2010-10-25(Mon)
ハートキャッチプリキュア! #37 強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!
ついに始まったデューンによる直接攻撃。

プリキュアたちはパワーアップのため再びパレスへ。

ファッションショーも無事に終わって一息のみなさん。植物園の花を愛でながらのティータイムにてえりかが気勢を上げるもゆりさんは相変わらず厳しい…てなところへ突然の遊星爆弾から大爆発へ。いったい何これ何?
今回からOPが映画ネタバレ仕様となりました。そういやもう来週から映画公開なのだなあ。ずっと先だと思っていたのに時が経つのは早いものです。サラマンダー伯爵はCM予告で見るより若っぽいというかコブラさんの色違いみたいな(笑。このところ影が薄かったマリンも見せ場が多そうで楽しみです。

大爆発の割に規模が小さい落下地点のクレーターから現れた黒い影。周囲の花を次々と枯らし一瞬で砂漠化させてしまう謎の敵を前にみなさん揃ってオープンマイハート! いきなり突撃のブロッサムはあっさり跳ね返され、受け止めたマリンが続いて突撃するもあっさり跳ね返されてサンシャインがキャッチ。ここで突撃連鎖を止める辺りさすが格闘家のサンシャインは戦い方がわかってらっしゃる。正体の知れぬ相手に突撃を繰り返しても勝ち目はありません。
というわけでフォルテウエーブ4人モードの発動、各バンクを組み合わせての4人フォルテウエーブは結構迫力でしたが4人並んで「は~~~!」は画面が狭いというか、後からのアングルだと混み合いすぎて少々カオスな印象(笑

いつもなら「しゅわしゅわ~」と浄化されてオシマイなのですが今回は謎のオブジェが突き立っております。すると聞こえるデューンの声。宇宙空間に浮かぶ謎の要塞は「惑星城」とのことで、遊星爆弾ならぬ「砂漠の種(デザートデビル)」をぽこぽこ発射しては星の緑を根こそぎ砂漠化させるという、環境団体が見たら卒倒しそうな所業を繰り返しているらしい。そしてそのデザートデビルを地球へ向けて発射! このままでは地球が砂漠化してしまう! こんな手段があるのなら何故サバーク博士以下三馬鹿にご町内レベルの砂漠化作戦をさせていたのかようわかりませんがそれは言わない約束で。デザートデビルの発射は砂漠化と同時に「ハートキャッチミラージュの破壊」が目的とのこと、デューンにとってはキュアフラワーとの引き分け戦で経験したミラージュの力が脅威となっているのでしょう。今のところ大した効力は発揮してませんが(笑
デザートデビルを迎え撃つためプリキュアたちは再びパレスへ。この最後の試練を乗り越えればさらなる力を得ることができる。ミラージュの力もろくに使わないうちにまたパワーアップ試練ってのも何だかなあと言うか…ミラージュの力を使ってみたものの自分たちの力不足が原因でフルパワーを出せなかった、てな流れだったら再度の試練もわかりますけれど。

そんなこんなでパレスへ到着したご一行は各々別れて自らの「影」と対峙。乗り越えるべき試練の相手とは過去の自分、ネガティブな思いに苛まれていた自分自身でした。ネガティブな自分自身との対峙といえばプリキュア5の映画版「鑑の国」で見せたダークたちとの対決を思い浮かべますが…このパターンは少女たちの成長を見せるにわかりやすい手法、いつの世も「己に克つ」ことこそが成長の証となるのです。
暗い空に映る日食の演出はいかにも「影」の存在を匂わせ、花吹雪舞う日食の中から影つぼみが現れた瞬間は思わず声を上げましたよ。ベタながら雰囲気ありありの絵面です。マリンも同様に日食を背負い、水面に映ったマリンの姿が影えりかに変わって現れるカットもいい感じ。というかどちらも影のほうが美(以下自重
えりかの影は「もも姉への嫉妬」。今のえりかは嫉妬を「目標」に昇華しているけれど嫉妬の思いが完全に消えているわけではありません。人間はそう簡単に切り替えられるものではなく、心の奥底にはどうしても嫉妬心が燻っている。まあその「嫉妬」にしても適度なジェラシーは自分を向上させるエネルギー源になったりしますので必ずしもマイナスではなく、今のえりかはその辺のバランスを上手く保てるよう成長したということ。なので自分の影を否定せず「それを含めて私なのだ」と。何と海より深い私の心! マリンに抱き締められた影が満足げに消えていくシーンは綺麗かつ感動的でした。

