオタク連中の会話に聞き耳を立てる桐乃、しかしオタク友達ができた今となっては余裕の表情に。ミニスカローアングルからぱんつをチラチラさせながら仕事中の営業スマイル、モデル仲間ちゃんからの誘いを断った理由を「彼氏?」と訊かれて全否定の表情、そして自宅へ戻っての黒猫との電話にてころころ変わる表情も良いなあ。確かに「ぬるぬる動くパート」だけ見ても意味が無い、そのシーンへ至るまでの展開を含めてこその感動なのだから!という桐乃の言葉は全肯定してしまいます。若いのにわかっているねえ。エロゲをプレイしながらの電話にてこの話題の時に見せる表情は絶品でした。大好きな作品をきちんと見てもらいたい桐乃の思いが溢れている表情です。妹エロゲの風呂シーンをプレイ直後にリアル妹の話を黒猫から聞いて溶ける表情もいいね。ゲームとリアルを混同しないように!(笑

日曜日の約束とは例のオタク仲間とのアキバ巡りでした。買い物は一期一会、「迷う前に買え」との格言はまさに言い得て妙。「次でいいや」の「次」はたいてい無いのです。この妥協でどんだけ奥歯を噛みしめたことか! しかしそれも原資があってこそ、余裕の笑顔で格言を発するバジーナさんは結構な金持ちさんだったりするのだろうか? まあ見た感じ子供でも無さそうなので給料全ブッコミのダメ社会人?
めるるのDVDを受け取る黒猫のリアクションも良し。一方的に盛り上がる桐乃との温度差はリアルのオタク会話でもよくある風景ですね。それほど興味がない作品を猛烈な勢いでオススメされるのは正直言ってありがた迷惑だったりするけれど、前回と違って面と向かって全否定せず一応受け取る辺り連夜の電話で気心が知れてきているってことでしょう。そういや前回のオフにてオシャレしすぎて浮いていた教訓か今回の桐乃は地味目のファッション、とはいえ水色のマニキュアでオシャレ心も忘れていません。こういう細かい描写から桐乃の心中・拘りが窺い知れてじつに面白い。
一方の京介は地味メガネちゃんと一服。疲れている京介を癒そうとドキドキの膝枕に誘う地味メガネちゃんと完全スルー京介の温度差が切ないね(笑。バジーナさんからの写メを見て一安心の京介、もう世話を焼くこともなくなってようやく日常へ戻れる…と思いきや世間はそう甘くありませんでした。

エロゲ親バレでえらいこっちゃ。頭ごなしの叱責に家を飛び出した桐乃を追う京介、UR千葉駅から懸垂式モノレールのカット、その他もろもろどう見ても私が普段利用している地域の見慣れた風景であります。実在風景を使ったアニメ作品にてよく行われる「聖地巡礼」、そんなの他人事だと思っていた私ですが見慣れた風景がアニメ画面に映ると不思議な感じ。桐乃がヤケ太鼓を叩いてるゲーセンってヨドバシの裏のADORESっぽい? とりあえず明日にでも現場を見てこよう。
※追記
行ってきました。

完全に一致。
※追記終わり
夕陽が射すファミレス(ゲーセン隣のマクドか?)にて京介との会話シーン。不機嫌MAXの表情から会話が進むにつれて変わっていく表情は真に迫っていましたね。好きなものを全否定された悔しさに歯を軋ませ、解決策を探りながらも「好きでいることは絶対やめない」と叫ぶ桐乃、そして京介の意外な言葉に目を丸くする表情など一連シーンは桐乃の心理変化が的確に描かれていて画面に釘付けでした。と同時に京介の兄っぷりも良し。鼻持ちならない妹だけれど趣味に対する真剣な気持ちを正面からぶつけられたら兄として「助けてやりたい」と思うのもわかる。この辺はいくら仲が悪かろうと肉親なのだなあ。

