2010-11-02(Tue)
侵略!イカ娘 #05 宇宙人じゃなイカ?/学校に行かなイカ?/飼わなイカ?
ひと口サイズ!イカ娘。

未知との遭遇三編でした。

Aパートは原作第33話「宇宙人じゃなイカ?」と34話「宇宙人じゃなイカ?2」のミックスです。れもんを訪れた謎の金髪美人は米国地球外生命体対策調査研究所のシンディー。外人客相手に「地球語」のアンチョコ片手にしどろもどろの栄子はわかるわかる(笑。普段英語なんて使わないからいきなり外人の接客を押し付けられても焦るよねえ。
噂に聞いた宇宙人の調査に来たシンディーの前へ現れた10本触手の謎の生命体。往年の8本足宇宙人に酷似した(してねえ!)その生命体を宇宙人と信じて疑わないシンディーはイカ娘の説明も抵抗もイカスミも完全スルーで勝手に盛り上がっています。
逃げ出したイカ娘が浜でゴミ拾いしているとまたしてもシンディー登場。イカ娘は「海生まれ海育ち」を声を大に主張するもシンディーは当然スルー、そして延々と語られる難しい言葉にイカ娘の瞳の光は失せ、クラクラしてるうちに洗脳されちゃいました。あはは。どうでもいいけど金髪外人と海洋生物が日本語でコミュニケーションしている絵面は冷静に考えるとかなりシュールかも(笑
すっかりその気になってしまったイカ娘はイカ星人であることを主張し始め…E.Tやらグレイやら、果ては喉に手を当てて「ワレワレハ…」やらモチーフがいちいち古い。今どきそんな宇宙人いないってば(笑。あくまでイカ星人を言い張るイカ娘の前に千鶴姉さんが持ってきたエビカレー、四の五の言わず「宇宙人はエビ食べるのかしら?」と静かに追い込む手法はじつに千鶴姉さんらしい。
千鶴姉さんも栄子もイカ娘を手放したくない。そんな言葉を聞いて嬉しそうなイカ娘でしたが手放したくない理由が「大事な召使い」と聞いてズンドコのイカ娘がかわいい(笑。リベンジを宣言しつつ高笑いで走り去るシンディー、イカ娘は早苗に続いて変な人に目を付けられてしまったねえ。

Bパートは原作第31話「高校へ行かなイカ?」から。登校日のため制服に着替えた栄子をコスプレ扱い…今作は「海の家」が舞台だけに作中季節は永遠に真夏(夏休み)、なので高校生である栄子の学校シーン・制服シーンはほとんど見られず、今回の制服姿はじつは貴重だったりします。別にありがたがるほどのものではありませんが。
来るなと言われて行かないはず無し。学校へ潜入したイカ娘は見る物すべて珍しく、あちこちの教室を渡り歩いては「人類の技術」を曲解しながら堪能…イカ娘ってPC扱えるのか!?
校長室を侵略してご満悦のイカ娘、するとそこへ校長室の主、すなわち校長先生がやってまいりました。どことなくとぼけた表情の校長は見たままの声…この中の人は友引高校の校長先生(CV:西村知道さん)じゃないか! うる星リアルタイム世代にとって校長と言えばこの声、じつにサービスサービスなキャスティングです。校長を人質に取ったイカ娘は放送室を侵略して校内放送。侵略した後のことを何も考えておらず、言葉に詰まった挙げ句に出した宣言はやっぱりエビなのか! どんだけエビが好きなんだ(笑
甲殻類アレルギーの校長先生へ無理矢理エビを食わせようと迫ると栄子の跳び蹴りでオチ。まくれたスカートが際どいけれど決して中身を見せないテレ東鉄壁ガードは健在、しかしこのアングルだと校長から丸見えじゃ?(笑