サンシャインも過去の自分と対峙していました。サンシャインだけ日食の演出が無いってのはキャラ性を考慮してのことでしょうか。拳会話にてイージスを解き、過去の頑なだった自分を受け入れるサンシャイン。影いつきがロングヘアーなのは彼女が「隠された思い」の具現化だからでしょう。武道の邪魔になるから髪を伸ばせないけれど、本心はロングヘアーで女の子したいんだろうね。
「できるの? 半分に欠けたままの心で」
そしてムーンライトさんは「過去の悲しみ」を受け入れ、こちらも無事に試練を乗り越えることができました。影ゆりを後から抱き締めての会話シーンは私の涙腺堤防を決壊させるに十二分な破壊力。コロンを失った悲しみはゆりさんを閉ざしてしまっていたけれど、その悲しみを否定せず受け入れ「全ての心が幸せになるように」戦い続ける決意は屈強な戦闘スタイルと裏腹に慈愛に満ちたものでした。
それにしてもムーンライトさんvs影ゆりのアクションはかなりガチンコで、特に手首を取って足払いからの会話シーンはどんだけプロフェッショナルなんだ!?と思わなくもありません(笑

最後の試練を乗り越えたマリン、サンシャイン、ムーンライトさんは次々とパレスへ復帰、あの石像は試練を乗り越えた証でしたか。しかしその中にブロッサムの姿がありません。思えば今までのストーリーにてつぼみだけは自己変革が明示されておらず、えりかたちとの付き合いにて「引っ込み思案」は少々影を潜めたとはいえ基本的にその性格は大きく変わっていないためここが正念場か。
一人残され影つぼみに追い詰められるブロッサムははたしてこの試練を乗り越えることができますでしょうか? ラストにダメ押しの日食カットが不気味に映って今回の引き。続きは劇場で!(違
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

プリキュアたちはパワーアップのため再びパレスへ。

ファッションショーも無事に終わって一息のみなさん。植物園の花を愛でながらのティータイムにてえりかが気勢を上げるもゆりさんは相変わらず厳しい…てなところへ突然の遊星爆弾から大爆発へ。いったい何これ何?
今回からOPが映画ネタバレ仕様となりました。そういやもう来週から映画公開なのだなあ。ずっと先だと思っていたのに時が経つのは早いものです。サラマンダー伯爵はCM予告で見るより若っぽいというかコブラさんの色違いみたいな(笑。このところ影が薄かったマリンも見せ場が多そうで楽しみです。

大爆発の割に規模が小さい落下地点のクレーターから現れた黒い影。周囲の花を次々と枯らし一瞬で砂漠化させてしまう謎の敵を前にみなさん揃ってオープンマイハート! いきなり突撃のブロッサムはあっさり跳ね返され、受け止めたマリンが続いて突撃するもあっさり跳ね返されてサンシャインがキャッチ。ここで突撃連鎖を止める辺りさすが格闘家のサンシャインは戦い方がわかってらっしゃる。正体の知れぬ相手に突撃を繰り返しても勝ち目はありません。
というわけでフォルテウエーブ4人モードの発動、各バンクを組み合わせての4人フォルテウエーブは結構迫力でしたが4人並んで「は~~~!」は画面が狭いというか、後からのアングルだと混み合いすぎて少々カオスな印象(笑

いつもなら「しゅわしゅわ~」と浄化されてオシマイなのですが今回は謎のオブジェが突き立っております。すると聞こえるデューンの声。宇宙空間に浮かぶ謎の要塞は「惑星城」とのことで、遊星爆弾ならぬ「砂漠の種(デザートデビル)」をぽこぽこ発射しては星の緑を根こそぎ砂漠化させるという、環境団体が見たら卒倒しそうな所業を繰り返しているらしい。そしてそのデザートデビルを地球へ向けて発射! このままでは地球が砂漠化してしまう! こんな手段があるのなら何故サバーク博士以下三馬鹿にご町内レベルの砂漠化作戦をさせていたのかようわかりませんがそれは言わない約束で。デザートデビルの発射は砂漠化と同時に「ハートキャッチミラージュの破壊」が目的とのこと、デューンにとってはキュアフラワーとの引き分け戦で経験したミラージュの力が脅威となっているのでしょう。今のところ大した効力は発揮してませんが(笑
デザートデビルを迎え撃つためプリキュアたちは再びパレスへ。この最後の試練を乗り越えればさらなる力を得ることができる。ミラージュの力もろくに使わないうちにまたパワーアップ試練ってのも何だかなあと言うか…ミラージュの力を使ってみたものの自分たちの力不足が原因でフルパワーを出せなかった、てな流れだったら再度の試練もわかりますけれど。