「俺に任せろ」と啖呵を切っての作戦は桐乃のいままでのがんばりを親父さんに叩き付け、さらに何だかんだ言いながら桐乃の仕事をきちんとチェックしている親父心に訴えて「趣味を認めさせる」力技でした。その作戦は微妙ながらも上手くいきましたが「R-18」だけはゴリ押しならず…まあこの点に関しては親父さんが100%正論だけにどうにもこうにも。中学生がエロゲをプレイすることの是非はいろいろ意見があるでしょうけれど、中学生の娘がエロゲをやっていることを知った親はたいていこの親父さんと同じ反応をすると思う。認めていたモデルの仕事もギャラを「これ」に注ぎ込んでいると知れば止めさせるでしょう。それが親の責任ってもの。今どきはこういう風潮が薄れて何でもかんでも学校のせい、世間のせいと責任転嫁する親が目立って嘆かわしい限りです。深夜アニメのエロ規制にしても非実在青少年云々の話にしても「未成年が見たら悪影響が!」と言いますがそんなの親が見せなければいいだけの話。おっと話が逸れました。
追い詰められた京介が咄嗟に浮かべた選択画面。「桐乃を助ける」ではなく「“妹”を助ける」を選択する辺り「桐乃個人」に対する思いからの行動ではない、すなわち桐乃ラブは無いということか。京介に対しての桐乃はあくまで「妹」ポジションなのですね。無理を通せば道理が引っ込む、無理無理な言い訳でしたが18禁問題をウヤムヤのうちに通してしまった京介は意外と策士なのかもしれません。もちろん親父さんは全てお見通しだろうし、痛い目にも遭ったけれど(笑
そしてラストシーンへ。リビングのソファで楽しそう(?)にオタク話に花を咲かせる桐乃は京介の帰宅に気付くと電話を切って起き上がり、テレテレの紅潮顔で「ありがとね…兄貴」と! セリフまでの間の取り方やその後のアクション含めてかわいさMAX、あのひねくれた桐乃が見せた素直な表情にニマニマが止まりません。ここでタイトルに繋がる流れはどう見ても「いい最終回」のキレイな締めだけどまだまだ続きがあるんだよねえ?

エンドカードはNa-Ga氏。こりゃまたかわいい表情だなあ。
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良い最終回でした。

1回きりで終わろうと思った今作レビューですが思いの外ハマってしまったため今回も軽く。1日2本はキツいけれどこれは書かずにいられません。
前回同様教室にて繰り広げられるオタク連中の会話に聞き耳を立てる桐乃、しかしオタク友達ができた今となっては余裕の表情に。ミニスカローアングルからぱんつをチラチラさせながら仕事中の営業スマイル、モデル仲間ちゃんからの誘いを断った理由を「彼氏?」と訊かれて全否定の表情、そして自宅へ戻っての黒猫との電話にてころころ変わる表情も良いなあ。確かに「ぬるぬる動くパート」だけ見ても意味が無い、そのシーンへ至るまでの展開を含めてこその感動なのだから!という桐乃の言葉は全肯定してしまいます。若いのにわかっているねえ。エロゲをプレイしながらの電話にてこの話題の時に見せる表情は絶品でした。大好きな作品をきちんと見てもらいたい桐乃の思いが溢れている表情です。妹エロゲの風呂シーンをプレイ直後にリアル妹の話を黒猫から聞いて溶ける表情もいいね。ゲームとリアルを混同しないように!(笑

日曜日の約束とは例のオタク仲間とのアキバ巡りでした。買い物は一期一会、「迷う前に買え」との格言はまさに言い得て妙。「次でいいや」の「次」はたいてい無いのです。この妥協でどんだけ奥歯を噛みしめたことか! しかしそれも原資があってこそ、余裕の笑顔で格言を発するバジーナさんは結構な金持ちさんだったりするのだろうか? まあ見た感じ子供でも無さそうなので給料全ブッコミのダメ社会人?
めるるのDVDを受け取る黒猫のリアクションも良し。一方的に盛り上がる桐乃との温度差はリアルのオタク会話でもよくある風景ですね。それほど興味がない作品を猛烈な勢いでオススメされるのは正直言ってありがた迷惑だったりするけれど、前回と違って面と向かって全否定せず一応受け取る辺り連夜の電話で気心が知れてきているってことでしょう。そういや前回のオフにてオシャレしすぎて浮いていた教訓か今回の桐乃は地味目のファッション、とはいえ水色のマニキュアでオシャレ心も忘れていません。こういう細かい描写から桐乃の心中・拘りが窺い知れてじつに面白い。
一方の京介は地味メガネちゃんと一服。疲れている京介を癒そうとドキドキの膝枕に誘う地味メガネちゃんと完全スルー京介の温度差が切ないね(笑。バジーナさんからの写メを見て一安心の京介、もう世話を焼くこともなくなってようやく日常へ戻れる…と思いきや世間はそう甘くありませんでした。