Cパートはコミックス第2巻巻末のオマケまんが「ひと口サイズ!イカ娘」から。原作では「ミニイカ娘の飼育方法」という飼育書風の筋書きですが、アニメ化に際してかなりアレンジというかほとんどアニメオリジナルとなり、ミニイカ娘を拾った栄子との温かな交流をセリフ無しで淡々と描いた映像に仕上げてきました。このパートは水島監督自らが演出・コンテを担当、原作でもかなりかわいいミニイカ娘をこの上なくかわいく、そして切なく描いてくれましたね。
拾った直後は警戒していたミニイカ娘が次第に懐いていく様子、おなかいっぱいエビを食べる嬉しそうな表情、泳げないミニイカ娘が戯れる様子などなどいちいちかわいい。その後季節が移り変わるごとの描写もいちいちかわいいです。栄子と一緒に過ごしたさまざまな季節、どれを見てもミニイカ娘は満面笑顔で楽しそう。優しい笑顔で見守る栄子の表情も良かった。
そんな楽しい時間は唐突に終わりを迎えます。シーン変わって病院のベッドの栄子は年老いたおばあちゃんの姿…最期の瞬間にミニイカ娘を手にとって微笑む栄子ばあちゃん、そして一連のミニイカ娘の表情変化がこれまた切ない。
まあ夢オチなんですけどね(笑。原作もこのオマケまんがは早苗の夢オチなのだけれど、まさかこんなストーリー仕立てで来るとは思いませんでした。今回はEDもミニイカ娘仕様でかわいかったなあ。EDの入りからしばらくは浜辺風景のみ、無人に見える浜辺のどこかにミニイカ娘が隠れているんじゃないかと画面を凝視してしまったよ(笑
というわけでAパートでは「宇宙人」、Bパートでは「学校」、そしてCパートでは「ミニイカ娘」と、今回は「未知との遭遇」がテーマでした。第3話もそうだったけれど、こんな風にテーマが統一されている構成はなかなか面白いです。
↓記事が役立ったら一票どうぞ。

未知との遭遇三編でした。

Aパートは原作第33話「宇宙人じゃなイカ?」と34話「宇宙人じゃなイカ?2」のミックスです。れもんを訪れた謎の金髪美人は米国地球外生命体対策調査研究所のシンディー。外人客相手に「地球語」のアンチョコ片手にしどろもどろの栄子はわかるわかる(笑。普段英語なんて使わないからいきなり外人の接客を押し付けられても焦るよねえ。
噂に聞いた宇宙人の調査に来たシンディーの前へ現れた10本触手の謎の生命体。往年の8本足宇宙人に酷似した(してねえ!)その生命体を宇宙人と信じて疑わないシンディーはイカ娘の説明も抵抗もイカスミも完全スルーで勝手に盛り上がっています。
逃げ出したイカ娘が浜でゴミ拾いしているとまたしてもシンディー登場。イカ娘は「海生まれ海育ち」を声を大に主張するもシンディーは当然スルー、そして延々と語られる難しい言葉にイカ娘の瞳の光は失せ、クラクラしてるうちに洗脳されちゃいました。あはは。どうでもいいけど金髪外人と海洋生物が日本語でコミュニケーションしている絵面は冷静に考えるとかなりシュールかも(笑
すっかりその気になってしまったイカ娘はイカ星人であることを主張し始め…E.Tやらグレイやら、果ては喉に手を当てて「ワレワレハ…」やらモチーフがいちいち古い。今どきそんな宇宙人いないってば(笑。あくまでイカ星人を言い張るイカ娘の前に千鶴姉さんが持ってきたエビカレー、四の五の言わず「宇宙人はエビ食べるのかしら?」と静かに追い込む手法はじつに千鶴姉さんらしい。
千鶴姉さんも栄子もイカ娘を手放したくない。そんな言葉を聞いて嬉しそうなイカ娘でしたが手放したくない理由が「大事な召使い」と聞いてズンドコのイカ娘がかわいい(笑。リベンジを宣言しつつ高笑いで走り去るシンディー、イカ娘は早苗に続いて変な人に目を付けられてしまったねえ。