そんなこんなでパレスへ到着したご一行は各々別れて自らの「影」と対峙。乗り越えるべき試練の相手とは過去の自分、ネガティブな思いに苛まれていた自分自身でした。ネガティブな自分自身との対峙といえばプリキュア5の映画版「鑑の国」で見せたダークたちとの対決を思い浮かべますが…このパターンは少女たちの成長を見せるにわかりやすい手法、いつの世も「己に克つ」ことこそが成長の証となるのです。
暗い空に映る日食の演出はいかにも「影」の存在を匂わせ、花吹雪舞う日食の中から影つぼみが現れた瞬間は思わず声を上げましたよ。ベタながら雰囲気ありありの絵面です。マリンも同様に日食を背負い、水面に映ったマリンの姿が影えりかに変わって現れるカットもいい感じ。というかどちらも影のほうが美(以下自重
えりかの影は「もも姉への嫉妬」。今のえりかは嫉妬を「目標」に昇華しているけれど嫉妬の思いが完全に消えているわけではありません。人間はそう簡単に切り替えられるものではなく、心の奥底にはどうしても嫉妬心が燻っている。まあその「嫉妬」にしても適度なジェラシーは自分を向上させるエネルギー源になったりしますので必ずしもマイナスではなく、今のえりかはその辺のバランスを上手く保てるよう成長したということ。なので自分の影を否定せず「それを含めて私なのだ」と。何と海より深い私の心! マリンに抱き締められた影が満足げに消えていくシーンは綺麗かつ感動的でした。

サンシャインも過去の自分と対峙していました。サンシャインだけ日食の演出が無いってのはキャラ性を考慮してのことでしょうか。拳会話にてイージスを解き、過去の頑なだった自分を受け入れるサンシャイン。影いつきがロングヘアーなのは彼女が「隠された思い」の具現化だからでしょう。武道の邪魔になるから髪を伸ばせないけれど、本心はロングヘアーで女の子したいんだろうね。
「できるの? 半分に欠けたままの心で」
そしてムーンライトさんは「過去の悲しみ」を受け入れ、こちらも無事に試練を乗り越えることができました。影ゆりを後から抱き締めての会話シーンは私の涙腺堤防を決壊させるに十二分な破壊力。コロンを失った悲しみはゆりさんを閉ざしてしまっていたけれど、その悲しみを否定せず受け入れ「全ての心が幸せになるように」戦い続ける決意は屈強な戦闘スタイルと裏腹に慈愛に満ちたものでした。
それにしてもムーンライトさんvs影ゆりのアクションはかなりガチンコで、特に手首を取って足払いからの会話シーンはどんだけプロフェッショナルなんだ!?と思わなくもありません(笑

最後の試練を乗り越えたマリン、サンシャイン、ムーンライトさんは次々とパレスへ復帰、あの石像は試練を乗り越えた証でしたか。しかしその中にブロッサムの姿がありません。思えば今までのストーリーにてつぼみだけは自己変革が明示されておらず、えりかたちとの付き合いにて「引っ込み思案」は少々影を潜めたとはいえ基本的にその性格は大きく変わっていないためここが正念場か。
一人残され影つぼみに追い詰められるブロッサムははたしてこの試練を乗り越えることができますでしょうか? ラストにダメ押しの日食カットが不気味に映って今回の引き。続きは劇場で!(違
- 関連記事
-
- ハートキャッチプリキュア! #39 えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!
- ハートキャッチプリキュア! #38 プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!
- ハートキャッチプリキュア! #37 強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!
- ハートキャッチプリキュア! #36 みんなが主役!わたしたちのステージです!!
- ハートキャッチプリキュア! TV Bros 10/16号「プリキュア特集」
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