エロゲ親バレでえらいこっちゃ。頭ごなしの叱責に家を飛び出した桐乃を追う京介、UR千葉駅から懸垂式モノレールのカット、その他もろもろどう見ても私が普段利用している地域の見慣れた風景であります。実在風景を使ったアニメ作品にてよく行われる「聖地巡礼」、そんなの他人事だと思っていた私ですが見慣れた風景がアニメ画面に映ると不思議な感じ。桐乃がヤケ太鼓を叩いてるゲーセンってヨドバシの裏のADORESっぽい? とりあえず明日にでも現場を見てこよう。
※追記
行ってきました。

完全に一致。
※追記終わり
夕陽が射すファミレス(ゲーセン隣のマクドか?)にて京介との会話シーン。不機嫌MAXの表情から会話が進むにつれて変わっていく表情は真に迫っていましたね。好きなものを全否定された悔しさに歯を軋ませ、解決策を探りながらも「好きでいることは絶対やめない」と叫ぶ桐乃、そして京介の意外な言葉に目を丸くする表情など一連シーンは桐乃の心理変化が的確に描かれていて画面に釘付けでした。と同時に京介の兄っぷりも良し。鼻持ちならない妹だけれど趣味に対する真剣な気持ちを正面からぶつけられたら兄として「助けてやりたい」と思うのもわかる。この辺はいくら仲が悪かろうと肉親なのだなあ。

「俺に任せろ」と啖呵を切っての作戦は桐乃のいままでのがんばりを親父さんに叩き付け、さらに何だかんだ言いながら桐乃の仕事をきちんとチェックしている親父心に訴えて「趣味を認めさせる」力技でした。その作戦は微妙ながらも上手くいきましたが「R-18」だけはゴリ押しならず…まあこの点に関しては親父さんが100%正論だけにどうにもこうにも。中学生がエロゲをプレイすることの是非はいろいろ意見があるでしょうけれど、中学生の娘がエロゲをやっていることを知った親はたいていこの親父さんと同じ反応をすると思う。認めていたモデルの仕事もギャラを「これ」に注ぎ込んでいると知れば止めさせるでしょう。それが親の責任ってもの。今どきはこういう風潮が薄れて何でもかんでも学校のせい、世間のせいと責任転嫁する親が目立って嘆かわしい限りです。深夜アニメのエロ規制にしても非実在青少年云々の話にしても「未成年が見たら悪影響が!」と言いますがそんなの親が見せなければいいだけの話。おっと話が逸れました。
追い詰められた京介が咄嗟に浮かべた選択画面。「桐乃を助ける」ではなく「“妹”を助ける」を選択する辺り「桐乃個人」に対する思いからの行動ではない、すなわち桐乃ラブは無いということか。京介に対しての桐乃はあくまで「妹」ポジションなのですね。無理を通せば道理が引っ込む、無理無理な言い訳でしたが18禁問題をウヤムヤのうちに通してしまった京介は意外と策士なのかもしれません。もちろん親父さんは全てお見通しだろうし、痛い目にも遭ったけれど(笑
そしてラストシーンへ。リビングのソファで楽しそう(?)にオタク話に花を咲かせる桐乃は京介の帰宅に気付くと電話を切って起き上がり、テレテレの紅潮顔で「ありがとね…兄貴」と! セリフまでの間の取り方やその後のアクション含めてかわいさMAX、あのひねくれた桐乃が見せた素直な表情にニマニマが止まりません。ここでタイトルに繋がる流れはどう見ても「いい最終回」のキレイな締めだけどまだまだ続きがあるんだよねえ?

エンドカードはNa-Ga氏。こりゃまたかわいい表情だなあ。
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