Bパートは原作第31話「高校へ行かなイカ?」から。登校日のため制服に着替えた栄子をコスプレ扱い…今作は「海の家」が舞台だけに作中季節は永遠に真夏(夏休み)、なので高校生である栄子の学校シーン・制服シーンはほとんど見られず、今回の制服姿はじつは貴重だったりします。別にありがたがるほどのものではありませんが。
来るなと言われて行かないはず無し。学校へ潜入したイカ娘は見る物すべて珍しく、あちこちの教室を渡り歩いては「人類の技術」を曲解しながら堪能…イカ娘ってPC扱えるのか!?
校長室を侵略してご満悦のイカ娘、するとそこへ校長室の主、すなわち校長先生がやってまいりました。どことなくとぼけた表情の校長は見たままの声…この中の人は友引高校の校長先生(CV:西村知道さん)じゃないか! うる星リアルタイム世代にとって校長と言えばこの声、じつにサービスサービスなキャスティングです。校長を人質に取ったイカ娘は放送室を侵略して校内放送。侵略した後のことを何も考えておらず、言葉に詰まった挙げ句に出した宣言はやっぱりエビなのか! どんだけエビが好きなんだ(笑
甲殻類アレルギーの校長先生へ無理矢理エビを食わせようと迫ると栄子の跳び蹴りでオチ。まくれたスカートが際どいけれど決して中身を見せないテレ東鉄壁ガードは健在、しかしこのアングルだと校長から丸見えじゃ?(笑

Cパートはコミックス第2巻巻末のオマケまんが「ひと口サイズ!イカ娘」から。原作では「ミニイカ娘の飼育方法」という飼育書風の筋書きですが、アニメ化に際してかなりアレンジというかほとんどアニメオリジナルとなり、ミニイカ娘を拾った栄子との温かな交流をセリフ無しで淡々と描いた映像に仕上げてきました。このパートは水島監督自らが演出・コンテを担当、原作でもかなりかわいいミニイカ娘をこの上なくかわいく、そして切なく描いてくれましたね。
拾った直後は警戒していたミニイカ娘が次第に懐いていく様子、おなかいっぱいエビを食べる嬉しそうな表情、泳げないミニイカ娘が戯れる様子などなどいちいちかわいい。その後季節が移り変わるごとの描写もいちいちかわいいです。栄子と一緒に過ごしたさまざまな季節、どれを見てもミニイカ娘は満面笑顔で楽しそう。優しい笑顔で見守る栄子の表情も良かった。
そんな楽しい時間は唐突に終わりを迎えます。シーン変わって病院のベッドの栄子は年老いたおばあちゃんの姿…最期の瞬間にミニイカ娘を手にとって微笑む栄子ばあちゃん、そして一連のミニイカ娘の表情変化がこれまた切ない。
まあ夢オチなんですけどね(笑。原作もこのオマケまんがは早苗の夢オチなのだけれど、まさかこんなストーリー仕立てで来るとは思いませんでした。今回はEDもミニイカ娘仕様でかわいかったなあ。EDの入りからしばらくは浜辺風景のみ、無人に見える浜辺のどこかにミニイカ娘が隠れているんじゃないかと画面を凝視してしまったよ(笑
というわけでAパートでは「宇宙人」、Bパートでは「学校」、そしてCパートでは「ミニイカ娘」と、今回は「未知との遭遇」がテーマでした。第3話もそうだったけれど、こんな風にテーマが統一されている構成はなかなか面白いです。
- 関連記事
-
- 侵略!イカ娘 #07 狙われなイカ?/研究しなイカ?/働かなイカ?
- 侵略!イカ娘 #06 ヒーローショーじゃなイカ?/勉強しなイカ?/恋じゃなイカ?
- 侵略!イカ娘 #05 宇宙人じゃなイカ?/学校に行かなイカ?/飼わなイカ?
- 侵略!イカ娘 #04 買わなイカ?/乗りこまなイカ?/ニセモノじゃなイカ?
- 侵略!イカ娘 #03 怖くなイカ?/天敵じゃなイカ?/新入りじゃなイカ?
スポンサーサイト
↓記事が役立ったら一票どうぞ。
